檜枝岐川 下ノ沢 (会津駒ケ岳)

2019年09月28日(土) 〜 2019年09月29日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,109m
• 下り: 1,100m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:18
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:18

10:12 駐車場
10:16 10:16 竜ノ門の滝入口
10:23 10:23 入渓地点
11:05 11:05 竜ノ門の滝
14:30 二俣

2日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:03

5:30 二俣
10:35 10:35 奥の二俣
11:55 11:55 湿原
12:00 12:10 駒の小屋
12:25 12:25 会津駒ヶ岳
12:37 13:26 駒の小屋
15:20 15:20 会津駒ヶ岳滝沢登山口
15:33 駐車場

天候

28日曇り一時雨
29日曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
竜ノ門の滝分岐下の駐車スペース。ここもほぼいっぱいだったのでそれより上は満車と判断して駐車。この下にもけっこう駐車スペースはある。
竜ノ門の滝分岐から竜ノ門の滝入口まで入り林道終点にも数台置ける。

往路 9月26日4:00市川-R4(すき家 朝食)-9:50駐車場
復路 9月29日15:35駐車場-15:45駒の湯16:25-R4(すぎのや 夕食)-21:30市川

ガス代 140×50=7,000円 2,000円プール 残高-21,000円不足

コース状況／危険箇所等

竜ノ門の滝前衛の小滝
入渓直後、長い淵に行く手を阻まれる。右岸からへつるが最後に足場がない。残置スリングがあるが腕力勝負となる。幕装備では無理と判断して、ロープを引いてから身で再挑戦。かなりアクロバティックになるが行けないことはないと感じたが、どう考えても後続には無理だし、確保のしようがないので諦める。結局、泳いで突破。あっけなく上がれた。
この間、泳ぐしかないと言う私の言葉を聞いたsu爺はかってに左岸より高巻いた。結局、竜ノ門の滝2段も巻く大高巻きとなった。
竜ノ門の滝二段
一段目は右壁を登れる。高さがあるので後続は確保。落口左岸上の灌木を支点とするが30mロープで目一杯。
2段目は左岸から巻く。巻きも高さがあり後続とはアンザイレン。あまり高巻かなければ懸垂なしで落口に降りられる。不明瞭だが踏み跡もある。
ちなみに大高巻きしたsu爺は懸垂で降りたとのこと。10mの補助ロープで2回。
二俣ビバーク適地
右俣直ぐの右岸にあり。河原に流木が豊富にあり薪を集めるのは簡単。
二俣から奥の二俣まで
滝の連続である。登れない滝には上り口に明瞭な踏み跡があるがトラバースに入ると密藪の為不明瞭になる。あまり高くあがらなければ懸垂無し降りられそうだ。我々は安全の為2度ほど懸垂下降したが、どちらも5,6mほどでギリギリ降りられそうだった。
奥の二俣以降
2,3度支流が入るが本流を詰めれば藪漕ぎなしで登山道にでる。

その他周辺情報

檜枝岐の駒の湯 500円

写真

9/28 9:54

竜ノ門の滝分岐手前の駐車場。1台分空いていた。kaito

9/28 10:12

最初から沢装備で出発！kaito

9/28 10:15

竜門の滝方面へ

9/28 10:23

竜ノ門の滝展望台にむかう登山道が下ノ沢を渡るところから入渓。竜ノ門の滝をはなから巻くなら展望台から巻いてもいいかも？kaito

9/28 10:23

沢に入狭

9/28 10:39

ダイモンジソウがお出迎え？深く長い淵の先に小滝。kaito

9/28 10:39

いきなり釜がある・・・へつるkai爺

9/28 10:40

kai爺突入濡れずに先に行けるか　　

9/28 10:42

テント装備背負っては無理！戻るkai爺。 kots

9/28 10:49

空身でへつるもやっぱり無理！下りて泳いで戻ってくるkai爺。 kots

9/28 10:57

空身で泳いだあと、ロープでザックを引き寄せるkai爺。この後私はザックと共に引っ張られる。 kots

9/28 11:00

淵の上流から。この後、ザックを浮き輪がわりにザックごとkots氏を回収？kaito

9/28 11:05

淵を越えるとすぐに竜ノ門の滝一段目。ここは右壁を登れた。kaito

9/28 11:05

竜の門の滝。kai爺。 kots

9/28 11:25

竜ノ門の滝一段目。難しくはないが高さがあるので後続は確保。kaito

9/28 11:26

一段目を登るkots氏。kaito

9/28 11:28

私は濡れたくなかったので1人で巻きました　巻きも厳しかった

9/28 11:29

3段目から見下ろす　

sc爺は前衛の淵を持つ小滝ごと竜ノ門の滝二段も巻いたので3段目となった。竜ノ門の滝は二段です。kaito言

9/28 11:29

竜ノ門の滝二段目。左岸から巻く。踏み跡あり。巻きも高さがあり急斜面のトラバースなのでアンザイレンした。1ヶ所木の根に支点をとる。kaito

9/28 11:30

滝の落口に人影が？kaito

9/28 11:30

二段目にてkai爺。 kots

9/28 11:30

su爺が落口にいる。kaito

9/28 12:40

竜ノ門の滝上はしばらくゴーロ。終始明るい沢です。kaito

9/28 12:51

滝が出てきた。kaito

9/28 12:57

ここは右壁。kaito

9/28 13:00

壁を登るkai爺

9/28 13:20

我々は安全をキープするためロープを出してもらいました

9/28 13:22

安心感が違う

9/28 13:29

難しくないが初心者の為ロープで確保。初心者のまま爺いになった進歩ない我々です。kaito

9/28 13:30

珍しく上からの構図。 kots

9/28 13:43

こいつが意外と手強かった。右から登り最後は水流に浸かり落口に上がったが、あがりぎわに手がない。腰まで出ているので上がれそうなのだが、岩がツルツルで怖くて上がれない。
またまた、浴びるのを嫌ったsu爺が右岸から巻き上がったので補助ロープをもらう。kaito

9/28 14:34

二俣に到着。きれいに整地された適地を発見。kaito

9/28 15:05

焚き火はありがたい。今回は全身びしょ濡れでなので助かります。kaito

9/28 15:17

すぐに飲む爺。kaito

9/28 15:22

私。kaito

9/28 15:25

あらためて乾杯。kaito

9/28 15:26

つまみも用意できました。kaito

9/28 16:30

おもいおもいに黄昏る？焚き火でけつを暖める人、夕陽に向かって放尿する人。kaito

9/29 4:18

翌朝、3:30起床！昨晩炊いたご飯の残りで雑炊を作る。kaito

9/29 5:31

明るくなった5:30出発！kaito

9/29 6:04

さっそく滝。kaito

9/29 6:15

トイ状。kaito

9/29 6:17

快適に！kaito

9/29 6:18

簡単？kaito

9/29 6:26

バンバン行くかにみえたが？kaito

9/29 6:33

またしても10mロープたらしてもらいゴボウで登る

9/29 6:33

たいした滝ではないが上がりぎわがいやらしく灌木を支点に補助ロープを垂らす。kaito

9/29 6:33

足元が滑る

9/29 6:34

しっかりしたホールドなくツルツル岩で泣く。kaito

9/29 6:36

補助ロープをガッチリ掴んで！kaito

9/29 6:43

先行するkots氏。kaito

9/29 6:43

su爺も続く。kaito

9/29 6:48

狭いゴルジュの先に滝が！kaito

9/29 6:50

う〜！これは登れん！kaito

9/29 6:50

巻きま〜す！kaito

9/29 6:52

右岸から巻くkai爺。我々はロープで確保！ kots

滝手間のルンゼを登る。見た目にはホールド多く簡単そうだったが垂壁の上に高さがあるので念のためロープを引いて登る。kaito言

9/29 6:59

今日はロープ使用が多い

9/29 7:00

途中で慎重に登るkai爺

途中、いやらしいところがあり躊躇していると灌木を使った残置支点を発見！スリングが2本も残置されていた。当然使った。kaito言

9/29 7:06

続いてkots爺も登る

灌木帯に入ったところで支点をとり後続は確保。kaito

9/29 7:13

su爺が登ってくるところ。 kots

岩が滲み出る水でぬめり、外傾していたりと見た目より厳しい。kaito言

9/29 7:38

続く滝。kaito

9/29 7:39

撮れっていうもんだから。。。 kots

要求しないと撮ってもらえない私です。
資料的にも私が撮った写真ではスケールがわからないし、登ったのか巻いたのかもわからない。下から人が登っている写真がとりたいのだが、なぜか上からの写真ばかりになる。kaito言

9/29 7:40

上からの写真。後続もフリーで。kaito

9/29 7:40

続く滝。たぶん登った。kaito

9/29 7:41

続く滝。右から。kaito

9/29 7:42

上からの写真。登っている。kaito

9/29 7:42

ツルツルで滑る岩が多いので慎重に

9/29 7:51

大きな釜を持つ小滝。kaito

9/29 7:52

端から登る二人。 kots

珍しく写真撮ってくれました。kaito言

9/29 7:56

登れない滝が現れた！左岸から巻く。kaito

9/29 8:22

踏み跡は笹の蜜薮トラバースで消える。笹の上を笹を掴んだ行くようなトラバースに危険を感じ、少し高巻いたので最後は懸垂下降になった。kaito

9/29 8:26

続く滝。kaito

9/29 8:31

トップkai爺。これも結局我々には難しい。 kots

念のためロープを引いて登るが、斜上気味なので後続の確保が難しい。途中、支点をとるところなし。kaito言

9/29 8:45

su爺、確保で登る。 kots

ちょっと細かく、最後は立っているのでロープで確保。ただし、落ちれば大きく振られる。kaito言

9/29 8:59

右壁を登った。難しくないが高さがあり、岩がボロボロなので落口先の大岩にロープをフィックスしてゴボウで登ってもらう。kaito

9/29 9:13

ここはゴボウで行ったけど可成り危険。滝を浴びるのが正解だと思うが、左岸からガラガラ崩れていく岩場を巻いた。 kots

9/29 9:27

この滝も登れず左岸ルンゼより巻く。kaito

9/29 9:42

高巻きで懸垂も2回ほど。。。ロープ大活躍。 kots

9/29 9:43

最後は懸垂。今回2度目。自作ロープスリングを2本残置してしまった。この時も少し高巻き過ぎで続く小滝の上に出た。kaito

9/29 9:43

続く滝。右壁を登ったが、最後がいやらしく後続にはロープを垂らす。kaito

9/29 9:48

ここもよく見るとロープが垂れてるゾ！ kots

9/29 9:50

最後、手がなくロープを掴むkots氏。kaito

9/29 9:52

大きな釜。kaito

9/29 9:55

釜をにらむsu爺。kaito

9/29 9:56

先行して釜に浸かるsu爺。kaito

9/29 9:56

珍しく腰まで浸かった。kaito

9/29 9:57

釜に入るのをためらうkai爺

9/29 9:58

腰まで浸かる爺

9/29 9:58

腰まで・・・

9/29 10:01

この釜はへつれた。kaito

9/29 10:03

続く小滝。kaito

9/29 10:04

小滝の先に大滝が現れる。kaito

9/29 10:05

第3ゴルジュ出口の滝。最後の巻きです。右岸から。kaito

9/29 10:15

巻きで補助ロープ。 kots

9/29 10:36

奥ノ二俣。右俣には滝がかかる。kaito

9/29 10:40

左俣に入っても直ぐ滝。kaito

9/29 10:41

ここはロープ無かったか？沢山滝があって覚えてない。。 kots

第3ゴルジュを出てからはロープだしてません。kaito言

9/29 11:07

最後の二俣

9/29 11:41

源頭。草原ぽくなる。kaito

9/29 11:55

駒ノ小屋手前の木道に出る。木道には登山者がいっぱい。そして丸見え。木道のいたるところに木道を外れて湿原に入るなの看板が！もっと早い時間か遅くないと怒られそう？kaito

9/29 12:09

駒ノ小屋前の池塘。kaito

9/29 12:10

駒ノ小屋。kaito

9/29 12:11

会津駒に続く木道。kaito

9/29 12:17

小屋前のベンチに荷物を置きピークハント。kaito

9/29 12:24

山頂付近は紅葉が始まっている。 kots

9/29 12:25

山頂。kaito

9/29 12:26

山頂にて。好展望は無し。 kots

9/29 12:26

絶景少々色ずいている

9/29 12:27

素晴らしい！kaito

9/29 12:27

いい季節になってきた。kaito

9/29 12:37

小屋前でむさい爺い。kaito

9/29 12:43

駒ヶ岳から降りて駒ノ小屋にて遅い食事かんぱ〜い

9/29 12:44

やっと乾杯！5:30から歩き出し休憩は無し。よく頑張った爺達である。kaito

9/29 13:26

綺麗な駒ノ小屋

9/29 13:29

草紅葉を愛でながら下山。kaito

9/29 13:36

真っ赤に染まり始めてます！ kots

9/29 13:39

高層湿原が続く登山道。kaito

9/29 13:39

会津駒ヶ岳山頂をバックに！kaito

9/29 15:43

檜枝岐温泉駒の湯で汗を流す。kaito

撮影機器：

FinePix XP150 富士フイルム

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

感想

kots

手強い沢でした。kai爺ガイドブックによれば我々はコースタイムが倍近くかかっているようです。
それでも、泳ぎ、大滝ロープ確保、ゴボウ、懸垂、と盛りだくさんの沢で、飽きることはありません。
むしろ、まだこんな滝があるの！となかなか終わらないのです。。。

でも詰めあがれば壮大な湿地帯の草原が広がって、素晴らしい景色が味わえます。
会津駒ヶ岳は山もイイですね。

連続するスリルと紅葉始まりの景色を堪能した2日間でした！
みなさまありがとうございました！

カイG

凄く充実した2日間でした。
始めは焚き火をしながらキャンプを楽しむつもりで計画しました。
なので日帰り沢をあえて2日にしてのんびりと登るつもりでした。
結果は確かにガイド本のちょうど2倍のコースタイムと言う超スローペースとなり、かなりゆっくり登ってますが、su爺が感想で今度はゆっくり登りたいと申しているように我々としては目一杯頑張ってこの時間です。1日目は幕営地まで、2日目は駒の小屋まで休憩はなしです。
ガイド本には難しいところはなく、最後の滝の巻きで初心者がいればロープを出した方がいい程度とあり、私的にはロープは使わないで済むと思っていました。
しかし、どの滝も、巻きもそこそこ高度があり、爺達にはやばめのものばかりでした。結局、ほとんどの滝でロープを出すはめになりました。初心者や爺さん達を連れて行く場合は、時間にゆとりをもって臨んでください。
私はと言うと凄ーく楽しかった。

su_

会津駒ヶ岳、雪期とは違い山頂直下に綺麗な湿原もあり周りの山の絶景も見る事が出来ました。
下の沢は滝も多く初心者の我々にはちょっと厳しい沢でしたが登りがいのある沢でした。今度はのんびり時間をかけて登りたい沢です。