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Yamareco

記録ID: 1974279
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

石狩岳〜音更山(シュナイダーコースピストン)

2019年08月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:24
距離
13.5km
登り
1,513m
下り
1,503m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:27
休憩
0:48
合計
10:15
9:42
9:42
15
9:57
10:04
8
10:12
10:17
32
12:03
12:32
47
15:53
ゴール地点
天候 曇り一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
3年前(2016年の雨台風被災の前に登った時は、2015年の風台風の影響による倒木が多く、巻き道に苦労した)に登った際、苦労した倒木(3〜4箇所ほど)はきれいに撤去されていた。恐らく、私が登った7月12日以降、台風被害に見舞われる前までに撤去したのだろう。山岳会の人?大変だったことでしょう。ありがとうございます。ただ、コース序盤に2か所ほど新たな倒木がありました。これは雨台風による土砂崩れ、或いは地盤が緩んだために根こそぎ倒れてしまったモノと思われる。
その他周辺情報 東大雪に登った後は、定番の幌加温泉。(大人500円、子供200円)
ただし、完全混浴なので女性にはハードルが高いと思います。(今日は2名ほど入浴していました)
3年前の台風の爪痕は、このまま倒れた木々がトドワラのように朽ち果てるまで半永久的に残るのだろう。そう考えると、これはこれで自然遺産級のオブジェクト足り得ないのかな?でもそうなるとこのまま現状保存されることになるのか、それは困る。
2019年08月14日 05:43撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 5:43
3年前の台風の爪痕は、このまま倒れた木々がトドワラのように朽ち果てるまで半永久的に残るのだろう。そう考えると、これはこれで自然遺産級のオブジェクト足り得ないのかな?でもそうなるとこのまま現状保存されることになるのか、それは困る。
シュナイダーコースの急登を進みながら振り返る。ニペソツ山が尖っている。朝のうちは南方向も晴れていた。
2019年08月14日 07:30撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
10
8/14 7:30
シュナイダーコースの急登を進みながら振り返る。ニペソツ山が尖っている。朝のうちは南方向も晴れていた。
十石峠方面もいいお天気。
2019年08月14日 07:53撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 7:53
十石峠方面もいいお天気。
石狩岳。なかなか雄々しくてカッコいい。
2019年08月14日 08:36撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 8:36
石狩岳。なかなか雄々しくてカッコいい。
断続的な急登を上り詰めて、やっとシュナイダー分岐。
3年前は延々と続く急登に、いつ終わるのか気が遠くなったが、今日は「あれ?もう終わり?」意外と早く感じた。
表大雪が遠く見える。
2019年08月14日 08:46撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
8/14 8:46
断続的な急登を上り詰めて、やっとシュナイダー分岐。
3年前は延々と続く急登に、いつ終わるのか気が遠くなったが、今日は「あれ?もう終わり?」意外と早く感じた。
表大雪が遠く見える。
イワブクロ
2019年08月14日 08:56撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
8/14 8:56
イワブクロ
ウメバチソウ
2019年08月14日 09:09撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 9:09
ウメバチソウ
ダイセツオトギリ
2019年08月14日 09:10撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 9:10
ダイセツオトギリ
ミヤマリンドウ
2019年08月14日 09:21撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 9:21
ミヤマリンドウ
チングルマの果穂がトロピカルに見える。
2019年08月14日 09:21撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
8/14 9:21
チングルマの果穂がトロピカルに見える。
トカチフウロ
2019年08月14日 09:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 9:22
トカチフウロ
ミヤマアキノキリンソウ
2019年08月14日 09:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 9:23
ミヤマアキノキリンソウ
リンネソウ
2019年08月14日 09:37撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 9:37
リンネソウ
石狩岳山頂!
2019年08月14日 09:43撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
13
8/14 9:43
石狩岳山頂!
トムラウシ山の頭が見える
中央に五色岳、右に忠別岳
2019年08月14日 09:45撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
8/14 9:45
トムラウシ山の頭が見える
中央に五色岳、右に忠別岳
石狩岳最高点から石狩岳山頂を振り返る
2019年08月14日 09:58撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
6
8/14 9:58
石狩岳最高点から石狩岳山頂を振り返る
石狩岳最高点から沼の原に続く縦走路。沼の原は右側、雲に隠れているけれど、まだまだ遠い。
2019年08月14日 10:00撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 10:00
石狩岳最高点から沼の原に続く縦走路。沼の原は右側、雲に隠れているけれど、まだまだ遠い。
白雲岳の山頂が見えてきた。左端に先日登った忠別岳。
2019年08月14日 10:02撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
8/14 10:02
白雲岳の山頂が見えてきた。左端に先日登った忠別岳。
音更山が見えてきた。
南側はガスの壁。
2019年08月14日 10:12撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
8/14 10:12
音更山が見えてきた。
南側はガスの壁。
居合わせた若者に撮ってもらった。ありがとう!
2019年08月14日 10:12撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
17
8/14 10:12
居合わせた若者に撮ってもらった。ありがとう!
トムラウシ方面もガスが少し晴れてきたかな?向こうに見えるのは十勝岳かな?
2019年08月14日 10:14撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 10:14
トムラウシ方面もガスが少し晴れてきたかな?向こうに見えるのは十勝岳かな?
ミヤマホツツジ。
2019年08月14日 10:19撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 10:19
ミヤマホツツジ。
コマクサ。
終盤だったけど、音更山に向かう登山道上に群生していた。
2019年08月14日 11:17撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
8/14 11:17
コマクサ。
終盤だったけど、音更山に向かう登山道上に群生していた。
ブルーベリー!
最近、悪くなりつつある目のために食べてみた。
2019年08月14日 11:33撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
8/14 11:33
ブルーベリー!
最近、悪くなりつつある目のために食べてみた。
地衣類なんだろうけど、何だろう?これ??
2019年08月14日 11:35撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 11:35
地衣類なんだろうけど、何だろう?これ??
チシマギキョウ。
以前は枯れかけた終盤の花は撮らないようにしていたのですが、数年前に30代後半の女の子と一緒に羅臼岳に登った際、「どうせ撮るなら枯れかけた花より、活きの良いピチピチした花を撮らなくちゃね。しおれかけの花を撮るのは(武士の情け)で敬遠しているんだ。」と言ったら、すごい勢いで怒られた。「中島さんも若い子が好きなんですね!」・・・いや、確かに違わないけど。(笑
2019年08月14日 11:55撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 11:55
チシマギキョウ。
以前は枯れかけた終盤の花は撮らないようにしていたのですが、数年前に30代後半の女の子と一緒に羅臼岳に登った際、「どうせ撮るなら枯れかけた花より、活きの良いピチピチした花を撮らなくちゃね。しおれかけの花を撮るのは(武士の情け)で敬遠しているんだ。」と言ったら、すごい勢いで怒られた。「中島さんも若い子が好きなんですね!」・・・いや、確かに違わないけど。(笑
音更山山頂
最初はガスで真っ白だったけど、見る見るうちに視界が開けた。最高!じゃない?
2019年08月14日 12:03撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
5
8/14 12:03
音更山山頂
最初はガスで真っ白だったけど、見る見るうちに視界が開けた。最高!じゃない?
自撮り。この時点では独りしかいなかったし。
2019年08月14日 12:04撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 12:04
自撮り。この時点では独りしかいなかったし。
音更山山頂から石狩岳。
ガレ場からナキウサギの声が聞こえてくる。
2019年08月14日 12:14撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 12:14
音更山山頂から石狩岳。
ガレ場からナキウサギの声が聞こえてくる。
下山。往路は木が濡れていて滑りそうだったので川をじゃぶじゃぶ渡渉した。復路はこの細い木を渡った。
2019年08月14日 15:24撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
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8/14 15:24
下山。往路は木が濡れていて滑りそうだったので川をじゃぶじゃぶ渡渉した。復路はこの細い木を渡った。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 ナイフ カメラ ポール 携帯トイレ

感想

天気予報とにらめっこの末、3年ぶりに石狩岳に登ってきました。単独登山が確定した時点で、「音更山にも登ってこよう」と決めます。その後は十石峠まで縦走するか、シュナイダーコースに戻るか、その時の気分で判断しようと決めます。

前半は沢沿いの比較的平坦なルートを歩きますが、大雪山系の沢沿いを歩くにつけ、3年前の台風の爪痕に今更ながら脅威を感じます。動脈的な川の流れを阻害する流木は処理されるにしても、きっと台風によって根こそぎ倒され、流された灌木はこのまま朽ち果てるまでその場所に残るのでしょうね。野付半島のトドワラのように。

シュナイダーコースは、沢沿いを離れるところから断続的な急登に入ります。私は両手両足を自由に使うことが出来るよう、ポールを仕舞います。キツイ急登が続くので全身が疲れますが、一気に高度が稼げるところでもあります。予備知識なしに登った3年前はシュナイダー分岐まで登った時点で疲れ果て(笑)、石狩岳ピストンで終わってしまいましたが、今回は「延々と続く急登」を意識し過ぎていたためか、思ったより早く終わった気がしました。「あれ?もう終わり?」

そうそう、3年前に登った時は、前年の風台風による倒木が非常に多く、そのうち3〜4か所は登山道に深刻に覆いかぶさっており、そこを巻くのが大変でした。しかし今回はそれら全てが撤去されていてびっくり!撤去の痕跡が時間の経過を物語っており、きっと私が3年前に登った時以降、同年の雨台風で林道が崩壊するまでの間にこの作業が行われたのだろうと想像されました。恐らく、地元の山岳会?きっと大変な作業だったと思います。頭が下がります。

で、お天気ですが、朝のうちは晴れていたのですが、登山中、どんどんガスが出てきてやがて周囲は真っ白。しかし、石狩岳山頂に到着すると山の北側、表大雪方面にはガスが少なく、遠くまで見渡すことが出来ました。

山頂には、私を追い越して行った元気のいい若者達が数名いました。後から追いついた若者もいます。石狩岳最高点まで行って引き返した私が山頂で自撮りしようとすると、そのうちの一人が「撮りますよ!」撮ってくれました。ありがとう!

さて、今日の目的は音更山です。石狩岳を後にしてシュナイダー分岐まで戻り、飲み物を入れ替えてすぐに出発!ゆるい登りと下りを2〜3度繰り返した末、岩場を上り詰めると音更山山頂でした。途中のガレ場でナキウサギの声が気になりましたが、こういう広いガレ場では余程の幸運に恵まれなければむしろナキウサギに出会う確率が低いような気がします。きっと「ジッと粘っていれば」出てくるのでしょうけどね。

山頂で昼食を摂っていると登山者が1名、追いついてきました。実は音更山も登頂した時はガスで真っ白だったのですが、食事していると見る見るうちにガスが晴れ、視界が開けます。本当、今日はラッキーだったと思います。


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