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Yamareco

記録ID: 2042431
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

黒戸尾根から登る甲斐駒ヶ岳

2019年09月28日(土) 〜 2019年09月29日(日)
 - 拍手
よしゑ その他7人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
25:54
距離
13.0km
登り
2,451m
下り
1,292m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:36
休憩
0:35
合計
7:11
9:35
142
スタート地点
11:57
11:57
114
13:51
13:56
17
14:13
14:13
64
15:17
15:29
2
15:31
15:38
57
16:35
16:46
0
16:46
宿泊地
2日目
山行
6:09
休憩
1:02
合計
7:11
4:45
71
七丈小屋
5:56
5:56
85
7:21
7:22
12
7:34
7:49
4
7:53
7:55
36
8:31
8:47
31
9:18
9:41
54
10:35
10:37
4
10:41
10:43
71
11:54
11:55
1
11:56
ゴール地点
天候 1日目:曇り時々小雨
2日目:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【往路】
■新宿 9番線発
|  あずさ1号(松本行) 163.4km
|  07:00-08:53[113分]
|  3,080円( 指定席 2,240円 )
■小淵沢
◎タクシーで尾白川渓谷駐車場
※七丈小屋の宿泊プランにはタクシー付もあるので、黒戸尾根を登るには便利!
https://www.kaikoma.info/taxi2019

【復路】
■南アルプス市営バス:北沢峠→広河原
■山梨交通:広河原→芦安→甲府
コース状況/
危険箇所等
■尾白川渓谷駐車場→七丈小屋→山頂
登山道は整備されており、歩き易かった。小屋に近づくほど、鎖場や梯子が出現。丁寧に歩けば問題ないと思われる。
トイレは小屋にしかない。
その他周辺情報 ●白峰会館
芦安バス停で途中下車した所にある温泉。口コミではかなり低かった記憶があったが…ごく普通の温泉で、汗をサッと流すにはちょうど良かった。洗い場は4つ。
https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/lodge/
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
小淵沢駅からタクシーに乗って尾白川渓谷駐車場下車。
準備、自己紹介、体操をして出発!
2019年09月28日 09:37撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 9:37
小淵沢駅からタクシーに乗って尾白川渓谷駐車場下車。
準備、自己紹介、体操をして出発!
駒ヶ岳神社で参拝
2019年09月28日 09:43撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 9:43
駒ヶ岳神社で参拝
この辺りは石碑が多く、信仰の場であることを実感。そして吊り橋を渡ると…
2019年09月28日 09:44撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 9:44
この辺りは石碑が多く、信仰の場であることを実感。そして吊り橋を渡ると…
はい、急坂!ひゃぁーーもう始まるの!?と驚いたが、こんな坂は最初だけ。
2019年09月28日 09:48撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 9:48
はい、急坂!ひゃぁーーもう始まるの!?と驚いたが、こんな坂は最初だけ。
案外ユルユルと登って行く。ただ展望は皆無。周囲の景色を楽しむべし。
2019年09月28日 10:06撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 10:06
案外ユルユルと登って行く。ただ展望は皆無。周囲の景色を楽しむべし。
オニタケ…だったかなぁ。毒があるらしい。
2019年09月28日 11:48撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 11:48
オニタケ…だったかなぁ。毒があるらしい。
道中、石仏がちらほらあった。
2019年09月28日 12:06撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 12:06
道中、石仏がちらほらあった。
休憩ポイントの「笹の平分岐」
ここには紙垂が垂らされていたので”聖地”ということなのかなぁ〜と。
2019年09月28日 12:42撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 12:42
休憩ポイントの「笹の平分岐」
ここには紙垂が垂らされていたので”聖地”ということなのかなぁ〜と。
ありがたそうな石仏なので、アップで撮影
2019年09月28日 12:28撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 12:28
ありがたそうな石仏なので、アップで撮影
ここに来てガスが出てきて、なんとも言えない雰囲気に。
ザックカバーを付けて出発。先は長い。
2019年09月28日 12:48撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 12:48
ここに来てガスが出てきて、なんとも言えない雰囲気に。
ザックカバーを付けて出発。先は長い。
大きな石に根付く木々の姿は、どこか神秘的。
2019年09月28日 13:29撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 13:29
大きな石に根付く木々の姿は、どこか神秘的。
振り返っても、登山道に危険箇所はなかったが…道が削れてしまっている箇所は多々あった。
2019年09月28日 13:49撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 13:49
振り返っても、登山道に危険箇所はなかったが…道が削れてしまっている箇所は多々あった。
ガイドさん曰く、昔はここのポイントで巫女に先へ進んで良いか神託をうかがっていたらしい。
2019年09月28日 13:55撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 13:55
ガイドさん曰く、昔はここのポイントで巫女に先へ進んで良いか神託をうかがっていたらしい。
霧が神秘的な雰囲気を演出してたなぁ〜
2019年09月28日 13:55撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 13:55
霧が神秘的な雰囲気を演出してたなぁ〜
「刃渡り」と呼ばれるポイント通過中。「左側に落ちたら助けられません」とのこと。丁寧に歩けば、問題なし。
2019年09月28日 14:05撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
3
9/28 14:05
「刃渡り」と呼ばれるポイント通過中。「左側に落ちたら助けられません」とのこと。丁寧に歩けば、問題なし。
階段も出現し始める。
2019年09月28日 14:21撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 14:21
階段も出現し始める。
刀利天狗の祠に到着
2019年09月28日 14:29撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 14:29
刀利天狗の祠に到着
刀利天狗の祠を通過すると、しばらくはゆったり歩きだった。
2019年09月28日 15:13撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 15:13
刀利天狗の祠を通過すると、しばらくはゆったり歩きだった。
五合目小屋跡に到着。数年前まで小屋があったそうだ。その小屋跡裏手に、大きなレリーフがあった。
「ここから黒戸尾根のフィニッシュきますよー」とガイドさん。
2019年09月28日 15:24撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
2
9/28 15:24
五合目小屋跡に到着。数年前まで小屋があったそうだ。その小屋跡裏手に、大きなレリーフがあった。
「ここから黒戸尾根のフィニッシュきますよー」とガイドさん。
屏風小屋跡。ここから梯子と鎖がぐっと増えてくる。
2019年09月28日 15:34撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 15:34
屏風小屋跡。ここから梯子と鎖がぐっと増えてくる。
そして石仏もここから今まで以上に目にすることとなる。
2019年09月28日 15:34撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/28 15:34
そして石仏もここから今まで以上に目にすることとなる。
前の人と間隔をあけながら進む。
2019年09月28日 15:35撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
2
9/28 15:35
前の人と間隔をあけながら進む。
小屋直前の梯子。ここはほぼ垂直。
2019年09月28日 16:13撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 16:13
小屋直前の梯子。ここはほぼ垂直。
振り返ると薄っすら青空と、何という山だったか・・・
2019年09月28日 16:17撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/28 16:17
振り返ると薄っすら青空と、何という山だったか・・・
そして七丈小屋到着!
すごいゆっくりペースだったので、全然疲れていなかった^^
でも予定通りの時間だった〜
2019年09月28日 16:33撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/28 16:33
そして七丈小屋到着!
すごいゆっくりペースだったので、全然疲れていなかった^^
でも予定通りの時間だった〜
夕飯はカレー。小屋はこじんまりしておりキレイだった。
トイレが徒歩2-3分で、その道中が真っ暗なのが…ちょっと難かな。
2019年09月28日 17:18撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/28 17:18
夕飯はカレー。小屋はこじんまりしておりキレイだった。
トイレが徒歩2-3分で、その道中が真っ暗なのが…ちょっと難かな。
【2日目】雨を心配し、予定より早い4時半に出発。約1時間後に八合目御来光場に到着。
2019年09月29日 05:40撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 5:40
【2日目】雨を心配し、予定より早い4時半に出発。約1時間後に八合目御来光場に到着。
頂上に近づくほど、黄葉が始まっていた。もうちょっと天気がよかったらなぁ〜
2019年09月29日 05:56撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 5:56
頂上に近づくほど、黄葉が始まっていた。もうちょっと天気がよかったらなぁ〜
登っている時に振り返ると富士山!そして視線を左にずらすと・・・
2019年09月29日 06:28撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
1
9/29 6:28
登っている時に振り返ると富士山!そして視線を左にずらすと・・・
お。天使の梯子が!
2019年09月29日 06:28撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 6:28
お。天使の梯子が!
2本の太刀が見えてきた!
2019年09月29日 06:30撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 6:30
2本の太刀が見えてきた!
おおお〜格好いい〜( *´艸`)
ガイドさん曰く、ここは黒戸尾根コースから登って来ないと見えないらしい。
2019年09月29日 06:33撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 6:33
おおお〜格好いい〜( *´艸`)
ガイドさん曰く、ここは黒戸尾根コースから登って来ないと見えないらしい。
天気は晴れるかと思ったが、やっぱりガスガス。
頑張って太刀を激写。
2019年09月29日 06:38撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 6:38
天気は晴れるかと思ったが、やっぱりガスガス。
頑張って太刀を激写。
ガスが濃い!風はなかったのでそこまで寒くはなかった。
2019年09月29日 07:16撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:16
ガスが濃い!風はなかったのでそこまで寒くはなかった。
山頂か!?とざわついたが駒ヶ岳神社の本社だった。
2019年09月29日 07:24撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:24
山頂か!?とざわついたが駒ヶ岳神社の本社だった。
小屋を出発して約3時間!無事に登頂〜
ガイドさんが「甲斐駒はにくむな(2967)ですよ!」と言っていて…うん、もう忘れない(笑)
2019年09月29日 07:34撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:34
小屋を出発して約3時間!無事に登頂〜
ガイドさんが「甲斐駒はにくむな(2967)ですよ!」と言っていて…うん、もう忘れない(笑)
祠。扉に何が付いているんだとアップすると・・
2019年09月29日 07:33撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:33
祠。扉に何が付いているんだとアップすると・・
草鞋が。信仰登山した方が納めるらしい。
2019年09月29日 07:39撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:39
草鞋が。信仰登山した方が納めるらしい。
何も見えない山頂でちょっとノンビリした後、北沢峠を目指して下山。すると・・・
2019年09月29日 07:58撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 7:58
何も見えない山頂でちょっとノンビリした後、北沢峠を目指して下山。すると・・・
下山中ガスがちょっと切れて・・・
「あ!北岳だっ!」と皆で大きな声で興奮〜
2019年09月29日 08:03撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 8:03
下山中ガスがちょっと切れて・・・
「あ!北岳だっ!」と皆で大きな声で興奮〜
三角の岩はおにぎり岩と呼ばれているらしいw
2019年09月29日 08:06撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 8:06
三角の岩はおにぎり岩と呼ばれているらしいw
六方石へ向かっている途中。紅葉がキレイだった^^
2019年09月29日 08:35撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 8:35
六方石へ向かっている途中。紅葉がキレイだった^^
六方石で甲斐駒ヶ岳を見上げる。
2019年09月29日 08:39撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 8:39
六方石で甲斐駒ヶ岳を見上げる。
この辺りは擦れ違いが大変だった。
ハイシーズンだと、擦れ違いに1時間程費やすこともあるらしい。
2019年09月29日 08:59撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
9/29 8:59
この辺りは擦れ違いが大変だった。
ハイシーズンだと、擦れ違いに1時間程費やすこともあるらしい。
駒津峰を目指す
2019年09月29日 09:16撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:16
駒津峰を目指す
駒津峰に到着して振り返ると・・・甲斐駒ヶ岳!!
ガイドさんが宇多田ヒカルのCMの真似して「ありがとーう!」と叫んでたのが笑えたw
2019年09月29日 09:19撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:19
駒津峰に到着して振り返ると・・・甲斐駒ヶ岳!!
ガイドさんが宇多田ヒカルのCMの真似して「ありがとーう!」と叫んでたのが笑えたw
遠くに富士山、北岳と景色最高!
2019年09月29日 09:22撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:22
遠くに富士山、北岳と景色最高!
ガスが完全に取れるのを待って、双児山を目指す。
名残惜しかったなぁ…。
2019年09月29日 09:43撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:43
ガスが完全に取れるのを待って、双児山を目指す。
名残惜しかったなぁ…。
正面に見える奥が仙丈ケ岳。月末じゃなかったら、ツアー後に登りたかった。手前の山が双児山。
2019年09月29日 09:48撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:48
正面に見える奥が仙丈ケ岳。月末じゃなかったら、ツアー後に登りたかった。手前の山が双児山。
町を見ながら斜面を下る。
2019年09月29日 09:52撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 9:52
町を見ながら斜面を下る。
進行方向とは逆だったが、よく見ると富士山が。
2019年09月29日 10:02撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 10:02
進行方向とは逆だったが、よく見ると富士山が。
見上げる空が秋めいていた
2019年09月29日 10:11撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 10:11
見上げる空が秋めいていた
紅葉、これからの登山で楽しみだな♪
2019年09月29日 10:12撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 10:12
紅葉、これからの登山で楽しみだな♪
双児山に到着。甲斐駒ヶ岳と駒津峰の姿にほれぼれ。
2019年09月29日 10:32撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 10:32
双児山に到着。甲斐駒ヶ岳と駒津峰の姿にほれぼれ。
見納め
2019年09月29日 10:36撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 10:36
見納め
その後は林道を黙々と歩き・・・無事に北沢峠に到着。いつかはここを起点に、また甲斐駒ヶ岳を訪れてみたいものである。
2019年09月29日 12:34撮影 by  Canon EOS 70D, Canon
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9/29 12:34
その後は林道を黙々と歩き・・・無事に北沢峠に到着。いつかはここを起点に、また甲斐駒ヶ岳を訪れてみたいものである。
撮影機器:

感想

甲斐駒・千丈へ行きたいな〜と、それに関する情報をネット検索していたら「黒戸尾根で登る甲斐駒ヶ岳」という記事を見つけた。読むとツアーの紹介記事で、七丈小屋が主催。ツアーガイドは花谷泰広・・・ん?花谷氏ってピオレドール賞を取るような登山家だったよなぁ〜と思いながら読んでいた。

うん、何か面白そう。ツアーにはほとんど参加しないが、たまには良いかもしれない。直近開催日のガイドは花谷氏ではなかったが、十分魅力的なツアーに思ったので、申し込むことにした。ツアー開催3日前のことである。

当日は小淵沢駅で集合し、小屋が手配したタクシーに乗って登山口に集合。ツアー人数は6人とガイドさん2人の8人で、簡単な挨拶を済ませてすぐさま出発。何しろ9時半出発と遅いのだ。「まぁ小屋主催ですからね。そこは大丈夫でしょう」とガイドさんが笑わせてくれた^^

甲斐駒ヶ岳への登山ルートは調べていたが、歴史などについては全く調べていなかった。だからちょっと驚いた。登山口から山頂までの至る所に、篤い信仰心を感じるものが随所にあった。
ガイドさん曰く甲斐駒講といって、江戸時代末期から昭和初期まで熱心な信者が多かったそうだ。ツアーでも先月「甲斐駒講登拝登山〜横手道から北沢峠へ」という企画があったとのこと。

山=信仰の場という認識はあったが、ここまで強く信仰心を感じた山は・・・甲斐駒ヶ岳が初めてだったかもしれない。それがすごく新鮮に感じ、登山のまた違った魅力を垣間見た気がした。

日本三大急坂に数えられる黒戸尾根。自分一人で登ったらオーバーペースで音を上げたかもしれないが、そこはガイド付きツアー。疲労を感じることなく小屋まで到達。プロのペース配分ってすごいなぁ〜と感じ入ってしまった。
鎖や梯子も整備されているので、怯えることはないと思う。自分のペースでゆっくりと登れば問題なし!ただ黒戸尾根、ほぼ樹林帯を歩くので・・・歩く時期は選んだ方が良いかもしれない。真夏はきっと修行感が半端ないことだろう。

七丈小屋は思ったよりも小さく、こじんまりとした小屋だった。そう考えると…北アルプスの山小屋は豪奢すぎるのかもしれない。先日の北岳といい、山小屋らしいのは南アルプスの小屋なのかなぁ〜と思った次第。

夕食のカレーは美味しかった。その食事中に「ラグビーどうなってるのかな?」と気になりネットニュースを見ると(電波事情はとても良かった)あのアイルランドに3点ビハインドで後半戦?!「うそぉぉ〜!?」と驚きの声を上げてしまい、周囲の人とちょっと盛り上がってしまった。その後逆転→勝利となり、小屋内でも歓声が上がっていた^^

翌日は雨が心配だからと、予定よりも早い4時40分頃出発。お弁当の稲荷寿司を2個食べて出発したのだが・・・なんとワタクシ、途中でどうにも気持ちが悪くなり嘔吐するという事態に。ガイドさんも驚いていたが(あまりにも唐突で)私もかなり驚いた。早朝行動が苦手だという認識はあったが、まさか吐くとは・・・。北岳に続く高山病なのか?と心配したが、嘔吐後はすっかり元気になった。

雨こそ降らなかったが、山頂まではガスガス。「雨が降らないだけまし」でお互いを慰め合っていたが、北沢峠へと向かう道中に徐々に晴れだし・・・秀麗な甲斐駒ヶ岳の姿を見ることができた!!

無事に予定より早く北沢峠に到着。こもれび山荘でお昼を食べていたら「バス停に荷物を置いてる人いますか?増発便を出してくれるそうです」という嬉しい連絡があり、大急ぎでバスへ。ここでツアーの人と一部バラバラになってしまい、最後の〆がないままの解散となってしまったが、総じて楽しく普段の登山との違いを感じられ、有意義な週末となった。

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訪問者数:712人

コメント

最後に?て良かったですね
はじめまして?俺ら横手の登山口近くに去年移住した北ジーです?黒と尾根を毎日見ては今年こそはと今年も🔚?かな、笑い?旧五条小屋までは行ったことあります、ハイキングつもりで、千丈にも是非お出掛けください🎵
小屋番のお兄さんが開いたフレンチレストランPISUTOROが俺らの家の近くにあり時々行っています?田舎風フレンチとのことでした
2019/10/3 15:00
Re: 最後に?て良かったですね
はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)
最後に甲斐駒ヶ岳が見れて、満足のいく山旅でした。

しかし山に近い場所にお住まいとは、ちょっと…いやいやかなり、羨ましいです。でも近すぎるとついつい先伸ばし…なんて事になりやすいですよね。
仙丈ヶ岳には是非とも行きたいです!が、やはり来年ですかねぇ。。。

ご紹介いただいたお店、ネットで探しましたがまだヒットしませんでした。
マイカーがないので登山後ウロウロできませんが、でも機会があれば行ってみたいものです(^o^)
2019/10/4 9:19
Re[是非千丈と北沢峠からの甲斐駒ヶ岳においでください❗れすとらんは北杜市武川町で探すとヒットするかもしれません❗ごめんなさい❗お元気で2]: 最後に?て良かったですね
見出しにいっぱい書き込んでしまいました❗今月妻と北沢峠から甲斐駒ヶ岳また登ります❗お元気で🎵
2019/10/4 14:49
ありがとうございます!
ご丁寧にありがとうございます。
奥さまと素敵な山旅を〜✨
2019/10/4 23:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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