笈ヶ岳


- GPS
- 09:24
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,792m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:12
05:21 野猿広場
08:12 冬瓜山 8:17
08:54 シリタカ山 9:03
09:51 岩底谷の頭 10:00
10:32 笈ヶ岳 10:45
10:57 岩底谷の頭
11:55 冬瓜平
13:56 野猿広場
14:16 中宮展示館
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中宮展示館に駐車【無料】 ・トイレはあるが夜間はカギがかかっており使用できません ・清涼飲料の自販機あり(120円の良心価格) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道標などは一切なし ・稜線までは踏み跡が残るものの藪の中を進むルートもあり ・急登箇所にはロープが設置されていますが、雨の日は足元がよく滑ります ・この日は雪道のトレースは雨で分かりにくく、見通しの悪い日は迷いそうな箇所があります ※温泉は中宮温泉で500円 |
写真
感想
久しぶりにM氏との山行。残雪期+白山スーパー林道の無料区間開通の条件が
揃わないと登れない笈ヶ岳を登りに行く。
ゴールデンウィーク前半で多くの人が入っているようだが、この日は雨による霞みでルートが分かりにくく道を間違ったりもしたが、先行されていた15人程度のツアー登山者とガイドさんのおかげで登頂することができた。
前夜20時半にM氏邸で集合し、名神と北陸道を乗り継いで小松IC付近のコンビニで食糧調達。
登山口の中宮展示館駐車場には深夜0時10分着。車中泊の準備をして仮眠するが、
ほとんど寝られず時間だけが過ぎていく。
4時過ぎに大型バスが入ってきて、大勢のツアー登山者が駐車場でにぎやかに準備運動を始める。
その騒がしさに寝るのをあきらめて朝食を摂り、出発の準備を始める。
中宮展示館出発は5時過ぎ。蛇谷自然観察園内は遊歩道が整備されており、いくつかの分岐があるなかをトンネル2つを通り、野猿広場へ向かう。
そこから沢を渡り、目の前に立ちはだかる急斜面を登り進める。いたるところにロープが設置されたコースは垂直に近い箇所もあるが、手掛かりとなる木の根はしっかりしており慎重に登れば特に問題はない。急坂を登りきり、狭い踏み跡の尾根歩きを終えると一面の雪道となり冬瓜山の登りへと続く。
当初は冬瓜平経由で進む予定であったが、分岐が分からないまま冬瓜山に接近し、
これをトラバースするか直登すべきか迷ったが、今さら下るよりは登り進めるほうが楽と判断し急な藪の岩場を直登する。
ナイフリッジ直下では薄い踏み跡を頼りに藪漕ぎするがルートが途切れており、少し戻ってよく確認してみるとナイフリッジに直接登る踏み跡があり、これを登り切ると冬瓜山の山頂に出る。天候がよければここから笈ヶ岳の姿が見えるのであろうが、霧雨のため何も見えず…。
冬瓜山から一旦高度を下げ、次なるピークであるシリタカ山を目指す。ここからは残雪も多く、藪漕ぎをしいられる事はないものの、いくつか雪庇の張り出した場所があり、稜線を外さないように慎重に進む。
シリタカ山山頂は平らな雪面になっておりGPSで位置の確認をして写真を撮り、
最終目的地である笈ヶ岳を目指す。
シリタカ山を下ると左手に冬瓜平から続くルートと出合い、そこには早朝に出発されたツアーの団体さんが登ってこられる姿が見える。先行して笈ヶ岳を目指すがルートが分からずGPSを頼りに谷を下るが、フッと上を見上げると団体さんが別方向へ進んでいるのが見える。慌てて登りかえし、ここからはおとなしくあとを付いて歩く。岩底谷の頭付近も藪と雪のミックスで道が分かりずらかったが、ガイドさんの案内に甘え、ツアーの皆さんに同行させていただく。そんなこんなで、どうにか笈ヶ岳に到着。
笈ヶ岳山頂は雪がなく、思った以上に狭いので順番に写真を撮り、すぐに下山にかかる。僕らと同じく団体に同行して登頂した57歳のオジサン(300名山は笈ヶ岳で300山目との事)と仲良くなり途中まで一緒に下るが、さすがにベテランだけあって、どんどん先に進まれる。登山口に戻った時にはオジサンはすでに着替えも済んでおり「明日は荒島岳に行く」と言い残して去っていった。やはり山は年齢ではなく経験だと感じさせられた。
下山後は「くろゆり荘」で温泉に浸かり、冷えた体を温めて帰る。少し熱めの湯であるが、疲れた体には心地よかった。
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