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Yamareco

記録ID: 191848
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳

2012年05月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:07
距離
9.7km
登り
939m
下り
934m

コースタイム

08:42八方池山荘〜08:58八方山ケルン08:58〜10:20丸山ケルン10:28〜11:11唐松岳頂上山荘11:11〜11:33唐松岳山頂12:00〜12:14唐松岳頂上山荘12:14〜12:45丸山ケルン12:45〜13:17八方池13:17〜13:28八方ケルン13:28〜13:48八方池山荘
天候 文句のない快晴!
ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ乗り場横の駐車場(500円/日)
八方池山荘まではゴンドラ→リフト→リフト(往復2,600円)
この日のゴンドラの運行開始時間は8:00から。終了時間は17:00。
http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
ゴンドラアダム乗り場にあり。

【コース状況】
コース全篇を通して、アイゼン/ピッケルは使用しませんでした。
他の登山者の方のアイゼン/ピッケルの使用率は半々程度。
前日に降雪があり、新雪がうっすらと積もっていたが、
本日先行者が数名いたため、できたてのトレースあり。
急登箇所はまだ歩かれていなかったので、キックステップで足場をつくりながら。
踏み抜きもたまにあり。

●八方池山荘(第1ケルン)〜丸山
八方池山荘からすぐに岩ゴロの比較的斜度のきつい登山道が八方山ケルン付近まで続く。
八方山ケルンを過ぎると道はいったん緩やかになり、しばらく歩くとトイレに到着。
雪はトイレ直前から付き始める。帰りのこの辺りは雪が豪快に溶け出していて、
登山道は川のようになっていた。
トイレを過ぎると広い尾根に出る。八方ケルンを過ぎ、雪に埋もれた八方池を右手に見てしばらく歩くと急登が始まる。ここから長めの急登と短い緩坂を交互に繰り返し、丸山まで高度を上げていく。
左手に鹿島槍ヶ岳と五竜岳、右手には白馬三山と不帰ノ嶮までの稜線が見渡せ、とても気持ちがいい。

●丸山〜唐松岳山頂
丸山を過ぎると尾根が細くなり始める。後立の稜線に乗っかる直前のトラバースが
ちょっとイヤな感じだったが慎重に進めば問題なし。
唐松岳頂上山荘分岐からいったん下り、登り返すと山頂到着。
頂上直下は富山側が切れ落ちていて、慎重に進む必要有り。
ハイマツ帯にかなりデップリした雷鳥の姿が。

快晴の中、リフトに乗って八方池山荘に向かう。
快晴の中、リフトに乗って八方池山荘に向かう。
八方池山荘からしばらく歩くと早速右手に白馬三山がお出迎え。
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八方池山荘からしばらく歩くと早速右手に白馬三山がお出迎え。
左手には鹿島槍ヶ岳、五竜岳。最高。
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左手には鹿島槍ヶ岳、五竜岳。最高。
トイレを過ぎると広い雪原に。左から丸山→唐松岳→不帰ノ嶮→不帰キレット。
2
トイレを過ぎると広い雪原に。左から丸山→唐松岳→不帰ノ嶮→不帰キレット。
不帰ノ嶮、不帰キレットがどんどん近づいてくる。
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不帰ノ嶮、不帰キレットがどんどん近づいてくる。
良い天気に恵まれました。
良い天気に恵まれました。
遠見尾根はまっすぐ。
遠見尾根はまっすぐ。
縦位置で鹿島槍、五竜。
縦位置で鹿島槍、五竜。
鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山。
鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山。
縦位置で白馬三山。
1
縦位置で白馬三山。
丸山までは急登と短い緩坂を交互に繰り返し高度を上げていく。
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丸山までは急登と短い緩坂を交互に繰り返し高度を上げていく。
何度でも鹿島槍・五竜。
何度でも鹿島槍・五竜。
東側に広がる山群。左から焼岳→火打山→妙高山→乙妻山→高妻山→戸隠山。
東側に広がる山群。左から焼岳→火打山→妙高山→乙妻山→高妻山→戸隠山。
ちょっとした樹林帯を先には急な雪面が見える。
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ちょっとした樹林帯を先には急な雪面が見える。
ベースレイヤーだけでも汗ばむほどの天気だった。
ベースレイヤーだけでも汗ばむほどの天気だった。
急登箇所はキックステップで足場をつくりながら。
急登箇所はキックステップで足場をつくりながら。
大迫力の不帰ノ嶮と不帰キレット。
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大迫力の不帰ノ嶮と不帰キレット。
大迫力の不帰ノ嶮と不帰キレット。縦位置で。
大迫力の不帰ノ嶮と不帰キレット。縦位置で。
青い空と白い雪。そしてニョッキリと不帰ノ劔三峰。
青い空と白い雪。そしてニョッキリと不帰ノ劔三峰。
もう少しで丸山。
もう少しで丸山。
表情豊かな白馬三山の尾根と谷。
表情豊かな白馬三山の尾根と谷。
高度を上げるにつれ、鹿島槍が五竜の裏に入り始める。
2
高度を上げるにつれ、鹿島槍が五竜の裏に入り始める。
丸山を過ぎると尾根も細くなってくる。
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丸山を過ぎると尾根も細くなってくる。
雪庇にできたシュカブラ。
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雪庇にできたシュカブラ。
後立の稜線直前で鹿島槍は姿を消した1
後立の稜線直前で鹿島槍は姿を消した1
後立の稜線直前で鹿島槍は姿を消した2
後立の稜線直前で鹿島槍は姿を消した2
高度を上げると少しだけ風が出てきた。
高度を上げると少しだけ風が出てきた。
右手には、これから向かう唐松岳が間近に1。
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右手には、これから向かう唐松岳が間近に1。
右手には、これから向かう唐松岳が間近に2。
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右手には、これから向かう唐松岳が間近に2。
白馬三山と小蓮華山。
白馬三山と小蓮華山。
白馬三山から続く天狗尾根、不帰キレット、不帰ノ嶮。
白馬三山から続く天狗尾根、不帰キレット、不帰ノ嶮。
腹が減ったそうな。
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腹が減ったそうな。
後立の稜線に乗っかると、正面にズドーンと剱、立山の姿が。
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後立の稜線に乗っかると、正面にズドーンと剱、立山の姿が。
左手には五竜。
右手にはこれから目指す唐松岳。
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右手にはこれから目指す唐松岳。
いったん下ります。
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いったん下ります。
剱、立山がカッコいい。
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剱、立山がカッコいい。
雷鳥。近づいてもまったく動じない。
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雷鳥。近づいてもまったく動じない。
えらく肥えているなぁ。
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えらく肥えているなぁ。
山頂が見えてきた。
山頂が見えてきた。
あと少し!
唐松岳山頂到着。
唐松岳山頂到着。
こちらの道標はアナログ感たっぷり。
こちらの道標はアナログ感たっぷり。
雨飾山、妙高。
剱岳をバックに。
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剱岳をバックに。
五竜岳。稜線に登山道がくっきり。
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五竜岳。稜線に登山道がくっきり。
白馬三山方面。こちらも天狗の大下りに登山道がくっきり。
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白馬三山方面。こちらも天狗の大下りに登山道がくっきり。
不帰嶮から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山と続く稜線。
不帰嶮から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山と続く稜線。
写真では分かりづらいが、日本海まで見えた。
写真では分かりづらいが、日本海まで見えた。
剱の鋭い歯先から伸びる猫又山、毛勝岳の稜線。
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剱の鋭い歯先から伸びる猫又山、毛勝岳の稜線。
息をのむ絶景。
劔ばかりパチリ。
劔ばかりパチリ。
山頂から唐松岳頂上山荘。
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山頂から唐松岳頂上山荘。
登ってきた稜線。
登ってきた稜線。
稜線の先には針ノ木岳の姿が。奥には槍・穂高が見えた。
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稜線の先には針ノ木岳の姿が。奥には槍・穂高が見えた。
下山します。
絶景の中、尾根を下る。
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絶景の中、尾根を下る。
気持ちの良い下り道。
気持ちの良い下り道。
面白い雪質。歩く度に斜面を流れる雪は「ザザーッ」とビニールシートの上を滑る落ちるような音がした。
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面白い雪質。歩く度に斜面を流れる雪は「ザザーッ」とビニールシートの上を滑る落ちるような音がした。
午後になると雪も腐り始めた。暑い。
午後になると雪も腐り始めた。暑い。
八方池は、雪の中。
八方池は、雪の中。
広い雪原にポツリ。
広い雪原にポツリ。
さようなら、鹿島槍、五竜。また来ますよ。
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さようなら、鹿島槍、五竜。また来ますよ。
さようなら白馬三山。
さようなら白馬三山。
そして、さようなら唐松岳。
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そして、さようなら唐松岳。
下りのリフトも楽しい。
下りのリフトも楽しい。

感想

●ゴンドラの開始時間が8時のため、いつもよりちょっと遅めの出発。
日が延びて、中央道の甲府付近で日の出を迎える。
クルマからは白峰三山がモルゲンロートでオレンジ色に浮かび上がっていてとてもキレイだった。
●千国街道に入ってから白馬方面の山々が見え始めるが、なぜか唐松岳付近のみ雲がかかっている…。
しかし、駐車場に付く頃には、完全な青空に。テンションもあがる。
●ロープウェイ使う山は様々な目的の人がいて面白い。日帰り登山の人、テン泊装備の人、山頂は目指さずハイキング装備の人、観光の人など。流石にこの時期スキーヤーはいませんでしたが…。
●天気は最高。ベースレイヤーのみでも暑いくらいだったが、丸山辺りからちょっと風が出てきたので、アウターを羽織る。
稜線上はこのまま風が吹き続けるのかと思いきや、いつのまにか風は収まっていた。
●前回、前々回と山行とキビシイ天候だったので、久々に山頂でゆっくりすることができた。

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コメント

山頂でご一緒しました
danyamaさん、komemameさん
こんばんわ、初めまして

時間とお写真からみて、間違いなく山頂でご一緒したと思います。お互いにカメラを預けて写真とらせていただきました。私はソロでしたけど。

この日はいい天気でよかったですね。最高のタイミングでした。こうして山行後にヤマレコで確認できるたとなんだかうれしいです
またどこかの山でお会いできますように
2012/5/22 22:09
その節はありがとうございます。
>sakura0725さん


コメントありがとうございます!
山頂ではどうもでした。
sakura0725さんはすぐに降りられたようでしたが、
私たちは久々の☀山頂だったのでちょっとゆっくりしました。

sakura0725さんの山行記録拝見しました。
ゴタテの稜線に乗っかる直前のトラバースで自分の姿が写っていて、
ちょっとうれしいです。

それにしても最高のコンディションで雪山のスタートができて何よりです!
今シーズン雪が楽しめるのも残りわずかですが、お互い楽しみましょうね。また北アでお会いできるといいですね!


※カワイイわんちゃんですね。
うちはイタリアングレーハウンドがいます。
2012/5/23 10:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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