※初テント泊※【一泊二日】八ヶ岳：編笠山・権現岳

2019年08月11日(日) 〜 2019年08月12日(月)

• GPS: 18:23
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,609m
• 下り: 1,609m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:04
• 休憩: 6:33
• 合計: 11:37

距離 11.6km 登り 1,432m 下り 614m

5:15 観音平
6:02 雲海
6:43 押手川
7:49 9:43 青年小屋
10:06 10:10 のろし場
10:25 10:35 西ギボシ
10:45 10:46 東ギボシ
10:51 10:55 権現小屋
10:57 縦走路分岐
11:01 12:30 権現岳
12:32 12:33 権現小屋
12:39 12:42 縦走路分岐
12:47 12:48 権現小屋
12:55 12:59 東ギボシ
13:07 13:15 西ギボシ
13:21 13:22 のろし場
13:39 15:38 青年小屋
15:54 16:22 編笠山
16:38 16:43 青年小屋
16:47 16:48 乙女の水
16:52 青年小屋

2日目

• 山行: 3:19
• 休憩: 2:48
• 合計: 6:07

距離 6.5km 登り 177m 下り 995m

3:58 青年小屋
4:20 5:25 編笠山
5:42 7:22 青年小屋
8:59 9:00 押手川
9:22 雲海
10:03 10:05 観音平
10:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

観音平駐車場：仮設トイレ３基
テント場：トイレ１基
※テント場のトイレは不調のため場合によっては小屋内のトイレを使っても良いと小屋の方に言われた。ペダルを踏んでも水が流れなかったので備え付けのバケツの水で流した。

写真

8/11 5:15

道の駅で車中泊をするつもりが車の通りが多くて寝られず。登山口の観音平へ移動して車中泊。
22時に着いた頃にはほぼ満車状態。夜が明けて完全に満車となっていた。

8/11 5:15

今までにない重さのザックを背負って入山。

8/11 5:29

歩き始めてすぐに汗だく。

8/11 7:00

普段ならどうって事のない道も重いザックで歩きにくい。

8/12 5:44

青年小屋に到着。大した距離を歩いていないのにヘトヘトで0.75Lの飲料を飲み干した。小屋で受付をしてテント場へ。
※写真は翌日に撮ったもの

8/11 7:57

小屋裏のテント場へ。この日は一番のり。張られているテントは数分後には撤収されていた。

8/11 8:44

モンベルのステラリッジ2 設営完了。
いよいよ始まる初めてのテント泊登山。
※撤収時に気がついたが張り縄を忘れていた（汗）

8/11 8:53

水場で消費した分を補給。
水は手が痛くなるほど冷たかった。
案内板には水場まで徒歩5分と書かれていたがそれほどかからなかった。

8/11 9:02

テント場から権現岳が見える。

8/11 9:43

権現岳は翌日に周る予定だったが、あの重たいザックを背負って権現岳を周回するのは無理と判断。
荷物をテントに置いて、ベースキャンプ登山に切り替え。

8/11 10:00

急斜面を登っていく。

8/11 10:03

視界が開けてきた。

8/11 10:07

一見ダムのように見える斜面。googleストリートビューアで見るとザレた崖のようだ。

8/11 10:09

8/11 10:11

ワクワクしかしない

8/11 10:16

8/11 10:18

歩いてきた道を振り返る。

8/11 10:21

ここから鎖場

8/11 10:27

この程度の鎖場はなんてことはなく、油断せず慎重に進めば問題無し。

8/11 10:32

権現小屋が見えた。

8/11 10:32

迫力ある岩山。

8/11 10:33

目の前は断崖。落ちたら死ぬでしょう。
靴にトンボが止まっていた。

8/11 10:38

ここの岩山は登れないのだろうか。ピークっぽいけど地図にも山名は無し。

8/11 10:38

権現岳に人が立っているのが見えた。

8/11 10:41

雑誌で見たことある道！

8/11 10:41

楽しい

8/11 10:44

たまらない

8/11 10:47

だんだんとガスってきた。

8/11 10:49

あと少し！

8/11 10:52

権現小屋に到着。休憩しようと思ったけど山頂まですぐそばなのでトイレだけ済ませて先へ進む。

8/11 10:58

手前に権現小屋。奥には青年小屋が見える。

8/11 11:00

道の真ん中に急に現れた標識。
ここが？？と思って辺りを見渡すと標識の後ろに道らしき跡を発見。

8/11 11:04

辿るとMt.Gongenの看板。ここがピークのようだ。

8/11 11:04

ピークの岩山の裏は絶壁。ガスってて下が見えない。

8/11 11:30

落ちたら死ぬでしょう。

8/11 11:56

ピークを少し進んだ広場で本休憩。
今回はいつものミニチキンラーメンではなく、サッポロ一番 ミソラーメン。

8/11 12:28

ガスが晴れて緑がきれい。

8/11 12:13

編笠山の奥には長野の街が見渡せる。

8/11 12:27

岩山の側にあった祠。供えてある宝剣はサービスエリアのお土産で見たことがあるような...

8/11 12:30

復路。今回は泊まりなので時間を気にせずダラダラと景色を眺められる。

8/11 12:33

行きで気が付かなかった八ヶ岳最高峰 赤岳への分岐。

8/11 12:34

赤岳方面に道。先がどうなっているか少しだけ進んでいる。

8/11 12:37

鎖が張られた急斜面。ここを降りていくのか...

8/11 12:44

黒い雲が見えたので戻ることに。

8/11 12:59

下りの鎖場はより慎重に。

8/11 13:10

改めて見ると凄い道だなぁ

8/11 14:29

テントへ戻って寝転がって休憩。
雲で日が隠れて風が吹くと最高に涼しいが、日が当たるとやっぱり暑くてテントにいられない。

8/11 15:26

空を見ると良い入道雲が。

8/11 15:36

時間も体力もあったので編笠山へ。

8/11 15:41

良い景色。

8/11 15:53

あっという間に編笠山へ。

8/11 16:01

8/11 16:04

雲が素晴らしい

8/11 16:16

8/11 16:19

写真を取りつつ雲をひたすら眺めていた。

8/11 17:27

テントへ戻って夕食。
アルファ米とフリーズドライカレー、持参物のミニ・キリンビール。つまみにスナック菓子。
お湯がなかなか沸かず、米はお湯の温度が低かったのか少し硬かった。持参したやきとり缶詰は食べず。

8/11 17:40

クッカーの掃除兼スープ代わりに味噌汁と餅。

8/11 17:51

締めの山コーヒー。テントは15組ほど張られていた。

8/11 18:09

テントにいてもすることが無いので編笠山道中の岩石地帯で黄昏る。

8/11 18:19

一年越しで達成できたテント泊登山。着実に目標を達成できている。

8/11 19:05

日が落ちたので就寝。しようと思っていたが、小屋の発電機が23時まで鳴り響き、他にも鹿の鳴き声、風の音、隣人のイビキや物音で全然寝られず。テント内の気温は13度まで下がったが、持参したシュラフ：ダウンハガー800#2では半袖半ズボンでも暑くて寝られなかった。

8/12 3:57

日の出を見たかったので3時半に起床。2時間ほど寝たかな？支度をして再び編笠山へ向かう。

8/12 4:11

山際が際立ち始めた。この光景は去年の白山以来。

8/12 4:22

山頂は強風。遮る雲無し。

8/12 4:50

だんだん明るくなってきた。
雲がさざなみのようだ。

8/12 4:50

8/12 4:58

南アルプス

8/12 4:58

中央アルプスと御嶽山

8/12 4:58

北アルプス

8/12 4:58

こんなに良い景色なのに山頂には自分を含めて3人しか居なかった。もったいない！！

8/12 5:15

太陽のお出まし。

8/12 5:16

8/12 5:24

苦労して登った山が見えるとその時の記憶が蘇る。

8/12 5:37

景色を堪能してテント場へ戻る。ほとんどのテントが撤収されていた。

8/12 7:21

戻って朝食のカロリーメイトを食べて自分も撤収。
テントは結露でビチャビチャ。乾かすのが面倒だったので適当にタオルで拭いて押し込んだ。

8/12 8:00

見納めの富士山。

8/12 8:19

再び重いザックを背負って山歩き。

8/12 8:38

途中、雛鳥っぽいのが木に止まって鳴いていた。
何の鳥だろうか。

8/12 8:41

ヘロヘロになりながら歩いていると上半身が痺れ始めた。
無理をしたときに現れる症状で今までの登山でも何度か起きていた。荷物を降ろして残っていた餅と味噌汁、アミノバイタルで補給。

8/12 10:04

補給してからはカラダが軽くなり、そのまま一気に観音平へ下山。
駐車場は満車で路駐も溢れていた。

撮影機器：

SO-02J Sony

装備

個人装備

ザック：バルトロ65 テント：ステラリッジ2 シュラフ：ダウンハガー800#2 エアマット：アルパインパッド25

感想

Tasuke

計画を練ってから一年越しで念願のテント泊登山へ。
行き先は前から予定していた権現岳。
自宅でテント装備一式をザックへ詰め込み、背負ってみて「イケる」と思っていたが、実際に山を歩いてみると かなり きつい。
1日目に青年小屋でキャンプ、編笠山・西岳を登り、二日目にテントを撤収し権現岳〜三ツ頭を経由して観音平へ戻る予定だったが、1日目に観音平〜青年小屋までを歩いて限界を感じ、テントを背負って権現岳を経由して帰るのは無理と判断。
青年小屋をベースとして1日目に編笠山・権現岳を登り、2日目は登ってきたルートをピストンすることにした。

両日ともに天気は良好。駐車場は満車だったけど登山者は想定していたよりも少なくて人で溢れるようなことも無く、山の中で静かに過ごすことが出来た。
日中の行動で疲れて夜はぐっする寝られるかと思ったがなかなか寝付けず。
隣人のテントが近いと音がだだ漏れで気になってしまう。慣れるしかないが耳栓が欲しかった。
早朝の編笠山からは富士山・日本アルプスを一望。
登山を初めて3年目でここまで来て、着実に目標を達成できている事を実感。
初のテント泊登山は満足で充実した二日間でした。

【反省・改善点】
・テントの張り縄を忘れた。
・着替えや使わない道具が多かった。荷物は最小限に。
・山小屋での食事、水場での補給を考慮し、持参する食料・水の量を減らす。
・就寝時の耳栓の持参。