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Yamareco

記録ID: 1968209
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北八ッ彷徨(池巡りの山歩き)

2019年08月12日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:34
距離
20.6km
登り
955m
下り
949m

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
0:30
合計
7:35
5:14
5:14
37
5:51
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5
5:56
5:57
7
6:04
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69
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7:15
2
7:17
7:21
9
7:30
7:30
23
7:53
8:01
56
8:57
8:58
2
9:00
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8
9:08
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4
9:12
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21
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12:27
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12:40
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1
12:41
12:42
1
12:43
ゴール地点
天候 山行中 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場は何処も大変な混雑です。
コース状況/
危険箇所等
踏み跡が薄い所もありますが、
そんな時は周りを見渡せばリボンが導いてくれます。
駐車場が心配なので早めに家を出てきました。
麦草峠が近くになると星空が広がっています。
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駐車場が心配なので早めに家を出てきました。
麦草峠が近くになると星空が広がっています。
天の川には時間が遅すぎですが、
満点の星が広がってます、
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天の川には時間が遅すぎですが、
満点の星が広がってます、
東の空を見るとオリオン座が昇ってきました。
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東の空を見るとオリオン座が昇ってきました。
オリオン座が昇りきるのを待っていましたが、
空が明るくなるか昇るかのせめぎ合いです。
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オリオン座が昇りきるのを待っていましたが、
空が明るくなるか昇るかのせめぎ合いです。
無事駐車が出来き、安心してしまいひと眠りしてしまいました。
駐車のほとんどの方々が上を目指しているみたいです。
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無事駐車が出来き、安心してしまいひと眠りしてしまいました。
駐車のほとんどの方々が上を目指しているみたいです。
予想以上に素晴らしい森。
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予想以上に素晴らしい森。
このようなオブジェはあちらこちらに存在してます。
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このようなオブジェはあちらこちらに存在してます。
ツガの森に太陽の光が射してきました。
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ツガの森に太陽の光が射してきました。
朝露よ、早く乾いてくれ〜。
ちょっとズボンが濡れ気味です。
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朝露よ、早く乾いてくれ〜。
ちょっとズボンが濡れ気味です。
気持ちの良い朝です。
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気持ちの良い朝です。
雨池に着きました。
北八ッ彷徨を読んでから絶対に訪れたかった場所。
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雨池に着きました。
北八ッ彷徨を読んでから絶対に訪れたかった場所。
少しだけ朝霧が残ってくれました。
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少しだけ朝霧が残ってくれました。
居眠りしてなければもう少し早い到着で、
もっと幻想的な景色が見れたかもです。
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居眠りしてなければもう少し早い到着で、
もっと幻想的な景色が見れたかもです。
もう少しして脚が弱ったら、
ここにお弁当を持ってきて、ゆっくりするのもいいと思います。
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もう少しして脚が弱ったら、
ここにお弁当を持ってきて、ゆっくりするのもいいと思います。
苔の森が本当に気持ちいい・
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苔の森が本当に気持ちいい・
もう少しで双子池です。
その手前でサルオガセ。
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もう少しで双子池です。
その手前でサルオガセ。
ヒュッテは結構な人たちです、
まずは雄池。
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ヒュッテは結構な人たちです、
まずは雄池。
完璧なリフレクションです。
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完璧なリフレクションです。
雌池
気の早い木が紅葉を始めてました。
ここには秋にテントで来よう。
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雌池
気の早い木が紅葉を始めてました。
ここには秋にテントで来よう。
不思議な色です。
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不思議な色です。
ここで星を見てみたい。
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ここで星を見てみたい。
花は少なめで、この日初めてだったかな
ゴゼンタチバナ。
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花は少なめで、この日初めてだったかな
ゴゼンタチバナ。
間もなく亀甲池に着きました。
ここはトンボ天国です。
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間もなく亀甲池に着きました。
ここはトンボ天国です。
ここから一時間ちょっとの激登りです。
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ここから一時間ちょっとの激登りです。
ミドリヒョウモン
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ミドリヒョウモン
森を抜けた〜って思ったここからが微妙に長く感じる。
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森を抜けた〜って思ったここからが微妙に長く感じる。
汗をかきかきやっと北横岳です。
先週登っていた浅間山。
噴火しましたが、ここから見てもそれが信じられません。
また早くあの稜線を歩きたい。
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汗をかきかきやっと北横岳です。
先週登っていた浅間山。
噴火しましたが、ここから見てもそれが信じられません。
また早くあの稜線を歩きたい。
growmonoさんと冬に登った蓼科山、
ここから見るとそのルートが良く分かります。
growmonoさん,今度の冬もよろしくお願いします。
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growmonoさんと冬に登った蓼科山、
ここから見るとそのルートが良く分かります。
growmonoさん,今度の冬もよろしくお願いします。
南八ヶ岳と南アルプス。
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南八ヶ岳と南アルプス。
これから手前の山を越えて戻ります。
巻き道ですけどね。
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これから手前の山を越えて戻ります。
巻き道ですけどね。
坪庭は沢山の人たちです。
こちらからの北横岳は賑やかです、
さっきまでの静けさが信じられません。
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坪庭は沢山の人たちです。
こちらからの北横岳は賑やかです、
さっきまでの静けさが信じられません。
皆さんここを登るのにいい汗かいてました。
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皆さんここを登るのにいい汗かいてました。
縞枯山。
今度はこの山を絡めてこの山域を歩く事にします。
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縞枯山。
今度はこの山を絡めてこの山域を歩く事にします。
ロープウェイ駅から先はまたひっそりします.
フウロが沢山咲いてます。
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ロープウェイ駅から先はまたひっそりします.
フウロが沢山咲いてます。
水分補給が肝心な季節です。
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水分補給が肝心な季節です。
この日は何処を見ても緑。
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この日は何処を見ても緑。
イチヤクソウも咲いてました。
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イチヤクソウも咲いてました。
オトギリソウも沢山咲いてます。
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オトギリソウも沢山咲いてます。
アキアカネが苔の布団で一休み。
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アキアカネが苔の布団で一休み。
出逢いの辻からオトギリ平を目指します。
ここからは一部踏み跡が薄い所がありますが、
基本この枯沢の筋を登っていきます。
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出逢いの辻からオトギリ平を目指します。
ここからは一部踏み跡が薄い所がありますが、
基本この枯沢の筋を登っていきます。
オトギリ平に着きました。
ここでは中判カメラで撮影している方がいました。
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オトギリ平に着きました。
ここでは中判カメラで撮影している方がいました。
今日は胃もたれの幕の内弁当です。
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今日は胃もたれの幕の内弁当です。
コバギボウシ。
星の写真を撮る前も何度か白駒池は巡ってますが、
確かめたいことがあるので、明るい時にもう一度歩いてみます。
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コバギボウシ。
星の写真を撮る前も何度か白駒池は巡ってますが、
確かめたいことがあるので、明るい時にもう一度歩いてみます。
ヒメキマダラヒカゲ
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ヒメキマダラヒカゲ
麦草ヒュッテからは沢山のハイカーで賑わいます。
青苔荘の前も人です、今朝はあそこで独り占めでした。
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麦草ヒュッテからは沢山のハイカーで賑わいます。
青苔荘の前も人です、今朝はあそこで独り占めでした。
苔の森を象徴する区間。
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苔の森を象徴する区間。
奥庭。
ここまで来ると静かになります。
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奥庭。
ここまで来ると静かになります。
登山道わきのオダマキ。
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登山道わきのオダマキ。
ニガナ。
ゴマナ。
キリンソウ。
フウロ。
体が浄化された一日。
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体が浄化された一日。

感想

 数年前に読んだ「北八ッ彷徨」、その時から何時かは歩いてみたかった雨池。
 今まで歩いてなかったのが不思議なくらいなのですが、今回自分の中の天気予報などを練っているうちにここが閃きました。

 実際の天気は予報より良くなっています、これなら標高の高い山でも歩けると思うのですが、今回は不思議と気持ちが揺らぎません。

 駐車場が心配なので早めに家を出ました、麦草峠に近づくと車の中からでも星の瞬きが分かります、焦る気持ちをぐっと抑えて白駒池に降りていきます。
 そっと木道を歩き星が見える所を探します、結局以前と同じ場所から撮ります、この時期のこの時間なので天の川は写りませんでした、それでも満点の星が広がってます。
 戻ろうと思い東の空を見たらオリオン座が昇ってきてます、車に戻るつもりでしたが、ここから星の写真を撮ることに没頭します。周りはたまに獣の鳴き声がするだけで静まり返ってます、普段の白駒池からは想像もできません。
 そんな時に湖面が一瞬鏡になってくれたので、本当に大満足です。

 登山では歩きながら、北八ッ彷徨の物語を思い出しながら歩いてましたが、物語が断片的にしか思い出せず、ちょっと苦しい登山です。
 でも物語のメインになっている雨池、あらすじは忘れててもここだけは絶対の場所です、ここで一晩過ごしたら物語が起こるのかなって、色々想像しながら歩きました。
 
 双子池はいつかテントで泊まりたいところです、実は双子池には以前オフロードバイクに乗っている時、大河原峠から二子山を経てきたことがあります、その時はここでテントを張れるなんて思いもよらず、二子山から池に下る所で足の爪を痛めた思いでしかありません、そのころはある意味色々な面でイケイケでした。ビビりになった今は少しその当時の気持ちが欲しいところです。

 亀甲池からの激登りは正に地図通りで、どこにも嘘がありません。
 登っていてもあまりにもゆるみがないので、嘘でもいいから等高線の広い所ってなかったかなって思いながら歩きました。

 山頂はまだそれほど登山者もいなくて静かです、雲海にポカンと浮かぶ浅間を見ていると、噴火をしたのが信じられないくらい落ち着いています、見てる自分でさえそれが信じられません、またすぐにでもあの稜線を歩けるような気がして、秋になったらすぐに行こうと思っていたのに、自然には逆らえませんが、そこに踏み入って癒しをもらったり、心が少し正直になったり、良いヒントをもらったり、この世の中全ての原点は自然な森だったり川だったりすると思います。
 
 北八ヶ岳の山域はけして標高が高くなくても山の素晴らしさは味わえる所です。その事がよく分かった一日でした、 登山といったら登るのが普通ですが時には降りるのも良いですね。

 今回 どこを見ても途切れることの無い緑、森に浄化された空気、頭上からは鳥達の囀り、全てにおいて人を浄化してくれます

 目からはいるもの、口から鼻から入るもの 耳から聞こえてくる音、
 ここの森は病気が自然に治るような力をもっているような気がします。
 疲れ目なんか本当に良くなるような気がしました。

 素晴らしい一日を過ごせたことに感謝です。

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コメント

森の偉大な力
 おはようございます、kijimunaさん。
今現在の前橋市は晴れておりますが、山間部は全てガスにかかり目視できません。
台風の影響が出始めたのか、風がやや強いです。

 北八ヶ岳らしい雰囲気が写真から醸し出されていますね。
「静けさや 池によこたふ 鼓星」

 悠久の時を経て形成された森には、自然の偉大な力が備わっています。新参の人間など到底及ばない雄大な力で圧倒することもありますが、邪念もない清らかな心で優しく包んでくれます。

 3年ほど前に大河原峠から蓼科山〜北横岳を周回しました。亀甲池から上る北横岳は白毛門並みの激坂でした。ご一緒した厳冬期の蓼科山で天祥寺原へ下りた時にもお話ししましたね。

 浅間山も入山規制となり、草すべり二度登りが今年は出来そうもありません。また蓼科山や他の山でもご一緒したいです。
2019/8/15 8:34
Re: 森の偉大な力
growmonoさん おはようございます!

昨日のこちらは猛烈な雨でした、あれが線状降水帯だったみたいです。
大きな台風、被害が無ければいいですね。

「静けさや 池によこたふ 鼓星」すごく良いですね。
ここにいるのに、あの感動がよみがえってきます、素晴らしい句です。

growmonoさんからのメッセージの2行で目が覚めました。
growmonoさんの山や自然に対する想いが伝わってきます。

この秋は自転車を使って浅間を歩こうと思っていましたが、ちょっと無理そうですね。
あっ!でも私の自転車はブレーキがもちそうにないです、あの坂で破壊されそうです。

今度は山で食事をしましょう(*^^)v

いつもありがとうございます。
2019/8/15 9:02
ただただ美しい
kijimunaさん、こんにちは。

北八ヶ岳の魅力をこんなに素敵に表現するなんて凄い。
見てて感動しました。

星空撮影、日の出、そしてリフレクション。
自分ももっと腕を磨いて、同じような写真を撮りたい。

レコを見てても心を浄化される気分です。
素敵なレコ、楽しみにしてます。
(^_^)/~
2019/8/21 17:14
Re: ただただ美しい
harukitiさん こんにちは!

厳しい残暑の中不安定な天気が続きますね。

このレコがharukitiさんのお目に留まっただけでもうれしいのに、
コメントまでいただいて、ありがとうございます。

北八ヶ岳はいつもスルーしがちでしたが、何でしょうね?
歳とともに少しずつ山を見る感覚が変わってくるような気がします。

以前は目に留まらなかったものが見えてきたり、聞こえてきたり。
なかなか遠出はできませんが、行ける所で自然を感じたいと思います。

ありがとうございました。
2019/8/21 17:51
プロフィール画像
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