甲斐駒ヶ岳（黒戸尾根：梅雨の晴れ間に）

2019年06月13日(木) [日帰り]

• GPS: 12:14
• 距離: 28.4km
• 登り: 4,149m
• 下り: 4,149m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:57
• 休憩: 1:17
• 合計: 12:14

4:07 尾白川渓谷駐車場
4:14 4:14 竹宇駒ヶ岳神社
5:30 5:30 笹の平分岐
6:24 6:25 刃渡り
6:42 6:43 刀利天狗
7:25 7:32 五合目小屋跡
7:34 7:34 屏風小屋跡
8:12 8:14 七丈小屋
9:05 9:08 八合目御来迎場
10:03 10:04 駒ヶ岳神社本宮
10:08 10:36 甲斐駒ヶ岳
10:40 10:46 駒ヶ岳神社本宮
11:25 11:27 八合目御来迎場
12:11 12:27 七丈小屋
13:00 13:04 屏風小屋跡
13:11 13:13 五合目小屋跡
13:56 13:57 刀利天狗
14:11 14:12 刃渡り
15:01 15:02 笹の平分岐
16:15 16:16 竹宇駒ヶ岳神社
16:21 尾白川渓谷駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川渓谷駐車場を利用しました。無料。公衆トイレあり

コース状況／危険箇所等

整備された登山道です。不明瞭なところもありません。

登山道上の雪は七丈小屋より上で少しだけ残っていました。3，4カ所くらい。岩や木を手掛かりにしたり、先行された方が踏み抜いたあとを使わせてもらったりして通過しました。
アイゼンを使用せずに登れましたが、念のため軽アイゼンを忍ばせておけば安心できると思います。

その他周辺情報

下山後に「尾白の湯」を利用しました。
https://www.verga.jp/onsen/

写真

6/13 4:08

登山届を出して出発します。実際は写真よりもう少し暗かったですが、ヘッデンは不要な程度でした

6/13 4:15

駒ケ岳神社で今日の安全を祈願。黒戸尾根に挑むので、いつもより念入りに祈願

6/13 4:18

吊り橋を渡って、いざ！

6/13 4:30

尾白川渓谷の道と分かれます。ここから本番、改めて頑張ろうという気持ちになります

6/13 5:12

素敵な森の中を進んでいきます

6/13 5:21

日が差してきて気持ちも明るくなりました。太陽は偉大

6/13 5:27

目指す先がちらり。まだ大分遠いです

6/13 5:31

笹の平分岐に到着。笹の平というだけあって笹原です。序盤も序盤ですが結構かかった印象。「甲斐駒ヶ岳7時間」に一瞬心が折れかける

6/13 5:48

仏様など、たくさん見かけました。甲斐駒ヶ岳が信仰の山だということを再確認します

6/13 6:10

急登もちらほら。「八丁登り」の長さは行きでは気になりませんでしたが、疲れていた帰りは特にきつく感じました

6/13 6:30

刃渡りに到着。左右が切れ落ちてはいますが、鎖もあるのであまり怖くなかったです

6/13 6:35

刃渡り付近のミツバツツジは満開でした

6/13 6:39

イワカガミも満開

6/13 6:36

刃渡り付近は開けていたので遠くまで見えました。八ヶ岳もはっきり。青空が広がっているので気分も上昇

6/13 6:47

ハシゴが出てきた

6/13 6:51

刀利天狗。今後の無事と、天気が持つよう祈って手を合わせました

6/13 7:14

植生が変わってきた気がします。五合目小屋跡までひたすら樹林、雰囲気良好。こっちの長さも行きは気になりませんでしたが、帰りはつらかった

6/13 7:33

五合目小屋跡に到着。休憩しました

6/13 7:35

五合目小屋跡からちょっと下って屏風小屋跡。右のハシゴを登ります

6/13 7:37

岩場もガンガン出てくる

6/13 7:54

橋を渡ります。橋の板が10cmくらいの間隔でつけられていたため、隙間から下が見えてちょっと恐怖

6/13 7:59

ほぼ垂直なハシゴ

6/13 8:01

ほぼ垂直な鎖。登りはともかく、下りが難儀でした

6/13 8:13

七丈小屋に到着しました。

6/13 8:14

第二小屋の横のハシゴから登っていきます

6/13 8:34

登山道の残雪は数カ所でした

6/13 8:46

剣が一本と、登ってきた黒戸尾根。遠くに八ヶ岳と奥秩父。気温が上がって雲が増えてきたようなので、気持ちは逸りますがペースは上がりません……

6/13 8:47

森林限界を越えた模様。

6/13 8:48

北アルプスがはっきりです

6/13 8:52

森林限界より上のハイマツ帯は好きです。滅多に来れないし見晴らしもいいので

6/13 9:01

八合目御来迎場に着きました

6/13 9:03

ようやく山頂が見えてきた

6/13 9:10

ステップや鎖のおかげで登っていけます

6/13 9:26

疲れてだいぶ辛くなっていますが、あと一息と言い聞かせて登る

6/13 9:38

見たかった光景を実際に見れてうれしかったです

6/13 9:41

あの山頂さっきから全然近づいてる気がしない……

6/13 10:04

ああ、ここが駒ケ岳神社本社。そして右に見えているのが

6/13 10:20

ようやく

6/13 10:09

登頂！

6/13 10:09

展望最高です。北岳、間ノ岳方面

6/13 10:09

仙丈ケ岳。先日また雪が降ったらしいですね

6/13 10:18

中央アルプス方面。八ヶ岳や富士山の方は残念ながらガスが沸いていて山頂から見れませんでしたが、それでも満足です

6/13 10:23

山頂にミヤマキンバイが咲いていました

6/13 10:40

下り始めようとして一瞬切れた富士山、鳳凰三山方面のガス

6/13 11:43

下りでガスに呑まれました。ガスっているときにライチョウを見ることが多いと聞くので気にしてみましたが、残念ながら会えませんでした。次の機会に期待

6/13 16:22

ただいま！　生還しました。下りは非常に長かった……

6/13 17:23

尾白の湯に入っていきました

6/13 17:30

帰り道に黒戸尾根と甲斐駒ヶ岳を麓から。甲斐駒だけでなく、鳳凰山や八ヶ岳の立派な山容も麓から見えるので、この辺りの方が羨ましいです

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ チェーンスパイク

感想

JING3-kei

今年の目標だった甲斐駒黒戸尾根に挑戦してきました。

平日にもらえた休みが奇跡的な梅雨の晴れ間。長大なコースに岩場あり鎖場あり、スリリングで楽しかったです。山頂はもちろん登っている途中の展望も抜群で最高の一日になりました。

4時に登り始めて4時に駐車場に帰り着き、文字通り半日かけた登山でした。とても疲れた。下っている最中は疲労のピークだったこともあり、黒戸尾根はしばらくいいかな……、と思いましたが、帰宅して疲れがとれるとまたすぐ行きたくなる不思議。魅力にあふれた山でした。
でも次に行くときは日帰りせずに七丈小屋に泊まろう……。