雲取山 （鴨沢ピストン）

2012年06月24日(日) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 24.5km
• 登り: 1,658m
• 下り: 1,634m

コースタイム

8:40鴨沢BS〜12:20ブナ坂〜13:25雲取山山頂
雲取山〜七ツ石山〜七ツ石小屋（ラーメン）〜17:40鴨沢BS
（Total：9h）

天候

くもり（蒸し暑かった〜）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）奥多摩駅7:25発「小菅行き」乗車「深山橋」BS下車　鴨沢BSまでバス停5つ分歩く（約20分）
　※鴨沢BSを通るバスは8:35迄ないので時間稼ぎ

帰り）鴨沢BS〜奥多摩駅

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。道標もしっかり、迷いそうなところなし。

登りはだらだらと緩やかな勾配が続き、少々うんざりする感じですが
その分、下りは膝にやさしい。階段もないし。

写真

7時25分発の小菅行きに乗り
奥多摩湖を渡る手前の「深山橋」バス停で下車。
丹波方面へバス停5つ分、車道を歩きます。

途中にある「留浦（とずら）」の浮き橋
通称：ドラム缶橋

その名の通り、以前はドラム缶でできていたそうですが
今は樹脂製の浮きでできてます。

山梨県丹波山（たばやま）村・「鴨沢」に到着。
「深山橋」から遊ばずに歩いてくれば、20分位

ようやく登山口
CT　登り 5h20m　下り 3h40m

土曜日からの泊まりの方たちでしょうか、
下山してきた人たちと多くすれ違います

ゆるやか〜な坂が延々と続く。
うす暗く蒸し暑い植林の中、
登りっぱなしのダラダラ坂は、けっこう足にきます

2時間も歩くと、うんざりしてきました

七ツ石小屋下分岐
七ツ石山へは、復路に元気が残ってたら登ることにして、ココは巻きます

道にちょっと変化が出てきました

ブナ坂 　 登り始めて 3時間40分

はぁ〜、
マウンテンバイクで来る人もいるのね

開けてきました〜♪

ガスで、すっかり展望はありませんが。。。
それでも、気分的にテンションアップ

こんな木や

こんな花に　癒されます

ヘリポート

天気が良ければ、もっと元気をもらえる景色に出会えるはずなんですが。。。

奥多摩小屋

ここ辺からザレた勾配のある尾根になっていきます。
振り返って、ヘリポートの奥に見えるのが七ツ石山かな

雲取頂上が見えてきました〜

6/4 16:28

雲取山山頂！（2,017.09m）

6/28 10:42

一等三角点「雲取山」内務省地理局標石

近代地図創世記の測量遺産・、内務省地理局による　「原三角測點」
現存する3基のうちのひとつ

東面に　「明治十五年十二月　内務省地理局」　これは選点年と思われる

同型の小さな標石が寄り添う。　補助点？

東京・埼玉・山梨の測量設計業協会が設置した立派な説明板

山梨県の山頂標（山梨百名山）　　

東京都の山頂標（東京都最高峰・最西端）

埼玉県の山頂標（三峰山の最高峰）

避難小屋から賑やかな声が聞こえます。
山頂に誰もいないのでおかしいな〜と思っていたんですが、虫がスゴイので中で休憩されてるんでしょうね

ガスが濃くなってきましたが、涼しくなって、あとは来た道を戻るだけ〜

6/28 10:18

石尾根分岐
七ツ石山に寄ってみます

誰もいない薄暗い樹林帯の中へ入っていくのは、ちょっと勇気が必要でした。

熊 鈴 を2個つけてパワーアップ

6/28 10:18

15分ほどの登りで、七ツ石山山頂（1757m）

三等三角点「七ツ石」

直下にある七ツ石神社
平安時代、藤原秀郷に追われた平将門一行が、ここで6人の影武者をワラ人形で作り、その中に立って秀郷に立ち向かったところ、秀郷は成田不動のお告げどおり、本物の将門に命中させ、とたんに7人の武者は岩になったという伝説があるそうです

登山道をふさぐ岩。
なんか謂れが書いてあるのだけど、読めない。七つ石のうちの一つでしょうか？
と、サルらしきものが横切っていきました

今回一番お気に入りだった木
勝手に、 「しし神さま」 と命名。

水場は豊富にあります。
さすが、東京都水道水源林。

生ぬるいスポーツドリンクばかり飲んでいたので、冷たい水のおいしいこと！

マキが燃える匂いがしてきました。　七ツ石小屋です。

いつもなら「冷た〜いビール」の看板にクギづけですが、 今日は「ラーメン」以外の文字は目に入りません

こじんまりした小屋の中に、まきストーブが焚かれ 、アルミの手鍋で、若いおにーさんがインスタントラーメンを作ってくれます。昨夜以来、初めての食事にありつけた！
スープも一滴残さず完食♪
しあわせな気持ちで、しばらくゆっくりさせて頂きました

登りはウンザリした道ですが、下りは傾斜が緩く快適です♪
階段がないので、ヒザが痛くならずに助かりました。
ただ暗い樹林帯は、切り株がクマに見えたり、木に巻いたツタが大蛇に見えたり…

奥多摩湖が見えてきました〜

鴨沢バス停到着　小1時間ほど余裕があります。
バス停のとなりにきれいなトイレがあるので着替えてサッパリできました

奥多摩駅のホームは、カーブになっているため、ホームと車両の間が、こんなに開いてるんですよ。
転落検知器がホーム下についてます。
お年寄りや子ども、重いザックを背負ってる人、酔っ払いは要注意ですね。

感想

mie_999

初っ端から、電車の中で大変な事態が発覚！
朝、駅前のコンビニで買ったはずの朝食と昼食のおにぎりとパンがない！！＼(◎o◎)／！
Suicaをチャージした時に置き忘れたと思われます。
奥多摩には開いてる店もなく…。
ザックの中に、前回から入れっぱなしだった非常食とおやつが入っていてラッキーでした。

ロングコースなので、なるべく早くスタートしたいけれど、ウチから八王子・立川経由で奥多摩駅に着くのは、一番早くても7時17分。
6時55分発のバスには間に合わず、次に鴨沢へ行くバスは8時35分。登山口に着く時間も遅くなってしまいます。
なので、7時25分発の小菅行きに乗り、奥多摩湖を渡る手前の「深山橋」バス停で下車。丹波方面へバス停5つ分車道を歩いて、時間を稼ぎました。
まぁ、14:30までに山頂に着かなければ、小屋泊まりにするつもりだったのだけど。。。
実際には、七ツ石小屋でゆっくり休憩しても行動時間9時間だったので、8時35分発のバスに乗ってきても大丈夫な感じでした。

帰りのバス停で出会った年配のお姉さま。
急きょ思い立って愛知県から土曜の夜行バスに乗り、朝、新宿に着いて、奥多摩直行。　
雲取山日帰りして、また新幹線で帰るそうです。
24時間で、名古屋⇔東京往復・東京都最高峰登頂ですよ!
百名山全頂制覇を目指してるそうなんですが、すごいパワーですね〜