記録ID: 1872397
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ハイキング
関東
青ヶ島
2019年05月24日(金) 〜
2019年05月27日(月)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 16:35
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 1,203m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:49
距離 9.3km
登り 480m
下り 362m
2日目
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 7:13
距離 13.9km
登り 720m
下り 719m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
東京竹芝桟橋2230(橘丸)0850八丈島底土港0930 (あおがしま丸)1230青ヶ島三宝港 <復路> 青ヶ島三宝港1250(あおがしま丸)1630八丈島底土港0930(橘丸)1940東京竹芝桟橋 ※あおがしま丸は事前予約はできず当日港で現金のみ乗船券を購入可能 ※就航率は時期によって異なるが5割〜8割。5月は就航率は高め |
コース状況/ 危険箇所等 |
島内は基本的に舗装路歩きだが、大凸部・尾山展望公園・丸山遊歩道は歩き易い登山道 |
その他周辺情報 | <キャンプ場(予約制・無料)> http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/stay.html#cont06 ・水は役場で給水。濾過器も持って行ったが、匂いが微妙だし地熱釜で蒸し料理を中心にしたので、役場で調達した水で足りた。 ・洗い場にはコンセントもあり充電器が使える。 ・トイレ、洗い場の照明は夜間自動点灯するが、スイッチでON/OFFが可能。 ・ただしキャンプ場脇の街灯が明るいのでサイトによっては明るい中で寝ることになる。 ・鳥の鳴き声が凄い。朝夜問わず。聴いたことない(個人的には不快ではない)。 ・ゴミは島外に持ち帰り。 <ふれあいサウナ> ・平日16:00-20:00/土日祝14:00-20:00 ・300円(サウナマット付き) ・地熱釜の隣にある。 ・シャワーや風呂の水は熱いお湯とぬるいお湯しか出ない(飲用不可)。 ・洗い場の床もスノコの上じゃないと歩けないくらい地熱で熱い。 ・ボディーソープ類もあり、風呂目的で通う価値あり。 ・脱衣所奥の休憩室のクーラーは新型になったようで快適。 ・自販機あり。ビールもあり。 <地熱窯> ・ふれあいサウナに併設。24H無料で利用可能な蒸気窯。 蒸かし芋は勿論、食材を持参すれば炊飯やカレー、シチューも可能。ここでインスタントはもったない。ガスは湯沸かしくらいしか使わなかった。 <その他> ・商店もあるが島価格。お土産の塩と手拭いを購入。 ・底土港と三宝港にはFreeWifiあり。 |
写真
前日が欠航日だったせいか、火力発電所の燃料と思われる積み荷を多数降ろしていて、出航に時間がかかる。。八丈島で飛行機乗り継ぎ組は、フライトに間に合わないかもと船員さんに脅される
装備
備考 | 船酔い止め。直前まで大雨だったので結構揺れた。 蚊取り線香は、あれば使った。 |
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感想
辿り着くのが難しい場所を秘境というのなら、日本国内でも屈指の秘境「青ヶ島」を訪れた。
黒潮の南に位置し、荒天になりやすく、唯一八丈島から出ている1日1便のフェリー就航率は現在でも5割〜8割。
八丈島からヘリ(9人乗り)も出ているが、その座席数から予約を取るのは困難。
文字通り運を天に任せて目指すと、外洋とは最大200mもの絶壁で海と隔てられ、二重火山だけで形成されたかのような島に辿り着く。どこか海洋冒険物の世界から迷い込んだような島だ。
特異なのは景色だけではない。
過去には1700年代後半の大噴火により、多数の死者を出しながらも島民が全員離島し40年近く無人島となるが、苦難を乗り越えて全島帰還を果たすという苦労の歴史を持つ島でもある。現在でも噴火の影響は大きく、キャンプ場がある島中央のカルデラ付近の地表温度は高い。その為、一帯は地元では『ひんぎゃ』と呼ばれる水蒸気が絶えず吹き出し、この地熱蒸気を利用したサウナ(&風呂)や地熱窯(料理窯)が設置されていて、青ヶ島キャンプ泊の楽しみの一つとなっている。
難しい岩場とか、長距離を苦労して歩く達成感はないけど、景色や歴史を感じる離島ハイクとしての魅力は高い。
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