ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 203316
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳、横岳 〜山頂付近に咲く花を眺めに〜

2012年06月30日(土) 〜 2012年07月01日(日)
 - 拍手
GPS
34:47
距離
17.7km
登り
1,924m
下り
1,932m

コースタイム

 <6月30日>
  5:13  桜平駐車場  
   ↓
  5:48  夏沢鉱泉
   ↓
  6:39  オーレン小屋
   ↓
  7:28  赤岩ノ頭  
   ↓
  8:00  硫黄岳山頂
   ↓
  8:23  硫黄岳山荘 
   ↓
  9:12  横岳山頂
   ↓
  10:45 二十三夜峰
   ↓
  11:21 地蔵尾根分岐
   ↓   
  12:08 行者小屋 
   ↓
  12:29 赤岳鉱泉、昼休憩  
   ↓
  14:20 赤岩ノ頭 
   ↓
  14:42 硫黄岳山頂
   ↓
  15:28 夏沢峠
   ↓
  15:51 オーレン小屋(宿泊)

 <7月1日>
  5:50  オーレン小屋
   ↓ 
  6:32  箕冠山
   ↓
  7:08  オーレン小屋、小休憩
   ↓
  8:24  桜平駐車場
天候  6月30日:晴れのち曇り
 7月1日 :雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
  桜平駐車場は無料です。駐車場までは結構狭くてボコボコ道。
  対向車とのすれ違いが かなり大変なので充分お気をつけて。 
コース状況/
危険箇所等
  帰りの温泉:河童の湯(一般:400円)
予約できる山小屋
オーレン小屋
桜平駐車場より出発
桜平駐車場より出発
夏沢扇滝
チョウノスケソウ?
チョウノスケソウ?
群落になってました
1
群落になってました
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした1
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした1
ヤツガタケキスミレかな
ヤツガタケキスミレかな
今回はこのルートにて硫黄岳を目指しました
今回はこのルートにて硫黄岳を目指しました
登り途中より後ろを振り返るといい眺め!
登り途中より後ろを振り返るといい眺め!
先週の焼岳でも見たコイワカガミがここにも!
1
先週の焼岳でも見たコイワカガミがここにも!
穂高〜大キレット〜槍
3
穂高〜大キレット〜槍
乗鞍方面
後立山方面1
後立山方面2、今年は夏の連休に計画してます
後立山方面2、今年は夏の連休に計画してます
御嶽山はよくわかります
5
御嶽山はよくわかります
赤岩の頭到着
ドーン!!やっぱり晴天最高!!
ドーン!!やっぱり晴天最高!!
いや〜何回見ても飽きない
2
いや〜何回見ても飽きない
天狗岳、蓼科山方面もバッチリ!
1
天狗岳、蓼科山方面もバッチリ!
遠方もバッチリ見られました
1
遠方もバッチリ見られました
阿弥陀岳のバックに南アルプスも
4
阿弥陀岳のバックに南アルプスも
ガサガサっと音がしたので見てみるとカモシカ。一瞬ビビッてしまいました(笑)
8
ガサガサっと音がしたので見てみるとカモシカ。一瞬ビビッてしまいました(笑)
ザックを置いて一休憩
5
ザックを置いて一休憩
イワウメかな
雲海の向こうに金峰山方面
1
雲海の向こうに金峰山方面
この景色、撮りすぎてすみません
5
この景色、撮りすぎてすみません
横岳に向かう稜線はきれいですね
2
横岳に向かう稜線はきれいですね
硫黄岳山頂標バックに天狗岳&蓼科山
2
硫黄岳山頂標バックに天狗岳&蓼科山
爆裂火口
甲斐駒ケ岳方面
横岳に向かいました
1
横岳に向かいました
コイワカガミは先週の焼岳ほど群落になってませんでしたが、至る箇所で咲いてました。
コイワカガミは先週の焼岳ほど群落になってませんでしたが、至る箇所で咲いてました。
ミヤマキンバイかな
1
ミヤマキンバイかな
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした2
1
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした2
イワウメその2
硫黄岳のケルン道
1
硫黄岳のケルン道
まだまだ抜群の眺め!
まだまだ抜群の眺め!
青空の下の山にかかる雲がきれいでした
1
青空の下の山にかかる雲がきれいでした
硫黄岳山荘より
硫黄岳を振り返る
1
硫黄岳を振り返る
オヤマノエンドウ。これを見てみたかった!
2
オヤマノエンドウ。これを見てみたかった!
たくさん咲いてました!
3
たくさん咲いてました!
硫黄岳の稜線
オヤマノエンドウに迷い込んだミヤマキンバイ
3
オヤマノエンドウに迷い込んだミヤマキンバイ
キバナシャクナゲかな
1
キバナシャクナゲかな
キバナシャクナゲの群落
1
キバナシャクナゲの群落
横岳に向かう
大同心アップ
コイワカガミは横岳稜線にも
コイワカガミは横岳稜線にも
ミヤマキンバイその2
ミヤマキンバイその2
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした3
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした3
大同心と硫黄岳
横岳山頂標。このあたりから一気にガスってきました。
横岳山頂標。このあたりから一気にガスってきました。
山頂にカラフルに咲いてました
4
山頂にカラフルに咲いてました
赤岳もガスにかかってしまいました・・・
赤岳もガスにかかってしまいました・・・
ミヤシオガマかな
1
ミヤシオガマかな
ウルップソウ。「珍しい花なんですよ」と山ガールが教えてくれました。
4
ウルップソウ。「珍しい花なんですよ」と山ガールが教えてくれました。
ハクサンイチゲかな
1
ハクサンイチゲかな
オヤマノエンドウだらけ
オヤマノエンドウだらけ
ツガザクラかな
黄色と白のコラボレーション
2
黄色と白のコラボレーション
ビッチリとオヤマノエンドウ
ビッチリとオヤマノエンドウ
ウルップソウのグリーンバージョン
ウルップソウのグリーンバージョン
イワベンケイかな。芽キャベツみたいな植物
1
イワベンケイかな。芽キャベツみたいな植物
紫と白のコラボもなかなか
7
紫と白のコラボもなかなか
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした4。もう少しで咲きそう
ガイドブックに載ってなくてわかりませんでした4。もう少しで咲きそう
二十三夜峰到着
二十三夜峰から行者小屋が見えます
二十三夜峰から行者小屋が見えます
阿弥陀岳は何とか見えましたが
阿弥陀岳は何とか見えましたが
赤岳は山頂がガスで覆われてました
赤岳は山頂がガスで覆われてました
落ちたら即死です
落ちたら即死です
展望荘が見えてきたけど山頂は依然ガス!
展望荘が見えてきたけど山頂は依然ガス!
ガスが引いた阿弥陀岳方面
2
ガスが引いた阿弥陀岳方面
歩いてきた硫黄岳、横岳を振り返る
歩いてきた硫黄岳、横岳を振り返る
ついにガスが引いてくれました!
ついにガスが引いてくれました!
地蔵尾根より行者小屋へ下りました
地蔵尾根より行者小屋へ下りました
赤岳鉱泉に向かって昼休憩
赤岳鉱泉に向かって昼休憩
ベンチでコーヒーブレイク
ベンチでコーヒーブレイク
再び赤岩ノ頭を目指して登りました。途中からの眺めです。
再び赤岩ノ頭を目指して登りました。途中からの眺めです。
山肌が面白い
本日2回目の通過
2回目もいい眺め!朝よりは雲多し
2回目もいい眺め!朝よりは雲多し
遠方は見えなくなってました
遠方は見えなくなってました
硫黄岳山頂到着!(2回目)
硫黄岳山頂到着!(2回目)
景色を眺めながらコーヒーブレイク
1
景色を眺めながらコーヒーブレイク
爆裂火口には落ちないように!
2
爆裂火口には落ちないように!
夏沢峠経由で下りました
夏沢峠経由で下りました
オーレン小屋に到着&宿泊(キレイ&風呂気持ちいい&メシうまい!)
1
オーレン小屋に到着&宿泊(キレイ&風呂気持ちいい&メシうまい!)
翌日は、朝より天狗岳方面に向かいました。
翌日は、朝より天狗岳方面に向かいました。
ミカブリ山とはなかなか読めない
1
ミカブリ山とはなかなか読めない
箕冠山を少し下ったところからものすごい霧だったので引き返す。これぞ五里霧中
箕冠山を少し下ったところからものすごい霧だったので引き返す。これぞ五里霧中
霧の森は北八ヶ岳っぽさの表れかも
霧の森は北八ヶ岳っぽさの表れかも
雨が降ってきたので小屋で小休止、雨具に着替
雨が降ってきたので小屋で小休止、雨具に着替
無事桜平駐車場に到着
無事桜平駐車場に到着
ツツジがたくさん咲いてました!
3
ツツジがたくさん咲いてました!
河童の湯にてサッパリ
河童の湯にてサッパリ

感想

ヤマレコの記録を見ながら八ヶ岳の高山植物がたくさん咲き始めているとのことだったので
桜平より登山してきました。またオーレン小屋がきれいで、風呂もある人気のある山小屋だ
とのことでしたので合わせて泊まってきました。

桜平までの車道ですが、相変わらず悪路です。車高の低い車、パワーのない車はやめた
ほうがいいかと思います。たぶん私も車の腹を多少こすっているかも・・・

駐車場からまず一気にオーレン小屋まで向かいました。オーレン小屋手前にはさっそく花の
群落が見られました。ここであまり写真を撮りすぎるとバッテリーが危うくなるので最小限に
我慢して、赤岩ノ頭を目指しました。このルートはまだ通ったことがなかったこれでルート制覇
がまた一つ追加できました。登り途中からは青空でいい眺めだったのでテンションアップ!
赤岩ノ頭に到着すると北&南八ヶ岳の大展望!遠方の高山もことごとく眺められました!
このハイテンションで足取りは軽くなり、気持ちのよい稜線歩きになります。稜線にはヤマレコ
に載せられていたいろんな花々がいっぱい!!

今回は特に紫色のオヤマノエンドウという花が見てみたかったのですが、横岳付近には至る
ところに咲き乱れていました。大満足でした!山と渓谷社「八ヶ岳」ガイドブックに載っている
花の名前を見ながらの写真撮影がとても楽しかったです。デジカメもスーパーマクロ機能が
ついているのでうまくピントを合わせてくれるので安心して撮影できました。

「ウルップソウ」については近くを歩いていた山ガールに「すごい珍しい花なんですよ〜」と
教えてもらいまして、勉強になりました。しかし花の種類があまりにも多くてなかなか覚える
のは大変ですね。ウルップソウやコイワカガミのような特徴がある花は覚えやすいのですが。
まあこれは回数を重ねていけば多少はマシになるかと・・・

夏の連休に八峰キレットor不帰ノ嶮に挑戦しようと思っているので、鎖場の横岳で事前に感触
を持っておこうと進んでいきました。まったく問題なしで通過できました。今回のもう一つの楽しみ
として日ノ岳からの赤岳の眺めを待ち望んでいました。過去にも見たことはあるのです、やっぱり
赤岳の眺めはここからが一番かと(個人的に)。山頂にかぶっているガスが引くのをしばし待った
のですが、残念ながらガス引かず。オーレン小屋まで戻らなきゃならんので仕方なく地蔵尾根を
下ろうとしたすぐにガスが引き出しました。というわけで今回の赤岳の眺めは地蔵尾根からのみ
ということになってしまいました。残念ですが、見られただけよかったし、ツイていたと思います。

地蔵尾根を下り、行者小屋経由、赤岳鉱泉にて昼食をとりました。ドライフーズのしらすがゆを
作ろうと水道で水をもらったら水道管から水が急に噴出すアクシデント!!小屋の人に言って
すぐ直してもらいましたが、ザックが少々と着ていたTシャツビショビショ!気を取り直してお湯を
わかしてシラスガユを食べようと思ったら見事に箸を忘れた!しかたなく、落ちてた枝を折って
掻き混ぜて食べました。塩っけのあるなかなかいい味でした。お湯を入れすぎると薄味になり
そうなので今後は要注意かな。そのあとコーヒーを作って一息つきます。

休憩後、再度硫黄岳に登りました。2回目とあって後半はバテバテでした。何とかのぼりきり、
眺めを堪能しながら山頂に再到着。再度景色を眺めながらコーヒブレイク!その後は夏沢峠を
経由してオーレン小屋に戻りました。

オーレン小屋は情報どおりのいい山小屋でした。風呂でまず汗を流し、5時半より晩メシ。美味しく
いただけました。トイレも大変キレイです。薪ストーブのそばに居れば寒くなく過ごせます。小屋の
方より先日の台風4号で水力発電機がやられてしまったとのことで、電気が不安定とのことでした。
もし今後行かれる予定の方はヘッドライトは必需かと思います。

翌日は天狗岳に向かう計画でいました。ただし天気は「雨」の予報。朝食は抜きにし、お弁当を
もらってから小屋より箕冠山へ向かいました。すこし下った天狗岳方面の眺めがよさそうな場所
に立つと真っ白の濃霧。あきらめて下山して小屋で一息つくと、雨がよいよ降ってきました。

小屋で雨具に着替え、桜平駐車場に戻っていきました。沢沿いの木々の緑色がとってもきれいで、
大降りの雨ではなかったので、気持ちよく歩けました。桜平駐車場付近には赤〜オレンジのツツジ
がいっぱい咲いていて最後まで花に恵まれた登山記録となりました。

今回は八ヶ岳に咲く花に大満足できた一日でした。ほかのいろんな山の花も観賞に行きたくなり
ました。ガイドブック等でいろいろした調査に励みたいと思います。それから相変わらず、忘れ物が
あります。事前チェックリストの更新をし、経験を糧にしていきたいです。

あっ!!2009年より始めた登山が今回で記念すべき50個目の記録となりました!!
それで八ヶ岳がこんなにたくさんの花でお祝いしてくれたのかな??←前向きに解釈しすぎ

社会人になって何か趣味を持たなきゃと、ゴルフ等をやりましたが、目標も特になく、今は何よりも山に
登っていろんな発見・体験をすることがなによりも一番楽しくなっています!!

あいごえ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1855人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
天狗岳&硫黄岳(オーレン小屋宿泊) 
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
八ヶ岳。硫黄岳夏沢峠
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳〜横岳お花畑
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平〜硫黄岳【信州山のグレーディング18】
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平から東天狗と硫黄岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら