記録ID: 1876217
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
(無間地獄を駆け抜けろ!)小・大無間山(南ア深南部)
2019年06月01日(土) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:42
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,511m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 11:35
16:08
ゴール地点
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
https://yamap.com/activities/3822880 仮眠から覚めると大井川沿いの井川田代でした。そうだ今回は無間地獄で修行するつもりでここに来ました。この辺り南ア深南部も丹沢の夏の風物詩となっているジョニーが跋扈しているということで梅雨の前に来ておきたかったのです。今回の目標の小・大無間山はググってもらうと分かりますが険しいルートで有名で途中崩壊した所があり、いつまで通行できるか危ぶまれているルートですが、一度は挑戦したいと前から思っており、今回行ってみることにしました。 ・田代―小無間山避難小屋 一気に標高を1100m上げます。2.5時間かかりましたが結構体力消耗します。ここで追いつかれた方は2時間と言ってました。急登急登でしたが途中の新緑に癒されました。避難小屋の所は鋸歯のP4でもあり三等三角点もあります。時間があれば、前日ここまで来て前泊してからアタックするのもありだと思いますが、水場が無いです。 ・鋸歯―小無間山 鋸歯のピークP1, 2,3のアップダウンをこなしていきます。体力を使う割には標高は稼げません。P1のピークから進むと問題の崩壊地が眼下に見え、小無間山を仰ぎ見ることができます。鞍部のナイフリッジは高度感はありますがナイロンロープを頼りに気を付けて進めば大丈夫だと思います。その後の登り返しはしばらく弱弱しいトラロープ2本を頼りに登りますが、1本は結構劣化してますのであまり体重を乗せないようにした方がいいです。小無間山までよじ登るような感じで標高を上げます。この区間にイワカガミが咲き誇っていますが今が旬だと思います。 ・小無間山−大無間山 小無間山までかなり時間がかかり、体力も消耗したので少し心配しましたが、ここから大無間山までは中無間山まで一旦標高を落としたのち、緩やかに登っていきます。シラビソの林の中を気持ちよく歩けます。数少ない開けた所で南アの山々の眺望を楽しみます。頂上近くに少し雪が残りますが、歩くのには問題有りません。結果11時前に約6.5Hかけて200名山・大無間山頂に立つことができました。久しぶりに達成感のあるピークハントでした。 ・下り ピストンで下ります。午後は若干ガスが出てきて、例の小無間山の先の崩壊地への下降はやはり下りの時の方が緊張しました。あと疲れている所で鋸歯のアップダウンは堪えました。避難小屋で最後の休憩をとって、一気に標高を落としますが膝に来ますね。諏訪の霊水の水場の所で水を頂いていき返りました。井川のキャンプ場の温泉を頂くつもりでしたが休業ということで、畑薙ダム方向に進んで白樺荘の温泉を頂いてサッパリしました。 今回12時にはどこにいても下山開始するということと、こみこみで13-14時間くらいの山行時間かと思ってましたので、まずまず計画内だったと思います。気温は高いかと思っていましたが、終始木陰の中を歩くので風が抜けるところでは肌寒いくらいでした。このルートの厳しいところは小無間山までの行程でした。そういう意味では小無間山まででも立派な山行だなあと思いました。崩壊地の通過は、事前の話で刷り込まれていて心して行ってみましたが、気を付けて行けばそれほど危険だとは思いませんでした。小無間山から大無間山の間はシラビソの林の中を本当に楽しく歩けました。というわけで大無間山に今度行くことがあれば、田代―小無間山の区間は避けるかな?訪れる人も多くはないためか今の時期はイワカガミが本当に目につきました。フェチの方は是非行ってみて下さい。南ア深南部は秘境度が高く、興味がそそられまた来てみたいと思いました。おつかれさまでした。 |
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