メンヒ登頂（アイガー前哨登山）

2019年07月09日(火) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 3.7km
• 登り: 1,026m
• 下り: 1,174m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:49

2:32 スタート地点
4:51 5:05 メンヒ（Monch)
7:21 ゴール地点

天候

午前中：晴れ　　午後：くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

・午前中はメンヒ登山。
　　グリンデルワルト駅始発電車（7時頃 ）〜クライネ・シャイデック駅（ヴェンゲルンアルプ鉄道）〜ユングフラウヨッホ駅（ユングフラウ鉄道 ）
・午後はアイガー登山の小屋まで。
　　ユングフラウヨッホ駅〜アイスメール駅で下車し、ミッテルレギ小屋まで登山。
・メンヒ登頂翌日のアイガー登頂記録は
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1931160.html

コース状況／危険箇所等

・ルートは岩と雪のMIXが続き、クライミングとアイゼンワークの経験が必要。
・頂上近辺の稜線はすれ違いもままならぬくらいの超狭い、雪のナイフリッジと両サイドは一挙に1000m以上の高度差があり。
・最初の岩稜帯はアイゼンなし。途中の岩と雪のMIX帯からアイゼン装着。下りは登山口までアイゼン装着のままでした。

写真

7/9 7:10

当初の計画は、7/8にメンヒ登山の予定だったが、天気がいまいちだったのと、7/9〜7/10のアイガー登山予定の日が天気がいいと言う事で、7/9中にメンヒを登った後そのままアイガー登山の小屋（ミッテルレギ小屋）まで登ることになる。

これが、7/8時点のアイガーの天気予報です。7/9は午後雪あるいは雷の予報。7/10は良い天気の予報。

7/9 7:22

グリンデルワルト駅を朝の7時頃の電車に乗って出発。
クライネ・シャイデック駅で登山電車に乗り換え。列車の向こうに見える山がアイガー北壁。

7/9 8:05

アイガー氷河（Eigergletscher）です。

7/9 10:17

クライネ・シャイデック方面からのメンヒとユングフラウです。

7/9 7:54

登山電車の途中の駅”Eismeer駅”（アイスメール駅）3160m。

7/9 7:51

アイスメール駅の展望窓から、アイガー登山の中継点”ミッテルレギ小屋”までのルートが見える。

7/9 8:07

ユングフラウヨッホ駅に到着。

7/9 8:31

ユングフラウヨッホ駅から雪原へ出ます。

7/9 8:38

メンヒの登山口へ向かう。後ろはユングフラウ山とユングフラウヨッホの展望台です。

7/9 8:45

メンヒの登山口へ向かう。前方のメンヒは雲に覆われいます。

7/9 9:04

登山口で準備。アイゼン（クランポン）は装着なしでスタート。

7/9 9:08

ガイドのスイス人”エリック”も装備準備。

7/9 9:15

装備整え、準備万端。ユングフラウの雲も取れだし晴天になってきた。

7/9 9:16

ガイド、駒ちゃん、ラストに私でアイザイレンして、メンヒの取付点へ向かいます。

7/9 9:17

メンヒの雲がすっかりと取れて快晴。

7/9 9:18

現地のサポート会社”FUN　SWISS”のプロ級カメラウーマンのなっちゃんが撮影。流石、プロ。

7/9 9:20

メンヒの天気は回復に向かう。

7/9 9:49

取付点は、いきなりクライミンです。ガイドのエリック先行。

7/9 9:50

次に2番手の駒ちゃん。スタンス、ホールドはガッチリと無いので登山靴での登攀は緊張気味。

7/9 10:20

登り始めてから約1時間、岩稜の稜線が続きます。

7/9 10:37

途中、アイゼン装着。メンヒから見て西側の山々の景色が素晴らしい。

7/9 10:40

メンヒ頂上に向け、雪面を登る。

7/9 11:00

稜線から望むユングフラウとユングフラウヨッホ展望台。

7/9 11:00

これがメンヒの稜線です。

7/9 11:00

登って来た稜線を振り返りるとトルークベルクという山が見える。

7/9 11:01

めんひの西側にあるグロス・グリューンホルンやグロス・グリューンホルンとアレッチ氷河方向。

7/9 11:02

ユングフラウを背景に駒ちゃんと記念写真。

7/9 11:20

左奥のアレッチ氷河へと繋がっています。

7/9 11:20

同じく。

7/9 11:26

登山口から2時間くらいの地点。

7/9 11:40

雪と岩のMIX地帯を抜け、超急峻なナイフリッジの雪面に入るとメンヒの頂上が見えてきます。

7/9 11:40

写真では上手く表現できないが、両サイドが切れ立った肩幅しか無いナイフエッジを慎重に登ります。

7/9 11:55

約2時間半でメンヒ頂上に到着。

7/9 11:54

ガイドもひと安心か！

7/9 11:56

頂上で記念写真。昨年も登頂したが、雲に覆われ視界ゼロだったので、こんなに素晴らしい景色だったのかと今回は絶景に大感激。

7/9 11:54

超狭いナイフエッジ。落ちたら1000mくらいの落下でアウトです。

7/9 12:00

今回はすれ違いは無くホッとしたが、昨年はここですれ違い体験。足の幅しか無いエッジでのすれ違いは本当に怖かったです。

7/9 11:56

明日、登る予定のアイガーです。あの切り立った稜線の向こう側からこちらのメンヒ側の稜線に向かって登る事になります。迫力あります。

7/9 19:03

ガイドのエリックと笑顔で！

7/9 19:06

駒チャンと最後の記念写真。

7/9 19:12

ガイドのエリックと一緒に登頂記念写真を一枚。

7/9 19:04

すれ違いしたく無いので、誰も登ってくるなよと願いながらナイフエッジを下ります。

7/9 12:25

これから、同じルートをピストン下山。下山したら、この足で今日中にアイガーのミッテルレギ小屋まで。もうひと頑張りだ！　下山した途端にメンヒは雲の覆われだしました。今回は運がありそう。アイガー行けるか！？

記録したコースの3D画像。

撮影機器：

EOS 5D Mark III CANON

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

まっちゃん

昨年、アイガー挑戦したが、登頂予定日の前日になって雪が多く降り、入山できず敗退。前日にテスト登山的なメンヒには登頂したが雲の覆われ視界も効かず、メンヒの雪に覆われた美しい稜線と回りのスイスの山々は全く見る事が出来なかったが、今回は登山中は快晴となり、メンヒ登山の醍醐味を味わう事が出来た。明日はいよいよアイガーの頂上に立てるか！