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Yamareco

記録ID: 203837
全員に公開
雪山ハイキング
札幌近郊

春香山〜奥手稲山

2010年01月15日(金) 〜 2010年01月17日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
18.2km
登り
1,186m
下り
795m

コースタイム

札幌=銭函駅=銭函浄水場―2+―土場―1+―銀嶺荘―1.5―春香山―1―銀嶺荘
銀嶺荘―2―銭函峠―1―838.7ポコ周辺―1.5―726コル―3―奥手稲山―1.5―山の家
山の家―2―林道終点―1+―林道入口=札幌
天候 冬型の気圧配置 が、次第に緩んできたような
過去天気図(気象庁) 2010年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
銭函駅まで電車で言って、バスで銭函浄水場まで。そこから入山。
下山点からはヒッチハイク。

感想

1/15
 前日には地元の方で日降雪量80cmとかいう噂を聞いたりした、今シーズン何度目かの「今年一番の寒さ」のセンター前日。各人最寄りの駅から銭函駅まで。Lは、無駄に琴似駅から乗ってみる。カブが一本乗り過ごしたりするが何事もなくバスで銭函浄水場まで。琴似-銭函間が260円。中央バスが180円。ちなみにこのバスは休日になると10時ごろまで無いので、センター時期がやはりお勧め。
 住宅街をスキーで歩くのは如何なものかということで、少し歩いてからスキーに履き替えてdepa。地図上のダムはそこそこでかい。そのすぐ横のゲートから銀嶺荘へ向かう。奥手の夕日の沢の林道と同じくらいか若干狭い林道をひたすら歩く。分岐には看板があるし、沢には橋がかかっている。ラッセルもあまりなく、トレースも付いている。地図上「と」の字の所で夏道と合流して、Zのとこではショートカット。Co290位からZを突っ切ってその後の道が南北に延びてるあたりまで。ショートカットの始まりは確かに看板がある。林道を突っ切る所にも「十字路」という看板がある。夏道は分かりやすいが、Zの「/」の部分を突っ切った後は南北に延びてるあたりで近づくものの交わりはしない。そのまま林道の下を通って土場で合流するようだ。カブが疲れているっぽいので途中休憩したり人参やら玉葱やら荷分けしながら林道を歩いて土場まで。途中co450のコルは開けてて分かるし、土場も同じく。土場の手前にはちょっとしたポコもある。
 土場からは、右手に延びるトレースを少し使っていくが沢型の手前で少し白い斜面を突っ切っている。この先も沢型とか白いとこあまり気にせず突っ切っているっぽいのでそこから尾根に登る。尾根に登るとデポ旗が見える。デポ旗やコンパスつかったりしながら崖マークまで。崖マークは確かに小さなカールっぽい所がある。崖かもと思ったらちょっと進んでみるとカールっぽいものが発見できるでしょう。そこからはコンパスとトレース使って銀嶺荘まで。デポ旗はそんなにバシバシ打たれていない。赤インクの付いた木はある。後から聞いた話だが、やたらめったら打っていく人たちがいるので、管理人さんが一生懸命取っているらしい。
 銀嶺荘に着くと管理人さんが除雪機を使って除雪をしていた。予約は断られたのだが泊めてくれないかと言うと、嫌な顔一つしながらも快く了承してくれる。ちょっと休憩してから荷物軽くして春香山へ。沢沿い登って行って渡渉するが、上流の方へ行っても結構深い。沢から対岸に上がるところを壺にして登る。雪の量にもよるのかもしれないが小屋の近くで渡ってもよいのではないだろうか。木を繋いで頂まで。
 春香山頂はここがピークだということを示すような看板とかがない。関係のないことが書いてある看板はあるのだが。弱手をして小屋まで滑る。雪質は悪くないのだがいかんせん雪が深い。もうちょっと斜度があれば楽しいのだろうが、止まる。時間もないし登り返したりせずに小屋へ戻る。小屋前の沢型を渡るときに、もてうちさんが謎にこけている。問題ない所だからって言って気を抜かないでください。
 銀嶺荘は良い小屋。今日は予約も入っておらず火も付けたばかりだったので、水は凍っていた。今度からはきちんと予約をしていきましょう。管理人さんは2年前に代わったらしい。前の管理人さんが残していった本などはもういらないので持って帰っていいらしい。貫和さんたちの写真も残ってた。今日の晩飯は一からの手作り。人参、玉ねぎはもちろん肉までパックに入ったまま出てくる。こういうのもたまにはいいけど、朝飯とか肉とかは時間がなくても調理してきた方が楽だよね。飯食って明日の朝ご飯も作って管理人さんとモービルの事とか話して寝る。モービル使う人は悪い人らしい。この管理人さんは、毎回歩いて小屋まで登っているそうだ。
1/16              11:30    14:30     16:00
 4時起床。のはずが気づけば4時半。意外と飯が早くできたので、depaは予定と変わらず7時。昨日のトレースが隠れるくらい雪が降っていて、今日も寒い。最初から終始膝ラッセル位ある感じ。場所によって脛になったり膝上になったり。そこまで重い雪ではないのが幸いか。崖マークまでは同じように。その後は653コルまで。銭函峠付近は地形的に分かるが看板とかはない。北側の崖とか確認しつつ838.7を目指す。この辺りから1年生はラッセラーとしては使い物にならなくなってくる。sLがtopに出たりしながら途中の沢型まで。ここで、もてうちさんのシールが破損。替えシールを出すも短いし輪っかも小さい。そろそろ替え具の新調を考えてみては?頑張ってスキーにつけてここからはLもtopに参戦。838の登りはbushがウザいという話だったが全然気にならない。木は確かにあるが、ミラクルワールドくらいに感じた。雪が少ないと出てくるのだろうか。
 838の急な登りが終わったあたりで同コンタトラバってポコを捲く。上部は木も薄くなってところどころ白いところも出てくる。離したりしながら進む。結構下の方をトラバっていたらしく、だいぶ大回りしてしまう。頑張って登った方がよいかも。その後も斜度はないし、シールも外さずひたすら歩いて726まで。途中co750位で11:00。結構CTかかっているのでのっこすかどうかを話し合う。結局のっこすことにして、11:30に726を通過。
 半分くらいLがトップやって残り半分をsLがやって、使い捨てで一年目出したりしながら奥手稲山まで。途中の林道ははっきり分かるとのことだが、分からなかった。沢型は分かった。奥手稲山頂付近は倒木とかbushとか隠れていて非常に進みやすい。冬合宿Preとは別物。奥手稲山頂も余計な倒木などは何もない綺麗なピーク。そして謎に晴れだした。Lの人徳ってやつだね。P写とって、うっすら見える下界とか手稲山見ながらコルへ降りて小屋まで。渡渉も埋まっていて問題ない。時間も大丈夫だと分かったのでPから一年生をtopに出してたら想像以上に遅くて、間に合わなさそうな気がしてきたので渡渉先からはLがtop。16:00に小屋着。なぜか今日も長時間行動だった。
小屋の屋根には思ったほど雪は積もっていなかった。小屋には6人お客さんが来ていて、明日は銭天へ行くそうだ。17時過ぎまで少し雪かきして飯食って、酒飲んで、お客さんが早く寝たので僕らも早めに寝る。やっぱりここはいい小屋だ。そういえば、先週もお客さんは来ていたみたいです。
1/17
 今日も晴れているみたいだ。お客さんから小屋の使用料をもらってしまう。サ館にお客さんが持っていくよりも、小屋番がもらう方がやはり効率がいい気がする。今日はユートピアに行きたいが、小屋番としてのお仕事をしなければならないということで、7:00前から雪はねと雪おろし。頑張りました。掃除などもやり終わったら9時過ぎだったので、時間もないしちょっと小屋裏を滑って帰る。小屋裏はやはり初心者向けの良い斜面。今日のユートピアは素晴らしそうなのが残念。そういえばスキー山行だったはずなのにほとんど滑ってないな。あとは、沢コースでトレース使って帰る。お客さんは雪崩警戒斜面をあまり気にしない行き方をしていた。林道終点でちょっと滑って、暑くなってきた中ひたすら歩いて下山。最後の白い所で、もてうちさんが少々スルーしてましたが。ヒッチは、みんなを自宅まで送り届けてくれるという有難い人に乗せてもらって帰札。札幌に帰ると未明から降ったというドカ雪で景色が変わっていた。今日もラッセルとかしたくなかったので山で降らなかったのは良かったことです。お疲れ様でした。

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