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Yamareco

記録ID: 8448503
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月21日(月)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:55
距離
22.0km
登り
2,755m
下り
2,749m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:34
合計
6:34
距離 10.2km 登り 1,330m 下り 1,330m
7:42
56
8:38
8:39
6
8:45
8:46
2
9:14
19
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9:38
28
10:06
10:19
5
10:23
10:24
33
10:57
11:10
44
11:54
11:55
20
12:15
52
13:07
13:10
15
13:24
13:25
20
13:45
13:46
25
14:11
4
14:20
2日目
山行
5:01
休憩
0:12
合計
5:13
距離 11.8km 登り 1,425m 下り 1,419m
5:20
1
6:19
41
7:00
7:01
26
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7:51
7:52
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6
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3
8:51
13
9:04
9:05
3
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36
9:50
9:52
3
9:55
9:56
32
10:28
11
10:38
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
戸台パークと北沢峠の間は南アルプス林道バスを利用する。戸台パークバス停からJR茅野駅への帰路は17:00出発の南アルプスジオライナー1本のみ。
コース状況/
危険箇所等
北沢峠のトイレに登山ポストあり。
その他周辺情報 戸台パークバス停横の仙流荘にて入浴、昼食営業あり。
予約できる山小屋
仙丈小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
戸台パークバス停では、朝5時の時点で、北沢峠に向かう南アルプス林道バスを待つ大勢の人たちが列を成していた。10台以上のバスが運行しているが、この時点で並んでも第一陣に乗り切れず、1時間半以上かけて往復してきたバスを待つこととなった。それでも、臨時便を運行してなるべく早く北沢峠まで連れて行ってもらえるのはありがたい。
2025年07月20日 05:02撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 5:02
戸台パークバス停では、朝5時の時点で、北沢峠に向かう南アルプス林道バスを待つ大勢の人たちが列を成していた。10台以上のバスが運行しているが、この時点で並んでも第一陣に乗り切れず、1時間半以上かけて往復してきたバスを待つこととなった。それでも、臨時便を運行してなるべく早く北沢峠まで連れて行ってもらえるのはありがたい。
北沢峠こもれび山荘。北沢峠バス停のすぐそばに佇む。宿泊予約をしている場合は、入山前に一度立ち寄ることとされている。
2025年07月20日 07:32撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 7:32
北沢峠こもれび山荘。北沢峠バス停のすぐそばに佇む。宿泊予約をしている場合は、入山前に一度立ち寄ることとされている。
ここから登っていく。
2025年07月20日 07:42撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 7:42
ここから登っていく。
南アルプスの貴公子と称される甲斐駒ヶ岳。その堂々たる佇まいは見事。
2025年07月20日 09:24撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 9:24
南アルプスの貴公子と称される甲斐駒ヶ岳。その堂々たる佇まいは見事。
駒津峰から甲斐駒ヶ岳へ岩稜を直登する。巻き道もあるが、直登して降りで巻き道が使われる傾向にある。
2025年07月20日 09:51撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 9:51
駒津峰から甲斐駒ヶ岳へ岩稜を直登する。巻き道もあるが、直登して降りで巻き道が使われる傾向にある。
日本百名山の一座である甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)に登頂。標高2967 m。遠方に富士山を望む。看板は、富士山を背景にすると東駒ヶ岳と書かれており、反対側には甲斐駒ヶ岳と書かれている。
2025年07月20日 10:12撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 10:12
日本百名山の一座である甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)に登頂。標高2967 m。遠方に富士山を望む。看板は、富士山を背景にすると東駒ヶ岳と書かれており、反対側には甲斐駒ヶ岳と書かれている。
甲斐駒ヶ岳山頂からの景色。甲斐駒ヶ岳の山頂付近は花崗岩の岩稜となっている。
2025年07月20日 10:15撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 10:15
甲斐駒ヶ岳山頂からの景色。甲斐駒ヶ岳の山頂付近は花崗岩の岩稜となっている。
甲斐駒ヶ岳山頂の祠。わらじが奉納されている。
2025年07月20日 10:16撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 10:16
甲斐駒ヶ岳山頂の祠。わらじが奉納されている。
摩利支天に登頂。用意されている剣を構えて記念撮影ができる。甲斐駒ヶ岳の巻き道から分岐して往復することになるため、わざわざ立ち寄る人は少ない。
2025年07月20日 11:01撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 11:01
摩利支天に登頂。用意されている剣を構えて記念撮影ができる。甲斐駒ヶ岳の巻き道から分岐して往復することになるため、わざわざ立ち寄る人は少ない。
空の青と木々の緑が絶妙な景色を作り出す。
2025年07月20日 11:06撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 11:06
空の青と木々の緑が絶妙な景色を作り出す。
木漏れ日に照らされた清流が疲れを紛らわせる。
2025年07月20日 13:49撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/20 13:49
木漏れ日に照らされた清流が疲れを紛らわせる。
六合目に達すると早くも森林限界に出る。小仙丈ヶ岳を覆う緑と青空が美しい。
2025年07月21日 06:38撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 6:38
六合目に達すると早くも森林限界に出る。小仙丈ヶ岳を覆う緑と青空が美しい。
小仙丈ヶ岳に登頂。標高2864 m。
2025年07月21日 06:59撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 6:59
小仙丈ヶ岳に登頂。標高2864 m。
小仙丈ヶ岳から望む、標高日本1位の富士山(中央)と標高日本2位の北岳(右端)。
2025年07月21日 07:02撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:02
小仙丈ヶ岳から望む、標高日本1位の富士山(中央)と標高日本2位の北岳(右端)。
南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳と日本三大カールの一つである藪沢カール。カール(圏谷)は氷河の浸食でできた、急な側面と丸い底面からなる谷状の地形。日本にも氷河が存在したことを教えてくれる。
2025年07月21日 07:34撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:34
南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳と日本三大カールの一つである藪沢カール。カール(圏谷)は氷河の浸食でできた、急な側面と丸い底面からなる谷状の地形。日本にも氷河が存在したことを教えてくれる。
日本百名山の一座である仙丈ヶ岳に登頂。標高3033 m。
2025年07月21日 07:43撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:43
日本百名山の一座である仙丈ヶ岳に登頂。標高3033 m。
仙丈ヶ岳の山頂に咲いていた。名称不明。
2025年07月21日 07:45撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:45
仙丈ヶ岳の山頂に咲いていた。名称不明。
チシマギキョウ?イワギキョウによく似ている。前者には花弁に白い繊毛があるが、後者にはない。
2025年07月21日 07:50撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:50
チシマギキョウ?イワギキョウによく似ている。前者には花弁に白い繊毛があるが、後者にはない。
仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳を望む。澄み渡った青空も美しい。仙丈ヶ岳と大仙丈ヶ岳の間の森林限界を超えた稜線歩きは気持ちが良い。何種類もの草花も見られた。
2025年07月21日 07:53撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 7:53
仙丈ヶ岳から大仙丈ヶ岳を望む。澄み渡った青空も美しい。仙丈ヶ岳と大仙丈ヶ岳の間の森林限界を超えた稜線歩きは気持ちが良い。何種類もの草花も見られた。
ウサギギグ。
2025年07月21日 08:00撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 8:00
ウサギギグ。
仙丈ヶ岳と大仙丈ヶ岳の稜線に咲いていた。名称不明。
2025年07月21日 08:07撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 8:07
仙丈ヶ岳と大仙丈ヶ岳の稜線に咲いていた。名称不明。
大仙丈ヶ岳に登頂。標高2975 m。仙丈ヶ岳の登山者数の割に、大仙丈ヶ岳まで足を運ぶ人は少ない。
2025年07月21日 08:12撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 8:12
大仙丈ヶ岳に登頂。標高2975 m。仙丈ヶ岳の登山者数の割に、大仙丈ヶ岳まで足を運ぶ人は少ない。
藪沢カールの底部から仙丈ヶ岳を見上げる。山体は緑に恵まれ、天には青空が広がる。
2025年07月21日 08:53撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 8:53
藪沢カールの底部から仙丈ヶ岳を見上げる。山体は緑に恵まれ、天には青空が広がる。
藪沢沿いはザレていて、斜度が大きい箇所もある。藪沢重幸新道は登りに使うのが良策かもしれない。
2025年07月21日 09:26撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 9:26
藪沢沿いはザレていて、斜度が大きい箇所もある。藪沢重幸新道は登りに使うのが良策かもしれない。
藪沢に注ぐ滝。視覚から清涼感が得られる。
2025年07月21日 09:29撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 9:29
藪沢に注ぐ滝。視覚から清涼感が得られる。
水と植物と青空が織りなす絶景。
2025年07月21日 09:32撮影 by  XQ-DC44, Sony
7/21 9:32
水と植物と青空が織りなす絶景。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 GPS 保険証 携帯 時計 タオル 虫除けスプレー

感想

天候に恵まれ、最高の山行になった。
日本アルプス1座目は南アルプスの貴公子と呼ばれる甲斐駒ヶ岳へ。森林限界を超え見上げた甲斐駒ヶ岳の佇まいは見事であった。山頂では眼前に空の青、眼下に植物の緑が広がり、絶景であった。山頂に直登する鎖場は渋滞気味であった。降りは巻き道を通り、摩利支天に立ち寄った。摩利支天から駒津峰を経由して仙水峠に至る道は、難所こそないが木の根や動きやすい石など足場が不安定な箇所があり、疲労感を覚えた。仙水峠から仙水小屋にかけてのガレ場は迫力があった。甲斐駒ヶ岳の登りごたえと絶景を満喫した。
山小屋に宿泊し翌日は南アルプスの女王と呼ばれる仙丈ヶ岳へ。六合目に達すると早くも森林限界に出て、緑に覆われた小仙丈ヶ岳と青空に出迎えられた。小仙丈ヶ岳からは富士山や北岳など標高のある周辺の山々を望むことができた。小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜大仙丈ヶ岳は青空の下、森林限界を超えた稜線歩きが気持ち良かった。色とりどりの草花にも目を奪われた。日本三大カール(圏谷)の一つである藪沢カールは地球の壮大な歴史を想起させるもので見応えがあった。藪沢重幸新道の沢沿いはザレていて斜度の大きな所は通過にやや苦労したが、清涼感のある滝、水と植物と青空が織りなす絶景のおかげで下山まで楽しめた。

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