中央アルプス縦走 越百山〜空木岳
天候 | 快晴、ガス、雲海、15日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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その他周辺情報 | 下山後に温泉 フォレスパ木曽(恋路の湯) |
写真
感想
越百山、南駒ケ岳、空木岳と縦走する企画に魅力を感じ参加しました。空木岳は百名山で日帰りで登ったことがあります。その時の天候はよくなくて、登っただけの記憶とバッジがゲットできなかったことが心残りだった。
参加は4人でした。当日参加か前泊かとの問い合わせには前泊で参加しました。梅田さんの車で向かいます。2時間ほどで着きます。リーダーと鈴木さんが金曜日に山に登って現地集合。鈴木さんは仕事で不参加でしたが、現地着の時点では宴会終了していて1人ビールを飲んで就寝。
道の駅はとてもきれいだった。リーダーはあれほど飲んで翌日に山に行けるのがすごい。Sさんとの山行はとんでもない山行がほとんどで、その翌日に今回の縦走ができるのがさらにすごい。
東京からのメンバーと現地合流する。豪雨で林道は崩壊して本来の駐車場まで行くことができない。路駐となるが、通行できるように駐車。連休とあって他県ナンバーがほとんど。重い荷物を分担してスタートする。ほぼ6時に出発し、分岐まで40分、登山口に7時45分。途中、越百小屋の車を発見。途中でメンバーの荷物を分担して背負う。樹林帯の中で日が当たることはないが、それなりに熱い。
11時24分に小屋に到着できた。真っ赤な小屋で、トイレがすごくきれい。バッジは売ってなかった。ここで、メンバーの1人が酒を捨てるというので自分のザックに詰め込んだ。酒好きの自分には考えられない行動だ。
その先に水場があり、2リットルをさらに追加する。とてもうまかった。
越百山頂に着いたのは、12時44分。計画では6時に登山口、山頂は12時30分だから、早い方である。しかし、この先避難小屋まで行くことができないと、リーダーは判断した。山頂でビールや焼酎を飲みながら、幸せな時間を過ごした。夕食は梅田さんのけいちゃんとご飯を頂く。しばらくして、雲海ができて大感動。
リーダーが南超百山が近いよと言われ、ちょうどそこから来たという人もいて、1人で行ってきた。GPSとカメラだけ持っていったが、這松のやぶ漕ぎをしたので、手とズボンが松脂まるけになってしまった。すねも打ったようで、血が出ていた。往復30分くらいか。
その後は、ブロッケン現象がでて、みんなで騒ぐ。日が沈むのを待って、さらにまったりする。あとは、シュラフに潜り込んで眠る。飲みすぎて、のどが渇くし、トイレに行くわ、頭痛がするわで、寝たのか寝れなかったのか。夜中に花火が上がって、騒がしかったが、頭が痛いのでじっとしていた。時計をしていなかったので、時間が全く分からなかった。1日目はこれで終わり。
2日目
4時半ごろから起き始めて、朝食は焼きそば頂きました。テントは夜露でびしょびしょ片付けます。今日も天気がよさそうです。全く寒くはありません。山頂で集合写真を撮り、日の出を待ちます。5時39分にご来光。今日の工程は長いので、頑張りましょう。食べて飲んだ分、荷物は軽くなっていますが、ごみをしょっているのでかさばります。
仙涯嶺はごつごつの岩山みたい。1時間ほどで着きました。一旦下って、次は南駒ケ岳。稜線上ではなくクサリ場を利用して巻いていきます。ハイマツの道から稜線に上がります。御料局の三角点がありました。南駒ケ岳はまだ先。稜線から下ったところにすりばち窪避難小屋が見えてきました。小屋の東は山がぱっくり割れたような感じになっている。初日にここまで来るのはかなりハードに思います。2日間の工程を1日でこなしたことのあるリーダーはやはりすごい。
南駒ケ岳には8時19分に到着。これから空木岳には、赤椰岳を通過して2時間のコースタイム。鞍部まで下っていくと小屋への道。避難小屋までは15分とある。小屋は小さく屋根にブルーシートがかかっていて、雨漏れしているようだ。室内がどんなのかわからないのが残念。わざわざ立ち寄る時間も体力もないので諦める。赤椰岳は山名表示はなくただのピーク。その先山頂かと思いきや、さらにピークが続く。遭難の碑が2ヶ所。人がいっぱいいるところが山頂だろう。山頂からは大展望で、町並みも見える。すぐ下の駒峰ヒュッテが見えるが立ち寄らない。ここまで6.5キロ歩いてきた。後は木曽殿山荘のお楽しみだけ。ここからは岩々のルートを下って、木曽殿山荘に向かう。こういうルートは非常に楽しい。まだ、足の疲労はなく順調に進んでいる。山荘に着いて大休止。テラスがあるところはとても暑い。山荘は茶色くて遠くからだと立派に見えたが、実はプレハブ小屋でペンキ塗りたての状況。トイレのにおいもするし、小屋の主人もそっけない感じ。コーラが飲みたかったが、CCレモンしかなかった。400円、ピンバッジは南駒ケ岳と空木岳を購入。いくらか忘れた。小屋の近くはお花畑のようです。この先はトラバースの道が続き、楽しみはあまりない。
義仲の力水はうまかった。他の登山者もいて、順番待ち。所々、道は荒れていて整備が必要。笹は刈ってあるのですが、整備まで手が回らないのか。その先にも仙人の水場がある。しかし、看板にはウサギ平まで2時間とあり、がっかり。東川に架かる橋に到着。ここで、塩入さんは足を冷やしてマッサージ。劇的に脚力が回復したそうである。つり橋の嫌いな梅田さんを後ろからリーダーが橋を揺らす。かわいそうに。
橋を渡って、看板にはウサギ平まで1時間かかると。ましてや、登り返すではないか。ほぼほぼ時間通りにウサギ平に着くと林道だった。ショートカットの登山道を探すも不明瞭で解らず、林道を歩く。看板ではダムまで7.6キロとあり、目が点になる。疲れた足に鞭打ってひたすら歩く。リーダーはとっくに先行し、あとから来た登山者も走って抜いていった。分岐の所で待っていてくれました。3人とも大差なく合流し、車止めまで戻りました。暗くなる前に戻れてよかった。ここで、塩入さんとお別れして、近くの温泉を探して、フォレスパ木曽に立ち寄る。ぬるぬるの良いお湯だった。帰りはリーダーの運転で駐車場に着き、9時解散。今回も楽しい山行でした。企画ありがとう。
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