燕岳 Mt Tsubakuro(中房温泉〜燕岳〜北燕岳〜表銀座の途中)



- GPS
- 31:58
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,798m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
2日目:4:40燕山荘-5:20蛙岩-5:55大下りの頭(朝ごはん)6:20-7:30場所名不明(ライチョウ観察)8:10-09:35蛙岩9:55-10:40燕山荘11:10-13:20中房温泉登山口
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
1日目:穂高(ビジネスインあづみ野)からタクシーで中房温泉登山口へ(7400円) 2日目:有明荘からタクシーで穂高駅へ(7100円)、穂高から電車で東京へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは合戦小屋でアイゼンつけました。下りはアイゼンなしでした。ピッケルを使用する場面はありませんでした。 登った後に気がついたのですが、燕山荘に北燕岳は危険とありました。 確かに最後の登りは、距離はたいしたことないもののかなりの急傾斜のため、雪が緩んだら危ない感じでした。 帰りは登山口から700メートルほど下ったところにある有明荘でお昼ご飯(午後2時まで)を食べ、温泉に入りました。早めに東京に帰りたかったので、午後4時のバスを待たず、午後3時過ぎにタクシーを呼んで穂高まで戻りました。 |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
Time Lapse(微速度撮影)を試してみたくて山に行きました。今回は燕岳に行ってきましたが、去年の夏に表銀座から槍ヶ岳に行った時、前半は天候がよくなく燕岳は諦め表銀座も眺望はほぼゼロでしたので、そのリベンジ登山という目的もありました。
週末天候がよくなるという予報でしたので、前回同様、穂高に前泊して、朝一に中房温泉に。宿泊先は玄関先にいる人懐っこいロシアンブルーにまた会いたくて、前回同様、ビジネスインあづみ野に。
初日は朝5時にタクシーで中房温泉登山口に向かいました。青く透き通った空からは山々がはっきりと見え、運転手さんに雪が降ったみたいで上のほうがだいぶ白くなっていると聞き、ちょっとうきうき。35分ぐらいで登山口に到着、さっそく登ります。
合戦小屋のベンチには15cmぐらい雪が積もっています。ここからの登りに備えてアイゼンをつけました。新雪ならではの踏み心地が気持ちよく、燕山荘付近には全く逃げないライチョウさんもいました。
宿泊の受付をすませてからお昼ごはんを食べて、ザックをデポして燕岳山頂へ。イルカ岩やメガネ岩などで写真をとりつつのんびりと山の景気を楽しみました。燕岳山頂から北にちょっといったところに小さなピークがみえたので、そこにも行ってみることに(マップケースに入れていた地図では、燕岳山頂のすぐ北側で折り返していて何の山か確認できませんでした)。
行ってみると、北燕岳という標識が。結構な登りが十数メートルぐらいあります。滑るとかなり落ちてしまいそうな感じなのですが、踏み跡が階段状になっていて雪質が悪くなければいけそうでしたので、慎重に雪の状態を確認しながら登りました。
無事山頂に到着。貸しきり状態の山頂で360度の景色を満喫。グライダーが上空を通過、エンジンなしであんなに飛べるなんてすごいですね〜
初日はこのあと、表銀座方面も15分ぐらい散歩したりしました。こちらは通る人が少ないためか、結構雪に足を取られるところもありましたが、雪がないところのほうが多いぐらい。喜作レリーフまで行ってきたという人とすれ違いました。
自分たちも明日は表銀座を片道3時間ぐらい行ってみるつもりですが、喜作レリーフまでたどりつけるかどうか・・・ 山小屋に戻ってから、Time Lapseの撮影のために、カメラを設定してから、午後6時に山小屋の夜ご飯を食べました。
燕山荘は2人で一ブロックが割り当てられるようなつくりで、少しプライバシー感があっていい感じです。Time Lapseは寒さでバッテリーの消耗が早く、思ったほどの枚数が撮れませんでした。2つ持っていたバッテリーが両方ともなくなったので、山小屋の1時間100円の充電サービスを利用して数時間充電しました。
翌朝にもTime Lapseにトライしますが、こちらは設定を間違えて20秒に一枚が1分に1枚になってしまいました。風がなく、気温は昨晩よりも暖かい感じです。
山小屋でお弁当をもらい、ザックをデポさせてもらって、表銀座をマックス6時間の予定で歩きました。アイゼン・ピッケルを持っていきましたが、自分たちが到達した地点までではどちらも必要ありませんでした。
蛙岩の左側の夏ルートは通過不能と分かっていましたが、様子を見に行きました。確かに無理でした。冬ルートは真ん中のトンネル状のところを通ります。ちょっと岩登りをするような感じがあって、なかなか楽しかったです。岩が冷たく、少しすべりやすかったので手袋をつけました。
大下りの頭で朝ごはんを食べて先に進みますが、そこから先は雪の上を下り、登り返しは岩場があったりとバラエティに富んだルートです。次第にガスってきて、時間も3時間のリミットが迫っていました。どうしようかなと思っていたら、ライチョウが3羽現れて、しばらく写真撮影などしてから引き返すことにしました。
蛙岩手前でまたライチョウに会い、蛙岩では右の夏ルートの雪面に足跡があったので様子を見に行きましたが、やはり途中までしか無理でした。また、左側に下る道にも踏み跡がありましたが、そちらも抜けられる様子はありません。結局またトンネルを通ることにしました。
燕山荘からの下山ではアイゼンはなしで下りました。特に問題はなかったです。北穂高のときに学んだことですが、雪があるところはあんまり踏み跡がないところのほうが滑らなくて下りやすいですね。下りは2時間10分ぐらいで登山口に到着。
有明荘まで下って、お昼を食べてから温泉に入ってのんびり。東京に向かうスーパーあずさの自由席は途中からものすごく混んでいました。
今回は初めてのTime Lapse用の撮影に挑戦。バッテリーの問題やら設定ミスなどで、あまりうまく撮影できませんでしたが、動画編集の勉強も兼ねて、山行の様子を動画でまとめてみました。次回はもっとうまくやれるようにいろいろ研究してみたいと思います。
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