弥彦山（表参道）雨上がりの朝，ウワバミソウの海

2019年05月29日(水) [日帰り]

• GPS: 04:54
• 距離: 7.0km
• 登り: 691m
• 下り: 682m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 1:05
• 合計: 4:46

6:49 スタート地点
6:59 6:59 弥彦神社
8:01 8:09 弥彦山五合目分岐
8:56 8:59 弥彦山ロープウェイ山頂駅
9:02 9:07 弥彦山九合目
9:19 9:58 弥彦山
10:07 10:10 弥彦山九合目
10:11 10:11 弥彦山展望食堂
10:53 11:00 弥彦山五合目分岐
11:28 11:28 弥彦神社
11:35 ゴール地点

登り 2時間30分　下り 1時間37分（遅足です）
GPSの精度よくないです。

天候

前夜からの雨が明け方に上がってどんどん晴れていく午前。14度→20度。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

第1駐車場に停めました。とても空いていました。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。前夜の雨でも，泥濘はなかったです。

写真

5/29 8:04

5合目下の尾根に出たところ　山頂はまだ前夜の雨に続くガスの中でした。ガスが晴れる前に間に合うか？

5/29 9:17

みるみる空は晴れて行き，山頂のすぐ手前で最後のガスが通り過ぎていきました。

5/29 9:28

今日の山頂は，なんか豪華。

5/29 10:36

下りの里見の松休憩所から見た今日の守門岳。だいぶ雪は減りました。

5/29 10:57

5合目下の尾根に出るところでもう一度山頂を見ると，すっかりの快晴です。ツツジはだいぶくたびれたやつ。

5/29 11:32

門前町に戻ってきました。今日も山に来れてよかった。

今日の杉林の林床は，一面のウワバミソウでした。ウワバミソウ樹海（草海）？

ウワバミソウ

トチバニンジンのつぼみ　葉っぱがでかいのに花は小さめらしい。

エンレイソウの実

アマドコロ　多かったです今日は。

タツナミソウ　きれい。

ノギラン（たぶん）のいまだ熟してないつぼみ

カマツカ　（ピンボケ写真）

ヤマボウシ　見れてうれしい。これを見ると初夏の感触。

カンスゲ　雄花と雌花。地味だけどなにげに目を引く。

8合目の手前あたり，前年のブナの実がたくさん落ちていました（人に踏まれまくっています）。

ミヤマカラマツ　すてき。

ミヤマカラマツの開きかけのつぼみ。つぼみは薄紫がかった色。

ハナウド　9合目下の開けたところに元気いっぱいわんさか咲いていました。

ヤマムグラ

エゴノキが何か所かに。星形の白い花がいっぱい地面に落ちているのでわかります。これも初夏を感じさせる光景。

ほぼ終わりかけのハナニガナ　これは残ってたやつ。

おまけ　駐車場の脇にオドリコソウが咲いていました。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ ウォーキングポール

感想

blueblu

10日ぶりの弥彦山は表参道コースです。五合目下の尾根に出るところまでは杉林のなかの，いかにも「参道」風味の地味〜な九十九折が続くのに対し，尾根に出たとたんに風が通り，頂上が見えて，道も一気に山っぽくなる，その切り替えが鮮やかなコースです。どこも急な斜面についた道なので，横目に花を探しながらいく楽しみ大。5〜6合目付近の岩っぽい道も良いアクセントです。

今日の私のハイライトはウワバミソウでした。杉林のなかで，海みたいに一面に繁茂し，咲いていました。それと，ヤマボウシとエゴノキ。もう初夏だなーっていう雰囲気がおおいにしました。

先週の山頂ではミズキの花がさんぜんと目を引きましたが，今日はそれはすっかりくすんでしまい，別の花が咲き出していました。自然界の変化の進行の速さにそわそわしてきます。

朝4時ごろは空は雨雲で真っ暗だったのに，天気は予報通りに急速に回復し，「山頂でガスってる」ところを期待していきましたが自分の足が遅くて間に合わず，着いたら快晴の山頂（しかも10分間ほど，誰もいない山頂ひとりじめ）でした。山頂では東の山脈はまだ雲の中でしたが，里見の松まで下ると守門岳があらかた見えてきていて，下山後には岩室らへんから魚沼三山・燧ケ岳から飯豊・朝日まで，すっきりと見える天候になっていました。

今日は朝早めに出たつもりでしたが，すでに下山される多くの方とすれ違いながらの登りでした。平日でも人気のコースでした。