立山_雄山山頂は雨風で低体温症の危険


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 569m
- 下り
- 565m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
感想
兼ねてからの検討の立山縦走に挑戦。
日程と天候がなかなか合わず、10月12日三連休初日の土曜日日帰りとする。
天候がいまいちの予報であったが、これ以降は雪も予想されるため、ラストチャンスでトライ。
自宅にheroherohiroさんが迎えに来てくれる。星は少なく、曇り無風。
富山IC過ぎたころから、空が白み始め、立山稜線が見え始める。
部分的に晴れ間が見え、山頂は晴れの模様で期待が出る。
しかし、立山IC降りて立山駅に向かう頃、雲が出始める。
立山駅に車を停車し、チケット購入。数人が並ぶ程度。
臨時便が出ているらしく、6:20発に乗る。ほぼ満席。
美女平でバスに乗り換え。雨がちらつき、風が出てくる。
室堂到着。写真撮るも強風で、レインウエア上下を着用し、とりあえず出発する。
一の越山荘まで行き、休憩。風はますます強くなり、温度も下がる。山荘はストーブあり。
山頂神社へ9:30到着。雨と風。
今後どうするか思案。寒い。手先も寒い。
チョッと雨足が弱くなったタイミグを見計らって、山頂神社で参拝。
再び、神社の軒下へ避難。雨は途中でアラレに代わり、風が吹き付ける。
あまりの凄さに、続行断念で一致。
ストーブを出し、食事にする。
カップラーメンとおにぎりを食べ少し落ち着くが、依然寒い。
heroherohiroさんも相当寒いらしく、自分だけじゃなくって安心したとの事。
引き返すにも、雨足がすごいため、もう少しとどまり様子を見る事にし、お湯を沸かす。
次々に上ってくる人が避難。
若者二人は、ズボンがびしょ濡れ。
インスタントコーヒーを飲みあったまる。
若者二人とおっちゃんにコーヒーをサービスし、大変喜ばれる。
向こうのほうで、一人低体温症になったのか、みんなで介護。震えが止まらないのか、他の人のテント・寝袋で対応・
意を決して10:50に来た道のりを下山。
アラレは収まったものの、雨風は変わらず。
一の越山荘で、あまりの雨風で避難。トイレ休憩後出発。途中若者二人と再開。
室堂手前まで来たところで、再び豪雨。山荘軒下で雨宿り。中をのぞくと食堂で、ワインやラーメンを前に談笑している。
なんか悲しい気持ち。
雨足は変わらないので、再び出発し駅に到着。
室堂駅は下から上がってきた人が、雨の為外へ出れずごったがえし。
センター内には、雷鳥の模型と写真撮影するコーナーあり。
呼び込みの兄さんが、「そとは真っ白!雨もひどくて出れません!ここで写真を撮りましょう」と叫んでいた。
流石、高いゴアテックス性のレインウエアで雨にぬれる事もなく、快適だった。
バスの混雑が予想されたが、20分程度の待ちで、乗れた。途中もずっと雨でガスがすごく何も見えない。
ほっとしてちょっと寝た。
美女平でのケーブル乗換えも、10分程度の待ちで、立山駅まで下山。
さっさと駅を後に、車に乗り込む。
依然、ひどい雨であったが、立山ICから高速に乗ると、ようやく小雨となる。
今回、待望の稜線歩きはできなかったが、秋の高山での悪天候のひどさを知り、低体温の怖さを教わった。
雨具は必須。手袋も必須。暖かい飲み物も必須。
稜線歩きは来年のお楽しみ。
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