木曽駒ケ岳(千畳敷〜駒ケ岳頂上山荘テント場〜千畳敷)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 395m
- 下り
- 408m
コースタイム
天候 | 一日目:曇りのち晴れのち曇り時々雨(強風) 二日目:曇りのち晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁坂は急ですが、よく整備されています。 |
その他周辺情報 | ■こまくさの湯 http://www.komakusanoyu.com/ 菅の台バスセンターバス停よりひとつ先の菅の台バス停すぐ。 大人600円。モンベルカード提示で50円引き(5名まで)。 お食事処や休憩スペースもあります。 |
写真
感想
木曽駒ヶ岳は、去年から旦那とテント泊を計画していた場所なのですが、ロープウェイの終日運休や悪天候でことごとく潰れ、今回やっと行くことができました。今回も強風でロープウェイが動くか分からない、秋雨前線が日本列島にかかりまくっててお天気が安定しない、という中での決行でしたが、ロープウェイはなんとか運休にならずにすみました。お天気も千畳敷に着いたときは霧で真っ白でしたが、登っているうちにだんだん回復してきました! …と喜んでいたのもつかの間で、中岳に着いた頃には再び霧、そして雨と強風…。その後、雨は降ったり止んだりしていましたが、強風は止みませんでした…。テント場にテントを設置したあと、木曽駒ヶ岳頂上まで登りに行こうとするも、登りはじめでめちゃくちゃ強風に煽られてしまい、危険だと判断して引き返してしまいました。次の日も、言い渡されたテント撤収時間が早すぎて(7時だったのですが、山小屋と違って後片付けもないだろうし8時くらいにしてもいいのでは…)荷物を置いて登ることができず、旦那の荷物の重さの関係でそれができないなら登らないという結論に至りました。二人用のテントを担いでもらっていた身なので、文句は言えませんね。夜中、お空が荒れ狂ってて、強風と時々の雨に散々テントを煽られていた恐怖を体験していたので、無事に下山できるか不安でそれどころじゃなかった…というのもありましたが。山の上で宿泊したときの醍醐味である日の入りも星空も見れず、次の日もご来光はなんとか見れましたが、カメラを構える間もなくすぐに雲の中に消えてしまいました。テントの撤収作業をしているときには雲が晴れ、山々は綺麗に見ることができたのですが、精魂尽きた感じでカメラまで出す気力はなかったのでガラケーでパシャパシャしていたら、なんか、帯のようなものが写り込んでいるような…? 肉眼でよく目をこらして見てみると、確かに上空の雲から下に向かって朝日の光が漏れているように見えました。おお、絶景! と心が躍りましたが、それでもカメラまで出す気力は出ず、そのまま出発することになりました。でも、中岳に着くとさっき以上の絶景の中、光の帯がよりいっそう沢山延びていたので、やっと億劫だった体が突き動かされました! このあたりからお通夜モードだった気持ちがだんだん上がってきました。青空も霧に邪魔されることなく見えるようになってきたし、強風も前日と比べるとマシな気もして、雨はたまにパラつきましたが、たいしたことはありませんでした。強風は特に八丁坂を懸念していたのですが、地形のおかげなのかそこまでの影響はありませんでした。眼下には千畳敷駅が見え、ロープウェイの発車を知らせるアナウンスが響いていました。八丁坂は急坂ですが、整備された道なので危険はほぼありません。生きて帰れる! と確信した瞬間でした(笑)。とは言え、旦那ほどではないけれど大荷物の上、旦那の荷物を手分けして持っていたし、元々下りは苦手なのでゆっくり確実に下山しました。最近山登りで筋肉痛になることはなくなりましたが、膝は痛くなるので、下りがキツいです…。
千畳敷周辺に近付くにつれ普通の観光客が増えていったのですが、その中で、厚着で大荷物、髪もボサボサという出で立ちで最後の登り階段をふーふー言いながら登っているのがなんだか場違いな気がして恥ずかしかったです(笑)。終着点が観光地の場合あるあるですね(笑)。
木曽駒ヶ岳、次回は天気の安定した日に日帰りで身軽に登頂したいです! …でも、標高2900mでの日の入り・星空・ご来光という三大イベントも捨てがたいので、悩ましいですね。
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