神の山として恐れられた古の山「夕張岳」［↑馬の背コース、↓冷水コース］

2019年09月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,230m
• 下り: 1,234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:11

6:12 鹿島支線林道終点ゲート
6:21 6:21 夕張岳ヒュッテ
7:06 7:06 二の越
7:13 7:14 分岐点
7:30 7:30 石原平
7:38 7:40 望岳台
7:54 7:54 憩沢
8:04 8:04 男岩
8:12 8:12 ガマ岩
8:22 8:22 1400m湿原の水場
8:27 8:27 お花畑
8:33 8:33 釣鐘岩
8:38 8:38 金山分岐
8:52 9:15 夕張岳
9:23 9:23 金山分岐
9:27 9:27 釣鐘岩
9:33 9:33 お花畑
9:37 9:37 1400m湿原の水場
9:45 9:46 ひょうたん沼
9:53 9:53 男岩
10:02 10:02 憩沢
10:14 10:15 望岳台
10:23 10:23 石原平
10:35 10:37 分岐点
10:39 10:39 前岳の沢
10:47 10:47 冷水の沢
11:23 鹿島支線林道終点ゲート

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●林道ゲート前の駐車スペースを利用
・仮設トイレ、登山ポスト有り
・駐車スペースは3箇所程度あり、全体で20台は駐車可能
・駐車スペースまで約8kmの長い砂利道の走行必要。普通車でも大きな支障はないが、凹凸や水溜まり等も多い。

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：4（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3〜5（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の人数：10人】


◆登山道の状況（登山口〜望岳台）
・馬ノ背、冷水コースともに、特に危険性のある箇所はなく、終始、歩きやすい樹林帯歩きが続く。
・どちらのルートも大差はないが、個人的には冷水コースの方が歩きやすいと感じた。

◆登山道の状況（望岳台〜山頂）
・大半の区間は森林限界を越えた見晴らしの良い緩やかな平原が広がる。なだらかな登山道が多く、前岳湿原をはじめ、多くの湿原の中を木道を利用して進んでいく。
・ただし、木道が濡れている場合、下りは非常に滑りやすい箇所があった。それ以外は危険性を感じる箇所はないので、今ルートの核心部は「濡れた木道」という感じ。
・全体的に蛇紋岩帯が広がっているため、多種多様な植物が自生している。今回は花の季節ではなかったが、花の百名山にもなっており、7月頃は非常に多くの花々を見ることができる。

写真

9/21 6:08

ゲート手前の駐車スペースに車を止めて出発！

9/21 6:11

駐車スペースから林道を300m弱歩くと林道ゲートを通過。

9/21 11:25

標識を眺め、ルートを確認。

9/21 6:19

更に林道を350mほど進むと冷水コース分岐を通過。

9/21 6:22

駐車地点から林道を約900m歩き、夕張岳ヒュッテに到着。

9/21 6:33

では、馬の背コースで登っていこう。

9/21 6:54

一ノ越を通過。
暫し、樹林帯を進む。

9/21 7:05

木々の隙間から滝ノ沢岳（姫岳）が見えてきた。

9/21 7:12

正面には前岳の頂も。

9/21 7:24

前岳は直登せず、北側をトラバースするように進んでいく。

9/21 7:30

ダケカンバの樹皮が美しいね〜

9/21 7:39

登山口から90分弱歩き、ようやく望岳台に到着。

9/21 7:39

望岳台から改めて滝ノ沢岳（姫岳）を眺める。

9/21 7:40

望岳台の北側には同じ二百名山の芦別岳も見えてきた。

9/21 7:52

では、山頂に向けて再出発しよう！

9/21 7:52

望岳台を過ぎると蛇紋岩帯に入り、大きな樹木が無くなり、見晴らしが良くなる。

9/21 8:01

ガマ岩や熊ヶ峰の背後に山頂も近づいてくる。

9/21 8:04

前岳湿原を進む。
7月頃は、多種多様な花を眺めることができるが、今時期は寂しいね〜

9/21 8:13

ダイヤモンドガマ岩。

9/21 8:15

ひょうたん沼。

9/21 8:18

なだらかで優しい山体を進んでいく。
なんて気持ちの良い場所だろうか。

9/21 8:22

歩いてきた平原を振り返る。
右のピークが前岳。

9/21 8:26

お〜、木道に積雪が出始めた。

9/21 8:27

次は、山頂の手前に見える釣鐘岩を目指して緩やかに登っていく。

9/21 8:29

木道が整備されているが、濡れた箇所は非常に滑りやすいので下りは要注意だ。

9/21 8:31

お〜、昨日北海道でも初雪になったらしいが、大雪山は、結構な積雪があったようだね〜

9/21 8:36

釣鐘岩まで登ると山頂はあと僅かだ。

9/21 8:49

最後は急登の斜面を登っていくと、

9/21 8:50

山頂直下ににある夕張岳神社に到着。

9/21 8:54

そして、無事に夕張岳の山頂に到着。

9/21 9:02

一応、登頂記念撮影もしてみた。

9/21 9:00

三角点にタッチ！

9/21 8:53

山頂から西側の眺望。
望岳台から歩いてきたルートや前岳、前岳湿原を見下ろす。

9/21 8:54

山頂から南側の眺望。

9/21 8:55

山頂から遥か西側には羊蹄山も見える。

9/21 8:56

山頂から北側の眺望。
芦別岳を眺める。

9/21 9:16

山頂直下で雪をかき集め、可愛い雪ダルマを作ってみた。

9/21 9:35

再びピストンで戻る。
濡れた木道が非常に滑りやすく、注意をして歩いても1度大きく転倒した。

9/21 9:50

再び、ガマ岩。

9/21 10:38

望岳台まで戻り、登山口までの下山は、冷水コースへ。

9/21 10:44

樹林帯歩きで眺望は無いが、比較的歩きやすいルートだ。

9/21 10:49

これが、冷水の沢の水場か〜
北海道の生水は、一応、遠慮して飲まなかった。

9/21 11:02

可愛い動物の絵を見ながらゆったり下る。

9/21 11:10

個人的には冷水コースの方が馬ノ背コースより歩きやすい感じがした。

9/21 11:19

林道の分岐に到着。

9/21 11:28

駐車場に到着。
お疲れさまでした！

9/21 12:07

下山後、シューパロ湖まで戻り、夕張岳（右奥）を眺める。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

ようやく、遅い夏休みが取れたので、北海道の道南をメインに未踏の三百名山巡りに出かけてみました。

3日目は、高気圧に覆われ穏やかな登山日和になりそうなので、4日目に計画していた夕張岳を1日前倒しして登ってみました。

このルートのハイライトは、前岳から山頂までの緩やかな山体に広がる湿原歩き。
平原の中に巨大な岩山があったり、桃源郷に迷い込んだような幻想的な風景を満喫することができました。
また、山頂周辺は積雪も見られ、久しぶりに小さな雪だるまを作って楽しみました。
もうすぐ、長い冬が始まりそうですね〜


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＜4日目のニセコアンヌプリへ＞
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