記録ID: 2032336
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
焼山/林道焼山線より
2019年09月07日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,957m
- 下り
- 1,956m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 13:43
焼山山頂部以外は比較的歩きやすい区間が多いピストン。下りは標準的な所要時間ではと思います。
焼山は魅力的な火山風景の連続で、長めの滞在時間を確保しています。
焼山は魅力的な火山風景の連続で、長めの滞在時間を確保しています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山北麓で通過する2ヶ所の深い谷は滑落、落石の可能性有り。通過注意。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
2:03 第一ゲート(660m)出発
第一ゲートが開くまで待てないので、ここから出発します!
歩き始めからしばらく九十九折の登りが続きます。
山頂までの標高差は1,740mあるので、とにかく焦らずマイペースで。
2:36 第二ゲート(840m)
通年常時閉鎖の第二ゲートを通過。
林道は途中まで完全舗装。アマナ平から登山道入口の間はダート。
3:51 焼山登山道入口(1,120m)
2時間弱にわたる林道歩きをようやく終えました。
登山道入口の手前にあるコンクリート製の箱型避難シェルターが良い目印になります。
登山道入口から大曲に至る焼山北麓は火山が作り出した緩やかな傾斜が続き、なかなか歩きやすい区間です。
自分の持っている山と高原地図・妙高・戸隠・雨飾(2017年版)では破線表示ですが、
有難いことに草刈りなど手入れしていただいて至極明瞭な登山道です。
第一ゲートが開くまで待てないので、ここから出発します!
歩き始めからしばらく九十九折の登りが続きます。
山頂までの標高差は1,740mあるので、とにかく焦らずマイペースで。
2:36 第二ゲート(840m)
通年常時閉鎖の第二ゲートを通過。
林道は途中まで完全舗装。アマナ平から登山道入口の間はダート。
3:51 焼山登山道入口(1,120m)
2時間弱にわたる林道歩きをようやく終えました。
登山道入口の手前にあるコンクリート製の箱型避難シェルターが良い目印になります。
登山道入口から大曲に至る焼山北麓は火山が作り出した緩やかな傾斜が続き、なかなか歩きやすい区間です。
自分の持っている山と高原地図・妙高・戸隠・雨飾(2017年版)では破線表示ですが、
有難いことに草刈りなど手入れしていただいて至極明瞭な登山道です。
火打山からの遠望以外で初めて間近に見る焼山。
火山らしく荒々しい頂上部がよく見えますが、まだ900m弱の標高差を残しています。
5:20 大曲出発
大曲を過ぎると焼山の北斜面を西向きのトラバースになります。
火山らしく荒々しい頂上部がよく見えますが、まだ900m弱の標高差を残しています。
5:20 大曲出発
大曲を過ぎると焼山の北斜面を西向きのトラバースになります。
7:07 金山・焼山分岐(2,040m)
もう少しで稜線に到達しそうなところで、焼山への分岐に到着。
ここから焼山へ向けてようやく直登開始です。なお金山・雨飾方面は草の生え方からしてあまり人は入っていないようです。
分岐からしばらくは濃い樹林帯が続き、部分的にやや草が生繁っているところも。但し藪を漕ぐようなところはありません。
もう少しで稜線に到達しそうなところで、焼山への分岐に到着。
ここから焼山へ向けてようやく直登開始です。なお金山・雨飾方面は草の生え方からしてあまり人は入っていないようです。
分岐からしばらくは濃い樹林帯が続き、部分的にやや草が生繁っているところも。但し藪を漕ぐようなところはありません。
7:56 火口跡?(2,300m)
苦しい急登を越えると、いきなり火口跡と思われる荒涼とした光景が広がりました!
火山が好きな自分にとっては感動の光景でした。
ルートは火口跡を横切るように東側の斜面へと続きます。
苦しい急登を越えると、いきなり火口跡と思われる荒涼とした光景が広がりました!
火山が好きな自分にとっては感動の光景でした。
ルートは火口跡を横切るように東側の斜面へと続きます。
8:10 二つめの火口跡?(2,320m)
短い砂地の急登を越えると、更に大規模な火口跡が目に飛び込んできてまた感動!
火口底にはよく見ると小さな池もあります。
生々しい火山活動の履歴を見ていくようで、こんなに変化に富んだ光景が広がっているとは想像以上でした。
山頂は火口跡の南側にそびえる崖上に位置するようで、ルートは南側の崖状の急登へと続きます。
短い砂地の急登を越えると、更に大規模な火口跡が目に飛び込んできてまた感動!
火口底にはよく見ると小さな池もあります。
生々しい火山活動の履歴を見ていくようで、こんなに変化に富んだ光景が広がっているとは想像以上でした。
山頂は火口跡の南側にそびえる崖上に位置するようで、ルートは南側の崖状の急登へと続きます。
8:33 新潟焼山山頂(2,400m)到着!
第一ゲートを出発して6時間半…。最高に素晴らしい山頂です!
長丁場を登った甲斐は十二分にありました。
山頂は一段下の火口跡の南東側、四分の一周を描くようにカーブしています。
第一ゲートを出発して6時間半…。最高に素晴らしい山頂です!
長丁場を登った甲斐は十二分にありました。
山頂は一段下の火口跡の南東側、四分の一周を描くようにカーブしています。
13:04 大曲(1,560m)到着
大曲からは歩きやすい下りになるのでほっと一息付けます。
少し前まで居た焼山の頂上部を見上げて小休止を入れます。
13:17 大曲出発
まだまだ歩行距離は長いけど、ここより下部は傾斜が緩んで歩きやすい下り。
大曲からは歩きやすい下りになるのでほっと一息付けます。
少し前まで居た焼山の頂上部を見上げて小休止を入れます。
13:17 大曲出発
まだまだ歩行距離は長いけど、ここより下部は傾斜が緩んで歩きやすい下り。
13:55 展望台(1,210m)
大曲から40分弱で展望台に到着。
登りは暗かったので初めて見る雄大な光景。
遥か遠くなった焼山を見て早くも達成感が湧いてきます。
焼山、火打山を見上げつつ小休止を入れます。
14:02 展望台出発
大曲から40分弱で展望台に到着。
登りは暗かったので初めて見る雄大な光景。
遥か遠くなった焼山を見て早くも達成感が湧いてきます。
焼山、火打山を見上げつつ小休止を入れます。
14:02 展望台出発
15:15 第二ゲート(840m)
登山道入口からちょうど1時間で第二ゲートに到着。
ゲート付近には数台の車が駐車中。路肩も広いので混み合ってもどこかしらに停めれそう。
ここまで戻ってくると、ゴールの第一ゲートまではあと少しです。
登山道入口からちょうど1時間で第二ゲートに到着。
ゲート付近には数台の車が駐車中。路肩も広いので混み合ってもどこかしらに停めれそう。
ここまで戻ってくると、ゴールの第一ゲートまではあと少しです。
焼山山頂からは遥か下方に見えていた下界へかなり近付いていました。
第一ゲート到着までもうちょっとというところで、登山中にお会いした方に乗っていきますか?とお声掛けいただきました。
でももう近いので全行程を自力で下りたく、丁重にお断りしました。ご親切にありがとうございました。
第一ゲート到着までもうちょっとというところで、登山中にお会いした方に乗っていきますか?とお声掛けいただきました。
でももう近いので全行程を自力で下りたく、丁重にお断りしました。ご親切にありがとうございました。
15:46 第一ゲート(660m)
今日はよく歩きました!
登山開始から約14時間弱にもわたる長時間の山行。
懐かしい第一ゲート前には自分の車しか停まっていませんでした。
前々からずっと登りたかった焼山。最高の登山日和で登頂の念願が叶って快心の山行でした。
今日はよく歩きました!
登山開始から約14時間弱にもわたる長時間の山行。
懐かしい第一ゲート前には自分の車しか停まっていませんでした。
前々からずっと登りたかった焼山。最高の登山日和で登頂の念願が叶って快心の山行でした。
装備
個人装備 |
三脚
水
ハイドレーションシステム
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
スパッツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図・山と高原地図)
コンパス
ガーミンGPS
笛
鈴
ラジオ
計画書
ヘッドランプ
予備電池
アマチュア無線機
ファーストエイドキット
補修キット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
登山保険証
健康保険証
スマホ
財布
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
望遠ズームレンズ
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
百名山の焼岳と双璧ではないかと思うほど、焼山は素晴らしい活火山です。
火打からの縦走で行きたかったけど、新潟県側からのルートが登りやすく計画しました。
妙高、火打に限らず、頸城山塊も魅力的な山が多くて、また行程を考えて歩いてみたいです。
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コメント
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標高差が1700
びっくりです
ワインを飲んじゃって
明日ゆっくり拝見
母上様 すばらしいですね
林道歩きが2時間もあったのですね。
大変。単調な林道歩きが ある意味 難所ですね。
緩やかな登りが続くようですが 大曲からの 焼山展望や
地獄谷など 変化がありますね。
まず 焼山を知らなかったのですが、火山?なのですね。
御岳特集をテレビでしていました。
登った時 火山の認識がなく 噴火情報にびっくりした、うかつさでした。
白根山湯窯付近に 振動があるようですね。
周囲1キロは 立ち入り禁止のようです。
日本には 活火山が 99座 北方領土を入れると110もあるとは
知りませんでした。
登山教室にも参加したことがありましたが 火山情報はありませんでした。近畿には一座もないようですが。
話がそれました。火山がもたらす 特徴的な景色は ダイナミックで
変化に富み、すばらしいですね。
噴煙には 躍動する 地球を感じることができます。
長ーい工程を 歩かれ、お疲れさまでした。
山頂で 長い間 時間を取られ、景色を満喫されたようですね。
楽しみ方がお上手ですね。
私には 長すぎる工程 見ることかなわない景色を
ありがとうございました。
摩耶山さん歩
こんにちは、mayasanpoさん。
さっそく焼山のレポをご覧いただきまして、ありがとうございます。
焼山に登ったのは9/7。その後で母が来てすぐに剱へ行ったりしてましたので、
レポにまとめるまでかなり時間が掛かってしまいました。
母は剱の疲れが取れるまでだいぶ時間が掛かってましたが、
一昨日は谷川岳にロープウェイを使わずに登れて元気にしています。
これから谷川岳のレポ作成にも掛かりますね。
焼山はちょっとマイナーになりますが、日本三百名山には入っています。
噴火警戒レベルが導入された立派な?活火山です。
近年でも小規模ながらも噴火活動は繰り返し起こっていて、立入規制も複数回行われています。
草津白根山は自分はまだ行ったことがないですが、ここも規制中で登れないですね。
北方領土の山も素晴らしく、深田久弥氏が行っていれば百名山に選んでたであろう山もあるとか。
出来れば行ってみたいです。
近畿にも元?火山は神鍋山や甲山などがあるんですけどね。
活動中の火山となると、中部以北になってしまいますね。
火山は普通の山には無いダイナミックな光景に出会えます。
焼山は林道歩きから大曲まで単調な区間が長いですが、それでも頑張る甲斐は十分にある山です。
往復25kmほどにもなってたので、この日の疲れ方は相当なものでしたが…。
mayasanpoさんに楽しんでいただいて嬉しいです。
またレポをご覧いただきました皆さまの参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
loon_nzさんのレコが他の人を抜き一番参考になったので、コースタイムなどを理解して今日5:00に第一ゲートを出発しましたが、あまりに長い林道歩きで足が筋肉痛になり、大曲で今日の体力の70%を消費したと感じました。その後の「大谷」を見た恐怖感で、これは自分には無理だと判断して9:00、撤退しました。
今回は単独行でしたが、今月中に機会があれば私の登山の師匠の引率でこのコースを再チャレンジします。その時は0:00に登山口を出発する考えでいます。平地を長距離歩くトレーニングもやらねば。
大谷や(今回は行かなかった)地獄谷を通過し、頂上に到達できる方々は相当な体力と技術を持っているのだなと感じました。尊敬します。
ototuma200さん、初めまして。コメントをいただきましてありがとうございます。
私のレコが参考になりましたようで嬉しいです。
でも途中で撤退せざるを得なかったことは残念だったこととお察し致します。
登山口に入るまでの林道が本当に長くて、ある意味でここが核心といえるかもしれませんね。
でも撤退を決められた「大谷」までの所要時間からしてototuma200さんのペースは、私と殆ど変わらないように思えます。
今月中に師匠様と再チャレンジ出来るといいですね。だいぶ日が短くなってきていますので、
早発されるのが得策と思います。大曲までは特に難所はありませんし。
次回はototuma200さんも焼山山頂に首尾良く到達されるといいですね!
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