秋の北信州の山(2)紅葉の雨飾山



- GPS
- 24:50
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
10/21 8:00雨飾山荘−8:30林道ゲート
天候 | 晴れのち時々曇り、霧 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(帰り)雨飾温泉−(林道途中よりタクシー)−糸魚川ー(JR)−大阪ー(JR)−新居浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小谷温泉からの登りは、特に問題なく、良好な道。 山頂から、北の雨飾山荘側への下りはかなり急斜面の下りだった。 |
写真
感想
【山行No 151(2)】
・・・「秋の信州北部の山(1)飯縄山」からの続き・・・
10月20日(土)
7:40 小谷温泉発
・早朝には低い雲が出ていたが、出発するころには雲はいつの間にか消えており、
まばゆい秋晴れの朝となった。
・最初は林道をぽくぽくと歩いてゆく。
林道の周りの林は紅葉がなかなか美しく、写真を撮ってばかりなのでかなりゆっくり目のペースで進む。
9:10-20 林道終点(登山口)
・今日は久しぶりの晴天の週末のせいか、登山口の駐車場は、すでに車が満杯状態となっていた。
・ここからようやく、登山道となる。
登りの道はブナなどの大きな木が多く、明るい紅葉を眺めながら登ってゆくのはなかなかいい気持ち。
相変わらず、写真を取りながら、のんびりと進んでゆく。
11:20-40 荒菅沢出合
・荒菅沢を超える場所に出た。ここから展望が広がり、
荒菅沢の上部の岩壁が見える。谷川岳の一ノ倉沢を思わせるような豪快な岩壁がそびえており、
たかだか1900mの山とは思えないような、アルペン的な風景が広がっていた。
紅葉と岩壁とのコントラストも素晴らしい。さすが百名山だな、と思う。
・ここからは一転して急な登りとなる。同行のY氏は結構息が荒くなっている。昨晩の飲みすぎか?
・山頂稜線部に近づくにつれ、上空は雲が増えてきた。これは困ったなと思っているうちに山頂部は雲に隠れてしまった。
・山頂稜線部は、緩やかな笹原が広がる稜線。それにしても登山者が多い。100人はいるか?と思うくらいの人出だ。
13:10-14:30 雨飾山山頂(標高=1963m、気温=約15℃)
・ようやく山頂に到着したが、あいにくと山頂部は霧に包まれており、期待していた展望がないのは残念。
お地蔵さんが数体並んでいて、出迎えてくれた。
いずれにしろ、目標の山頂に到着できたので、下から担ぎ上げてきたワインを少し飲んだりし、
その後は山頂に横になってうとうとしていると、いい気持ち。
・1時間以上ものんびりして、周りに登山者の影が少なくなってから、
ようやく下山にかかる。
・北の雨飾温泉側への道を取るが、いきなり急なガレ沢状の下りとなっており、
足をくじきそうな感じだ。
周りは霧に包まれており、木々も紅葉が終わって冬枯れの様相で、シンと静まり返っている。
・だいぶ降りたあたりに小さい池があった。ここも晩秋の淋しい雰囲気が漂っていた。
17:00 雨飾山荘 着
・思ったより下りに時間がかかり、日没寸前に、ようやく宿に到着した。
小屋の中に入ると、予想外に人が多く、超満員御礼状態だ。結局6畳の部屋に8人詰め込まれた。
・相部屋の人は、地元、新潟のおじさんたちで、日本酒をもらって飲み交わしながら、
山談義に花が咲き、楽しい山の夜を過ごすことができた。
・ここの温泉は、昨日の小谷温泉に比べると、ちょっとぬるかったが、
檜風呂で感じは良かった。
10月21日(日)
・今日はもう帰る日だ。
昨日の同宿の人たちは、早朝から山に登りに行ったが、自分たちは時間もあるので、
朝食の後、露天風呂で朝風呂を楽しんだりした(露天風呂はさすがに寒かった)。
今日も青空の良い天気となって、海谷山塊の、よく名前を知らない山々が、すぐ近くに見えた。
8:00 雨飾山荘発
・ぶらぶらと林道ゲートまで歩く。
8:30 林道ゲート
・小屋で予約したタクシーがちょうど来たところだった。
タクシーから振り返ると、雨飾山が朝日の中に素晴らしく高くそびえているのが見えた。
前方には明星山だろうか、低めだがごつい岩山が見えている。
9:00 糸魚川駅着
・あとは、北陸本線を大阪へ向かい、四国に到着したのは夕方。
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