浅間山(前掛山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビ任せにしていたら小諸ICではなく、一つ手前の佐久ICで降りろの表示、混んでいたわけでもないのに何故だろう。 一般道を走行したのでセブンによって夜食と朝食の調達ができた、まぁ良しとしよう。浅間山荘着は17:30渋滞なしだったのでナビタイムの表示時間のとおりだった。 URU12さんのヤマレコを参考に初めての春山登山に挑戦してみました。 山荘の駐車場には「宿泊者以外は500円」と看板は出ていますがキャンプ場に止めてくれの一点張りの始末。仕方なく1700円を支払ってキャンプ場利用した。 オートキャン場のようですが自然を活かしてある環境のため車が斜めってしまい睡眠をとるには少々難あり。 本来の駐車場は水平です。この数は余裕がありそうなので駐車しておき、請求されるまで待っていたほうが良いかも。馬鹿丁寧に自ら申し出ると向こうの指示に従うことになります。 駐車料金1000円、施設利用料金700円でした。施設は使い放題といわれましたが、トイレ代と思っても富士山のバイオトイレより高いです。自炊の予定だから水も持参しています。 ハイシーズンなのでキャンプ場の利用をお願いできますか? ってなウソも方便が言えないのかね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
湯ノ平口、賽の河原には残雪があります。 足跡をトレースすると踏み抜きはありませんが、30センチでもずれると踏み抜いてしまいます。雪の下は圧雪氷がありその下を雪解け水が流れて空間を作っているようです。なので踏み固めたところ以外を通過すると割れて踏み抜くことになるようです。 賽の河原付近は雪解け水が滲み出ていて表層が緩くなっているようです。ずるっと行くと止まりません。ゆっくりと尻もちをつきましょう。 |
写真
これもワビサビの鳥居
鳥居をくぐるルートとわきを通るルートがありますが辿り着く場所は同じです。
カモシカとの遭遇という期待感を持つなら鳥居をくぐるルートを選択してみましょう。
※下りの紹介でカモシカの画像あります。
感想
連休は家族と休みが合わず、時間を持て余すことになりそうなので山行を計画。
浅間山荘事件なので記憶にある、そうだ浅間山に行こう!!
ヤマレコを見ていたらURU12さんのヤマレコが4月25日で近いこともあり、
行ってみたいとそそる内容を参考にして4月30日に決行した。
ナビタイムで片道時間を検索すると4時間と出た。6時から登山するとして
自宅からだと深夜出発となる。デリカなので車中泊で行くこととした。
前日の午後1時30分自宅出発
京葉道、首都高、外環道、関越道、上越道と順調に進み、ナビタイムの計測どおり4時間後の午後5時30分に浅間山荘到着。
駐車する方は申し出てくれという看板に駐車したい意向を伝える。
【URU12さんは駐車場代500円なのに・・・】
山荘の駐車場には「宿泊者以外は500円」と看板は出ていますがキャンプ場に止めてくれの一点張りの始末。仕方なく1700円を支払ってキャンプ場に止めました。
駐車料金1000円、施設利用料金700円でした。施設は使い放題といわれましたが、トイレ代と思っても富士山のバイオトイレより高いです。自炊の予定だから水も持参しています。
オートキャン場のようですが自然を活かしてある地形のため車が斜めってしまい睡眠をとるには少々難ありです。(本来の駐車場は水平です)
平らな方の駐車台数は30台と余裕がありそうなので、到着したら駐車しておき、請求されるまで待っていたほうが良いかも。馬鹿丁寧に自ら申し出ると向こうの言いなりに従うことになります。
ハイシーズンなのでキャンプ場の利用をお願いできますか? ってなウソも方便が言えないのかね。
500円を支払って赤湯入湯
風呂場のドアを開けると錆びのにおい。なるほど赤い。というか橙色だ。
お湯は柔らかい、温度はぬるめの38度くらいだろうか。40度はない。
老化が進んでいる私には身体が錆び付いたような感覚になる。
誤ってタオルを落としたら、見事に錆び色に染色されてしまった。
洗っても落ちないので新品は使わないほうがよろしいかと。
移動の疲れを温泉で癒したあとは、車に戻りカセットコンロで湯を沸かす。
カップラーメンを啜り、明日の山行に備える。
5時30分に起床、準備をして山荘前で駐車場を見ると駐車台数は10台程度、30台のキャパだから空きがある。なのに私はキャンプ場・・・どうにも腑に落ちない。
鳥居をくぐり、入山届を提出。個人情報をただのボックスに投函した。
車止めのチェーンを跨ぎ、いざ登山道へ。
なだらかな山道、トレイルランに適しているなと思いつつ歩を進める。
一の鳥居到着、右方向は不動滝経由、左方向は二の鳥居へ直行。楽しみは後に残しておこうと直行の左方向へ進む。
二の鳥居到着、鳥居から2方向への道がある。どちらも到着する場所は同じ。
左に進むことをお勧めする。何故ならカモシカに遭遇する可能性が高いから。
私は下山にこちらの道を利用して遭遇しました(画像あり)
二の鳥居からの道の合流箇所に火山館への薪が置いてあります。
薪は運び易いように通常割ってあるそうです。丸太だけのときは次の置き場を目指すとよいでしょう。私はURU12さんが丸太を運ばれたので、負けじと丸太を担ぎ運ぶこととしました。が! 丸太は重いです、10キロぐらいはあるでしょうか。
リュックの上に置く形で担いだので上を見上げることのできない姿勢で運ぶこととなりました。まるでハンマーシャークが経っているような・・・無様。
歩くこと数キロ、火山館に到着。
管理人さん曰く、なぜ丸太を?
最初の置き場にこれしかなかったので、次の置き場で取り換えるのもなんなのでそのまま来ました。
まだ割ってなかったからね。とのこと。
これを聞いて結構な人が運んでいるんだなと思いました。
私は20キロの荷重が取れたため、体が軽い軽い、これは修行と感じました。
管理人さんと立ち話
管理人さんは年中館を維持管理しているとのこと、なんでも館建設の企画をしたのはいいものの管理を任されたとのこと(この組織のいじめは怖いものを感じる)
火山館の目的を変更して、山小屋にしたら利用客は喜ぶと思います。
ロフトもあり寝袋持参であれば宿泊可能と思われます。
それにしても火山館の存在の目的はなんだろう。
火山館を後にして、雪原を進む。
URU12さんのアドバイスとおり、足跡をトレースする。
ちょっと置き場所を間違えると踏み抜いているようだ。
ワザと踏み抜いてみるものの、抜くのに(深さにもよるが)割と体力を消耗する。
踏み抜かないように慎重に進む。
賽の河原に出た。
この登山道は圧雪の部分と水を含んだ砂利のコラボ登山道
圧雪といっても圧雪氷とシャーベットの組み合わせなので、一旦滑ると足を取られる。水を含んだ砂利は思ったよりも移動するので雪よりも始末が悪いばかりではなく、こけると泥だらけになる。3〜4回こけてしまった。
なんとか賽の河原を過ぎると
外輪山の雪の上を進む。ここも踏み抜きの後があるので足跡をトレースする。
浅間山の標識到着。予定通りかな。
浅間山の標識を後に
賽の河原を通過するが、登りよりも下りのほうがきつい。
足を取られて仰向けにこけること一回。足を取られること無数。
賽の河原を過ぎたところで今日のために購入したアイゼンを装着。
雪道と感じる必要のない歩の進め方ができることにビックリ。
アイゼンの歯で靴カバーを裂いてしまった、意識しないとガニ股ができない。
火山館に到着した時はカバーは両足ともにばらばらになっていた。買い替えだ。
火山館で一息ついて出発
二の鳥居で右方向へ、笹の中の道を歩くとなぜか視線を感じる。誰だろうと見回してみると、なんとカモシカがじっと見てるではないか。
人が近づいても逃げないとは聞いていたが、確かに逃げない、というより目を逸らさないので突進してくるのではないかと気が気でない。でも進行方向にカモシカが居るように見えてドキドキしながら撮影し無事通過。それにしても野生のでかい動物の迫力は動物園の動物とは全く違う何かを持っている。
一の鳥居から不動滝へ
一の鳥居から左手に進むと不動滝とあるが、何のことはない2〜3分で不動滝に達する。そのあとは川の流れに沿って下山するだけ。上り下りの少ない楽ちんなルートだ。弱った足には気持ちがいい。
一の鳥居に出たら
そのまま入山届を出した起点までは一本道。
下山届を記入、投函し、登山完了。
赤湯に入ろうと思ったがまた500円の出費は痛いので我慢して帰路につく。
今回の山行はURU12さんのヤマレコが参考になりました。
ありがとうございました。
ヤマレコの情報はこれから登山する人たちへの参考情報になるので
これからもできるだけ詳しく書いて、URU12さんのように参考にしてもらえる
情報を提供していきたいと思います。
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