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Yamareco

記録ID: 1887464
全員に公開
ハイキング
日高山脈

北戸蔦別岳ピストン(1967は天候悪化でキャンセル)

2019年06月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
yo-sha その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:10
距離
17.0km
登り
1,481m
下り
1,482m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:33
休憩
1:33
合計
10:06
距離 17.0km 登り 1,485m 下り 1,487m
5:20
25
7:15
7:24
78
8:42
8:45
6
8:51
9:22
50
10:12
10:20
24
10:44
10:48
3
10:51
11:03
39
11:42
12:03
87
13:58
14:03
40
概ね順調でした。
天候 糠平岳までは晴れ☀→北戸蔦別岳山頂はガッスガス
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車でのみアクセス可能です。日高の道の駅から国道274号を日勝峠方面へ8kmほど走り、チロロ林道へ右折。あとは道なりに17kmほど進んで登山道駐車場です。なお登山届は駐車場手前8kmくらいのところにあるので、見落とすこと多々あります。ご注意ください。
コース状況/
危険箇所等
登山道入り口までは40分ほど林道を歩き、取水施設の平場が登山口です。
二の沢では数度の渡渉があり、コケで滑りやすい岩や礫があるため慎重にいきましょう。
標高1050m付近の雪渓を抜け急登に入ると、所々掘り込みや泥濘がひどく(こんなだったっけ?)足元注意です。トッタの泉手前まであります。
糠平岳から北戸蔦別岳への稜線には残雪があり、一部急斜面の縁を歩きます。ツボ足で問題なしですが、バランスに注意してください。
その他周辺情報 日高市街地に道の駅があります。セコマもありますね。
お風呂は、翌日新冠で用事があるため、新冠町レ・コードの湯に入りました。料金は500円。露天風呂から海が見え、絶景が広がります。
知人の車で道の駅から登山口まで移動しました。移動距離は25kmほど。晴天にテンションアップ⤴。
2019年06月08日 04:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
4
6/8 4:37
知人の車で道の駅から登山口まで移動しました。移動距離は25kmほど。晴天にテンションアップ⤴。
さて出発。千呂露川を渡り、序盤は二岐川沿いの林道歩き。これが長い。
2019年06月08日 04:38撮影 by  Canon EOS M3, Canon
3
6/8 4:38
さて出発。千呂露川を渡り、序盤は二岐川沿いの林道歩き。これが長い。
ニリンソウさん。そろそろお目覚めかな。後ろはオオサクラソウさん。
2019年06月08日 04:50撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 4:50
ニリンソウさん。そろそろお目覚めかな。後ろはオオサクラソウさん。
序盤は整備された林道を歩きます。
2019年06月08日 04:52撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 4:52
序盤は整備された林道を歩きます。
発電の取水施設が見えてきました。
2019年06月08日 05:22撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 5:22
発電の取水施設が見えてきました。
この右奥が登山口です。
2019年06月08日 05:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 5:23
この右奥が登山口です。
川の左岸側を進みます。
2019年06月08日 05:39撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 5:39
川の左岸側を進みます。
朝日さん、おはよう。
2019年06月08日 05:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 5:45
朝日さん、おはよう。
かわいいケルンにピンテ。
2019年06月08日 05:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 5:48
かわいいケルンにピンテ。
サンカヨウさん。朝露で少し透明。
2019年06月08日 06:00撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:00
サンカヨウさん。朝露で少し透明。
トウゲブキさん?
2019年06月08日 06:07撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 6:07
トウゲブキさん?
標高985mまできました。雪が出てきましたね。
2019年06月08日 06:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:12
標高985mまできました。雪が出てきましたね。
やっぱり踏んじゃう(≧∀≦)。
2019年06月08日 06:13撮影 by  Canon EOS M3, Canon
3
6/8 6:13
やっぱり踏んじゃう(≧∀≦)。
いい景色だなぁ。
2019年06月08日 06:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 6:18
いい景色だなぁ。
標高1050m付近。大きな雪渓です。以前来た時よりちょっと小ぶりかな。
2019年06月08日 06:26撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:26
標高1050m付近。大きな雪渓です。以前来た時よりちょっと小ぶりかな。
滝が見えてきました。ここから右岸斜面に入り込み、急登開始です。
2019年06月08日 06:32撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:32
滝が見えてきました。ここから右岸斜面に入り込み、急登開始です。
ムラサキヤシオさんかな。
2019年06月08日 06:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:35
ムラサキヤシオさんかな。
青空〜〜〜☀。
2019年06月08日 06:54撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 6:54
青空〜〜〜☀。
登山道を雪解け水が走ります。
2019年06月08日 06:54撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 6:54
登山道を雪解け水が走ります。
ショウジョウバカマさん。紫色が濃い!
2019年06月08日 07:08撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 7:08
ショウジョウバカマさん。紫色が濃い!
トッタの泉まで来ましたが、まだ雪の中。水は4リットルあるので問題なし。
2019年06月08日 07:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 7:18
トッタの泉まで来ましたが、まだ雪の中。水は4リットルあるので問題なし。
ここで一休み。
2019年06月08日 07:20撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 7:20
ここで一休み。
標高1550mを超えました。糠平岳が見えてきましたが、風が強くなり、雲が流れ落ちてきました。嫌な予感・・・。
2019年06月08日 08:01撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 8:01
標高1550mを超えました。糠平岳が見えてきましたが、風が強くなり、雲が流れ落ちてきました。嫌な予感・・・。
振り返ると絶景が広がっていました。
2019年06月08日 08:08撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:08
振り返ると絶景が広がっていました。
糠平岳急登前に腹ごしらえで、いつものショット。今日も月寒あんぱん!
2019年06月08日 08:13撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:13
糠平岳急登前に腹ごしらえで、いつものショット。今日も月寒あんぱん!
岩場を登ります。
2019年06月08日 08:28撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 8:28
岩場を登ります。
ヒメイチゲさん。ちょっと元気なし。
2019年06月08日 08:35撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 8:35
ヒメイチゲさん。ちょっと元気なし。
オオサクラソウさん。美しい。
2019年06月08日 08:36撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:36
オオサクラソウさん。美しい。
梯子も設置されてますが、無くても登れます。
2019年06月08日 08:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 8:37
梯子も設置されてますが、無くても登れます。
おっ、幌尻が見えてきた。う〜ん、雲まみれか。。。
2019年06月08日 08:39撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:39
おっ、幌尻が見えてきた。う〜ん、雲まみれか。。。
二岐岳(奥)への稜線が美しい。
2019年06月08日 08:39撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 8:39
二岐岳(奥)への稜線が美しい。
ミヤマキンバイさん。まだ少しおねむだね。
2019年06月08日 08:42撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:42
ミヤマキンバイさん。まだ少しおねむだね。
コケモモさん?
2019年06月08日 08:43撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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コケモモさん?
標高1800m弱で気温は10℃くらい。風があるので少し寒い。
2019年06月08日 08:43撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 8:43
標高1800m弱で気温は10℃くらい。風があるので少し寒い。
幌尻岳全容が見えてきました。雲ががんがん流れています。
2019年06月08日 08:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:44
幌尻岳全容が見えてきました。雲ががんがん流れています。
急登を登り切り、糠平岳の手前の肩まできました。
2019年06月08日 08:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 8:44
急登を登り切り、糠平岳の手前の肩まできました。
日高山脈を越えてくる雲の流れがダイナミック!!!
2019年06月08日 08:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:46
日高山脈を越えてくる雲の流れがダイナミック!!!
幌尻の北側尾根ですね。山頂は写真左方で雲の中。
2019年06月08日 08:48撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:48
幌尻の北側尾根ですね。山頂は写真左方で雲の中。
糠平岳を目指します。日高山脈を越えた雲が壁に見えます。圧巻...
2019年06月08日 08:50撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:50
糠平岳を目指します。日高山脈を越えた雲が壁に見えます。圧巻...
こんな景色、見たことない!
2019年06月08日 08:50撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:50
こんな景色、見たことない!
祝、糠平岳登頂!ここでしばらく雲の様子を見ます。
2019年06月08日 08:55撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:55
祝、糠平岳登頂!ここでしばらく雲の様子を見ます。
雲量がさらに増えました。すんごい迫力!
2019年06月08日 08:58撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:58
雲量がさらに増えました。すんごい迫力!
幌尻岳北カールがちらっとこんにちは。
2019年06月08日 08:58撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 8:58
幌尻岳北カールがちらっとこんにちは。
雲の壁の中に北戸蔦別岳がうっすら見えました。
2019年06月08日 09:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 9:45
雲の壁の中に北戸蔦別岳がうっすら見えました。
さて、先を進みます。苦手のハイマツ。早速スネを強打(T_T)
2019年06月08日 09:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 9:45
さて、先を進みます。苦手のハイマツ。早速スネを強打(T_T)
稜線はまずまず雪が残っていますね。
2019年06月08日 10:02撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 10:02
稜線はまずまず雪が残っていますね。
この先慎重に(゜o゜;)
2019年06月08日 10:02撮影 by  Canon EOS M3, Canon
3
6/8 10:02
この先慎重に(゜o゜;)
北戸蔦別岳山頂が見えてきました。
2019年06月08日 10:12撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 10:12
北戸蔦別岳山頂が見えてきました。
祝!北戸蔦別岳登頂!周りは真っ白。東風も強い!
2019年06月08日 10:15撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:15
祝!北戸蔦別岳登頂!周りは真っ白。東風も強い!
行こうと思っていた1967方面も悪天候。
2019年06月08日 10:18撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:18
行こうと思っていた1967方面も悪天候。
幌尻岳方面も全くダメ。
2019年06月08日 10:19撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:19
幌尻岳方面も全くダメ。
気温は7℃でさぶい。
2019年06月08日 10:21撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:21
気温は7℃でさぶい。
周辺はキバナシャクナゲがチラホラ咲いていました。
2019年06月08日 10:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:23
周辺はキバナシャクナゲがチラホラ咲いていました。
長居不要で下山開始。
2019年06月08日 10:23撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:23
長居不要で下山開始。
霧雨になってきました。
2019年06月08日 10:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 10:40
霧雨になってきました。
ゆきはざっくざくです。
2019年06月08日 10:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 10:40
ゆきはざっくざくです。
糠平岳に戻りましたが、更に天候悪化で何も見えません。
2019年06月08日 10:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 10:46
糠平岳に戻りましたが、更に天候悪化で何も見えません。
ハイマツの中に発見。明らかに捨てたと思われます。許せん。。。
2019年06月08日 10:47撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 10:47
ハイマツの中に発見。明らかに捨てたと思われます。許せん。。。
下山途中でお目覚めミヤマキンバイさん。きれいだねぇ。
2019年06月08日 10:56撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6
6/8 10:56
下山途中でお目覚めミヤマキンバイさん。きれいだねぇ。
岩場に咲くオオサクラソウ。
2019年06月08日 11:07撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 11:07
岩場に咲くオオサクラソウ。
標高1600mまで下りると天候回復。日高の山並み。
2019年06月08日 11:17撮影 by  Canon EOS M3, Canon
2
6/8 11:17
標高1600mまで下りると天候回復。日高の山並み。
日高山脈を乗り越えた雲がここまで押し寄せている。
2019年06月08日 11:21撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 11:21
日高山脈を乗り越えた雲がここまで押し寄せている。
泥濘化所。すべるすべる、要注意。
2019年06月08日 12:22撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 12:22
泥濘化所。すべるすべる、要注意。
急登にあるロープをくくりつけている木が割れています。下から2本目のロープに気をつけてください。
2019年06月08日 12:37撮影 by  Canon EOS M3, Canon
3
6/8 12:37
急登にあるロープをくくりつけている木が割れています。下から2本目のロープに気をつけてください。
河床まで下りてきました。渡渉が多くなるので、ポールを準備。
2019年06月08日 12:40撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 12:40
河床まで下りてきました。渡渉が多くなるので、ポールを準備。
大量の雪解け水。雪渓の踏み抜き、落下に要注意!
2019年06月08日 12:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
6/8 12:44
大量の雪解け水。雪渓の踏み抜き、落下に要注意!
なんだろう?エゾノキンポウゲ?葉っぱが違うな。
2019年06月08日 12:46撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 12:46
なんだろう?エゾノキンポウゲ?葉っぱが違うな。
サンカヨウさん。乾きましたね。
2019年06月08日 12:58撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 12:58
サンカヨウさん。乾きましたね。
帰りは濡れを気にせず、水の中をガンガン歩きます。
2019年06月08日 13:10撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 13:10
帰りは濡れを気にせず、水の中をガンガン歩きます。
でかいな。しかも二匹。。。
2019年06月08日 13:44撮影 by  Canon EOS M3, Canon
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6/8 13:44
でかいな。しかも二匹。。。
淡々と下って登山口まで下りました。ここから40分の地獄の林道歩き。
2019年06月08日 14:01撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 14:01
淡々と下って登山口まで下りました。ここから40分の地獄の林道歩き。
左手が正解。標高差20mほど、いきなりの登り返し。
2019年06月08日 14:06撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 14:06
左手が正解。標高差20mほど、いきなりの登り返し。
ふい〜。最後の橋です。無事に戻ってきました〜。お疲れさまでした。
2019年06月08日 14:45撮影 by  Canon EOS M3, Canon
1
6/8 14:45
ふい〜。最後の橋です。無事に戻ってきました〜。お疲れさまでした。
【番外】
ちょっと遠いですが、新冠のレ・コードの湯。露天風呂の景色が抜群。
by  SO-01J, Sony
5
【番外】
ちょっと遠いですが、新冠のレ・コードの湯。露天風呂の景色が抜群。
【番外】
温泉で夕飯も。これでなんと800円!ごちそうさまでした〜。
by  SO-01J, Sony
15
【番外】
温泉で夕飯も。これでなんと800円!ごちそうさまでした〜。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ(薄) Tシャツ ズボン 靴下 キネシオロジーテープ グローブ 予備グローブ 雨具(上下) 日よけ帽子orヘルメット タオル 登山靴(夏) ゲイター(薄) ストック ザック 昼ご飯 ガス コンロ コッヘル 行動食(チョコ・塩キャラメル等) 飲料(4ℓ) 筆記用具 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 JRO登録証 携帯 高度計付腕時計 サングラス カメラ(SDカード) 熊鈴 熊スプレー ビニール袋数枚 ティッシュ3つ ウェットティッシュ1つ 携帯トイレ 虫刺され薬 ツェルト 細引き エマージェンシーシート 痛み止め 日焼け止め

感想

【お山紹介】
今回は糠平岳→北戸蔦別岳の往復。高さは糠平岳が標高1,807.8m、北戸蔦別岳は標高1,912m。北戸蔦別岳は奥深い日高山脈の主稜線にあるピークの一つです。糠平岳は北戸蔦別岳から西方へ延びた稜線にある三角点のある地点になります。
チロロルートは幌尻岳や1967を狙うルートでもあります。渡渉あり、急登ありとなかなか手強く、幌尻岳へは北戸蔦別岳、戸蔦別岳のピークを越え、七つ沼カールの絶景を見ながら登って行くロングかつハードルートです。以前このルートから幌尻岳を登ったときは天候に恵まれ、七つ沼カールにとても感動したのを記憶しています。私のプロフィール写真はそのとき撮影した七つ沼カールです。

【地質】
地質図Naviによると、北戸蔦別岳は新第三紀中新世の花崗閃緑岩、トーナル岩とあります。深成岩ですね。糠平岳は古第三紀始新世の変成かんらん岩とあります。蛇紋岩かな。マントルを起源としているようです。ダイナミックな地球の動きが感じられます。

↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#15,42.75143,142.68016

【移動】
札幌からは高速で占冠まで移動。そこから国道237号に入り、日高道の駅へは15〜20分ほどで到着です。一般道の場合は国道274号を利用します。
登山道へは道の駅から国道274号を日勝峠へ20分ほど走ります。右手に千呂露川の大きな沢地形が見えてきますので、右折して入っていってください。しばらく行くと砂利道になり、簡易設置型のトイレが見えてきたら登山口駐車場です。

【山行】
1ヶ月ほど前に知人から1967へのお誘いがあり、私の都合で本日の山行となったものです。北戸蔦別岳を経由して1967の予定でしたが、糠平岳の肩に到着した時点で天候悪化のため、残念ながら手前の北戸蔦別岳へのピストンに変更しました。

さて、山行です。朝の4:00前に日高の道の駅で知人と合流。そのまま知人の車で登山口へ移動し、ちょっとの準備時間ののち山行開始です。
駐車場では青空が広がり、とんでも山行になるのでは?との大きな期待を抱いての出発でした。
出発早々、ニリンソウ、オオサクラソウがお出迎え。今日は花が多そうだな。小鳥のさえずりの中、気持ち良く歩を進める
林道を淡々と進み、40分ほどで左手に取水施設が見えてくる。ここが登山口だ。気合いを入れ直して、山道へ入っていく。
しばらくは川の左岸側を進む。うっそうとした林の中や川縁を登って行く。空気が冷たく心地よい。
二の沢に入ると様相が一変。数度の渡渉(水中の礫が滑る!)を繰り返しながら大きな礫を迂回したり乗り越えたりと体力が消耗する。同行者のペースがやや速く、回復不足の足腰に堪える。
標高1,050mに差し掛かると大きな雪渓に出くわす。以前来たときもここにあったなぁ。雪はザクザクでツボで全く問題なし。滝が見えてきたら右側の斜面に入り、急登開始です。
登山者が増えた影響か、ここで登山道が荒れていると感じる。深く掘り込まれた箇所では泥濘が酷く、登りにくい。「こんなだったっけ?」。髪の毛同様に記憶が薄い。何らかの対策は必要であろう。
しばし淡々と登り、トッタの泉に到着。まだ雪に埋もれ採水は不可能。4ℓ持ってきたので大丈夫だろう。しばし休んで先を進む。
雪渓で少し道に迷うが基本稜線沿いに上がっていけば問題ない。1800m付近の急崖を登り切り、ここですごい景色が目に飛び込んできた。幌尻岳山頂は雲に覆われるも、日高山脈を越えてくる雲が圧巻(゜Д゜)。雲の壁が目の前に立ちはだかるという景色に二人で感動。山頂が見られなくても十分満足でした。
その後糠平岳へ移動し、しばし天候の回復を待つことに。そう、日高は午前午後で天気が全く変わることがある(これ有名)。しかし本日は悪化傾向に向かってしまい、ここで1967は断念することに。まあ仕方ないね。これも山行だね。とりあえず雲の中ではあるが北戸蔦別岳の標識だけでも見て帰ろうとなり、雲の中へ突入開始。
細尾根の雪渓にビビリながらも淡々と登って行き、祝、北戸蔦別岳登頂!景色が全く無く、二人で標識と一緒に撮影後、さっさと下山開始。なかなか来られないところだけど、また来るよ。
天候悪化のため、下山では1,600mくらいになってやっと天候回復。振り返ると山肌に流れ落ちる雲の量が半端ない。河川の水量も少し増えており、滑る石に嫌気が差し、面倒くさくなって川の中をジャブジャブ進む。
あとは淡々と下山し、無事に駐車場に到着しました。途中滑って転んだりしましたが、ケガのない無事の山行に安堵。またご一緒しましょう。

翌日、新冠での用事があり、2時間の移動は眠気との戦いでした。無事に到着は出来ましたが、前日3時間の睡眠時間は短いね。歳もとってきたし、気をつけねば。これからは体力と行きたい山の兼ね合いを考えるようにしないとダメだね。そんなことを考えつつ、さてさて、次回は何処に〜。

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