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Yamareco

記録ID: 188667
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

好天に恵まれ残雪期もご機嫌な鳳凰三山行

2012年05月04日(金) 〜 2012年05月05日(土)
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MDfreak その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
18:22
距離
17.4km
登り
2,262m
下り
2,266m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4日御座石温泉8:10 → 11:40燕頭山11:53 → 14:00鳳凰小屋(幕営)
5日鳳凰小屋6:00 → 6:50地蔵ヶ岳 → 8:55観音岳9:05 → 9:30薬師岳9:20 → 10:20観音岳 → 10:52鳳凰小屋への分岐 → 11:20鳳凰小屋13:00 → 16:50御座石温泉
天候 4日腫れたり曇ったり、一時小雨
5日快晴
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
往復ともアイゼン無しで済ませはしたけれど、燕頭山より先、残雪が残るあたりからの歩行が少々やっかい。
この日、鳳凰小屋ではビールが売り切れで入手できず、残念。
御座石温泉の登山口から進み往きます。
御座石温泉の登山口から進み往きます。
燕頭山
道すがら顔を合わせテン場では隣に設営された親子連れは、常々ヤマレコでお見受けしていたあの方でしたか。
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燕頭山
道すがら顔を合わせテン場では隣に設営された親子連れは、常々ヤマレコでお見受けしていたあの方でしたか。
見えてきました。
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見えてきました。
燕頭山と鳳凰小屋の中間あたりから雪道に。
燕頭山と鳳凰小屋の中間あたりから雪道に。
鳳凰小屋テン場
5日早朝、まず地蔵ヶ岳へ向かいます。
5日早朝、まず地蔵ヶ岳へ向かいます。
地蔵ヶ岳は直ぐに見えてきますが、ここからが長い。
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地蔵ヶ岳は直ぐに見えてきますが、ここからが長い。
オベリクスとは昨秋以来の再会。
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オベリクスとは昨秋以来の再会。
観音岳
富士山も見えてるんですが、遠景は霞気味。
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観音岳
富士山も見えてるんですが、遠景は霞気味。
甲斐駒のアップ
アサヨ峰
仙丈ヶ岳
1月初旬には彼処にいたのだと思い出される。
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仙丈ヶ岳
1月初旬には彼処にいたのだと思い出される。
賽の河原
このトンガリは絵になりますわね。
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このトンガリは絵になりますわね。
from アカヌケ沢ノ頭
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from アカヌケ沢ノ頭
北岳
無雪期の姿もよろしいけれど、雪を纏うとなおさら麗しい。
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北岳
無雪期の姿もよろしいけれど、雪を纏うとなおさら麗しい。
右手に北岳を眺めながら、観音岳け向かいます。
右手に北岳を眺めながら、観音岳け向かいます。
昨秋、積雪期には、ここいら辺りから先がややこしそう、との見当をつけたが、この時間だとさほど雪もついていなくて、なんでも無かった。
昨秋、積雪期には、ここいら辺りから先がややこしそう、との見当をつけたが、この時間だとさほど雪もついていなくて、なんでも無かった。
幾度も振り返りつつ。
幾度も振り返りつつ。
幾度も振り返りつつ。
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幾度も振り返りつつ。
観音岳まであと一息。
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観音岳まであと一息。
from 観音岳山頂
薬師岳に向かいます。
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from 観音岳山頂
薬師岳に向かいます。
from 薬師岳山頂
from 薬師岳山頂
薬師岳山頂で栗入りドラ焼きを食す。
下がドラ焼きで上が北岳です。念のため。
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薬師岳山頂で栗入りドラ焼きを食す。
下がドラ焼きで上が北岳です。念のため。
from 薬師岳山頂
観音岳へ戻ります。
観音岳へ戻ります。
観音岳に戻って
甲斐駒もそろそろ見納め。
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甲斐駒もそろそろ見納め。
仙丈ヶ岳もそろそろ見納め。
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仙丈ヶ岳もそろそろ見納め。
北岳もそろそろ見納め。
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北岳もそろそろ見納め。
八ヶ岳も見えてるんですが、遠景は霞気味。
八ヶ岳も見えてるんですが、遠景は霞気味。
アカヌケ沢ノ頭と観音岳の間にある鳳凰小屋への分岐を下ります。
アカヌケ沢ノ頭と観音岳の間にある鳳凰小屋への分岐を下ります。
鳳凰小屋へ戻って来ました。
鳳凰小屋へ戻って来ました。
御座石温泉へと下る途上。
こちらのルートは所々眺望があって良いですね。
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御座石温泉へと下る途上。
こちらのルートは所々眺望があって良いですね。

感想

一昨年は奥大日岳、昨年は雄山と、同時期、2年続けて立山を訪れた。
一昨年は好天に恵まれたものの、昨年は悪天での道行となり、滑落を経験したりもし散々だった・・・、いや、実はあのシビアな状況がとてつもなく面白かったのだけれど。

とはいえ、今回は独自にやりたいんでちょいと緩めにねせねばと。で昨秋、鳳凰三山を訪れたのは今回の山行を想定してのことだった。

残雪期とはいえ一応雪山、こちらであれば先達に頼ることなく自助努力で山行を果たせるものと想いを巡らせていたところ、昨夏剣岳をご一緒したT井さんの賛同を得、いざ実行に。
はたまた今回も天候に恵まれ、ご機嫌の山行となりましたよ。

鳳凰小屋のテン場までは往復とも御座石温泉からのルートを選択。優に20kg越を背負ってのこの行程がしんどかった。鳳凰小屋手前の残雪道に至ってよりはなおさら。
往路ではさほど実感がなかった御座石温泉間〜燕頭山も、復路の下りが急登であるのを大いに実感、下山完了時は二人ともヘロヘロ。
夏山に向けては歩荷もね、しっかりやっとかなあきません。

鳳凰小屋のテント場では、我々が設営した後も次々と増え続け、夕方には満杯の感が。
当初、スノーフライを持ち出すつもりであったが、小屋のブログを参照し、雨に備えるべくフライシートに変更した。
この日は、幕営後すぐ小雨がチラつく程度で、スノーフライであっても問題はなかったろう。
深夜、強風で樹木を揺らす音が鳴りわたり、幾度か目を覚ますも、テントに支障はなし。

5日早朝より三山を巡るべく出発。
チラッと地蔵ヶ岳が見える頃には、この朝羽織った雪山用のヤッケをザックに仕舞う。ヤッケを着用したのはこの間だけ、両日とも行動時は雪山ではインナーとしているソフトシェルで済ます。とても快適であった。
まあ、天候がこれだけ良いと、アイゼンとピッケルの雪山装備はあった方がよいのだけど、限りなく無雪期に近い快適登山ではありました。

稜線より見渡した周囲の名峰群を眺めやるにつれ(特に北岳)、無雪期もよろしいけれど、山は雪を纏った姿がより麗しいのだと、それぞれの勇姿に感激しつつあらためて確信する。

北アルプスでの遭難を知ったのは下山してからのこと。
家人に下山した旨のメールを送信したところ、
「北アルプスでは天候が悪くて遭難のニュースも有り、南はどうか...と心配してました...」との返信が。
昨年の剣の時もこんな感じだったか・・・、「いつも心配かけてごめんなさいね。」と返信する

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