絶景稜線歩き「黒檜岳・社山」


- GPS
- 10:43
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
黒檜岳から社山への縦走は笹が多く、登山道か獣道かの区別が難しい どちらかといえば獣道の方が、踏み跡がしっかりしている |
写真
感想
竜頭の滝付近から中禅寺湖畔を気持ちよく歩き出す。黒檜岳の登山口までは平坦でとても気持ちの良いハイキングコース。特にこの西岸は中禅寺湖の水の色がとても綺麗、そして金色に輝く砂浜も綺麗でいつまでも居たい気分になる。
黒檜岳へ向け登山口から入山すると急登の連続。これでもか、これでもかという感じで急登が永遠と、続いていた。黒檜岳への分岐に着いた時にはもうヘタヘタだったが、山頂が近いので踏ん張って進んで行くと、何か嘘っぽい山頂だった。不自然に感じて踏み跡をたどって先に進むと、またもや山頂標識。どっちが正解なの?歩いた感じは後に着いた山頂の方が少し高く感じたのでガーミンで標高を比べてみると、やはり後に訪れた山頂の方が少し高かった。でも、高いからと言ってそこが山頂登録された地点だとは限らない。ただ、両方の山頂に立った事でヨシとした。
資料を見ると、この黒檜岳と社山の間は3時間かかる事になっている。しかも山と高原地図では点線になっている。どんだけ大変な尾根歩きなのか不安を持ちながら稜線に突入!そこは、まともな道ではなく(と、言っても藪漕ぎではない)獣道を縦走するような感じ。永遠と続く笹原は高い所で胸くらいの高さがある。コースアウトするのは当たり前で歩いたほうが良いだろう。何せ人間の足跡は少なく、ほとんどは鹿の足跡だ!ガサガサ、ガサガサと、物音を聞き目を向けると、あちらこちらで鹿が走り回っている。何か自然っていいな〜、しかもこの稜線歩きはとっても絶景だった。
社山に着くと、この日初めて人と会った。ここまでは獣しか見なかったから、大自然の中から普通の自然の中に移ってきたように感じた。山頂で昼食を取り、下山開始。阿世潟峠まで下った所で、資料がほとんど無い松木渓谷方面に下るので、濡れても良いシューズに履き替える。これは松木渓谷周辺は水量が多く、沢の渡渉が予想されたためだ。そして予想通り、いくつもの沢を渡渉した。ただ道を見失ったせいもあるが・・・ 沢には天然物の魚の影を沢山見た。釣り人なら糸を垂らしたいのだろうが、さすがにこんな源流中の源流まで来る人は居ないだろう。
今回の山は、とても充実した山歩きだった。湖畔歩きから始まり、急登の連続、笹薮の縦走と、沢歩き、1回の山歩きにしては内容が濃かった。しかも栃木100名山2座踏破と、楽しい登山だった。
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