岩内川支流ウエダ川から岩内岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,054m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
6/30:ウエダ川上二俣発(14:15)→Co570m河原(15:10)C1
7/1:C1発(5:15)→岩内岳(11:20〜45)→岩内岳南のポコ(12:15)→南岩内川へ下降→林道下山(16:50)
天候 | 6/30:快晴 帯広で30℃ 7/1:晴れ 朝13℃ 岩内岳20℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス | |
ファイル |
(更新時刻:2012/07/02 22:04)
|
写真
感想
今季の沢登り第一弾は昨年の北岩内二の沢に引き続き、日高の岩内川水系。いずれの支流も稜線まで急激に突き上げている為、手強い滝登りの沢となっている。ややヌルヌルしているのが味噌で、総合格闘技的な登攀力が試されるところだ。連日30℃前後の暑さの中、中札内の道の駅で合流、名物の唐揚げを食べてから入山。
この日は久々の沢の感触を確かめながら1hの河原歩き。天場でカラカラに乾いた流木に一発点火、豪快な焚火を楽しんだ。
翌日はやや陰気な河原を抜けて雪渓の詰まった三俣に着く。三俣からナメ滝の連続。どれもややヌルっているが、順層気味のホールドスタンスが豊富なので安心感がある。出だし20mの滝は水流の右を直登。続く10m滝は水流の左側を突っ張って登る。Co600付近に高度差70〜80mある連瀑帯。どれも直登して行く。連瀑帯を抜けて10mの滝は水流の左を直登。抜け口が悪い。傾斜の緩くなったCo850付近からは雪渓がしばらく続き、そのドン詰まりに30mの直瀑。左岸を捲く。崩れかけた雪渓を2、3越えるとすぐに水が涸れ、その先に上部がハングした15mの涸滝。はじめ正面突破を試みるが、浮石多く途中で断念し、右岸から高捲く。再び沢身に戻るともう源頭の様相。急な岩溝を詰めていくと、多少のブッシュ漕ぎを経て岩内岳直下の稜線に飛び出す。途中の捲きの草付きでズリ落ちそうになり、一時パニック症となったZ君が源頭のあたりから遅れ出す。おまけに水も汲み忘れ、軽い熱中症になってしまったようだ。
下りの南岩内川は上部の急な所に滝が連続しており、Co900m付近は連続するナメ滝となっている。足もとがおぼつかないZ君の為、20mザイル2本で懸垂を繰り返し、時間をかけて下降する。懸垂は計6回。雪渓上に降り立ってひと安心。延々とガレを下り、河原に出る。木洩れ日の中、岩盤と小砂利のつまった河原歩きは実に快適だ。こんな河原歩きは久しぶり。今年は長大な沢に行きたいな、などと思ったらいきなり巨大な砂防ダムに出ておしまい。
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