谷川岳馬蹄形縦走（3度目の正直なる！）

2019年09月06日(金) 〜 2019年09月07日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,748m
• 下り: 2,748m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:01
• 休憩: 1:29
• 合計: 11:30

4:55 白毛門登山口駐車場
7:40 7:55 松ノ木沢の頭
9:00 9:10 白毛門
10:18 10:30 笠ヶ岳
11:55 12:05 朝日岳
12:34 0:00 ジャンクションピーク
13:42 14:20 清水峠
15:32 15:36 七ツ小屋山
16:09 1544ｍ地点分岐
16:25 蓬ヒュッテ

2日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:05

6:25 蓬ヒュッテ
6:25 蓬峠
7:25 7:35 武能岳
9:38 9:55 茂倉岳
10:15 0:00 一ノ倉岳
11:22 0:00 谷川岳
11:39 0:00 谷川岳（トマノ耳）
11:50 12:20 谷川岳・肩の小屋
13:28 13:35 ラクダのコル
15:13 西黒尾根登山口
15:30 新道入口１

天候

1日目：快晴、2日目：ガスガス（時々晴間）のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土合橋の駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

白毛門登山口〜松ノ木沢の頭：樹林帯の急登
松ノ木沢の頭〜白毛門：岩稜帯の急登
白毛門〜笠ヶ岳：いったん下ったのち上り返し（急登）
笠ヶ岳〜朝日岳：小刻みなアップダウン
朝日岳〜清水峠：急な険しい下り（途中崩落部数か所あり）
清水峠〜七ッ小屋山〜蓬峠：小刻みなアップダウン（整備された道）
蓬峠〜武能岳〜茂倉岳：キツイ登り（笹が生い茂り登山路を覆う）
茂倉岳〜一ノ倉岳：穏やかな稜線
一ノ倉岳〜谷川岳：滑りやすい岩稜帯
谷川岳〜ラクダのコル：急で険しく長い下り坂
ラクダのコル〜西黒尾根登山口：鎖場の後樹林帯の長い下り道

写真

9/6 4:54

土合橋駐車スペース
日の出前に出発

9/6 4:59

白毛門登山口

9/6 5:04

登山路入口
いきなりの急登

9/6 5:30

朝日が谷川岳を真っ赤に照らす

9/6 7:36

南側の視界が開けた

9/6 7:37

遠く富士山も見える

9/6 7:37

左は上州武尊山、その右は皇海山から袈裟丸山？

9/6 7:37

目線と同じ高さに天神平ロープウェイ

9/6 7:43

松ノ木沢ノ頭
その先には白毛門

9/6 7:44

左から谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳〜武能岳〜蓬峠

9/6 7:50

よく見ると蓬ヒュッテも見える

9/6 7:51

白毛門を目指す

9/6 9:01

白毛門到着

9/6 9:06

先日登った至仏山〜笠ヶ岳が見える

9/6 9:07

パノラマ写真

9/6 9:44

登り返しから笠ヶ岳〜烏帽子を見上げる

9/6 10:08

燧ヶ岳も見えてきた

9/6 10:07

燧ヶ岳拡大

9/6 10:18

笠ヶ岳山頂

9/6 10:19

パノラマ写真
馬蹄形コースが一望できる

9/6 10:19

今まで登ってきた道

9/6 10:19

これから登る道
朝日岳を目指す

9/6 11:19

朝日岳が見えてきた

9/6 11:55

朝日岳山頂

9/6 11:56

朝日ヶ原の池塘
清水峠を目指す

9/6 12:12

宝川温泉への分岐
暫く整備された木道を歩く

9/6 12:22

奥利根湖の先に平ヶ岳

9/6 12:29

これから下りる尾根

9/6 12:29

清水峠の避難小屋
その向こうには大源太山

9/6 12:34

ジャンクションピーク

9/6 12:35

巻機山へと続く尾根道
いつかは行ってみたい

9/6 13:00

もうすぐ清水峠

9/6 13:30

あの鉄塔の向こう

9/6 13:31

朝日岳を振り返る
険しい下りだった

9/6 13:36

見えた！

9/6 13:42

白崩避難小屋

9/6 13:45

送電線監視所

9/6 14:05

振り返ると笠ヶ岳〜朝日岳が連なる

9/6 14:14

土合方面へ5分ほど下ったところの水場で水分補給
（沢の水をくみ取る）

9/6 13:46

さあ出発！

9/6 14:23

今日のゴール、蓬峠を目指す

9/6 14:48

整備された稜線を気持ちよく進む

9/6 15:27

大源太山への分岐

9/6 15:34

七ッ小屋山山頂

9/6 15:33

これまで歩いてきたルートが一望できた

9/6 15:33

朝日岳〜七ッ小屋山（パノラマ写真）

9/6 15:36

ラストスパート

9/6 15:45

池塘群を過ぎる

9/6 16:08

七ッ小屋山からだいぶ進んだ

9/6 16:09

旭原への分岐

9/6 16:19

蓬ヒュッテが見えた！！

9/6 17:22

蓬ヒュッテに無事到着

9/6 17:22

生米からご飯を炊きます
今日の夕飯はご飯とイワシ缶とわかめスープ

9/7 6:23

2日目スタート

9/7 6:23

素晴らしい山小屋の主
そして一夜を共にした2組の山の仲間に感謝

9/7 6:29

お世話になりました

9/7 6:23

西方面に苗場山が見える

9/7 6:32

茂倉岳方面へ

9/7 6:33

霧で谷が埋もれてる

9/7 6:33

これから行く武能岳〜茂倉岳はガスの中

9/7 7:27

武能岳山頂

9/7 7:27

行く先はガスで覆われている

9/7 7:28

谷川連峰を境に雲が漂う

9/7 7:36

稜線を雲がものすごい勢いで乗り越えてゆく

9/7 7:36

行く先をガスが覆う
ものすごい風

9/7 8:32

急登を粘り強く、ゆっくり、高度を上げることしばし
やっと頂上らしき所が見えてきた

9/7 8:32

振り返るとガスガスガス
なぁんにも見えない

9/7 9:36

頂上だ！

9/7 9:38

茂倉岳山頂

9/7 9:38

手前は一ノ倉岳
その奥はオキノ耳〜トマノ耳

9/7 9:46

茂倉岳山頂パノラマ写真

9/7 10:02

一ノ倉岳までは穏やかな稜線

9/7 10:14

一ノ倉岳山頂

9/7 10:24

今回のクライマックス
いざ、谷川岳へ！

9/7 10:40

暫く急坂を下りノゾキヘ到着

9/7 10:40

ノゾキをのぞく
何も見えず

9/7 10:36

振り返ると今下りてきた一ノ倉岳
そして茂倉岳

9/7 10:48

一ノ倉岳方面をパノラマ写真

9/7 11:10

オキノ耳頂上までもうすぐ

9/7 11:14

鳥居が見えてきた

9/7 11:14

富士浅間神社奥の院

9/7 11:22

谷川岳オキノ耳

9/7 11:37

そして本日最後のピーク

9/7 11:39

谷川岳トマノ耳

9/7 11:40

肩の小屋方面へ降りる

9/7 12:01

肩の広場で昼食
ガスが晴れて天神尾根が見えてきた

9/7 12:16

シンボリックな標識

9/7 12:21

西黒尾根を下ります

9/7 12:28

高度感抜群の尾根

9/7 12:54

昨日歩いた山並みが見えてきた

9/7 12:37

遠くに清水峠

9/7 13:06

慎重に、しんちょうに、高度を下げる

9/7 13:07

もう一息と思いきや、まだまだ怖い下りは続く

9/7 13:28

ラクダのコルへ到着

9/7 13:33

天神平と同じ高度まで下がってきた

9/7 13:40

西黒尾根上にそびえる谷川岳
凛々しい！！

9/7 13:54

一ノ倉沢の万年雪

9/7 14:05

ここから樹林帯へ
最後の山並みを瞼に焼きつける

9/7 15:13

長いながい下り道
そしてようやく西黒尾根登山口に無事下山

撮影機器：

EX-ZR300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

johro

　完膚なきまでに打ちのめされた1年前の9月。それからトレーニングに励み満を持して臨んだ1か月前。しかし灼熱地獄とオーバーペースに力尽き再度苦汁をなめさせられました。その反省と更なるトレーニングを積み、今回3度目の正直をかけ谷川岳馬蹄形縦走コースへ挑みます。

　今回は前回同様土合から白毛門経由の反時計回り。微かに道が見える程度の明るさしかない4:55に出発。前回はコースタイム以上のペースで進み途中で力尽きた。その反省を生かし、心拍数が上がりすぎないよう、息が上がらぬよう、ゆっくりゆっくり登りました。日が昇りはじめ朝日が谷川岳を真っ赤に染めました。今日も天気は良さそうです。暑くなりませんように。。

　もどかしいくらいゆっくりペースで高度を上げ松ノ木沢ノ頭へ。素晴らしい眺望が広がります。遠く富士山も見えました。そして白毛門、笠ヶ岳へ。前回はここで力尽き引き返しましが、今日はまだ十分余力あり。ゆっくりペースと、さわやかな気温が体力の消耗を抑えてくれているようです。さらに朝日岳、そして清水峠に到着。今日宿泊する蓬峠の水場は往復30分かかるためここで給水。清水峠の水場は土合方面へ5分ほど下ったところにある沢の水を汲みます。

　大休止ののち本日のゴール、蓬峠へ。途中七ッ小屋山を経由しますが、意外とアップダウンがあり工程も長く、なかなかゴールへたどり着かず焦りましたが何とか無事到着。体力も大丈夫。明日もイケそうです。山小屋では気さくな私と同年代の男性2人組と、20代の女性にそのお父様という親子ペアとご一緒させて頂き、山小屋のご主人とともによもやま話をいたしました。とても楽しかったです。みなさま、どうもありがとうございました。

　さて2日目。筋肉痛もなく体力の消耗も感じません。今日も大丈夫のようです。昨晩炊いたご飯の残りを食べ6:20出発。まずは武能岳〜茂倉岳を目指します。昨日と打って変わって、強い風と共にガスが吹き付けてきます。尾根をはさみ西側は晴れているのですが、尾根付近から東側は一面ガスガス。雲がものすごい勢いで尾根を越える様は圧巻でした。笹に覆われた道の勾配はきつく、ここでもゆっくりゆっくり、あせらずに進みます。そして茂倉岳へ到着。雄大な景色を堪能しました。

　この日は土曜日。前日と比較にならないほど人が入っています。若干興ざめしながらも、今回のクライマックス、谷川岳トマノ耳オキノ耳を目指し無事登頂。大勢の人が所かしこにいて何とも落ち着かず、とっとと肩の広場へ下り少し離れた誰もいない場所で昼食をとりました。

　帰路は谷川岳のメイン通り、西黒尾根。険しい岩稜の連続。落ちたら終わりなので、慎重すぎるほど慎重に下りコースタイム以上かかってラクダのコルへ。さらにもう一か所鎖場の難所を過ぎるとあとは樹林帯をひたすら下るのみ。靴擦れがひどく両足首がモーレツに痛かったですがもう一息なのでがまんがまん。そして無事西黒尾根登山口へ下山。あとは舗装路を下り土合橋駐車スペースへ戻りました。

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　年初めに今年の目標を3つ掲げましたが、そのうちの1つがこの谷川岳馬蹄形縦走コースの制覇です。残念ながら8月にはその挑戦を退けられましたが、今回そのリベンジを見事達成！！　このコースの制覇はずっと昔からの夢でした。その夢が叶った。。　とても幸せです。
　また特に初日、道中出会った方々と楽しく会話させて頂きましたし、山小屋でも素敵な出会いがありました。本当に思い出に残る山旅となりました。すべてに感謝、カンシャです。

コメント

kuni-nakahara

おつかれさまでした
目標達成おめでとうございます。赤バンダナ、赤Ｔシャツの写真をみて懐かしく思いました。(あの灼熱地獄から１ヶ月たってないのに・・・)。もう少し涼しくなったら私も再チャレンジします。

johro

Re: おつかれさまでした
コメントありがとうございます！
あの「地獄」を共にしたご同輩は私にとって『戦友』そのものです
またいつの日か、ご一緒できるといいですね
谷川岳のリベンジを果たした際はご一報下さいませ!!