甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳 北沢峠ベース
- GPS
- 14:00
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 2,449m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:50
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:08
天候 | 1日目:くもり一時雨 暴風 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
平日始発バスは定刻8:05 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所無し |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
槍ヶ岳に二泊三日で行く予定でしたが台風の影響もあり予定を変更し、一泊二日の南アルプスにしました。
いつもは芦安から広河原経由で入山するのだが、今回は初めて伊那側の戸台口から入山しました。
東京方面からだと自走距離は長くなるけど、芦安側からと比べてバスの始発の時間が遅いのに北沢峠の到着がほぼ同じなので、自宅の出発時間が遅くても良いのがメリット。
休日などは始発時間が違うのと臨時便が出るそうなので状況は変わって来るとは思いますが、今回は台風直後の平日という事で人も少なく、定時便のみの運行でした。
北沢峠に到着た時は雨がパラついてましたが、長衛小屋に着く頃には止みました。
雨の中テントを張る羽目にならなくて良かった。
初日は天気の状態を見て停滞か甲斐駒登るか決める予定でしたが、雨が止んだのと天気が回復傾向という事で出発する事にしました。
途中、時折雨がパラつくものの、それほど気にならないレベルだったのでレインウェアの上だけをウィンドブレーカー代わりに来ただけで大丈夫でした。
途中、麓付近で二組ほどの登山者に会いましたが、その後は誰とも会いませんでした。
こんな天気の平日に登る物好きも少ないか。
山頂に着くと風が強くなり始め、下り始める頃は吹き飛ばされそうな程の強風が凄かったです。
樹林帯まで下ると風の影響も無くなりホッとしました。
ただ、集中して呼吸が浅くなったせいか、高山病の症状が出てきて吐き気で辛かった。
標高の高い山に登るときの初日はいつも調子悪いのですが、やっぱり今回も症状が出ました。
下山後のおでんを楽しみにしてたけど、食欲が無くなってしまった。。。
それでも何とか明るい内にテントまで戻って来られて良かった。
夜は天気も回復して綺麗な星空で流れ星も見られました。
気温も覚悟していたより寒くなく、午前3時頃テント内で約10℃でした。
イスカAIR630Xと上着は厚手ダウンだと暑過ぎたので脱ぎ、薄手シャツ3枚重ねで朝方少し寒かった程度でした。
薄手ダウンくらいで調度良かったかも。
朝飯はコーンスープとくるみパンとコーヒーで済ませ、まだ暗い5時10分頃に仙丈ケ岳に向け出発。
軽い筋肉痛だけど体調は良く足取りも軽い。
天気が良くて気持ちも軽いというのもあるかも。
紅葉はだいたい標高2600mから2800mといったところでしょうか。
ナナカマドは枯れているものが多く、ダケカンバの黄葉が目立ってました。
気温は10℃前後ですが、風が冷たくかなり寒かったです。
山頂ししばらく居たら震えるほど体が冷えてしまった。
下山途中で仙丈小屋に寄り看板に釣られてカレーを食べました。
釣られて良かった!美味しかったです。
甲斐駒を正面に薮沢沿いを太平山荘方面に下山。
薮沢大滝が観られるのかと思ったら、登山道からは観られないのね。
でも地図に出てなかった別の滝が観られました。
太平山荘から北沢峠までは結構な上り返しがあり、爽やかに下山してきたのに最後の最後で汗だくになりました。
テントに戻ると朝露でびしょ濡れだったテントもすっかり乾いていて、帰宅後に干す手間が省けて助かった。
バスは人数が集まり次第臨時便が出るので、それほど並ばずに乗ることが出来ました。
ただ、テント泊用の大きいザックを膝に載せてほぼ身動きが出来ない状態での45分はきつかった。。。
運転手さんが結構飛ばしてたのもありますが、右に左に踏ん張るのに必死でした。
でもおかげで到着はかなり早かったです。
初日はどうなる事かと思いましたが、二日目は天気も良く楽しい山行となりました。
今年の無雪期3000mはこれで終了かな。
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