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Yamareco

記録ID: 1965616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山 久しぶりのテント泊(夜叉神〜南御室小屋〜御座石鉱泉)

2019年08月09日(金) 〜 2019年08月10日(土)
 - 拍手
GPS
27:50
距離
17.7km
登り
1,846m
下り
2,153m

コースタイム

1日目
山行
4:17
休憩
0:28
合計
4:45
9:17
9:25
87
10:52
11:02
86
12:28
12:38
27
2日目
山行
8:06
休憩
1:14
合計
9:20
2:50
60
3:50
3:55
8
4:03
4:13
72
5:25
5:40
20
6:00
41
6:41
7:10
57
8:07
8:12
86
9:38
9:48
142
天候 晴れ、午後から雲が上がってくる
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行きは、甲府駅から6:55発のバスで夜叉神峠へ。乗車7名程度。
帰りは、御座石鉱泉12:30発のバスで韮崎へ。乗車3名のみ。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし。道標は多すぎず少なすぎず、という感じ。
その他周辺情報 電車で帰る方は、下山後は御座石鉱泉で風呂に入っておいた方が良いです。韮崎駅のすぐ近くには風呂は無いようですから。
自宅から始発の電車に乗り、2回の乗り換えを経て6:41に甲府に到着。6:55のバスに乗って夜叉神峠バス停に到着しました。バスは混むかと思いきや、乗客は7名程度のガラ空きで嬉しい驚きでした。
夜叉神峠バス停には水あり、トイレありです。
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自宅から始発の電車に乗り、2回の乗り換えを経て6:41に甲府に到着。6:55のバスに乗って夜叉神峠バス停に到着しました。バスは混むかと思いきや、乗客は7名程度のガラ空きで嬉しい驚きでした。
夜叉神峠バス停には水あり、トイレありです。
ここまでは風が無く、暑かったです。
ここまでは風が無く、暑かったです。
ひっそりとした様子の夜叉神小屋。テントサイトは平らで使いやすそうでした。近くに熊が出た旨の注意書きがありました。
ひっそりとした様子の夜叉神小屋。テントサイトは平らで使いやすそうでした。近くに熊が出た旨の注意書きがありました。
富士山に群がる雲
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富士山に群がる雲
久しぶり(20年以上ぶり)のテント泊のため、荷物の重さがこたえます。とは言っても昔と比べて装備が良くなったので水を多めに3リットル入れても11キロ程度の重さです。若い頃なら何ともなかったでしょうが、今はこれでも重く感じます。
久しぶり(20年以上ぶり)のテント泊のため、荷物の重さがこたえます。とは言っても昔と比べて装備が良くなったので水を多めに3リットル入れても11キロ程度の重さです。若い頃なら何ともなかったでしょうが、今はこれでも重く感じます。
要所要所にこのモニュメントが道標としてありますが、なんだかしっくりこないデザインです、鉄製で冷たい感じがするからか。
要所要所にこのモニュメントが道標としてありますが、なんだかしっくりこないデザインです、鉄製で冷たい感じがするからか。
やけに人に慣れた鹿でした。しばらくは少し離れて付いてきていました。
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やけに人に慣れた鹿でした。しばらくは少し離れて付いてきていました。
ここまで来ればあと少し。
ここまで来ればあと少し。
緑がとても美しかったです。
緑がとても美しかったです。
南御室小屋に到着。小屋泊まりの方は20名くらいいらっしゃる感じでした。水がとても冷たくて美味しかったです。正に南アルプス天然水。
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南御室小屋に到着。小屋泊まりの方は20名くらいいらっしゃる感じでした。水がとても冷たくて美味しかったです。正に南アルプス天然水。
テントサイトはこんな感じです。小屋の方に「雷が来たら小屋に避難した方が良いですか?」と聞いたところ、「これまでここに落雷したことはありません、たぶん大丈夫だと思いますよ」とのことでした。
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テントサイトはこんな感じです。小屋の方に「雷が来たら小屋に避難した方が良いですか?」と聞いたところ、「これまでここに落雷したことはありません、たぶん大丈夫だと思いますよ」とのことでした。
私のテント。モンベルのドームシェルターでシングルウォールです。重量880g程度でとても軽いです。雨への耐久性がどの程度か気になるところです。
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私のテント。モンベルのドームシェルターでシングルウォールです。重量880g程度でとても軽いです。雨への耐久性がどの程度か気になるところです。
昨日まで毎夕に雷雨が来ていたそうです。この日も遠くで雷鳴が轟き、近くでも1回だけ雷が鳴りましたが、結局雨は降らずに終わりました。テントのテストができず少し残念。
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昨日まで毎夕に雷雨が来ていたそうです。この日も遠くで雷鳴が轟き、近くでも1回だけ雷が鳴りましたが、結局雨は降らずに終わりました。テントのテストができず少し残念。
薬師岳で御来光を迎えるため、2:50にテントサイトを出発、1時間で薬師岳小屋に到着。真っ暗な森の中をヘッドライトの明かりだけで一人歩くのは少し気味が悪いですが、良い経験となりました。
森林限界を抜けて空が開けた時、ヘッドライトを消すと満点の星空が広がり、天の河も、富士山に登る登山者の明かりも見ることができました。
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薬師岳で御来光を迎えるため、2:50にテントサイトを出発、1時間で薬師岳小屋に到着。真っ暗な森の中をヘッドライトの明かりだけで一人歩くのは少し気味が悪いですが、良い経験となりました。
森林限界を抜けて空が開けた時、ヘッドライトを消すと満点の星空が広がり、天の河も、富士山に登る登山者の明かりも見ることができました。
薬師岳に到着。山頂では御来光がうまく見られないため、観音岳(鳳凰山)方面へ移動しながら日の出を待ち、撮影をしました。
薬師岳に到着。山頂では御来光がうまく見られないため、観音岳(鳳凰山)方面へ移動しながら日の出を待ち、撮影をしました。
薄明。中央の遠くに見えるは富士山です。日本一の高さを誇る富士山がなぜかここではこんなに下にあるように見えるのです。最初は富士山と思えませんでした。
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薄明。中央の遠くに見えるは富士山です。日本一の高さを誇る富士山がなぜかここではこんなに下にあるように見えるのです。最初は富士山と思えませんでした。
一面の雲海が眼下に広がっています。街の人たちは「今朝は曇ってるなぁ」なんて思っているのでしょうね。
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一面の雲海が眼下に広がっています。街の人たちは「今朝は曇ってるなぁ」なんて思っているのでしょうね。
雲海が山の峰を越えていきます。
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雲海が山の峰を越えていきます。
「やっぱり富士山だ!」と、この時思いました。
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「やっぱり富士山だ!」と、この時思いました。
雲を透しての日の出だったので、太陽の丸い姿をハッキリと見ることができました。
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雲を透しての日の出だったので、太陽の丸い姿をハッキリと見ることができました。
北岳にモルゲンロートが当たりはじめます。
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北岳にモルゲンロートが当たりはじめます。
南アルプス南方の山々
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南アルプス南方の山々
観音岳に進むに従って富士山が高く見えるようになります。なぜだろ?
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観音岳に進むに従って富士山が高く見えるようになります。なぜだろ?
北岳のモルゲンロート
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北岳のモルゲンロート
遠くに富士、美しい!
薬師岳から観音岳への稜線歩きが、このルートのハイライトです。ゆっくりと写真を撮りながら歩きました。
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遠くに富士、美しい!
薬師岳から観音岳への稜線歩きが、このルートのハイライトです。ゆっくりと写真を撮りながら歩きました。
観音岳に到着
オベリスクと甲斐駒ケ岳。遠くに北アルプスも見える!
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オベリスクと甲斐駒ケ岳。遠くに北アルプスも見える!
日の出の方向。遠くの山は金峰山や甲武信ヶ岳などの山々。
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日の出の方向。遠くの山は金峰山や甲武信ヶ岳などの山々。
左手奥が仙丈ケ岳
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左手奥が仙丈ケ岳
憧れのオベリスクが間近に
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憧れのオベリスクが間近に
甲斐駒ケ岳。いつかは黒戸尾根から登りたい。
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甲斐駒ケ岳。いつかは黒戸尾根から登りたい。
観音岳の影が北岳に
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観音岳の影が北岳に
雲に浮かぶ八ヶ岳
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雲に浮かぶ八ヶ岳
左の浮雲の下にあるトンガリが小川山、一度下ってその右の最初のトンガリが金峰山のようです。
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左の浮雲の下にあるトンガリが小川山、一度下ってその右の最初のトンガリが金峰山のようです。
赤抜沢ノ頭からのオベリスク
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赤抜沢ノ頭からのオベリスク
右端が八ヶ岳の赤岳。左端は蓼科山のようです。
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右端が八ヶ岳の赤岳。左端は蓼科山のようです。
これが噂のお地蔵様か
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これが噂のお地蔵様か
まるで砂浜のようです。
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まるで砂浜のようです。
鳳凰小屋まで下りました。
小屋の方に、「青木鉱泉と御座石鉱泉と、どちらに下るのが楽ですか?」と聞いたところ、「それは御座石鉱泉の方が楽です。今からなら12:30のバスに十分間に合いますよ」と言われ、ルートを決定。
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鳳凰小屋まで下りました。
小屋の方に、「青木鉱泉と御座石鉱泉と、どちらに下るのが楽ですか?」と聞いたところ、「それは御座石鉱泉の方が楽です。今からなら12:30のバスに十分間に合いますよ」と言われ、ルートを決定。
最初はなだらかな美しい道
最初はなだらかな美しい道
結構、手を入れて道が整備されています。
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結構、手を入れて道が整備されています。
だいぶ下ってきました。さようならオベリスク、ありがとう鳳凰三山。
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だいぶ下ってきました。さようならオベリスク、ありがとう鳳凰三山。
ここ燕頭山まではなだらかな下りでしたが、ここからは急坂が続きます。すれ違った上りの登山者も一様に「きつい登りでした!」と話されていました。
膝が持ってくれるか心配しながら気合いを入れて下山再開。
ここ燕頭山まではなだらかな下りでしたが、ここからは急坂が続きます。すれ違った上りの登山者も一様に「きつい登りでした!」と話されていました。
膝が持ってくれるか心配しながら気合いを入れて下山再開。
心配していた両膝外側の痛みは発生しませんでしが、あまりにも長く急な下りに脚の筋肉が疲れて果ててしまい、最後はヨロヨロの下山となりました。
心配していた両膝外側の痛みは発生しませんでしが、あまりにも長く急な下りに脚の筋肉が疲れて果ててしまい、最後はヨロヨロの下山となりました。
バス出発20分前になんとか御座石鉱泉に到着。宿の主人から「20分もあれば十分風呂に入れるよ、出てくるまでバスを止めておいてあげるからサッパリしておいで」と言われ、韮崎駅周辺には風呂が無いとのことだったので、ダッシュで入浴へ。バスを止めるワケにはいかないので超高速で汚れを落とし、10分で戻りました。湯船にも浸からない入浴でしたが、サッパリできて正解でした。電車の場合は匂いで他の方に迷惑をかけてしまいますから。
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バス出発20分前になんとか御座石鉱泉に到着。宿の主人から「20分もあれば十分風呂に入れるよ、出てくるまでバスを止めておいてあげるからサッパリしておいで」と言われ、韮崎駅周辺には風呂が無いとのことだったので、ダッシュで入浴へ。バスを止めるワケにはいかないので超高速で汚れを落とし、10分で戻りました。湯船にも浸からない入浴でしたが、サッパリできて正解でした。電車の場合は匂いで他の方に迷惑をかけてしまいますから。
無事に韮崎駅に到着。積乱雲がモクモクと涌いていました。甲府から特急に乗って快適に東京まで帰りました。
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無事に韮崎駅に到着。積乱雲がモクモクと涌いていました。甲府から特急に乗って快適に東京まで帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

 久しぶりのテント山行でしたが、天候に恵まれて素晴らしい山旅となりました。
 前回の伊豆・天城山では、下りで両膝の外側が痛くなってしまい苦しい下山となりました。今回は予防のストレッチや、膝サポーターを装着することで膝外側の痛みは生じませんでした。しかし、あまりにも長く急な下りに脚の筋肉が付いていけず、やはり最後は苦しい下山となってしまいました。下りで使う脚の筋肉量が絶対的に不足しているので、日々筋トレに励んで次回に備えたいと思います。

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