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Yamareco

記録ID: 8464251
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳~仙丈ヶ岳 北沢峠泊🏕️山の旅🏕️

2025年07月23日(水) 〜 2025年07月24日(木)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
17:58
距離
19.9km
登り
2,332m
下り
2,327m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:42
休憩
1:27
合計
9:09
距離 9.5km 登り 1,123m 下り 1,121m
3:23
4
3:32
93
5:05
10
5:15
15
6:19
6:21
33
6:54
7:02
44
7:55
8:40
2
8:42
8:58
42
9:40
28
10:08
10:09
53
11:02
7
11:09
11:10
26
11:36
11:47
45
12:32
2日目
山行
6:34
休憩
2:04
合計
8:38
距離 10.3km 登り 1,209m 下り 1,206m
3:26
4
4:53
66
5:59
6:13
40
6:53
37
7:30
9:00
8
9:08
9:09
6
9:15
9:17
33
9:50
9:51
11
10:02
10:03
8
10:11
10:13
9
10:22
10:31
19
10:50
10:53
30
11:23
11:24
22
12:04
ゴール地点
天候 朝☀️→曇り☁️→昼どしゃぶり→冷んやり曇天→夜⭐️で規則正しい毎日
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
長野県伊那市の戸台パークの「仙流荘」バス停より南アルプス林道バスで北沢峠まで上がる。バス時刻等はHPに記載あり。戸台パークの駐車場はかなりの広さだが,繁忙期は車で埋まるらしい。
コース状況/
危険箇所等
全線に指導標,テープ,マーキング等整備されている。甲斐駒ヶ岳の方が総じて険しい。
◆甲斐駒ヶ岳
北沢峠~双児山→樹林帯に九十九折りの道。双子山山頂以降は眺望あり。
双児山~駒津峰→ザレ場の上り。危険箇所はない。
駒津峰~甲斐駒→鎖場,岩場あり。直登コースは岩場のゲキ上りで要ヘルメット。巻道も脆い花崗岩のザレ場が続く。
駒津峰~仙水峠→昼以降,雷雨時はハイマツ帯,大岩帯の通行注意(遮蔽物なし)
◆仙丈ヶ岳
北沢峠~仙丈ヶ岳→概ね歩きやすい。雷雨時は遮るものがなくこの時季通行注意。
馬の背ヒュッテ~薮沢大滝ノ頭→増水時の渡渉箇所,濡れた岩等に注意。
その他周辺情報 ゆっくり♨️に浸かりたかったが所用で直帰😭。
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
美ヶ原から移動し諏訪経由で現地入り。7年ぶり南アルプスは北沢峠から南アの貴公子と女王様をめぐる。
休日はものすごい人出らしい仙流荘前はガラガラ。バス待ちも1台に乗れるほどの人しか並んでいない気楽さ。運転手さんの地質学の講義を聞きながら1時間ほどバスに揺られる。南アの成因の詳しい解説が聞けます。
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美ヶ原から移動し諏訪経由で現地入り。7年ぶり南アルプスは北沢峠から南アの貴公子と女王様をめぐる。
休日はものすごい人出らしい仙流荘前はガラガラ。バス待ちも1台に乗れるほどの人しか並んでいない気楽さ。運転手さんの地質学の講義を聞きながら1時間ほどバスに揺られる。南アの成因の詳しい解説が聞けます。
雨はほぼ上った。車窓には鋸〜甲斐駒の険しい稜線。噂の鹿窓が見えた。
13時に北沢峠着。テン場代を払って宴会準備。お隣のHさんと楽しく🍻。酔い子になって爆睡。
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雨はほぼ上った。車窓には鋸〜甲斐駒の険しい稜線。噂の鹿窓が見えた。
13時に北沢峠着。テン場代を払って宴会準備。お隣のHさんと楽しく🍻。酔い子になって爆睡。
翌朝は3時過ぎスタート。暗い樹林帯を黙々と歩くと周囲が白んできた。双児山に上がった頃に目の前に仙丈ヶ岳モルゲン。上がる〜😙。
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翌朝は3時過ぎスタート。暗い樹林帯を黙々と歩くと周囲が白んできた。双児山に上がった頃に目の前に仙丈ヶ岳モルゲン。上がる〜😙。
そして白峰三山も目の前。北〜間ノでNo.1富士山はまだ。農鳥はこの角度だとちらり。
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そして白峰三山も目の前。北〜間ノでNo.1富士山はまだ。農鳥はこの角度だとちらり。
そして行手には白き(戰慄の)プリンス,甲斐駒。直登コースは見た通りかなり急💦
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そして行手には白き(戰慄の)プリンス,甲斐駒。直登コースは見た通りかなり急💦
少し進むと山梨側に大雲海を従えた鳳凰三山も姿を見せる。中央アサヨ峰を挟んで鳳凰,白峰三山が居並ぶ。オベリスクもすぐ近く。足下の花はゴゼンタチバナ。
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少し進むと山梨側に大雲海を従えた鳳凰三山も姿を見せる。中央アサヨ峰を挟んで鳳凰,白峰三山が居並ぶ。オベリスクもすぐ近く。足下の花はゴゼンタチバナ。
白峰三山と仙丈ヶ岳のパノラマ。南アルプスはどこまでも続く。
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白峰三山と仙丈ヶ岳のパノラマ。南アルプスはどこまでも続く。
北西には伊那谷雲海の向こうに中央アルプス,御嶽,乗鞍,槍穂のパノラマ。前衛の駒津峰に着くと白い貴公子がさらに間近に。この辺りシャクナゲの道。
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北西には伊那谷雲海の向こうに中央アルプス,御嶽,乗鞍,槍穂のパノラマ。前衛の駒津峰に着くと白い貴公子がさらに間近に。この辺りシャクナゲの道。
少し上がるとオベリスクと富士山のコラボ。エエなあ♪
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少し上がるとオベリスクと富士山のコラボ。エエなあ♪
白い貴公子。南アにあって花崗岩質の特異な地質からそうなっている。岡山で言うと貝殻山や王子ヶ岳辺りと同じじゃな。ちょっとこっちが格上じゃが😅。
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白い貴公子。南アにあって花崗岩質の特異な地質からそうなっている。岡山で言うと貝殻山や王子ヶ岳辺りと同じじゃな。ちょっとこっちが格上じゃが😅。
初め直登コースを考えていたが,動かない体では死ぬ!ザレた巻道を選ぶ。タカネツメクサ,ヨツバシオガマ,ミヤマミミナグサ,イワツメクサで花はあまりない。遠くのイワヒバリを見ていたら...。
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初め直登コースを考えていたが,動かない体では死ぬ!ザレた巻道を選ぶ。タカネツメクサ,ヨツバシオガマ,ミヤマミミナグサ,イワツメクサで花はあまりない。遠くのイワヒバリを見ていたら...。
グルッ,グルッとライチョウ出現。子連れの母ちゃん。
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グルッ,グルッとライチョウ出現。子連れの母ちゃん。
側にはヒナが3匹。カメラで追いかけるがなかなかすばしこい。母ちゃんは泰然とハイマツの中へ消える。
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側にはヒナが3匹。カメラで追いかけるがなかなかすばしこい。母ちゃんは泰然とハイマツの中へ消える。
8時前,やっと甲斐駒ヶ岳山頂と〜ちゃこ。巻道もそれなりに急だった。ザレッザレの登山道には要所ごとに指導標が立てられている。ガスっていたらあらぬ方向に歩いてしまうかも😅。
直登コースを一足先に上がっておられたHさんに撮っていただいた。明日はあっちじゃ。
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8時前,やっと甲斐駒ヶ岳山頂と〜ちゃこ。巻道もそれなりに急だった。ザレッザレの登山道には要所ごとに指導標が立てられている。ガスっていたらあらぬ方向に歩いてしまうかも😅。
直登コースを一足先に上がっておられたHさんに撮っていただいた。明日はあっちじゃ。
山頂標の裏面は伊那の呼び名に合わせ東駒ヶ岳の標識。直登コースは落ちたら😇。北岳は早くも雲隠れ。
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山頂標の裏面は伊那の呼び名に合わせ東駒ヶ岳の標識。直登コースは落ちたら😇。北岳は早くも雲隠れ。
山頂にも親子連れおりました。この日はライチョウまつり♪で楽しい朝。晴れても早朝のお食事タイムは活発に動く。
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山頂にも親子連れおりました。この日はライチョウまつり♪で楽しい朝。晴れても早朝のお食事タイムは活発に動く。
黒戸尾根から法螺貝の音を響かせ白装束の一団が上がってきた。山頂の社へ新しい草鞋をかけ,登山者の安全祈願等の神事をされていた。山伏が神道の祝詞をお経のように唱え,同行の僧侶が般若心経を唱える。
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黒戸尾根から法螺貝の音を響かせ白装束の一団が上がってきた。山頂の社へ新しい草鞋をかけ,登山者の安全祈願等の神事をされていた。山伏が神道の祝詞をお経のように唱え,同行の僧侶が般若心経を唱える。
居合わせた3人のハイカーも参加し,神仏習合が今に伝わる行事を体験(迎え酒😅も一口いただく)。「ご利益バッチリですよ」という山伏さんのお言葉をありがたく頂戴。
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居合わせた3人のハイカーも参加し,神仏習合が今に伝わる行事を体験(迎え酒😅も一口いただく)。「ご利益バッチリですよ」という山伏さんのお言葉をありがたく頂戴。
偶然にも現代に伝わる山岳信仰の一端を垣間見ることができ得した気分になった。本宮は山頂直下にある。お参りの皆さんは黒戸尾根を2日がかりで登拝されたそうだ。
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偶然にも現代に伝わる山岳信仰の一端を垣間見ることができ得した気分になった。本宮は山頂直下にある。お参りの皆さんは黒戸尾根を2日がかりで登拝されたそうだ。
神社の側にオニク。ハマウツボの仲間で薬用植物になるらしい。初めて見た。
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神社の側にオニク。ハマウツボの仲間で薬用植物になるらしい。初めて見た。
駒津峰まで下りると甲斐駒はすでに雲の中へ。下りは仙水峠に下りる。雷はまだ来そうにないが,遮蔽物がないのでさっさと下りた。花はミヤマダイコンソウとミヤマコゴメグサくらい。
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駒津峰まで下りると甲斐駒はすでに雲の中へ。下りは仙水峠に下りる。雷はまだ来そうにないが,遮蔽物がないのでさっさと下りた。花はミヤマダイコンソウとミヤマコゴメグサくらい。
仙水峠から巨岩の重なる谷を下る。蓼科山や網笠山と似たような...。
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仙水峠から巨岩の重なる谷を下る。蓼科山や網笠山と似たような...。
仙水小屋は改修中で建物がリニューアルされていた。
沢沿いは美しい水が流れている。水をいただき顔を洗ってさっぱり。
イチヤクソウ,(ハクサン?)オミナエシ,ミヤマハタザオ,タカネオトギリ,ホソバノヤマハハコと花が出てくる。
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仙水小屋は改修中で建物がリニューアルされていた。
沢沿いは美しい水が流れている。水をいただき顔を洗ってさっぱり。
イチヤクソウ,(ハクサン?)オミナエシ,ミヤマハタザオ,タカネオトギリ,ホソバノヤマハハコと花が出てくる。
キソチドリ。
コイチヨウラン。見つけて☺️♪
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コイチヨウラン。見つけて☺️♪
コフタバランも何気に。ええとこじゃ♪
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コフタバランも何気に。ええとこじゃ♪
小さなタニタデ,ビビッドなナギナタタケ,ミヤマムグラ,ギンリョウソウ,クルマユリ,小屋前のグンナイフウロを見て花道草お終い。ゴロゴロ鳴り出し慌ててテントへ💦。
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小さなタニタデ,ビビッドなナギナタタケ,ミヤマムグラ,ギンリョウソウ,クルマユリ,小屋前のグンナイフウロを見て花道草お終い。ゴロゴロ鳴り出し慌ててテントへ💦。
とりあえず駆けつけ2本😇。美味しく飲んでえびせんをかじっていたら雨が上がった。表に出てから,今日もお隣さんと楽しい夕べ🍻。そして💤
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とりあえず駆けつけ2本😇。美味しく飲んでえびせんをかじっていたら雨が上がった。表に出てから,今日もお隣さんと楽しい夕べ🍻。そして💤
北沢峠最終日。仙丈ヶ岳へ3時出発で。樹林越しの朝焼けの稜線が美しい。そして足下にゴゼンタチバナ。暗いと小さいのは分からない。探す諦め?がつく。
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北沢峠最終日。仙丈ヶ岳へ3時出発で。樹林越しの朝焼けの稜線が美しい。そして足下にゴゼンタチバナ。暗いと小さいのは分からない。探す諦め?がつく。
オオシラビソの甘い香りが漂う森に朝の光。
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オオシラビソの甘い香りが漂う森に朝の光。
今日は背中に甲斐駒を感じて歩く。摩利支天の横に蓼科の山影と朝日。
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今日は背中に甲斐駒を感じて歩く。摩利支天の横に蓼科の山影と朝日。
樹林帯を抜けると小仙丈ヶ岳への開放的な稜線へ。
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樹林帯を抜けると小仙丈ヶ岳への開放的な稜線へ。
そして花道草が始まる。グンナイフウロ,キバナノコマノツメ,ハクサンフウロ,ミヤマダイコンソウ,終わったアカモノ?,ミヤマアキノキリンソウ。花の百名山は終わらない。
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そして花道草が始まる。グンナイフウロ,キバナノコマノツメ,ハクサンフウロ,ミヤマダイコンソウ,終わったアカモノ?,ミヤマアキノキリンソウ。花の百名山は終わらない。
青空にハクサンチドリ。まだ残ってくれていた。
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青空にハクサンチドリ。まだ残ってくれていた。
花と魅惑の眺望に感動しながら歩けば,小仙丈ヶ岳のピークもすぐ。甲斐駒〜鋸の向こうは八ヶ岳。
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花と魅惑の眺望に感動しながら歩けば,小仙丈ヶ岳のピークもすぐ。甲斐駒〜鋸の向こうは八ヶ岳。
そして,富士山~北岳~間ノ岳のNo.1~3トリオがばっちり。富士山の上には薄いレンズ雲が。
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そして,富士山~北岳~間ノ岳のNo.1~3トリオがばっちり。富士山の上には薄いレンズ雲が。
端正な山,気分上がるな〜😙
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端正な山,気分上がるな〜😙
甲斐駒ヶ岳,地蔵岳,北岳など望遠で観察。北岳肩の小屋のハイカーが見えた。相当よいご来光だったのだろう。
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甲斐駒ヶ岳,地蔵岳,北岳など望遠で観察。北岳肩の小屋のハイカーが見えた。相当よいご来光だったのだろう。
目の前には小仙丈ヶ沢カールが開ける。
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目の前には小仙丈ヶ沢カールが開ける。
白チーム,ムカゴトラノオ,タカネツメクサ,イワツメクサ,ミヤマコゴメグサ,モミジカラマツ。綿毛チングルマが輝く。
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白チーム,ムカゴトラノオ,タカネツメクサ,イワツメクサ,ミヤマコゴメグサ,モミジカラマツ。綿毛チングルマが輝く。
ロープの張られた道を外さないよう歩くと。
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ロープの張られた道を外さないよう歩くと。
ウサギギクもたくさん出迎えてくれた。ウサギギクの咲きっぷりは今まで一番多かったかも。
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ウサギギクもたくさん出迎えてくれた。ウサギギクの咲きっぷりは今まで一番多かったかも。
カール上の稜線を辿って女王様山頂3033mと〜ちゃこ。ここでHさんとまたまたご一緒になり記念撮影も。
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カール上の稜線を辿って女王様山頂3033mと〜ちゃこ。ここでHさんとまたまたご一緒になり記念撮影も。
山頂はチシマギキョウ,イブキジャコウソウ,ビビッドなタカネマンネングサが多かった。
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山頂はチシマギキョウ,イブキジャコウソウ,ビビッドなタカネマンネングサが多かった。
北方向眼下。藪沢の大カールの中央は仙丈小屋。馬の背方面は花畑らしい。甲斐駒や八ヶ岳パノラマが圧巻。
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北方向眼下。藪沢の大カールの中央は仙丈小屋。馬の背方面は花畑らしい。甲斐駒や八ヶ岳パノラマが圧巻。
北アルプス方面,雪の残る槍や穂高も見える。中央アルプス,御嶽の右に白山まで見えるおまけつき♪
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北アルプス方面,雪の残る槍や穂高も見える。中央アルプス,御嶽の右に白山まで見えるおまけつき♪
山頂で行き合わせた3人の方と大仙丈ヶ岳鞍部へ花さんぽ。今季初のテガタチドリは仙丈で。
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山頂で行き合わせた3人の方と大仙丈ヶ岳鞍部へ花さんぽ。今季初のテガタチドリは仙丈で。
シコタンソウ,イワオウギ,ミネウスユキソウ,シロウマオウギ,イブキジャコウソウ,ウサギギクの花畑でご満悦で😙♪
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シコタンソウ,イワオウギ,ミネウスユキソウ,シロウマオウギ,イブキジャコウソウ,ウサギギクの花畑でご満悦で😙♪
山頂に戻った。名残は惜しいが団体登山の高校生が溢れないうちに馬の背ヒュッテ方面に下る。もう雲が上がってくる時間。
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山頂に戻った。名残は惜しいが団体登山の高校生が溢れないうちに馬の背ヒュッテ方面に下る。もう雲が上がってくる時間。
仙丈小屋から見上げるカールの景観も惚れ惚れする。藪沢の花畑を下り北沢峠に戻る。
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仙丈小屋から見上げるカールの景観も惚れ惚れする。藪沢の花畑を下り北沢峠に戻る。
馬の背ヒュッテへの道も花畑。
ヨツバシオガマ,モミジカラマツ,ツマトリソウ,マイヅルソウ,ぎりぎり咲いてたチングルマみっけ。
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馬の背ヒュッテへの道も花畑。
ヨツバシオガマ,モミジカラマツ,ツマトリソウ,マイヅルソウ,ぎりぎり咲いてたチングルマみっけ。
ハクサンフウロは虫たちに大人気。
3
ハクサンフウロは虫たちに大人気。
ミヤマキンポウゲ,ウサギギク,シナノキンバイ,マルバダケブキ,ミヤマダイコンソウ,ヤマガラシ,ヤクシソウ?,ミヤマアキノキリンソウ,キバナコマノツメ。黄色チームは相当強かった😅。
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ミヤマキンポウゲ,ウサギギク,シナノキンバイ,マルバダケブキ,ミヤマダイコンソウ,ヤマガラシ,ヤクシソウ?,ミヤマアキノキリンソウ,キバナコマノツメ。黄色チームは相当強かった😅。
沢筋には渡渉箇所がいくつか。冷たい水がありがたい。
3
沢筋には渡渉箇所がいくつか。冷たい水がありがたい。
藪沢の避難小屋があった。水場も近くよいところ。
タカネオトギリ,ズダヤクシュ,イワアカバナ,ミヤマバイケソウ,もう少しで咲きそうなトリカブトみっけ。
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藪沢の避難小屋があった。水場も近くよいところ。
タカネオトギリ,ズダヤクシュ,イワアカバナ,ミヤマバイケソウ,もう少しで咲きそうなトリカブトみっけ。
小屋のそばでオオルリさんとばったり。もうちょっと明るいとこへ出て〜。
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小屋のそばでオオルリさんとばったり。もうちょっと明るいとこへ出て〜。
上りでは暗かった樹林帯。観察するとコイチヨウランやコフタバランが見つかる豊かな森。
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上りでは暗かった樹林帯。観察するとコイチヨウランやコフタバランが見つかる豊かな森。
アリドオシランもしれっと。谷川以来の再会。
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アリドオシランもしれっと。谷川以来の再会。
ゴロゴロと雷が鳴り始めた。テント撤収は雨にやられず,ぎり間に合った。荷物をまとめ北沢峠のバス停へ歩く。13時のバスに余裕😙。
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ゴロゴロと雷が鳴り始めた。テント撤収は雨にやられず,ぎり間に合った。荷物をまとめ北沢峠のバス停へ歩く。13時のバスに余裕😙。
大雨の中をバスは下った。仙流荘に14時着。鋸の稜線にさらば(歩いてないけど)。これから500kmをドライブして戻る。
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大雨の中をバスは下った。仙流荘に14時着。鋸の稜線にさらば(歩いてないけど)。これから500kmをドライブして戻る。

感想

有給と代休を合わせ5連休をいただく。7年ぶりに南アルプスを訪問。北沢峠から南アの貴公子と女王様をめぐる旅。
現地には20日に入り,涼しい霧ヶ峰泊~蓼科山~美ヶ原と巡った。22日の美ヶ原王ヶ頭の散策後,最後の山旅に備え諏訪のスーパーで買出し。昼前から南アルプス長谷の戸台パークへ入る。休日はものすごい人出の現地も平日はガラガラ。12時だと券売機の行列はない。バス待ちも1台に乗れるほどの人しか並んでいない。運転手さんの話を聞きながら1時間ほどバスに揺られ北沢峠に上がった。22日はものすごい雷雨だったそうだ。この時季なので昼頃にはまあそうなってしまう。
今回,北沢峠長衛小屋のテン場に2泊。食料や寝具等も担がないし水場もトイレも完備。2日で2000円ぽっきりと良心的(ビールも500円😅)。
初日は広いテン場で水場やトイレに近い場所に幕営する。たまたま隣だったHさんが以前兵庫にお住まいだったと伺い,近場の話等々で🍻が進む。ワインまでご馳走いただき,いつもの悪い癖で飲み過ぎ。(後でスマホを見て「画面割れとる💦」と焦る。貼ってた防護ガラスにヒビが入っただけだった😅)。Hさんは22日朝から仙丈ヶ岳へスタートされたそうだが,真横で光る稲妻に危険を感じ小仙丈で引き返されたとのこと。この時期は7~9時に上まで行っておかないと眺望は期待できない。朝3時スタート予定で就寝。
2日目,甲斐駒ヶ岳は双児山~駒津峰~で上り仙水峠に下りる。こもれび山荘横の登山口から憧れの貴公子へ出発。双児山の上りはひたすら暗い樹林帯を歩く。空身でも急登は堪える(しんどいのは前夜の🍶のせいでもあった...)。辺りが明るくなると木の合間から周囲の景色が見えるように。往路の道は甲斐駒の日陰になり暗かった。それでも,双児山以降の峰々のパノラマが圧巻。北に凶悪な鋸岳の稜線,八ヶ岳,北西には北アルプスの白い峰々,南には地蔵岳オベリスク,モルゲンロートの北岳,仙丈ヶ岳などが近い。数日来よく見えた富士山も近い。双児山からのガレた斜面を上がり切った駒津峰からは,白く峻険な甲斐駒ヶ岳が目前に迫る。
六万石の岩場を上がると直登と巻道に分かれる。直登コースの岩場を上り切るには心許なく(ヘルメットもない)安全な巻道を進んだ。花崗岩のザレ場続きでこちらも歩きやすくはないが,落ちるリスクは少ない。息が上がるのは慣れない高度(二日酔い?)のせいだろうか。お食事タイムのライチョウ親子にごあいさつしライチョウまつりを楽しむおまけがあった。母ちゃん,優しい目をしていた。
山頂に着くとすでに雲が上がってきた。直登コースを上がられたHさんと再会し写真を撮る。しばらくすると黒戸尾根から法螺貝の音を響かせ白装束の一団が登頂。この日は山頂の神社へ新しい草鞋をかけ,登山者の安全祈願等の神事をされるそうだ。山伏が神道の祝詞をお経のように唱え,同行の僧侶が般若心経を唱える。古来からの神仏習合が今に伝わる行事に加えていただく貴重な体験(迎え酒😅も一口いただく)。「ご利益バッチリですよ」という山伏さんのお言葉をありがたく頂戴し下山。
雷に遭わないようさっさと下り,仙水峠の巨岩の崩壊地,樹林帯の登山道の植生を楽しんでテン場に戻った途端に激しい雷雨。花で道草しても濡れずに戻ることができたのはご利益かも。
3日目は仙丈ヶ岳へブラックスタートで。稜線を上り,薮沢カールを周回し馬の背ヒュッテ経由で戻るプラン。花と景色が楽しみな道。
真っ暗な中でも仙丈ヶ岳への稜線はオオシラビソの甘い香りが漂う。南アルプスらしい道だ。女王様のたおやかな山容の通り,甲斐駒の上りのようなエグさはなく歩きやすい道がありがたい。森に金色の光が差し込むと,木の切れ間からご来光を見て進む。
連日,早朝は快晴続き。樹林帯を抜けると仙丈ヶ岳からのパノラマがすごい。富士山~北岳~間ノ岳のNo.1~3トリオが存在感あり。朝日をバックに聳える鋸~甲斐駒~アサヨ峰,鳳凰三山の大絶景は南ア女王の面目躍如。山頂からは御嶽の向こうに白山まで見えた。
そして「花の百名山」仙丈ヶ岳は高山植物でも溢れる。サーチ不足で外したものもあるが,稜線はチシマギキョウ,イブキジャコウソウ,タカネツメクサ,ミヤマミミナグサなど多い。藪沢カールの沢筋も食害防止ネットの花畑が続き,シナノキンバイ,モミジカラマツなどが溢れる。樹林帯では朝は暗くて気付かなったコフタバラン,コイチヨウラン,アリドウシランなどをいくつも見つけた。残念ながら期待していたライチョウ(仙丈ヶ岳の方が多いらしい)には会えなかった。それでもじっくり見て回るとさらにいろんな発見があること間違いなし。ぜひ仙丈小屋で暖かいご飯付きで楽しみたいと思った。
3日目も13時のバスに合わせるために(花道草しつつ)さっさと下山。テント撤収でバス停への移動と同時に雨が降り出した。これも甲斐駒神社のご利益か?
北沢峠で宴会や道中でお世話になったHさんとお別れ。Hさんは1便前のバスで下りていかれる。
最後は小黒川スマートI.C.から高速に乗って自宅まで500kmのロングドライブ。帰宅は9時過ぎでこれが一番堪えるが,終わってみれば楽しい思い出ばかりになってしまうのが困ったもの。

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