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Yamareco

記録ID: 194740
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アルパインクライミング
甲信越

【会越国境山群】御神楽岳 水晶尾根〜栄太郎新道

2012年05月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
hirappe その他4人
GPS
16:00
距離
16.0km
登り
1,027m
下り
995m

コースタイム

27日
6:00 湯沢ノ出合
7:14 トマノ左俣(水晶尾根取り付き)
13:47 山伏ノ頭
14:19 湯沢ノ頭
17:10 湯沢ノ出合
18:30 駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
パンクに注意!
コース状況/
危険箇所等
駐車場〜湯沢出合:
なだらかな道ですが、へつり道で足を踏み外したら下の谷へまっさかさまと言う箇所もあるので要注意です。
注意が必要な沢を越える箇所があります。足場がツルツルしていて転倒、最悪滝壺にドボン。ロープが切れている箇所もあり、要注意です。
今回は湯沢出合でテント張りました。天候が安定していたら使いやすいテン場あります。沢の脇なので水も心配ありません(逆に雨天時の増水が心配さ)

湯沢出合〜トマノ左俣(水晶尾根取付き):
藪化している箇所もありますが、踏み跡がきっちり残っている箇所も多いです。
広谷川を基準に地形を見て行くと山伏取り付きも今回の水晶取り付きも分かりやすい気がします。
本名穴沢の細い沢が最終水場。十分に水を汲んでいかれることをおススメします。
今時期は雪渓が程良く残っており、ピッケルは必須(もしくはハンマー的なもの)。踏み抜きにも留意ください。

水晶尾根(トマノ左俣より)6時間:
本名穴沢出合より小滝を3つ4つ越えた辺りで右岸より落ちてくる小さな沢がトマノ左俣である。
これよりつめ上げた水晶尾根末端の小コル付近は完全な薮尾根である。薮をしばらくこぐと岩稜になるが、すっきりしたものではない。悪いところは3箇所ほどで、冬季登攀の為のものか、ボルトやハーケンの残置もある。(日本登山大系)
わたしはザイルを数回出してもらっています。他の方はリングボルトが打ってある箇所で一回ザイルを使って登っています。基本、フリクションを信じて薮木を信じて登れば滑落もないのでしょうが、念のための安心材料でザイルは使われた方がいいかと思います。
クライミングシューズを最初履いておりましたが、次第に足が痛くなり、ステルスソールの安定感よりも登山靴の方が安定して歩きやすかったように感じます。状況に応じて活用と言った形がベストなのでしょうが、その先に何が隠れているか分からない状況での判断はなかなか難しかったです。クライミングシューズを履くなら、土と草だけのところは足元が滑りやすいので注意が必要です。

湯沢ノ頭〜栄太郎新道:
一般道だからと気を抜いてはならない尾根です。
有名な馬ノ背とかは雨降りの時以外なら問題なく進めるでしょう。
その前後の岩場の数々の方が滑落注意。鎖が付いているところ、付いていないところの差が分からないほどに野放しの箇所もあります。ロープが途中で切れているところもあります。ロープはなるべくあてにしない方が安心かもしれません。
急傾斜のザレ場でもあり、滑落注意。
水晶尾根や山伏尾根の眺望は抜群です。紅葉の時期がおススメです。
御神楽前夜祭
焚き火を囲んで楽しい宴
春の恵みうはうは
2012年05月28日 07:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/28 7:05
御神楽前夜祭
焚き火を囲んで楽しい宴
春の恵みうはうは
取り付きまでのアプローチ
これが多分ラクダの窓沢
おいでおいでしてる
2012年05月28日 07:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/28 7:05
取り付きまでのアプローチ
これが多分ラクダの窓沢
おいでおいでしてる
広谷川から
奥に水晶尾根らしきものが見えてきた
2012年05月28日 07:05撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/28 7:05
広谷川から
奥に水晶尾根らしきものが見えてきた
水晶尾根取り付き
広谷川から本名穴沢の方へ入って左側にある一つ目を入ります
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/28 7:06
水晶尾根取り付き
広谷川から本名穴沢の方へ入って左側にある一つ目を入ります
小さくミッキーが見守っていてくれています(はて
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/28 7:06
小さくミッキーが見守っていてくれています(はて
隣を見ればこんな傾斜の岩
薮を使ってなんとか登ります
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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5/28 7:06
隣を見ればこんな傾斜の岩
薮を使ってなんとか登ります
ちょっとしたテラスで休憩
この落差、ゾクッとします
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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ちょっとしたテラスで休憩
この落差、ゾクッとします
山伏尾根が見えてきました
山伏ドーム!圧巻です☆
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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山伏尾根が見えてきました
山伏ドーム!圧巻です☆
山伏尾根
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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山伏尾根
御神楽槍だったのかしら?
ド派手ですが、かなり歩きやすい
岩壁にただ今二人くっついております
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
5/28 7:06
御神楽槍だったのかしら?
ド派手ですが、かなり歩きやすい
岩壁にただ今二人くっついております
水晶尾根って言うぐらいだから水晶なのかしら?
きれいだよ
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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水晶尾根って言うぐらいだから水晶なのかしら?
きれいだよ
山伏ノ頭が見えてきました
ドームと連なってかっこいい!
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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山伏ノ頭が見えてきました
ドームと連なってかっこいい!
御神楽沢方面のスラブが見えてきた
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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御神楽沢方面のスラブが見えてきた
飯豊連峰、ずっと見守ってくれてました
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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飯豊連峰、ずっと見守ってくれてました
水晶尾根が山伏尾根と出合った!
見事な出合い、山伏ノ頭到着です〜
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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水晶尾根が山伏尾根と出合った!
見事な出合い、山伏ノ頭到着です〜
御神楽沢奥壁と山頂
今んとこ登攀意欲も沸きません!
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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御神楽沢奥壁と山頂
今んとこ登攀意欲も沸きません!
よく登ってきたなあ、信じらんない!
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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よく登ってきたなあ、信じらんない!
湯沢ノ頭到着です
この先は脅威の一般ルート栄太郎新道下山
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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湯沢ノ頭到着です
この先は脅威の一般ルート栄太郎新道下山
栄太郎新道からの山伏ドーム
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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栄太郎新道からの山伏ドーム
登ってきた水晶尾根
2012年05月28日 07:06撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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登ってきた水晶尾根
撮影機器:

感想

蝉ヶ平から入る御神楽岳、魅力満載で大好きです(室谷ルートも好きよん)
とは言え、これまで蝉コースを登ったことはあれど、下りたことはなかったわたし
今回は一気にハードル上げて水晶尾根を登ってきました

メンバーはそれぞれ力のある人たちばかりで、予想通りにわたしが手間取って時間をロスさせると言った具合
よく連れてってくださいました、どうもありがとう

こういうのばっかりをやっていこうとは思わないけれど、こういうのもまた時々はやれるように外岩がんばってみようと思いました
なんだこの景色の連続!!
御神楽は豊かで大好きでしたが、わたしの知ってたのよりより豊かであったよ
ブユにはやられっぱなしで閉口しちゃいますが、足繁く通いたい山の一つです

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コメント

御神楽スラブ天国
参考にさしてもらいました。
THANKSです
2012/6/3 16:30
mt-samさま
魅力的な山行をなさってますよね

そんな方から少しでもこの記録が参考にしてもらえたのはとてもうれしいです

samさまの写真だけでは分からず屋のわたしは不安でたまりませんが、とりあえず未丈行ってみようと思ってます

あー、お友達になりたい
2012/6/13 23:20
渡渉!
黒又川の渡渉は、午前中の水量少ない時にFIX張っといた方がいいかも…
2012/6/14 6:33
samさん
ほぼまっさらな感じで行ったもので、行ったり来たりの大苦戦
ヘトヘトの上に凹んで訪れた伝之助小屋で取付きまでの道程をご教授いただいて、再チャレンジ!
ってことで、午後だったんですが。。

ゼンマイ小屋の方にも「あそこ渡れたかい?」
「ようやく渡れる時期になってきたわ」と
低いとこから山頂見上げて満足、下山したので一時間も経ってないはずなんですが、夕方にはかなり増水してて冷や汗かきました

今度リベンジする時はsamさんの言い伝えを守ることに致します
2012/6/14 22:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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