伊吹山ナイトハイク 思い立ったがなんとやら
- GPS
- 09:22
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,118m
コースタイム
- 山行
- 0:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:10
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 9:19
天候 | 曇り時々大時化のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
http://odekake7.net/ibukiyama-5903/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩、落石多く足場悪い ガスってしまった夜。8合目手前でロスト。心細い踏み跡を必死で歩いてコース復帰。帰路(朝 快晴)では何ともないルートだったのに |
その他周辺情報 | 下山後 まずは「ミルクファーム伊吹」でジェラートを http://orite.net/producers/milkfarmibuki/ モンベル会員カードで「伊吹牛乳」が80円に。これもうまかった! 近くの温泉の開店が遅く、少し離れた「あねがわ温泉」へ。これが大当たり! https://www.mau.co.jp/onsen/ 休憩室のテレビ付きの椅子も超快適! その後 レストラン伊吹へ http://restaurant-ibuki.main.jp/ あんかけ焼きそばが何しろ美味しい! |
写真
装備
個人装備 |
インナー
半袖Tシャツ
手袋
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
日焼け止め
携帯
時計
タオル
救急セット
アームカバー
防寒具
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感想
当日昼、明日の天気予報が晴れそうだと知り、伊吹山ナイトハイクを思い立った。ご来光を拝めたら最近の仕事上の悪循環を断てるのではないかと。同行して頂ければ心強い山の師匠は仕事の疲れでお誘いできる状況ではない。せめてアドバイスをと連絡。
私「伊吹山行くならオススメの駐車場は?」
師「私も行こうか迷っていた。同行しよう。」アッサリ決定。土曜夜出発、0時には登山開始、と。
9時前に出発、到着後駐車場で30分程仮眠をとり、日が変わる少し前にスタート。星空はないがまだ降ってない。でも予報程好天は望めそうもない。3合目過ぎたあたりからガスが。そして断続的に雨が。思いの外強い。ザックにレインカバーを装着。
雨は強く弱く降り続き、雨具着るか迷いましたが、もうずぶ濡れだったのでザックの中だけ濡らさない、と決断。 ガスと雨で視界は1mがやっと。先頭を務める師匠、この山のナイトハイク3回目ですが、「これだけ登山者が少ないのは初めて」だそうで、ガスのため何回かルートに迷い、8合目手前でメインルートを一度外れました。視界のない夜、急斜面を這うように進む心細さは筆舌に尽難いものがありました。9合目からの岩だらけのルートを越え、ゲートを抜けると広場に。
師「着いたよ」・・・・数年前に見た昼の風景とはまるで違う、濃い霧だけの世界。ご来光までに1時間以上もある。弱いながらも雨。・・と見れば避難小屋がありまして。「いつでも使ってください」みたいなことが書いてある。遠慮なく使わせてもらいます。扉を開けると中は仏堂、賽銭箱や円空仏が。先客は間も無く出て行き(下山?)、お堂貸切! シートを敷き座って仮眠をとります(うとうとだけど)。
日の出予定時間、激しかった雨音は止んでいるけれど外は暗い。ご来光は無理か、と開けたら雲が引いて来ていてガスもスッキリしているではないですか!慌てて外に出て(雨具とウィンドブレーカーとダウン重ね着)、周囲の山々にかかる雲海を、琵琶湖のくっきりした輪郭を、そして雲の向こうにいるお日様からの暁の光を雀躍りしながら(そして震えながら)噛みしめました。
師「雲の上から出る太陽も日の出 それならまだ間に合う」
私「朝ごはんを食べながら日の出を見よう」 お堂に戻ってカップ麺に湯を入れ、箸とカップとスマホを持って三角点に向かいました。
東の空の雲は朝日を孕んで赤い光線を放射していて、もうすぐ上から朝日が出そうです。震える手でカップ麺をすすりながら写真を撮りました。この時のテンションはあの日のマックスだったと思います。
お堂にお礼を言って下山。登りとは打って変わって超快晴、視界良好で、
「どうしたらロストするんだ、迷うはずがないルートじゃないか」と思うほどでしたが、所々を検証しながら考えると、視界の狭い時ならこっちに進むよなあ、と思われるポイントがいくつも見つかりました。
もし1人だったら多分撤退するか、誰か他の登山者に迷惑かけるかしてたと思います。
帰りのジェラートもあんかけ焼きそばもとても美味しかった。
自立した登山ができるようになりたい、と痛感した一夜でした。
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