記録ID: 2001636
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アフリカ
キリマンジャロ5,895m
2016年09月18日(日) 〜
2016年09月23日(金)

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 122:15
- 距離
- 71.0km
- 登り
- 4,311m
- 下り
- 4,452m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 3:40
距離 6.9km
登り 627m
下り 0m
3日目
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:20
距離 5.5km
登り 829m
下り 182m
4日目
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 10:02
- 合計
- 15:22
距離 8.3km
登り 536m
下り 155m
5日目
- 山行
- 17:31
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 18:58
距離 16.2km
登り 202m
下り 2,153m
18:05
433分
山頂アタック中
1:18
1:25
46分
Gilmanz Point
5:36
4:37
180分
Gilmanz Point
12:04
6日目
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 7:22
距離 19.6km
登り 3m
下り 1,833m
Kibo Hut 4,700mからアタック開始・・・・歩き始めは寒くも無く、歩行速度もゆっくり、身体も軽やかでこれは楽勝と思いきや30分後に突然の嘔吐!!
その後は10歩歩くたびに吐き気の連続に・・・・ ゲェゲェ・・・・蛙の様に何も出ない嘔吐の繰り返しで 口が渇いて水を飲んでも嘔吐・・・・ 涙も枯れるほど、オェオェ・・・・ それでも夢のキリマンジャロ 気力で登る。
『這ってでも登る気力だけはありましたからねぇ・・・・((笑))』
仲間は、先に進み暗闇で判らなくなった。
ここからはChief Guide Jumaさんと2人で自分のペースで登ることになる。
仙台の冬山装備で登ったのに運動量が少ないせいか寒くて、ホッカイロをお腹に3枚、胸に2枚、手には最初靴用を1枚いれたが痛くて追加で直接手にホッカイロを貼り付けた。
*服装、モンベルEXPシャツ、厚手のシャツ、中厚フリース、化繊ミドルウェアー、アルパインジャケット(GTX)、ウールニット帽
モンベル メリノウールブリーフ、EPXアンダーパンツ、フリース裏地パンツ、ゴアテックス・レイン・パンツ
モンベル冬季手袋インナー+オーバーグローブ、ブーツはスポルティバGTX+ゴアテックス・フルカバー・スパッツ
反省、これでは寒いです、ダウンウェアー等を追加して初めからぬくぬく暖かい状態でスタートしないと深夜の冷え込みが激しく寒い。
ホッカイロは、初めから良く揉んで暖めてから、全身に貼り付けないと寒冷時に貼り付けても酸素の少ない高所では温まらない。
その後は10歩歩くたびに吐き気の連続に・・・・ ゲェゲェ・・・・蛙の様に何も出ない嘔吐の繰り返しで 口が渇いて水を飲んでも嘔吐・・・・ 涙も枯れるほど、オェオェ・・・・ それでも夢のキリマンジャロ 気力で登る。
『這ってでも登る気力だけはありましたからねぇ・・・・((笑))』
仲間は、先に進み暗闇で判らなくなった。
ここからはChief Guide Jumaさんと2人で自分のペースで登ることになる。
仙台の冬山装備で登ったのに運動量が少ないせいか寒くて、ホッカイロをお腹に3枚、胸に2枚、手には最初靴用を1枚いれたが痛くて追加で直接手にホッカイロを貼り付けた。
*服装、モンベルEXPシャツ、厚手のシャツ、中厚フリース、化繊ミドルウェアー、アルパインジャケット(GTX)、ウールニット帽
モンベル メリノウールブリーフ、EPXアンダーパンツ、フリース裏地パンツ、ゴアテックス・レイン・パンツ
モンベル冬季手袋インナー+オーバーグローブ、ブーツはスポルティバGTX+ゴアテックス・フルカバー・スパッツ
反省、これでは寒いです、ダウンウェアー等を追加して初めからぬくぬく暖かい状態でスタートしないと深夜の冷え込みが激しく寒い。
ホッカイロは、初めから良く揉んで暖めてから、全身に貼り付けないと寒冷時に貼り付けても酸素の少ない高所では温まらない。
天候 | 全て快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
飛行機
|
写真
14:15 Kibo Hut 4,700m 着
直ぐに、ランチをし17:00夕食、22:30夜食、23:30アタック開始・・・・
やはり、食欲が無く、アタック用に持参した色々な食材の中から、アルファー米のサケおにぎり1個を少しづつ胃に送り込む雑炊は食べれない。 味噌汁は昨日まで飲めたが今日は受け付けない。 出された食事は、スイカは美味しく食べているが他は受け付けない。 紅茶に大量の砂糖を入れて流し込む!!
直前には、ウェルダー等のゼリー栄養食品、ビタミン類を流し込む、 みんな個人差はあっても高山病による、食欲不振、頭痛etc 、けっこう効いているのが判る。
直ぐに、ランチをし17:00夕食、22:30夜食、23:30アタック開始・・・・
やはり、食欲が無く、アタック用に持参した色々な食材の中から、アルファー米のサケおにぎり1個を少しづつ胃に送り込む雑炊は食べれない。 味噌汁は昨日まで飲めたが今日は受け付けない。 出された食事は、スイカは美味しく食べているが他は受け付けない。 紅茶に大量の砂糖を入れて流し込む!!
直前には、ウェルダー等のゼリー栄養食品、ビタミン類を流し込む、 みんな個人差はあっても高山病による、食欲不振、頭痛etc 、けっこう効いているのが判る。
歩き始めは寒くも無く、歩行速度もゆっくり、身体も軽やかでこれは楽勝と思いきや30分後に突然の嘔吐!!
その後は10歩歩くたびに吐き気の連続にゲェゲェ・・・・
蛙の様に何も出ない嘔吐の繰り返しで 口が渇いて水を飲んでも嘔吐、涙も枯れるほど、オェオェ! それでも夢のキリマンジャロ 気力で登る。『這ってでも登る気力だけはあった((笑))』
仲間は、先に進み暗闇で判らなくなった。
ここからはChief Guide Jumaさんと2人で自分のペースで登ることになる。
その後は10歩歩くたびに吐き気の連続にゲェゲェ・・・・
蛙の様に何も出ない嘔吐の繰り返しで 口が渇いて水を飲んでも嘔吐、涙も枯れるほど、オェオェ! それでも夢のキリマンジャロ 気力で登る。『這ってでも登る気力だけはあった((笑))』
仲間は、先に進み暗闇で判らなくなった。
ここからはChief Guide Jumaさんと2人で自分のペースで登ることになる。
5day 9/22 07:18 Gilmanz Point 5,685m 着
先を行く仲間に1h遅れで到着
Jumaには、ここで止めても登頂証明書は出る。 止めるかと聞かれたが『No !! I go to Uhuru Peak』
この先もわずかな登り勾配でも、オェオェ・・・・ 酸素濃度は1/2と吐き気は止まらない
先を行く仲間に1h遅れで到着
Jumaには、ここで止めても登頂証明書は出る。 止めるかと聞かれたが『No !! I go to Uhuru Peak』
この先もわずかな登り勾配でも、オェオェ・・・・ 酸素濃度は1/2と吐き気は止まらない
09:48 Uhuru Peak 5,895m 登頂
ついに登ったぞ!! キリマンジャロ・・・・ 長年の夢が叶った瞬間です!!
Mr Juma Thank You !!
You are the best guide!!
握手して抱き合った。
辛抱強く、つきあってくれてありがとう!!
彼は、リミットタイムを気にしながらも諦めない私に付き合ってくれたのです。
Juma はリックからスプライトを出してカップに注いでくれた。
キリッキリに冷えてて、とっても美味しかった。 少しづつ、少しづつ飲んだ。
10時間、何も飲めなかったので・・・・
人生で最高のスプライトを飲ませてもらいました!!
・・・私は生涯このスプライトの感動を忘れない。
ついに登ったぞ!! キリマンジャロ・・・・ 長年の夢が叶った瞬間です!!
Mr Juma Thank You !!
You are the best guide!!
握手して抱き合った。
辛抱強く、つきあってくれてありがとう!!
彼は、リミットタイムを気にしながらも諦めない私に付き合ってくれたのです。
Juma はリックからスプライトを出してカップに注いでくれた。
キリッキリに冷えてて、とっても美味しかった。 少しづつ、少しづつ飲んだ。
10時間、何も飲めなかったので・・・・
人生で最高のスプライトを飲ませてもらいました!!
・・・私は生涯このスプライトの感動を忘れない。
13:28 Kibo Hut 4,700m 着
出迎えてくれた仲間と握手して登頂を祝福しあった。
彼らは、次のCAMPへ出発した。
私は30分仮眠してから追いかけるとガイド1名を残してもらい。 仮眠後に私物を撤収し 14:44 発 ⇒
Horombo Huts 3,700mへガイドと2人で追いかける。
出迎えてくれた仲間と握手して登頂を祝福しあった。
彼らは、次のCAMPへ出発した。
私は30分仮眠してから追いかけるとガイド1名を残してもらい。 仮眠後に私物を撤収し 14:44 発 ⇒
Horombo Huts 3,700mへガイドと2人で追いかける。
18:12 Horombo Huts 3,700m着
行動距離 21.2km 18h42
先ずは、全員登頂に祝杯・・・・!!
下りは,マラングルート・・・・ 登山道、山小屋、トイレetc 登山道も良く整備されているが登山道と言うより、トレッキングロードという感じである。
多少も不便でもロンガイルートの方が登山も自然も楽しめると思った。
行動距離 21.2km 18h42
先ずは、全員登頂に祝杯・・・・!!
下りは,マラングルート・・・・ 登山道、山小屋、トイレetc 登山道も良く整備されているが登山道と言うより、トレッキングロードという感じである。
多少も不便でもロンガイルートの方が登山も自然も楽しめると思った。
感想
5,000mを超えると気圧と肺圧が逆転し僕は吐気が連続した。(死ぬほど苦しむ)
帰国後、山岳医に相談し吐気止めのナウゼリンを験してみる事に
寒さ対策は必須です。アタック時は-10℃は下がります。高所ではゆっくりペースなので体温がまったく上がらないので思いっきり厚手のダウンが必要です。
ホッカイロは酸素不足で発熱も少ないです。
・高度障害で胃がやられます。
・ずっと日焼け止め、特に紫外線カットリップクリームが無いと下山後、唇が割れて数日、食べれなくなります。
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