また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1980724
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

鹿島槍ヶ岳

2019年08月17日(土) 〜 2019年08月18日(日)
 - 拍手
hekomuki その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
16:21
距離
24.1km
登り
2,513m
下り
2,525m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:55
休憩
1:54
合計
9:49
7:40
7:46
44
8:30
8:30
29
8:59
9:03
37
9:40
9:45
46
10:31
10:44
16
11:00
11:08
21
11:29
11:29
24
11:53
11:53
14
12:07
12:46
6
12:52
12:52
45
13:37
13:42
43
14:25
14:58
47
15:45
15:45
34
16:19
16:19
5
16:24
2日目
山行
4:30
休憩
0:55
合計
5:25
6:14
17
6:31
6:32
36
7:08
7:08
20
7:28
7:31
17
7:48
8:33
56
9:29
9:32
18
9:50
9:53
19
10:12
10:12
34
10:46
10:46
8
10:54
10:54
45
天候 1日目 曇り、2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
<行き>
9:00 新宿発 あずさ7号 松本行
11:36 松本着

レンタカーで移動して信濃大町に前泊。
扇沢駐車場 3,000円でした。(1,000円/12時間)

<帰り> ※Uターンラッシュと重なり、あずさ号とかいじ号を乗り継ぎました。
16:30 松本発 あずさ28号 新宿行
17:35 甲府着
17:45 甲府発 かいじ20号 新宿行
19:27 新宿着
コース状況/
危険箇所等
扇沢〜種池山荘(柏原新道) 非常によく整備されています。
石段や丸太の階段の組み方が丁寧で、段差も細かく作られています。
ただし、ケルン(1770m)付近や、富士見坂の辺りのトラバースは少し注意が必要です。

種池山荘〜冷池山荘 ガレ場のアップダウン。特に危険個所はありません。

冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳 標高が高いので酸素が薄く、思ったよりキツいです。稜線の東側は切り立った崖です。ブロッケン現象を期待して近づきすぎないように注意。
その他周辺情報 薬師の湯が定番だと思いますが、定番すぎて混雑していそうだったので、ゆーぷる木崎湖を利用しました(650円)。
サウナが猛烈に熱くて、水風呂が猛烈に冷たかったです。素敵すぎる。
扇沢の駐車場にて。
一番高く見えるピークが爺ヶ岳南峰です。
2019年08月17日 06:30撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 6:30
扇沢の駐車場にて。
一番高く見えるピークが爺ヶ岳南峰です。
10分ほど坂を下り、橋を渡ったところが登山口です。
2019年08月17日 06:44撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 6:44
10分ほど坂を下り、橋を渡ったところが登山口です。
こんな感じで、なるべく一段の段差が小さくなるよう、丁寧に石が敷かれています。
2019年08月17日 06:58撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 6:58
こんな感じで、なるべく一段の段差が小さくなるよう、丁寧に石が敷かれています。
ケルンを過ぎた辺りから、種池山荘が見えてきます。
ところがここからが長いんです。なかなか近づきません。
2019年08月17日 08:03撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 8:03
ケルンを過ぎた辺りから、種池山荘が見えてきます。
ところがここからが長いんです。なかなか近づきません。
この石段も歩きやすかったです。一段一段が水平になるように組んであるだけでなく、ちょっと乱暴に足を置いて重心が流れたとしても、次の足がすぐ出せそうだったり、そのまま転んでも大怪我にはならないような配慮がされているように感じました。
2019年08月17日 08:38撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 8:38
この石段も歩きやすかったです。一段一段が水平になるように組んであるだけでなく、ちょっと乱暴に足を置いて重心が流れたとしても、次の足がすぐ出せそうだったり、そのまま転んでも大怪我にはならないような配慮がされているように感じました。
この先でガレ場をトラバースする箇所があります。
道幅が狭く、片側が切れ落ちているので少し緊張しました。
2019年08月17日 08:56撮影 by  iPhone SE, Apple
8/17 8:56
この先でガレ場をトラバースする箇所があります。
道幅が狭く、片側が切れ落ちているので少し緊張しました。
登山口から約3時間で種池山荘に到着。
2019年08月17日 09:38撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 9:38
登山口から約3時間で種池山荘に到着。
これから向かう爺ヶ岳方面。
左の登り斜面の中腹に冷池山荘があります。
2019年08月17日 10:13撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 10:13
これから向かう爺ヶ岳方面。
左の登り斜面の中腹に冷池山荘があります。
鹿島槍ヶ岳の山頂は雲に隠れていて見えません。
2019年08月17日 10:22撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 10:22
鹿島槍ヶ岳の山頂は雲に隠れていて見えません。
爺ヶ岳中腹から種池山荘方面。
雲の中に立山連峰が隠れています。
2019年08月17日 10:23撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 10:23
爺ヶ岳中腹から種池山荘方面。
雲の中に立山連峰が隠れています。
2019年08月17日 10:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 10:33
扇沢が見えます。
2019年08月17日 10:44撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 10:44
扇沢が見えます。
南峰山頂付近から中峰。
2019年08月17日 10:58撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 10:58
南峰山頂付近から中峰。
コマクサ発見。
結構大きな株です。
2019年08月17日 11:00撮影 by  NEX-5, SONY
4
8/17 11:00
コマクサ発見。
結構大きな株です。
トウヤクリンドウ。
高山植物の中で一番好きです。
2019年08月17日 11:01撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 11:01
トウヤクリンドウ。
高山植物の中で一番好きです。
2019年08月17日 11:05撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 11:05
爺ヶ岳中峰山頂。
鹿島槍ヶ岳の山頂はまだ見えません。
2019年08月17日 11:12撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 11:12
爺ヶ岳中峰山頂。
鹿島槍ヶ岳の山頂はまだ見えません。
青空になっても大事なところは隠れたままです。
2019年08月17日 11:17撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 11:17
青空になっても大事なところは隠れたままです。
立山も見えません。
2019年08月17日 11:17撮影 by  NEX-5, SONY
8/17 11:17
立山も見えません。
冷池山荘が近づいてきました。
すさまじいアップダウンがあるように見えますが、ここから山荘までは15分くらいです。
2019年08月17日 12:01撮影 by  NEX-5, SONY
3
8/17 12:01
冷池山荘が近づいてきました。
すさまじいアップダウンがあるように見えますが、ここから山荘までは15分くらいです。
冷乗越。
これもケルンなのかな?
2019年08月17日 12:05撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 12:05
冷乗越。
これもケルンなのかな?
山荘到着〜。
2019年08月17日 12:17撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 12:17
山荘到着〜。
とりあえず鹿島槍ヶ岳の山頂を目指します。
見えているのは布引山で、鹿島槍ヶ岳ではありません。
2019年08月17日 13:47撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 13:47
とりあえず鹿島槍ヶ岳の山頂を目指します。
見えているのは布引山で、鹿島槍ヶ岳ではありません。
布引山に到着。
2019年08月17日 13:49撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 13:49
布引山に到着。
ようやく山頂が見えました。
この写真だと、指導標が傾いている理由が分かってもらえると思います。
2019年08月17日 13:49撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 13:49
ようやく山頂が見えました。
この写真だと、指導標が傾いている理由が分かってもらえると思います。
南峰に登頂。
北峰まで行くつもりでヘルメットを持っていきましたが、この時点でバテバテなうえにガスが濃く、北峰は断念してしまいました。
2019年08月17日 14:36撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 14:36
南峰に登頂。
北峰まで行くつもりでヘルメットを持っていきましたが、この時点でバテバテなうえにガスが濃く、北峰は断念してしまいました。
でも悪いことばかりではありません。
初めての生ブロッケン。
2019年08月17日 15:26撮影 by  NEX-5, SONY
4
8/17 15:26
でも悪いことばかりではありません。
初めての生ブロッケン。
こんな感じで長野側に雲ができ、富山側から日が差すため、ブロッケン現象に遭遇する可能性は高いと思います。
2019年08月17日 15:38撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 15:38
こんな感じで長野側に雲ができ、富山側から日が差すため、ブロッケン現象に遭遇する可能性は高いと思います。
山荘で夕食後、外に出たら見事に雲が取れていました。
2019年08月17日 18:43撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/17 18:43
山荘で夕食後、外に出たら見事に雲が取れていました。
立山方面も雲が取れました。
木に隠れているのが剱岳です。
冷池山荘からは2階のテラスからしか見えません。
テント場からならバッチリ見えると思います。
2019年08月17日 18:50撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/17 18:50
立山方面も雲が取れました。
木に隠れているのが剱岳です。
冷池山荘からは2階のテラスからしか見えません。
テント場からならバッチリ見えると思います。
雲に邪魔され、15分ほど遅れての日の出。
2019年08月18日 05:32撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/18 5:32
雲に邪魔され、15分ほど遅れての日の出。
鹿島槍ヶ岳。
山頂でご来光を迎えた方もいたようです。
2019年08月18日 05:32撮影 by  NEX-5, SONY
6
8/18 5:32
鹿島槍ヶ岳。
山頂でご来光を迎えた方もいたようです。
剱岳のモルゲンロート。
2019年08月18日 05:38撮影 by  NEX-5, SONY
8/18 5:38
剱岳のモルゲンロート。
冷乗越付近からの鹿島槍ヶ岳。
横から光が当たると陰影がはっきりします。
2019年08月18日 06:35撮影 by  NEX-5, SONY
5
8/18 6:35
冷乗越付近からの鹿島槍ヶ岳。
横から光が当たると陰影がはっきりします。
爺ヶ岳中峰山頂から立山方面。
左端の尖った山は槍ヶ岳です。
2019年08月18日 07:39撮影 by  NEX-5, SONY
4
8/18 7:39
爺ヶ岳中峰山頂から立山方面。
左端の尖った山は槍ヶ岳です。
立山連峰アップ。
2019年08月18日 07:40撮影 by  NEX-5, SONY
2
8/18 7:40
立山連峰アップ。
槍ヶ岳・穂高連峰アップ。
右手前の山は蓮華岳・針ノ木岳、スバリ岳です。
2019年08月18日 07:40撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/18 7:40
槍ヶ岳・穂高連峰アップ。
右手前の山は蓮華岳・針ノ木岳、スバリ岳です。
鹿島槍ヶ岳方面。
すぐ後ろに見えるのは白馬乗鞍岳、右にうっすら見えるのが雨飾山、焼山、火打山です。
2019年08月18日 07:41撮影 by  NEX-5, SONY
3
8/18 7:41
鹿島槍ヶ岳方面。
すぐ後ろに見えるのは白馬乗鞍岳、右にうっすら見えるのが雨飾山、焼山、火打山です。
昨日も見えてた扇沢。
あそこまで下ります。
2019年08月18日 08:08撮影 by  NEX-5, SONY
8/18 8:08
昨日も見えてた扇沢。
あそこまで下ります。
ここからひたすら下ります。
2019年08月18日 09:44撮影 by  NEX-5, SONY
1
8/18 9:44
ここからひたすら下ります。
撮影機器:

装備

共同装備
Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 日焼け止め

感想

鹿島槍ヶ岳というと、5年ほど前に初めての登山靴を買ったときに対応してくれた店員さんを思い出します。小柄な女性でしたが、飄々と「鹿島槍ヶ岳に登った」と話すのを聞いて、「スゴイ山に登るんだなー」と尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。

そんな「スゴイ山」を2日間堪能してきました。沸き立つ白い雲、青い空、長い稜線。立山、剱岳や槍ヶ岳が見えたのも嬉しかったです。

でも一番印象に残っているのは真夜中です。トイレのついでに外に出てみたら、満月に照らされた薄明るい空の下に、どっしりとした黒い鹿島槍。見ているのは自分だけ。とても贅沢な時間でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:956人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら