会津駒ケ岳〜七入（花多き稜線から静かなブナの森へ）

2019年07月26日(金) [日帰り]

• GPS: 09:51
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,541m
• 下り: 1,377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:38
• 休憩: 1:14
• 合計: 9:52

距離 20.0km 登り 1,541m 下り 1,384m

6:45 村営グラウンド
7:04 7:06 会津駒ヶ岳滝沢登山口
7:29 ヘリポート跡
7:59 8:07 水場
9:19 駒の小屋
9:33 9:34 会津駒ヶ岳
10:03 10:18 駒の小屋
11:47 12:13 大津岐峠
13:19 13:25 電発避難小屋
14:17 14:24 大杉岳
14:56 会津駒ヶ岳 御池登山口
15:01 15:10 山の駅御池＆御池ロッジ
16:37 七入

天候

晴れ後時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

テニスコート脇 登山者用駐車場
七入駐車場

コース状況／危険箇所等

・滝沢登山口〜会津駒ケ岳の間では距離の標識有り
・山頂までのコースでは駒の大池にのみ残雪
・展望ベンチから山頂にかけては木道
　整備事業により順次修繕されていますが荒れた箇所も残る
・濡れた木道は滑りやすいので転倒に注意
　（特に山頂を巻くコースは要注意）

・駒ノ小屋〜大津岐峠〜大杉岳（御池）にかけて
　踏み跡、コースははっきりしている
・大津岐峠以降は草木の生い茂りが目立つ印象
　一部足元が見え難いところも
・足元がぬかるむ箇所も多くあり

・御池〜七入はコースもしっかり整備されている
・特に目立った危険箇所はないかと
　（七入手前の沢は増水時には要注意かも）

※ルートには部分的にズレがあるかと

写真

7/26 6:50

行動予定を考えると遅い出だしですが

7/26 6:53

第一お花はタマガワホトトギス

7/26 6:55

沢音もあって涼しげ

7/26 7:13

登山口より登りへと
最中で見つけたイチヤクソウ

7/26 7:39

続く登り、そして暑さ
日を遮ってくれるのはブナ

7/26 8:05

水場にはミゾホオズキ

7/26 8:12

水場を過ぎると雰囲気に変化も
ヨツバムグラを見つけ

7/26 8:32

ヒロハユキザサのようです

7/26 8:43

上空が開けて日差しの下も

7/26 8:48

マイヅルソウが多数登場

7/26 8:49

花弁に気付けばベニバナイチゴでした

7/26 8:58

同じくベニ、ベニサラサドウダン

7/26 8:59

展望ベンチから山頂を望む
良い天気です

7/26 9:04

この山の醍醐味となる山上湿原へと

7/26 9:05

小さな花のツルコケモモ

7/26 9:08

足を進めるとイワイチョウ

7/26 9:11

池塘の点在する景色

7/26 9:12

燧ケ岳を望む景色が素晴らしく

7/26 9:14

7/26 9:17

チングルマ
足元も疎かにできないですね

7/26 9:23

ハクサンコザクラに早速目移り

7/26 9:25

夏に見るショウジョウバカマ

7/26 9:27

木道整備事業が進んでおりますが
まだ手の届かない所も

7/26 9:35

山頂を前に、見返り燧ケ岳

7/26 9:37

7/26 9:38

ひっそりとギンリョウソウ

7/26 9:40

心惹かれる中門岳へのルート

7/26 9:40

右を見れば三ツ岩岳
残雪期に歩いたことが思い出されます

7/26 9:46

先に歩きたくなる気持ちを堪えて
分岐から戻ることに

7/26 9:51

オオバタケシマランではないですか

7/26 9:51

ゴゼンタチバナが見頃の時期

7/26 9:56

見上げるところにはハクサンシャクナゲ

7/26 9:58

視線を合わせてミツバオウレン

7/26 9:58

その隣にはイワカガミも

7/26 9:59

梅雨明けの発表はまだのはず
ですが夏空の雰囲気

7/26 10:00

コバイケイソウの一斉開花はもう少し

7/26 10:05

7/26 10:11

出番は下山後の温泉で

7/26 10:21

まずは大津岐峠に向けて

7/26 10:29

ハナニガナの姿が目立つ

7/26 10:33

アカモノもしっかり咲いています

7/26 10:35

黄色の花でもミヤマコウゾリナ

7/26 10:39

盛夏の花の印象、ハクサンフウロ

7/26 10:41

見事な反りが目印のミヤマホツツジ

7/26 10:41

左の平ヶ岳の山容は確認できますが
越後駒などは判別できず

7/26 10:47

逃げないところは
警戒心がないのか堂々としているのか

7/26 10:51

ツマトリソウ
2花寄り添うのは理想？

7/26 10:55

ハクサンゴザグラ、再び

7/26 10:58

イワカガミも咲き誇ってます

7/26 10:58

7/26 11:02

シナノキンバイを見るも
離れた斜面につき、近づけず

7/26 11:03

代わりでもないですがハクサンチドリを接写

7/26 11:05

間近に見られたのですが・・・
足元を疎かにし、尻餅ついた失態の結果のもので
（これが後々に出る原因だったかも）

7/26 11:13

風があり、暑さを紛らわせてくれます
ただ日差しは強烈

7/26 11:17

ゴゼンタチバナは最も多く見られた花

7/26 11:26

大振りの目立つ花のコバイケイソウ

7/26 11:27

足元の淡青、タテヤマリンドウを見る

7/26 11:30

多くはないですがワタスゲが点々と

7/26 11:39

注視してしまうチングルマ

7/26 11:44

地味ではあるも花、ネバリノギラン

7/26 11:45

振り返る会津駒ケ岳も大分離れました

7/26 11:47

7/26 11:57

三度・・・
その姿が見られて

7/26 12:20

イワイチョウにも目を留める

7/26 12:25

数は少ないので見落とさないように

7/26 12:26

青空を背景にクルマユリ

7/26 12:31

7/26 12:34

アカモノの密集地

7/26 12:46

葉からしてカラマツソウのようですね

7/26 12:48

意外な花・・・シラネアオイとの出会い

7/26 12:54

静かな佇まいのツマトリソウ

7/26 12:58

マイヅルソウに狙いをつけて

7/26 12:59

大津岐峠以降は草木の距離感が近いです

7/26 13:03

この時期にムラサキヤシオが見られるとは

7/26 13:08

ヤマトユキザサですね

7/26 13:09

続けてウラジロヨウラク

7/26 13:22

ワタスゲにフサフサ感があります

7/26 13:39

電発避難小屋から大杉岳までが遠い感覚に
（この頃には屈むと腰に痛みが・・・）

7/26 13:40

ネギの花にも見えますが、ギョウジャニンニクですよね

7/26 13:40

咲き始めていたマルバダケブキ

7/26 13:43

こちらは見頃過ぎ始めたタカネアオヤギソウ

7/26 13:47

ズダヤクシュの小さな花に視線を落とす

7/26 13:51

電発避難小屋でお会いした方々が除去してくれた倒木
本当にお疲れ様です

7/26 13:56

足元の悪さに気力、体力が奪われていく・・・

7/26 14:03

ここで振り返る主な花達
まずはコゼンタチバナ

7/26 14:07

イワカガミも多く目にしましたね

7/26 14:12

数ではなく印象が残るタテヤマリンドウ

7/26 14:15

そこそこ咲いていたはずですが・・・
登場が少なくなってしまったミツバオウレン

7/26 14:19

ようやく大杉岳です

7/26 14:33

燧ケ岳も近づいて
山頂の様子も

7/26 14:35

森に咲くのはタニギキョウ

7/26 14:50

これはキソチドリですよね

7/26 14:56

ブナの森に入り、ひた下ると

7/26 15:01

舗装路に出て一歩きで御池
小学生の遠足か賑やかでした

7/26 15:11

ロッジ裏に入れば別空間のよう

7/26 15:12

すぐさまニッコウキスゲに目移り

7/26 15:15

コオニユリ？も一緒に

7/26 15:19

鮮やか黄色のキンコウカが咲き始め

7/26 15:25

場所を移した湿原ではサワラン

7/26 15:26

トキソウも見られました

7/26 15:27

静かな空間です
（ただ藪を動く音に後ずさり・・・）

7/26 15:30

見事なブナの道を抜ける

7/26 15:31

7/26 15:35

ここでもキンコウカの姿

7/26 15:43

直に主となるコバギボウシも見られて

7/26 15:58

ウメガサソウは始め？終わり？

7/26 16:02

時折耳にする車の音を差し引いても良い雰囲気でした

7/26 16:10

ここから本格的な下り

7/26 16:17

時間的に少し薄暗い森
ツルアリドウシで少し明るく

7/26 16:22

初めて目にするモーカケの滝

7/26 16:31

沢水でこれまでの熱を少しクールダウン

7/26 16:36

ヤマオダマキを最後に七入へ

7/26 16:59

ペダル漕ぎも終えて無事駐車場

7/26 17:27

汗を流して帰路へ
お疲れ様でした

撮影機器：

CX6 RICOH

感想

wakasato

仕事先の一斉休暇日に併せ、自分もお休みに。
当初小屋泊の行動を考えていましたが、台風による雨を心配し断念。
切り替えての日帰りハイク。
（確か数年前にも同じ様なことが・・・）

目的の一つは御池〜七入。
数年前から気にするも、なかなか歩けずにいました。
ようやくの実現した印象は・・・
車で通過してしまうのは勿体無いですね。
しっかり整備されたコース。
小湿原に加え見事なブナの森。
時期を変えて歩いてみたくなりました。

残雪も僅かとなった会津駒ケ岳。
駒ノ小屋付近などではハクサンコザクラが。
他にもチングルマやイワイチョウの姿。
大杉岳までの稜線はやはり多くの花が待っていて。
気を許すと足止めの時間が長くなってしまいますね。

日差しが強烈な稜線でしたが、風の涼しさもありました。
途中で少々アクシデントがありましたが
無事、予定通りに歩き通せました。
青空と花、新たな体感もあった充実のハイクができました。

コメント

BOKUTYANN

充実の歩きでしたね（●＾o＾●）
wakasatoさん　こんばんは

最近の私の候補地にもなっていた会津駒ケ岳
とても良いタイミングで出かけられましたね
花の時期が素晴らしいのは分かってる積りでいても
こうして写真で拝見すると改めて素晴らしい山だと実感しますね

さらに今回のルート
私は登山口からのピストンしか経験が無いので
本当に興味深く感じました
大津絵峠〜キリンテなどはkiiro-inkoさんのレコなどでも見てますが
御池〜七入のルートは本当に
「車で通過してしまうのは勿体無いです」と思いました
お気に入りに登録させて貰いましたがチャリ無しなのでその辺をどうするか？

waka様らしからぬアクシデントもあった様ですが
無事の下山での何よりです　お疲れさまでした

wakasato

Re: 充実の歩きでしたね（●＾o＾●）
こんばんは、BOKUTYANNさん。
月山レコにつられて沢山の写真を載せてしまいました。
（負けじと・・・ではないですよ ）

中門岳までのピストンでも十分楽しめるところですが
大津岐峠、更に御池まで足を延ばすと変化もあって
また違った印象を持たれるかと思います。
こちら方面も是非試してみてくださいね

ただ交通事情にやはり少々難ありでしょうか。
バスを使うのも手でしょうが、車２台作戦では？
登山パートナーのtさんがご一緒できれば・・・
（不測の事情が大事でなければ良いのですが）

FRESCHEZZA

駒った小屋、欲しい♡
wakasatoさん、こんばんは〜

のんびり小屋泊りで歩けずに残念でしたね
しかも、腰痛ですか・・・

大津枝峠〜御池も未踏ですが、御池〜七入はおっさんも一度歩きたいと思っています
やっぱり熊の気配ありましたか

先日駒の小屋で呑んだくれた際は酔っぱらってよく拝見しなかったのですが、「駒った小屋」の布巾？なんてあったんですね
相変わらずイラストが可愛すぎるので次回は買わねばなりません

お疲れ様でした、腰お大事になさってくださいね〜

wakasato

Re: 駒った小屋、欲しい♡
こんにちは、FRESCHEZZAさん。

今回の腰の痛みは不注意が招いたものですが
近頃は疲れると腰に張りが出てきたりと・・・
若くはないことをしみじみと感じさせられます。
無理はできませんね

大津枝峠〜御池〜七入での熊の気配ですか？
御池近辺は人の出もあり然程でもないでしょうが
それでも周辺は深い森・・・
やはりクマ鈴は必携と感じましたね

駒った小屋はタオルです。
山に温泉に使う機会も多いので、見つけたら即決しましたよ

yugoro

凄すぎ!!!!!
waka様、こんにちは

雪が消えたアイコマは今が花の最盛期なのですね
こんなにたくさんの花々を見ながら歩けるなんて、いいなぁ
オイラにはキリンテへ降りるのが精一杯
腰を痛めたのに七入ルートまで追加するなんて脱帽です
お大事に

wakasato

Re: 凄すぎ!!!!!
こんばんは、yugoroさん。

尻餅直後は気になる程でもなかったのです。
その後、あるタイミングで突如痛みが発症
追加ではなく、自転車が七入にあったので・・・
とにかくそこまで行く必要がありました。
歩いたり自転車を乗る分には違和感で済んだのは幸いでした
ご心配をお掛けしましたが、今はほぼ回復しています。

確かに御池までとなると少々大変にはなりますが
会駒〜大津岐まででも十分満足感は高いところですよね。
今の様に花多き頃であれば、疲れを忘れて歩けてしまうのでは