横岳(桜平から硫黄岳経由で三叉峰まで往復)


- GPS
- 06:47
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,302m
- 下り
- 1,301m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:43
天候 | はれ https://tenki.jp/past/2019/09/14/satellite/japan-near/ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
am630、「桜平中」に駆け込みラスト3台でありがたく駐車 登山口から少し登った左の建機置き場に、きれいな簡易wcがあります。紙もあります。 夏沢鉱泉に登山届用紙、筆記具、ポストあります。蛇口から出てる水を無料でいただけます(ありがたや!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
私の山行記録のなかでは、昨年8月18日の浅間山第一外輪山と双璧をなす、パノラマ展望コースです^^ ●桜平中〜夏沢峠〜硫黄岳(往路) オーレン小屋までは8月17日の往路と同じなので、8月17日山行記録を参照。 オーレン小屋の分岐を「←夏沢峠」に進みます。よく整備された大変歩きやすい路面です(ありがたや!)夏沢峠から、しばらくは樹林帯を登ります。樹林を抜けると、両側這松の岩屑の登山道を九十九で登ります。東北西の開けた、超絶展望が楽しめます。 ケルンに導かれて登ると、ひろーい硫黄岳山頂です。それまで全く見えなかった南側の展望が正面に、どーん。横赤阿弥陀が迎えてくれます。よくがんばったね、みんな待ってたよー、って感じ。頂上手前の赤岩の頭で見えちゃう赤岩経由コースより、ええよ^^ ●硫黄岳〜奥の院〜無名峰〜三叉峰(往復) ケルンに導かれて、河原のような大石を踏んで下ります。鞍部にあたる硫黄岳山荘辺りは、火山によくあるザレた滑る路面です。台座ノ頭まで登ると、それまで山影だった富士山が、いきなり、どーん、と現れます。思わず、「よっ、日本一」と叫んだわたくし^^周囲の暖かい笑いを誘いました。。でも、帰路、通りかかったら、やっぱり、叫んでる人いましたよ、偶々かもしれんがw 奥の院の基部から鎖場が始まります。目に入る梯子はすべて使います(横鎖は、一箇所、冬季用の横鎖で、使わない(ってか、使うと、宙ぶらりんになります)ものがあります。山と高原地図では「カニの横ばい」と称してますが、ぼろぼろ崩れたり割れたりする岩場でないし、鎖もしっかりしてるし、距離も短いです。 奥の院から少し歩くと、正面に岩がありますが、そこは、巻かずに岩を乗り越えます。無名峰まで、感覚的には水平移動です。そこから岩屑の道を少し下って、登り返すと、杣添尾根が接着する三叉峰です。 ●硫黄岳〜赤岩の頭〜桜平中(復路) 8月17日山行記録を参照。その後の風雨で少し荒れたようですが、早速、倒木処理の手が入ってました(ホント、ありがたいです) |
その他周辺情報 | たてしな自由農園原村店(530pmまで):https://www.tateshinafree.co.jp/haramura/ 米、白桃、大蒜、トマト、バジル、ルッコラを買って、かみさんへのみやげにしました^^隣で、パンも買いました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
さて、私が通った中学では、毎年クラス替え。で、5月中旬に、「学級作り」を名目に、泊りがけで校外学習に出かけます。行き先は学年ごとに決まってたんですが、何をするかの決定は、担任団が相当の裁量を持ってたらしい。偶々山好きが揃ったわが担任団、隙あらば、行動予定に登山を盛り込みましたw
中二の行く先は野辺山という慣行でしたが、わが担任団、飯盛山引率くらいでは満足しません、何を血迷ったか、杣添尾根登って横岳三叉峰を目指します(「いいか、お前ら、去年より体大きくなってんだから、いけるぞー」)
ったって、5月中旬だよ、残雪のなか奮闘したものの、正午を前に、大勢は決します、「よーし、よく頑張ったが、ここまでだ、飯食って、帰るぞー」って運びで、1km近く伸びた隊列は、下半身雪に浸かったまま弁当立ち食いして、下山することにw
で、この失敗山行ですが、級友にも私にも、トラウマといった悪影響を残すことなくきれいに忘れられ、思い出すとしても、今の我々よりもたぶん若かった当時の担任団の愛すべき蛮勇(迷惑だけどねw)とか牧歌的昭和を語る懐かしい思い出となってます。なので、「リベンジ」といったことではないのですが、こうして週末に日帰りハイクをするようになってみると、行ってみたいのですよね、横岳、それも、三叉峰に(笑)
とはいえ、美濃戸に朝入って三座周って日帰りなんて、軟式ハイカーの私にはとても無理。現実無理だけど、あきらめきれんうち、いつの間にか、日帰りハイクをするうえで、(赤岳でなくてw)三叉峰到達が悲願となってました
さて、今年、8月17日の好天予報に誘われて、硫黄岳〜東天狗を歩くつもり(「プランA」)で桜平に向かいます。が、山頂で霧に巻かれて撤退、下山途中、赤岩の頭で霧晴れ待ちしてるうち、横岳奥の院が束の間姿を現します。あれっ、何だか、近いじゃん、美濃戸から周回しようとするからだめなんで、硫黄岳の延長としてなら登れるんでは?と気付きます(もっと早く気付けよw)
で、本日、二サイクル眠って、am3にはすっきり目が覚め、なんと、am4前に家を出ます。中央道韮崎辺りで、甲斐駒、鳳凰のモルゲンロートを仰ぎ、エコーラインの道中では槍穂の連嶺に目を奪われ、幸運にも桜平中の駐車に間に合います。
気力充実で、さくっと夏沢峠に到着し、高揚感(「今日はおれの日だ」w)のなか、大休止なしに硫黄岳、さらに横岳目指して進みます。好展望に恵まれ、台座ノ頭から三叉峰の往路では、広島から前日美濃戸入りした若者と話しながら(「でもさ、鎖場ったって、これだけ岩がしっかりしてれば、あまりこわくないよね」「そうっすね、俺、ときどき鳥取の大山に行って、北側から剣ヶ峰に登るんですけど、あそこは(以下、敢えて記さず。若者よ、命を大事にせないかんよw)」)、岩場をすんなり通過して、宿願の三叉峰杣添尾根分岐に到達することができました。何だかすごく嬉しかったです(〇岡教官、遂に登ったよー)
というわけで、暫く山はいいや、という心境です^^
fuji3d
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