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Yamareco

記録ID: 202894
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳《黒戸尾根》

2008年10月12日(日) 〜 2008年10月13日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
11.4km
登り
2,377m
下り
1,107m

コースタイム

■10月12日(日)
7:34(登山口) → 11:56(七丈小屋)
■10月13日(月)
 5:51 小屋発
 7:10 山頂着
 7:44 山頂発
 8:33 駒津峰着
 8:44 駒津峰発       合計=4時間29分
 8:53 分岐通過
 9:19 双児山着
 9:29 双児山発
10:20 北沢峠着
天候 10月12日(日) 晴れ
10月13日(月) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
■10月12日(日)
前泊で韮崎の旅館に泊まる。タクシーで登山口まで(\6,830)
■10月13日(月)
北沢峠 → 広河原 11:05 → 11:30 南アルプス市営バス
広河原 → 甲 府 12:30 → 14:35 山梨交通バス
甲 府 → 新 宿 15:25 → 17:07 特急かいじ(甲府始発自由席)
新 宿 → 藤 沢 17:32 → 18:21 湘南新宿ライン
コース状況/
危険箇所等
■全体的に整備されていて迷ったり危険なところはありません。
 危険なところには梯子、桟橋が設置されています。
■七丈小屋
食事は年によって出たり出なかったりするそうで確認が必要です。
水は大量に出ています。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
皇太子殿下の甲斐駒ヶ岳登頂記念碑がスタート地点にありました。黒戸尾根から登られたことにビックリしました。
皇太子殿下の甲斐駒ヶ岳登頂記念碑がスタート地点にありました。黒戸尾根から登られたことにビックリしました。
刃渡り。最大の難所かと思いましたが、鉄の杭が打ちこんでありましたし、木々が生い茂っていましたので恐怖感はありませんでした。
刃渡り。最大の難所かと思いましたが、鉄の杭が打ちこんでありましたし、木々が生い茂っていましたので恐怖感はありませんでした。
五合目の平らになっている箇所です。すでに五合目小屋は撤去されていました。ここから梯子や桟橋、鎖が多くなってきます。
五合目の平らになっている箇所です。すでに五合目小屋は撤去されていました。ここから梯子や桟橋、鎖が多くなってきます。
それでもこのように古くなってきた箇所は修復がなされており危険を感じることはほとんどありませんでした。
それでもこのように古くなってきた箇所は修復がなされており危険を感じることはほとんどありませんでした。
思ったより早く七丈小屋に着きました。小屋泊まりの方、テン泊の方関係なくビールを飲みながら盛り上がりました。
思ったより早く七丈小屋に着きました。小屋泊まりの方、テン泊の方関係なくビールを飲みながら盛り上がりました。
七丈小屋の夕食。小屋番さんのこだわりの献立だそうです。それぞれ三品が並ぶようになっています。朝食はなしです。
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七丈小屋の夕食。小屋番さんのこだわりの献立だそうです。それぞれ三品が並ぶようになっています。朝食はなしです。
二日目早朝です。八合目まで来ました。泊まりの方は皆さんほぼ同時刻に出発されております。布団1枚に1人でした。
二日目早朝です。八合目まで来ました。泊まりの方は皆さんほぼ同時刻に出発されております。布団1枚に1人でした。
剣が二本、刺さっています。黒戸尾根で有名な写真でしたので見たかった光景です。まだまだ気温は上がってきていません。
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剣が二本、刺さっています。黒戸尾根で有名な写真でしたので見たかった光景です。まだまだ気温は上がってきていません。
山頂が見えてきました。小屋泊まりなのでゆとりがありました。同宿の皆さんも次々と登って来られています。
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山頂が見えてきました。小屋泊まりなのでゆとりがありました。同宿の皆さんも次々と登って来られています。
北アルプス、槍ヶ岳や奥穂高岳、そして大キレットもハッキリと見えています。クリアですべて見渡せる好天でした。
北アルプス、槍ヶ岳や奥穂高岳、そして大キレットもハッキリと見えています。クリアですべて見渡せる好天でした。
仙丈ヶ岳。カールの様子がよく分かります。両手で包みこんでいる雰囲気がいいです。南アルプスの女王です。
仙丈ヶ岳。カールの様子がよく分かります。両手で包みこんでいる雰囲気がいいです。南アルプスの女王です。
御嶽が見えています。独立峰としての気品や気位を感じる山です。まだ冠雪していないように思います。
御嶽が見えています。独立峰としての気品や気位を感じる山です。まだ冠雪していないように思います。
鳳凰三山の向こうに富士山が見えています。オベリスクもハッキリ見えています。富士山が大きく感じられます。
鳳凰三山の向こうに富士山が見えています。オベリスクもハッキリ見えています。富士山が大きく感じられます。
北岳、間ノ岳、塩見岳といった南アルプスの雄峰がドーンと並んでいます。壮観な光景が眼前に展開されています。
北岳、間ノ岳、塩見岳といった南アルプスの雄峰がドーンと並んでいます。壮観な光景が眼前に展開されています。
さて、甲斐駒ヶ岳山頂からの景色を満喫しましたので北沢峠に向かって下山します。相変わらず好天です。
さて、甲斐駒ヶ岳山頂からの景色を満喫しましたので北沢峠に向かって下山します。相変わらず好天です。
摩利支天がぽっこりと見えています。直登ルートではなく巻道ルートで下山します。北沢峠から登って来られる方がたくさんいました。
摩利支天がぽっこりと見えています。直登ルートではなく巻道ルートで下山します。北沢峠から登って来られる方がたくさんいました。
甲斐駒ヶ岳の雄姿です。花崗岩の岩盤が露出した山頂部は本当に綺麗です。ずーっと見ていても飽きない光景です。
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甲斐駒ヶ岳の雄姿です。花崗岩の岩盤が露出した山頂部は本当に綺麗です。ずーっと見ていても飽きない光景です。
鋸岳です。昨晩、『山梨百名山』を目標に登っているご婦人が「鋸岳、無理だわ〜」と言われていました。ギザギザです。
鋸岳です。昨晩、『山梨百名山』を目標に登っているご婦人が「鋸岳、無理だわ〜」と言われていました。ギザギザです。
最後にもう一度、甲斐駒ヶ岳の雄姿です。三度めにして初めて晴れましたので感慨もひとしおです。
最後にもう一度、甲斐駒ヶ岳の雄姿です。三度めにして初めて晴れましたので感慨もひとしおです。
北沢峠まで降りてきました。当初の予定では仙流荘まで行き、そこからバスと考えていましたが甲府に出てJRに乗ることにしました。
北沢峠まで降りてきました。当初の予定では仙流荘まで行き、そこからバスと考えていましたが甲府に出てJRに乗ることにしました。

感想

甲斐駒ヶ岳、2004年6月末と2006年6月末に雨のなか仙水小屋から登った。今回三度めの甲斐駒ヶ岳は黒戸尾根からの登頂を目指す。
クラシカルコースである黒戸尾根は、谷川岳の西黒尾根、烏帽子岳のブナ立尾根と並んで日本三大急登に数えられている。標高差2367mを二日に分けての登山を計画。

七丈小屋には思ったより早く着いた。12:00前に着いたがそのときすでにお一人が宿泊手続きを待たれていた。お聞きすると、「小屋番さんは昔堅気の方で今は小屋内を掃除をされている。今行くとご機嫌を損ねる」とのこと。なのでしばらくその先着の方と話をし時間を潰す。掃除が落ち着いてきた頃を見計らって宿泊手続きをする。終わったらすぐにビールを買って一杯やりながら山談義。徐々に宿泊の方が増えてくる。小屋泊まり、テン泊関係なく小屋前のテーブルで盛り上がる。特に盛り上がったのは八ヶ岳のとある小屋番をされていた方の三面記事的な話であった。
結局この日は布団1枚に1人の状況。10月の連休であったが皆さん、ここなら人が少ないだろうとの読みは的中した。
七丈小屋の夕食はかなり手の込んだものだった。小屋番さん一人しかいないので単独の若い女性の方がお1人指名されお手伝いをされていた。仙水小屋とよく似た献立であり最高レベルであった。

翌日、朝食はないということで皆さん、そそくさと出発された。二日間とも晴天に恵まれた山行となった。過去2回の甲斐駒ヶ岳は途中で晴れたりとかはあったが必ずレインコート着用の山行であったのでことのほか嬉しかった。
山頂に着いたときも快晴でグルッと360度の大展望を得ることができた。
北アルプス(槍ヶ岳、大キレット、奥穂高岳)、御嶽、そして南アルプスの仙丈岳、北岳、間ノ岳、塩見岳の主峰群がよく見えていた。

帰路であるが、当初は北沢峠→仙流荘→伊那→新宿とバスルートを考えていたが、同宿の方から、中央道は大渋滞になるだろうから甲府にバスで出てJRで新宿に行くほうが時間を読めるとのことでそうした。甲府発の特急まではすべて指定席は売り切れだった。

2012年7月

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体力レベル
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