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Yamareco

記録ID: 2055458
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)

2019年10月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
18.2km
登り
2,622m
下り
2,629m

コースタイム

日帰り
山行
11:50
休憩
1:10
合計
13:00
5:00
10
尾白川渓谷駐車場
5:10
5:10
95
竹宇駒ヶ岳神社
6:45
6:50
85
笹の平分岐
8:15
8:20
80
9:40
10:00
80
七丈小屋
11:20
11:35
35
12:10
12:20
30
12:50
12:50
80
北沢峠・黒戸尾根分岐
14:10
14:20
70
15:30
15:30
70
刀利天狗
16:40
16:40
70
笹の平分岐
17:50
17:55
5
18:00
尾白川渓谷駐車場
合計距離: 18.16km
累積標高(上り): 2617m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レンタカー カローラフィールダーハイブリッド
29,040円 441km
ガソリン 17.8L @142 2,530円
高速代 6,640円
駐車場代 1,000円
合計 39,210円
予約できる山小屋
七丈小屋
10月6日日曜日、朝5時です。
道の駅はくしゅうで車中泊し、コンビニメシ食べて登山口に到着。
朝起きて天気をチェックしてみると、八ヶ岳方面よりこっちの方が晴れの確率が高くなっていたので、急遽甲斐駒に突撃します。
2019年10月06日 05:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 5:02
10月6日日曜日、朝5時です。
道の駅はくしゅうで車中泊し、コンビニメシ食べて登山口に到着。
朝起きて天気をチェックしてみると、八ヶ岳方面よりこっちの方が晴れの確率が高くなっていたので、急遽甲斐駒に突撃します。
ここから登る甲斐駒は初めて。
前回は北沢峠からだったので。
2019年10月06日 05:10撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 5:10
ここから登る甲斐駒は初めて。
前回は北沢峠からだったので。
前の写真から一気に飛びました。
橋を渡ってから暗闇の中をがむしゃらに登ってたら、いつの間にかこんななだらかな道に。
てか、スタート直後は傾斜がキツくて心折れそうになりました。
2019年10月06日 06:37撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 6:37
前の写真から一気に飛びました。
橋を渡ってから暗闇の中をがむしゃらに登ってたら、いつの間にかこんななだらかな道に。
てか、スタート直後は傾斜がキツくて心折れそうになりました。
分岐まで思ったよりも早く着く事ができました。
2019年10月06日 06:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 6:45
分岐まで思ったよりも早く着く事ができました。
予報では一応晴れマークも出てたけど、何とか晴れてくれないかな〜
2019年10月06日 07:41撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 7:41
予報では一応晴れマークも出てたけど、何とか晴れてくれないかな〜
刃渡りです
思ったより怖くはなかったです。
冬は、鎖が見えなくなるくらい積雪があると怖いだろうな〜
2019年10月06日 07:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 7:57
刃渡りです
思ったより怖くはなかったです。
冬は、鎖が見えなくなるくらい積雪があると怖いだろうな〜
崖っぷちに梯子がかけられています。
下山の時は、疲労で脚の踏ん張りが弱くなってしまって少し怖かったです。
2019年10月06日 08:09撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 8:09
崖っぷちに梯子がかけられています。
下山の時は、疲労で脚の踏ん張りが弱くなってしまって少し怖かったです。
刀利天狗です。
ここが少し広くなっているので、ザックを下ろして休憩します。
2019年10月06日 08:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
5
10/6 8:23
刀利天狗です。
ここが少し広くなっているので、ザックを下ろして休憩します。
デッカイ倒木跡とでも言うべきか。
この辺りは傾斜がなくて脚を休ませられました。
2019年10月06日 08:41撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 8:41
デッカイ倒木跡とでも言うべきか。
この辺りは傾斜がなくて脚を休ませられました。
倒木跡の上は苔がいっぱい!
ふわふわしてます。
2019年10月06日 08:41撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 8:41
倒木跡の上は苔がいっぱい!
ふわふわしてます。
デッカイ岩の下に祠がありました。
さすが修験の道。祠が至る所にあります。
2019年10月06日 08:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 8:56
デッカイ岩の下に祠がありました。
さすが修験の道。祠が至る所にあります。
出た〜!
写真で見たことあるやつだ。
もはや黒戸名物。
2019年10月06日 08:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 8:56
出た〜!
写真で見たことあるやつだ。
もはや黒戸名物。
ここを登ってちょっと下ります。
登り一辺倒だと脚が疲れるから、たまに下るのは良いんです。
2019年10月06日 09:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 9:07
ここを登ってちょっと下ります。
登り一辺倒だと脚が疲れるから、たまに下るのは良いんです。
おおっ!橋がかかっとる!
もう何でもアリだな(笑)
2019年10月06日 09:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
10/6 9:19
おおっ!橋がかかっとる!
もう何でもアリだな(笑)
七丈小屋に着きました。
ここで大休止します。
最後の登りに備えて、トイレで軽量化しました\(^o^)/
2019年10月06日 09:42撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 9:42
七丈小屋に着きました。
ここで大休止します。
最後の登りに備えて、トイレで軽量化しました\(^o^)/
もう一つの宿泊棟です。
2019年10月06日 09:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 9:58
もう一つの宿泊棟です。
前回甲斐駒に登った時はここ・・・
2019年10月06日 10:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 10:01
前回甲斐駒に登った時はここ・・・
・・・じゃなかった、ここでテント泊しました。
朝はご来光が拝めて、良いテント場なんです。
2019年10月06日 10:03撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 10:03
・・・じゃなかった、ここでテント泊しました。
朝はご来光が拝めて、良いテント場なんです。
おおっ!
少し青空出てきたかな?
2019年10月06日 10:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4
10/6 10:19
おおっ!
少し青空出てきたかな?
拡大
上の方は葉が色付いてますね〜
2019年10月06日 10:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 10:19
拡大
上の方は葉が色付いてますね〜
八合目の御来迎場まで登ってきました。
そろそろ標高差2000mになるけど、日帰りの荷物なのでまだまだいけます。
日差しがほぼないから、ある意味今日はベストなコンディションです。
2019年10月06日 10:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4
10/6 10:32
八合目の御来迎場まで登ってきました。
そろそろ標高差2000mになるけど、日帰りの荷物なのでまだまだいけます。
日差しがほぼないから、ある意味今日はベストなコンディションです。
実際に葉が色付いてる所まで上がってきました。
八合目を過ぎると色付きが良くなってきます。
2019年10月06日 10:35撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 10:35
実際に葉が色付いてる所まで上がってきました。
八合目を過ぎると色付きが良くなってきます。
ここから先は鎖場です。
足場の穴が歴史を感じさせますね〜
昭和の時代から多くの人を支えてきた鎖に、自分も助けを借りたいと思います。
2019年10月06日 10:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 10:40
ここから先は鎖場です。
足場の穴が歴史を感じさせますね〜
昭和の時代から多くの人を支えてきた鎖に、自分も助けを借りたいと思います。
青空に向かって急な岩場を登ります。
2019年10月06日 10:48撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
10/6 10:48
青空に向かって急な岩場を登ります。
これも甲斐駒名物ですね。
今まで、よく雷当たらなかったな〜
てか、もう何度も当たってるのかも。
2019年10月06日 10:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 10:57
これも甲斐駒名物ですね。
今まで、よく雷当たらなかったな〜
てか、もう何度も当たってるのかも。
ここまで登ってくれば、山頂はもうすぐそこです!
2019年10月06日 11:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 11:17
ここまで登ってくれば、山頂はもうすぐそこです!
もうあとちょっとの所で青空出てきました!
祠も肉眼で見れます。
2019年10月06日 11:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
6
10/6 11:17
もうあとちょっとの所で青空出てきました!
祠も肉眼で見れます。
拡大
俺が山頂に着くまで晴れていてくれよ。
2019年10月06日 11:18撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 11:18
拡大
俺が山頂に着くまで晴れていてくれよ。
ようやく着きました〜!
長かった〜
2019年10月06日 11:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 11:20
ようやく着きました〜!
長かった〜
初の黒戸尾根での甲斐駒は6時間20分でゴール。
標高差2190mは過去最大でした。
よくやった、俺。
2019年10月06日 11:21撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
6
10/6 11:21
初の黒戸尾根での甲斐駒は6時間20分でゴール。
標高差2190mは過去最大でした。
よくやった、俺。
2回目の登頂は、これまた格別な喜び。
静かに余韻に浸っています。
前来た時よりも草履が増えてるなぁ。
2019年10月06日 11:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 11:20
2回目の登頂は、これまた格別な喜び。
静かに余韻に浸っています。
前来た時よりも草履が増えてるなぁ。
更に先に続く稜線は鋸岳へ。
2019年10月06日 11:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 11:34
更に先に続く稜線は鋸岳へ。
拡大
ガスってて遠くが見えませんが、いつか向こうのピークから甲斐駒の姿を見てみたいです。
2019年10月06日 11:35撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
10/6 11:35
拡大
ガスってて遠くが見えませんが、いつか向こうのピークから甲斐駒の姿を見てみたいです。
しばしの休息の後は、今日は摩利支天まで足を延ばしてみたいと思います。
2019年10月06日 11:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 11:19
しばしの休息の後は、今日は摩利支天まで足を延ばしてみたいと思います。
北沢峠へ下る人たちに混じってここまで降りてきました。
摩利支天方面は人が少なく不安でしたがトライしてみます。
2019年10月06日 11:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 11:55
北沢峠へ下る人たちに混じってここまで降りてきました。
摩利支天方面は人が少なく不安でしたがトライしてみます。
あちらもビミョーに紅葉が進んでますね〜
2019年10月06日 12:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 12:00
あちらもビミョーに紅葉が進んでますね〜
おおっ!北岳が姿を現しました。
2019年10月06日 12:04撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 12:04
おおっ!北岳が姿を現しました。
拡大
ここらですれ違ったレディーに鳳凰と言ってしまいましたが、北岳の誤りですね。
尾根筋見れば簡単でした。
追記:仙丈ケ岳でした。失礼!確かに、小太郎がないですね〜
2019年10月06日 12:16撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 12:16
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ここらですれ違ったレディーに鳳凰と言ってしまいましたが、北岳の誤りですね。
尾根筋見れば簡単でした。
追記:仙丈ケ岳でした。失礼!確かに、小太郎がないですね〜
甲斐駒のピークからのんびり30分もかかって摩利支天に着きました。
2019年10月06日 12:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
4
10/6 12:08
甲斐駒のピークからのんびり30分もかかって摩利支天に着きました。
一応、甲斐駒のピークも背後に重ねてみました。緑のある所が甲斐駒ピークです。
ここは人が少なくてエエわ〜
2019年10月06日 12:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 12:15
一応、甲斐駒のピークも背後に重ねてみました。緑のある所が甲斐駒ピークです。
ここは人が少なくてエエわ〜
辛うじて撮れた北岳と駒津峰のコラボ写真。
鳳凰は最後まで姿を見せませんでした。
2019年10月06日 12:15撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 12:15
辛うじて撮れた北岳と駒津峰のコラボ写真。
鳳凰は最後まで姿を見せませんでした。
甲斐駒直下の北沢峠と黒戸尾根の分岐まで戻ってきました。
ここからは、長〜い下山。のんびり行きます。
2019年10月06日 12:50撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 12:50
甲斐駒直下の北沢峠と黒戸尾根の分岐まで戻ってきました。
ここからは、長〜い下山。のんびり行きます。
前の写真から約50分。
ほぼ標準CTですね。
2019年10月06日 13:38撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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10/6 13:38
前の写真から約50分。
ほぼ標準CTですね。
七丈小屋まで戻ってきました。
長丁場でスナックの行動食ばかりで腹が減ってきたのでカップラ休憩にします。
ここの小屋、昔からペヤング売ってるんですけど、茹で汁の処理大丈夫なんかいな?
2019年10月06日 14:10撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 14:10
七丈小屋まで戻ってきました。
長丁場でスナックの行動食ばかりで腹が減ってきたのでカップラ休憩にします。
ここの小屋、昔からペヤング売ってるんですけど、茹で汁の処理大丈夫なんかいな?
出発前に一枚。
よく見たらひと月前の情報でした。
状況が変わらないってのは良い事ですね。
2019年10月06日 14:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 14:22
出発前に一枚。
よく見たらひと月前の情報でした。
状況が変わらないってのは良い事ですね。
五合目の小屋跡まで降りてきました。
ここからは少し登りがあります。
たまに登り返すのも、同じ筋肉を使いすぎなくて良いんです。
2019年10月06日 15:02撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 15:02
五合目の小屋跡まで降りてきました。
ここからは少し登りがあります。
たまに登り返すのも、同じ筋肉を使いすぎなくて良いんです。
刃渡まで戻ってきました。
往路はがむしゃらに登っていて気が付きませんでしたが、外界がよく見えるんですね。
2019年10月06日 15:51撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 15:51
刃渡まで戻ってきました。
往路はがむしゃらに登っていて気が付きませんでしたが、外界がよく見えるんですね。
良さげな眺め。
よくよく考えてみたら、登りの時はガスってたので見えないのも当然か。
2019年10月06日 15:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 15:49
良さげな眺め。
よくよく考えてみたら、登りの時はガスってたので見えないのも当然か。
ようやく笹の平分岐まで降りてきました。
結構、膝が笑ってます。
この後、17時20分頃からヘッドライトを灯して歩きました。
2019年10月06日 16:41撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
10/6 16:41
ようやく笹の平分岐まで降りてきました。
結構、膝が笑ってます。
この後、17時20分頃からヘッドライトを灯して歩きました。
やっとこさ、尾白川です。
そういえば、登りの時はせせらぎを聞く余裕もなかったっけ。
2019年10月06日 17:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
10/6 17:49
やっとこさ、尾白川です。
そういえば、登りの時はせせらぎを聞く余裕もなかったっけ。
無事にここまで降りてこれました。
自身の成長に感謝の意味も込めて、お賽銭を投げて手を合わせました。
2019年10月06日 17:54撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
2
10/6 17:54
無事にここまで降りてこれました。
自身の成長に感謝の意味も込めて、お賽銭を投げて手を合わせました。
辺りはもう真っ暗。
行動時間はぴったり13時間。長い一日でした。
次はもっとタイムを縮められるようになってからチャレンジしたいと思います。
おつでした〜
2019年10月06日 18:01撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
10/6 18:01
辺りはもう真っ暗。
行動時間はぴったり13時間。長い一日でした。
次はもっとタイムを縮められるようになってからチャレンジしたいと思います。
おつでした〜
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 予備靴ひも ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ カメラ ポール

感想

黒戸尾根で甲斐駒を目指すのは、山好きなら一度はチャレンジすべき試練のような、または運命のようにそこに導かれるような、何か因縁めいたもののように感じていた。

正直のところ、3,4年前くらいから気にはなっていたものの日帰りで帰って来れる自信が持てず今まで避けていたのだが、今年は9月からランニングが出来ていて体調も整っており、暑さも収まってきたという事で思い切ってチャレンジしてみる事にした。

登山口の駐車場には5時前に到着し、トイレや準備運動を済ませた後にヘッドライトを付けて出発した。

いきなり急登だったが、前日にチョロっと櫛形山に登った影響か、この日はスタートからよく体が動いた。
縦走の時もそうだが、やはり2日目の方がコンディションが良い。

黒戸尾根は日本三大急登と言われビビっていたが、笹の平分岐手前辺りから勾配が緩くなってきたり、五合目付近になると下りも出てきたりして、こんな所もあるのかと驚いた。

刃渡りやら梯子やらを乗り越え、七丈小屋でひと休み。
頂上が見える頃には青空も出てきてくれて、気持ち良く登頂を果たすことが出来た。

本来なら見えるはずの北岳や仙丈、鳳凰などはほとんど見ることが出来なかったものの、登頂の達成感や安堵感は今までにないくらい大きく感じられた。

登頂して、もし天気が良かったなら摩利支天まで行ってみようと決めていたので、計画通り足を運んでみることに。
前回、北沢峠に降りた時はスルーしてしまっていたので、今回はちゃんと遂行できて良かった。

頂上直下の分岐に戻り、下山を開始。
登りは得意だが下りは苦手なので、やはり標準CTほどの通過タイムで登山口に降り立った。

自分には「登山道の雰囲気も見たいので出発から1時間まではヘッドライト使用可&危険回避のため下山時はライトは使わない」というマイルールを課しているのだが、今回は下山が遅くなってしまい、初めて下山時にライトを使って登山口まで辿り着いた。

今回は終日に渡って曇りがちで気温も低く、前日の試運転もあってタイムトライアル的には好条件が揃っていたと思う。
それゆえ、今回の記録を越えるのは相当頑張らないと難しいのは間違いない。
まだまだこれからも登山やランニングを続け、更に精進していつかリトライしてみたいと思う。

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コメント

あら意外
初めてだったんですね。
慣れればここの登山口からのヘッデンどうってことないですが初めてのルートはこれくらい慎重なのが健全です。
八合目までいい具合にガスで歩く観点からですとベストコンディションだったのではないでしょうか。
黒戸、摩利支天抜きで12時間ちょっとなら剱の早月も同じくらいで日帰り出来ますよ。
今度は七丈小屋泊でゆっくり八合目で甲斐駒のモルゲンロート拝みながら歩きたいものですね。
お疲れさまでした。
2019/10/11 20:07
Re: あら意外
トムさん、こんにちは

意外でしたか〜。なんせ6年ぶりの甲斐駒ですので。
摩利支天抜きならヘッデンなしで下山できたと思います。
暗くなっても足場がハッキリしていたので、思ったよりもペースも落ちずに降りて来れました。

早月は全くノーマークのルートだったので早速調べてみましたが、標高差もコースタイムも似たような感じなんですね。
水の補給地がないようですが、いつかはチャレンジしてみたいです
2回目の黒戸甲斐駒よりもそっちかな〜

今回は七丈小屋の管理人さんとは世間話等はしませんでしたが、今度行く機会がありましたら小屋泊でのんびりお世話になりたいと思います
2019/10/11 21:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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