北沢峠から甲斐駒ヶ岳 黄葉と360度の眺望に大満足

2019年10月05日(土) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 9.5km
• 登り: 1,241m
• 下り: 1,254m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 1:21
• 合計: 8:01

6:04 北沢峠
7:12 7:14 双児山南峰
7:17 7:25 双児山
8:05 8:11 駒津峰
8:32 8:39 六方石
9:21 9:58 甲斐駒ヶ岳
10:03 10:09 駒ヶ岳神社本宮
10:36 10:44 摩利支天
11:14 11:14 六方石
11:44 11:45 駒津峰
12:49 12:49 仙水峠
13:20 13:20 仙水小屋
13:47 13:53 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
13:58 13:58 仙丈ヶ岳二合目登山口
14:05 14:05 北沢峠
14:05 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・コンビニ
　　高遠の小原交差点近くのセブンイレブンが最終です。
・アクセス
　　伊那ICから仙流荘（営業所）まで約40分。
　　カーナビなら仙流荘（0265-98-2312）を目的地とすればよいでしょう。
　　仙流荘のHP
　　　　http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd3/index.php?id=10
・駐車場
　　以前は河川敷でしたが、バス停横に変わりました。かなり広いので百台以上は止められそう。
・トイレ
　　仙流荘（営業所）にも北沢峠にもあります。
・南アルプスバス
　　仙流荘（営業所）から北沢峠まで
　　　　所要時間：約50分
　　　　料金：大人往復2740円
　　混雑時は時刻表より早めに運航開始されます。10/5は大混雑のため5時ころ始発便でした。

コース状況／危険箇所等

・北沢峠〜駒津峰
　　整備され、踏み跡がしっかりした登山道です。
・駒津峰〜甲斐駒ケ岳
　　直登コースは前半、岩登りが続く険しい道です。
　　手掛かり、足掛かりをしっかり確保して登ることが必要。
　　巻道コースは整備され、踏み跡がしっかりした登山道です。
・駒津峰〜仙水峠
　　急下降です。通常の登山道ですが上部はザレた箇所もあるので足元に注意。
・仙水峠〜北沢峠
　　ゴーロの岩は踏みあとに沿って歩けば、割と安定して歩きやすい。
　　道を外れると浮石があったりで歩きにくいです。
　　森に入れば歩きやすい登山道です。

写真

10/5 5:07

4時過ぎに仙流荘に到着。
シーズン終盤なので人も少なくなっていると思っていたら、大間違い。これまで来た中で一番の混雑で紅葉シーズンを甘く見ていた。
バスは予定より早く5時から運航開始。案内の人がバス10台で運行と言っていたが、6台目くらいのバスに乗れた。第一陣に乗れなかった人が大勢いたはず。

10/5 5:47

バスから鋸岳の鹿窓もバッチリ確認できた

10/5 6:03

バスは50分ほどで北沢峠に到着。
準備を整え、スタート

10/5 6:20

10月なのに、それほど寒くなく、朝のひんやりとした空気が心地よい

10/5 6:40

つづら折りをひたすら登り、淡々と高度を上げていく。
ペース早めだったので、この辺りで大分疲れてきた

10/5 7:16

視界が開けた。紅葉もいい感じだ

10/5 7:17

雲一つない空、そして南アルプスの山々を見て疲れが吹き飛ぶ

10/5 7:20

北沢峠から1時間15分で双児山に到着

10/5 7:27

いったん下り、手前のピークの駒津峰を目指す。
いい感じで紅葉しているが、逆光+北斜面が陰になってしまっているのが残念

10/5 7:41

鞍部（コル）を過ぎて駒津峰の登り返し付近。写真だと逆光で色づきが分かりにくい。。。

10/5 7:42

右のピークが鋸岳。そのずっと奥に北アルプスの峰々が見える。
甲斐駒ヶ岳山頂までこの展望が持つか分からないので、今のうちにたっぷり堪能しておこう

10/5 7:44

稜線の奥に富士山が見えてきた！

10/5 7:59

雲一つない澄んだ空で抜群の眺望。
北岳、間ノ岳、塩見岳、ずっと奥が荒川岳か？

10/5 8:02

仙丈ケ岳のどっしりとした山容が印象的。
手前の黄葉はダケカンバかな

10/5 8:05

北沢峠から2時間で駒津峰に到着

10/5 8:07

駒津峰の片隅に咲いていたヤマハハコ
今回、花を見たのはここだけかも。。。

10/5 8:08

三角錐の甲斐駒ヶ岳と右にある摩利支天がここで姿を現す。
いや~良い眺めだ

10/5 8:18

頂上に向かって真っすぐ向かうこのコースのハイライト。
何度来てもいいもんだ

10/5 8:19

まだ陽が回るまえだけど、緑と黄色と白のコントラストがいい感じで、思わずパチリ

10/5 8:20

高層の薄雲が秋を感じさせる

10/5 8:24

良い眺めなんだけど、足元は結構急な岩場で油断禁物。
足場を見ながら慎重に降りる

10/5 8:25

南斜面の黄葉が綺麗

10/5 8:34

駒津峰から30分ほどで六方石。
巨大で存在感ある~

10/5 8:34

鋸岳と岩と青空

10/5 8:33

見上げる頂上は遥か先だ〜

10/5 8:37

今回も「直登」！！

10/5 8:38

久しぶりにガッツリ岩登り。気合だ！

10/5 8:49

10分ほどで険しい岩登りは終了。
ここから先はほどほどの岩場

10/5 8:57

マークに沿って直登。ひたすら真っすぐ登り高度を稼ぐ

10/5 8:57

高度感出てきた

10/5 9:05

巨大な岩壁の横を登っていく。斜度はきついが難しい場所はない

10/5 9:07

振り返ると、駒津峰から続く登山道。そして奥の仙丈ケ岳。いや〜良い眺めだ

10/5 9:08

縦位置で撮ってみた

10/5 9:15

岩壁の陰から見る御嶽山と中央アルプスの峰々

10/5 9:22

甲斐駒ヶ岳山頂に到着！
北沢峠から3時間20分。前回3年前とほぼ同じコースタイムだった

10/5 9:23

社にはわらじがたくさんぶら下がっている

10/5 9:26

360度の展望。
まずは南側のド定番。やっぱりここからの眺めは最高！
お気に入りの眺めを見ながらしばし休憩

10/5 9:53

南アルプスの南部の山まで見通せる、最高の天気

10/5 9:28

西側は中央アルプス、御嶽山

10/5 9:29

北西側。
いつか登ってみたい鋸岳が眼下に。ずっと奥に北アルプスの峰々がまだ確認できる

10/5 9:32

北側。八ヶ岳全体もバッチリ見える

10/5 9:32

いつも雲にまかれる南東側。
今回はまったく雲が無く、最高の展望

10/5 9:34

栗沢山から鳳凰三山に続く早川尾根。
以前の縦走を思い出し、また行きたくなってしまった

10/5 9:34

存在感のある摩利支天

10/5 10:00

鳳凰三山の向こうに富士山がある、ここからの展望がいいんんだよね〜

10/5 10:00

白い山肌と鳳凰三山、そして富士山。
いつも雲が湧きあがって見れない景色。
今回は大満足で下山を開始

10/5 10:05

山頂の東側ピークにある石碑。
さすが信仰の山だ

10/5 10:10

色のコントラストが良い感じ

10/5 10:14

日向山にもあるけど、この砂浜みたいなところを歩くのが気持ち良い

10/5 10:15

下に吸い込まれていきそう

10/5 10:15

白い山肌に青空が生える

10/5 10:29

このまま横移動して摩利支天に行きたいけど、分岐は少し下ったところ

10/5 10:34

摩利支天に向かう途中から見た仙丈ケ岳の眺望。ここからもなかなかの眺めだ

10/5 10:34

大迫力の岩壁

10/5 10:39

摩利支天山頂に到着
多くの石碑や剣が突き刺さっている

10/5 10:40

摩利支天から見る甲斐駒ヶ岳

10/5 10:41

快晴の甲府盆地

10/5 10:41

八ヶ岳と奥多摩

10/5 10:42

甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳

10/5 10:55

駒津峰の南東斜面はいい感じに色づいている

10/5 10:57

迂回コースは眺めもいいし、気分良く歩ける。
やっぱ下山は迂回コースだな

10/5 10:59

この斜面の黄葉はピークかも。今回は最高のタイミングだった

10/5 11:14

やはり、行きより帰りのほうが陽が回って色づきがよく写る

10/5 11:15

六方石を過ぎて、駒津峰に向かう道からの眺め。
黄葉まっさかり

10/5 11:26

ナナカマドの紅葉

10/5 11:30

陽が回って朝とは違う雰囲気

10/5 11:30

今回歩いた直登と迂回コースの全貌が分かる

10/5 11:31

最後に縦位置でパチリ

10/5 11:37

ダケカンバの黄葉と北岳

10/5 11:39

北側にも陽が回って黄葉が映える

10/5 11:43

早川尾根と奥に北岳と間ノ岳

10/5 11:47

一週間後には双児山の黄葉が見ごろになるのかな？

10/5 11:47

ここからしばらくザレた道を下降。足元注意しながら慎重に下山

10/5 12:04

やっぱり早川尾根はいいなぁ。また歩きたい〜

10/5 12:08

駒津峰とアサヨ峰を正面に見ながら一息つく

10/5 12:36

仙水峠に到着

10/5 12:36

迫力の摩利支天がそびえたつ

10/5 12:37

地蔵ヶ岳のオベリスクが良く見える

10/5 12:38

妖精？？

10/5 12:53

摩利支天に別れを告げて、下山開始

10/5 12:59

V字谷のゴーロを歩く。
浮石は少なく、歩きやすい

10/5 13:12

苔むした森で癒される

10/5 13:19

仙水小屋に到着

10/5 13:20

仙水小屋の水は絶品。冷たくておいしいです

10/5 13:23

一見頼りないけど、しっかりした橋

10/5 13:27

整備が行き届いていてとても歩きやすい

10/5 13:49

長衛小屋に到着

10/5 13:50

テント場も鮮やか。隙間なくびっしりだ

撮影機器：

Z 6 ボディ ニコン

感想

hmnt

毎日忙しく疲れていたので、山に行かず家で過ごそう思っていました。でも紅葉シーズンに快晴の予報を見て、行かないと後悔すると思い、直前にあわただしく計画。

燕岳と迷いましたが、毎年恒例の北沢峠からの登山を去年に続いて今年もスキップするのは惜しくて甲斐駒ヶ岳に決めました。ちょうど駒津峰や甲斐駒ヶ岳の黄葉がピークで、この時期にしては暖かく、しかも快晴で眺望抜群と最高のコンディション。思い切って行って本当に良かった。

そして今回は10年ぶりにカメラをD700からZ6に新調し、初出動。驚きの軽さですごく楽チンでした。まだまだ使いこなせていないけど、画質も良くてこれからどんどん活躍してくれるでしょう。

あと驚きの偶然な出会いもあったりで、意外に盛りだくさんの山行でした。