記録ID: 1925265
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
甲斐駒ヶ岳 (黒戸尾根ピストン)
2019年07月13日(土) [日帰り]
体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:59
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,673m
- 下り
- 2,669m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:16
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 13:57
17:50
ゴール地点
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースタイムを考慮して朝4時前に出発した。前日22時に駐車場に入った時は車もまばらだったが、3時に起床すると駐車場は満車になっていて、準備をする人で賑わっていた。トイレはすごくきれいだった。登山途中で本当に頂上まで行って、さらに戻ってこれるか不安になるくらい長い道のりだった。しかも今回は他人を追い抜くことがほとんどなく、追い抜かれる一方で、熟練者が多いコースだと感じた。前半は延々と樹林帯で飽きそうになったとこで、後半はハシゴや鎖場が現れて、アスレチック気分だった。 以下、各区間の感想。 ▪️尾白川渓谷駐車場→笹ノ平 ヘッドライト使用して出発。暗いので周囲の様子はわからない中、黙々と登り続ける。夜明け前から出発する人が多く、他人の明かりがルートの参考になった。普通の登山道で特に気になる場所は無かった。 ▪️笹ノ平→刃渡り 引き続き同じような雰囲気の樹林帯を進む。刃渡りまで特に難所は無し。この登山道は全体的に赤い目印がわかりやすく設置されているので、ルートが不明瞭な場所では周囲を見渡して確認した。 刃渡りも難易度は高くない。鎖場部分以降も刃渡りはもう少し続くが、足元を注意すれば問題無し。この刃渡り部分で、鳳凰三山とその先に富士山が見える。 ▪️刃渡り→五合目小屋跡 刃渡り以降から登山道の様子が変わり、梯子や鎖が次々に登場していよいよ急登が始まった感じになる。黒戸尾根全体として、梯子や鎖はしっかりとしているので、そういう安心感はある。気をつけて進めば問題無し。この区間は前半部分に梯子区間が集中しており、以降は登山道はなだらかになり徐々に標高を下げて五合目小屋跡に辿り着く。 ▪️五合目小屋跡→七丈小屋 引き続き標高を少し下げていき、鞍部にある祠がある広場に到着する。そこにある長い梯子を皮切りに、この区間も梯子と鎖が連続する。一箇所、梯子から鎖場に移行する場所があり、やや高度感もあり黒戸尾根全体を通じてここが一番難しいと感じた。慎重に進めば問題ないし、鎖場の岩にはよく見ると足が置けるようになっていた。 ▪️七丈小屋 宿泊者以外は、水(蛇口)は100円、トイレは200円がかかる。各種ペットボトルは500円、その他グッズもいろいろあるが、欲しかった限定バッジは売り切れで今夏の入荷の見込みは無さそうとのこと。 ▪️七丈小屋→八合目(御来迎場) 森林限界を抜けハイマツ帯が続くようになる。展望も開け始め、鳳凰三山や北岳がよく見えるようになる。この区間は目立つ難所はない。 ▪️八合目(御来迎場)→山頂 ついに甲斐駒ケ岳山頂が見え始める。この区間の前半、鎖場が続く箇所があり、ここが黒戸尾根で2番目の難所だと感じた。足の置き場がしっくりこない位で、高度感もないので、ゆっくり登れば大丈夫だと思う。そこを抜けると山頂に向かって歩きにくいガレ場を登り、北沢峠からの登山道と合流して、間も無く山頂に到着する。山頂はほとんどが北沢峠からと思われる人々で大賑わいだった。 ▪️下山 来た道と同じ道を戻る。やはり下山で気を使うのは五合目まで続く梯子の連続だった。それ以降もこんなに登ってきたのが信じられない位、延々と樹林帯が続く。本当によくこれを日帰りできたと思った。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
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