【さしもしらじな】伊吹山 ナイトハイク

2019年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:54
• 距離: 12.5km
• 登り: 1,195m
• 下り: 1,194m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 2:38
• 合計: 6:54

1:12 伊吹登山口バス停
1:33 1:33 ひろきち地蔵
1:37 1:40 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
1:51 1:52 伊吹山松尾寺
1:56 1:56 伊吹山二合目
2:11 2:11 徳蔵山
2:23 2:23 伊吹山三合目
2:32 2:37 伊吹山四合目
2:42 2:43 伊吹山五合目
2:50 2:53 弥高尾根・上平寺尾根分岐
2:56 3:23 伊吹山六合目避難小屋
3:28 3:28 伊吹山六合目（標識）
3:37 3:37 伊吹山七合目
3:50 3:59 伊吹山八合目
4:07 4:08 山頂周回道分岐・合流点
4:15 4:52 日本武尊像（伊吹山）
4:57 4:57 山頂周回道分岐・合流点
5:02 5:09 びわこ展望台
5:15 5:25 日本武尊像（伊吹山）
5:28 5:44 伊吹山
5:48 6:04 日本武尊像（伊吹山）
6:12 6:13 山頂周回道分岐・合流点
6:17 6:22 びわこ展望台
6:24 6:26 山頂周回道分岐・合流点
6:33 6:39 伊吹山八合目
6:51 6:54 伊吹山七合目
6:58 6:59 伊吹山六合目（標識）
7:02 7:03 弥高尾根・上平寺尾根分岐
7:08 7:09 伊吹山五合目
7:15 7:15 伊吹山四合目
7:20 7:21 伊吹山三合目
7:29 7:30 徳蔵山
7:40 7:40 伊吹山二合目
7:50 7:50 伊吹山一合目（伊吹高原荘）
8:06 8:06 伊吹山上野登山口
8:06 ゴール地点

天候

はれ　夜でも暑い

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

往路：前日に新幹線移動 京都駅でレンタカー借りて大津から時計回りに琵琶湖時一周 長浜市から山麓へ

駐車場：ビジターセンター脇の駐車場 500円 入山協力金300円と共に下山後支払い

復路：米原方面に下り彦根で風呂と食事 彦根城眺めて彦根IC〜京都南IC

コース状況／危険箇所等

月も明るく夜でも明瞭なコース。
八合目手前で前の若者たちがルートハズれて付いて行ってしまったが、すぐに復帰。

その他周辺情報

ニッポンレンタカー京都新幹線口店
日産ノート 24時間 8100円 ガソリン代2900円 高速道路 彦根〜京都南 1680円（ETC休日割）

近江神宮
朱塗りの門が有名な神社 競技かるたの全国大会が行われる勧学館を併設

新福菜館 大津店
京都発祥のラーメンチェーン 濃口な醤油ラーメンと茶色い焼き飯

白鬚神社
湖の中に建つ鳥居 京都からぶらりと行ける厳島神社的な場所

奥琵琶湖パークウェイ
琵琶湖の北の展望地 道路は8時から20時まで通行可能と書いてあるが展望台から先は19時半で通行止めになった

来来亭 長浜店
滋賀県発祥のラーメンチェーン おすすめは背脂たっぷりのこってりラーメン

極楽湯 彦根店
全国展開のスーパー銭湯 朝6時から営業 大人900円

彦根城
国宝天守閣 駐車場400円 入城料800円とお高い割にはそこまでか？という印象。

写真

9/14 13:27

新幹線の車窓から。いつも通過するだけのあの頂に今日は登る。

9/14 15:16

京都駅で借りた小さな相棒。こいつに乗っていざ琵琶湖一周の旅へ。

9/14 15:33

まずはこちらにご挨拶。

9/14 15:34

赤い。赤過ぎる。

9/14 15:34

あの漫画で一躍有名になった勧学館。広間では地元かるた会の皆さんが熱い戦いを繰り広げていた。

9/14 15:41

伊吹山といえば「かくとだに」。

9/14 14:56

京都ではよく行く新福菜館の大津店へ。焼き飯と中華そば。ゆで卵無料サービス。

9/14 17:33

湖西を北上。白鬚神社。

9/14 17:37

新兵器の魚眼レンズで波飛沫と鳥居。いい湾曲。

9/14 17:42

もっと寂れているかと思いきやインバウンドとインスタ映え狙いで大混雑の神社。幹線道路を渡る人にクラクション鳴らす車も。

9/14 18:06

対岸に霞む伊吹山。

9/14 19:34

さらに北上して奥琵琶湖パークウェイ。まさに中秋の満月。月の道が伊吹山へと誘う。

9/14 19:42

ズーム&トリミング。写真に夢中になっていたら抜けたい方の峠が夜間封鎖。仕方なく折り返したら野生のイノシシ親子を轢きそうになり急ブレーキ！

9/14 21:29

晩ごはんは長浜の来来亭。2食連続ラーメンとかイケナイ感じだが背脂美味し。

9/15 1:05

駐車場で軽く仮眠。わかりやすい登山口からナイトハイクスタート。

9/15 1:51

一合目まででそこそこの汗。ナイトハイクにして本当に良かったと痛感しながらトイレ拝借。

9/15 1:56

ゲレンデの中はヘッデン消しても歩けるくらいの月明かりが煌々と。

9/15 3:16

なかなかいいペース。六合目の避難小屋脇で休憩がてら明るい空と夜景撮影。

9/15 3:21

広角で月明かり込み。

9/15 3:33

縦使い。

9/15 4:32

一気に山頂へ。ヤマトタケルと月明かりの空。

9/15 4:39

縦使いでオリオン座とシリウスがくっきり。

9/15 4:44

宵闇の太陽。

9/15 4:47

魚眼で暁けの空。

9/15 4:50

あおってオリオン。

9/15 4:54

彦根米原方面。

9/15 5:14

この月明かり、古の人びとはどんな気持ち眺めたのだろうか。

9/15 5:16

長浜市街。来来亭どこだ？

9/15 5:25

始まる始まる。急いで山頂へ戻る。

9/15 5:27

パープルモーメント。

9/15 5:29

3日前に登った御嶽山のシルエットも。うっとり。

9/15 5:31

ギャラリー多数。

9/15 5:32

水墨画のよう。

9/15 5:33

乗鞍と御嶽。白山はぼんやり。

9/15 5:35

中央アルプスの南部かしら？

9/15 5:36

ここまで車で来れるみたいだが夜は通行止めみたい。おかげで観光客の姿はなし。

9/15 5:37

振り返れば月と琵琶湖。

9/15 5:47

さあはじまりますよ。皆さんワクワク。

9/15 5:48

キタ。

9/15 5:48

待ちかねた皆さんからおおーっと声が上がる。

9/15 5:50

文句なしの快晴の中。

9/15 5:50

ライジングサン。

9/15 5:52

朝陽を浴びて自撮る。

9/15 6:00

おなじみのタケルさん。

9/15 5:54

月はどんどんデカく白く。

9/15 6:06

琵琶湖に影伊吹。

9/15 6:23

再び展望台へ移動。サラシナショウマ。

9/15 6:26

影はどんどん短く低くなり。

9/15 6:27

長浜の街に朝が来た。

9/15 6:28

彦根の街。よく見るとお城も写っている。

9/15 6:29

鳴き声がしたのでズームしたら雌が2頭。

9/15 6:31

奥琵琶湖方面もすっきりと晴れて。

9/15 6:32

いつも新幹線から眺めているのはあの辺りからか。

9/15 6:32

鈴鹿方面も綺麗に見えた。

9/15 6:36

いよいよ西面にも日が射して来る時間。

9/15 6:36

展望台への分岐。これは暗がりでは全く気がつかなかった。

9/15 6:38

結構な斜度を詰めてきたのだな。

9/15 6:44

六合、五合、三合の小屋がきちんと並んでいる。

9/15 6:48

苔は全体的に少なめ。

9/15 6:49

ここも通った記憶がない。

9/15 6:50

たぶんこのガレを直登してしまったのだろう。

9/15 6:52

高僧が修行を積んだと言われる行導岩。

9/15 6:52

と書いてあった。

9/15 7:03

太陽に追いつかれる。ここからはジリジリと照りつける太陽の下を歩く時間。

9/15 7:12

六合目で振り返れば伊吹ブルー。

9/15 7:20

ススキがキラキラ。なんだか上州の武尊山と雰囲気が似てるな。と思った。

9/15 7:31

朝から登ってきた方々がたくさん休憩していた。

9/15 7:31

潰れてしまったゲレンデはやはり物悲しい。

9/15 7:32

ここの感じとかも武尊牧場っぽい。廃業ゲレンデって似るのかな？奇しくもどちらもヤマトタケルに所縁の山だし。

9/15 7:33

やっと全容が見えた。かっこいいお山だ。

9/15 8:01

一合目の茶屋にも登山客がいっぱい。今からだとちょうど灼熱地獄ですね。がんばって。

9/15 8:17

沢山の人とすれ違いゴール。

9/15 8:18

山麓は大混雑。ビジターセンターに駐車場代と入山料支払う。着替えていたら向かいのお店の女将さんが話しかけてきた。

9/15 8:43

下山の道すがら振り返るとどどーんと伊吹。西側の掘削が痛々しい。

9/15 10:34

時間が早かったので近隣温泉は諦めて彦根のスーパー銭湯。風呂上がりに目の前の天下一品でこってり食べるも残念な出来ばえ。

9/15 11:50

がっかりと彦根城に向かうとさらにがっかりな情報が。ひこにゃん終了。天下一品要らなかったなー。

9/17 6:15

パネルと記念撮影をしてお茶を濁す。

9/15 12:11

国宝天守閣。駐車場400円。入城料800円。

9/15 12:01

天守閣の内覧は凄まじい行列。パス。

9/15 12:19

登らずともこの絶景。

9/15 12:21

野球場には元気な球音と声援が響いていた。

9/15 12:22

ちょっとだけビジネスの香りを嗅ぎつつ天守閣を後に。

9/15 12:31

二の櫓内部。梁の湾曲について係員に問うとよく分からないとの事。ふーん。

9/15 18:03

時間ちょいオーバーで相棒を返却。ホテルにチェックインの後、大混雑の四条の街でお好み食べてから仕事に向かった。

撮影機器：

PENTAX K-50 ペンタックス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

otkme

かくとだに えあはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもいを

有名な和歌にも詠まれた伊吹山。伊吹の語源は息吹。製鉄の踏鞴にお灸の百草。どちらも長く息を吹き込む事で、炎を燃やす。
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ユルめの京都出張の前日にお休みが貰えた。

新幹線の車窓、いつも京都の手前で見えてくる大きな山容。レイラインとか五芒星、パワースポットに古戦場、西の名峰に登るチャンス到来だ。

9月とはいえまだまだ暑そうな低山。レンタカーで琵琶湖周遊してからのナイトハイクに。

折しも中秋の名月。奥琵琶湖を走っていると笑っちゃうくらいのデカく丸い月が湖面を照らす。

よく整備された登山道は月明かりに照らされて、ヘッデンを消しても歩けるくらいに明るい。

琵琶湖の夜景、煌々と輝く月、全てを赤く染める朝陽。パワースポットの洗礼を嫌と言う程浴び、大満足で下山した。
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夜は平安神宮へ。

玉砂利敷きの宮庭から、極北に光る星と少しだけ痩せた月、炎に照らし出される宮社なぞを眺めつつ、古の都に暮らした人びとに思いを馳せる。

そんな秋の夜。