栗駒山、東栗駒山、秣岳
岩手県
宮城県
秋田県
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体力度について
- GPS
- 09:41
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 997m
- 下り
- 1,009m
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8:27 昭和湖
9:30 須川分岐点（天狗平）
10:08 栗駒山
11:18 東栗駒山
13:07 栗駒山
13:31 須川分岐点（天狗平）
15:19 秣岳
16:13 秣岳登山口
16:56 須川温泉駐車場
※食事は東栗駒山から栗駒山に戻る途中の岩場で取りました。
昭和湖の上部の登山道と栗駒高原（東栗駒山から栗駒山に至る地帯）で撮影時間が多いです。
| 天候 | 晴れ 山頂では宮城県側（南側）から絶え間なく雲が湧き上がってきました。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
須川温泉の駐車場は約200台とかなり広いですが、紅葉シーズンの休日は駐車するのが難しい程大混雑します。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポスト：不明。 トイレ：須川温泉駐車場と須川高原温泉の館内にあります。又、須川コースの昭和湖に新設されたトイレがあります。 水場：御室に水場がありますが、今回利用した登山コース（須川コース・天馬尾根コース）からは少し離れています。 水は事前に準備が必要です。 須川コースは登山道がしっかりしており危険な箇所はありませんが、昭和湖から天狗平は登山道が狭まり斜度が急になります。 昭和湖から天狗平の間の登山道にはタテヤマリンドウ、ヒナザクラなどが見られました。 栗駒山から中央コース・東栗駒コースへ降りる場合、砂利が浮石状態となりバランスを崩し易いので注意が必要です。 中央コースを左に折れて東栗駒コースに入り、斜度が緩やかになると栗駒高原となります。 栗駒高原ではイワイチョウ、タテヤマリンドウ、イワカガミ、オノエラン、ヒナザクラなどが咲き揃っていました。 東栗駒山に近づくと岩場歩きになります。マルバシモツケやミネズオウなどを見ることができました。 東栗駒山から見る栗駒山は大迫力の絶景です。 天馬尾根コースは天狗平から直ぐに藪道になりますが距離は短く間もなく展望岩頭に出ます。 展望岩頭では須川温泉や竜泉ヶ原湿原が見渡せます。周囲にはオノエランがここでも満開でした。イワウメは既に終了。 展望岩頭からしばらく歩くと藪っぽい急な下りとなります。展望もなくここはひたすら我慢して下る必要があります。 秣岳への道の途中に木道で渡された高層湿原があり、気持ちよく歩けます。人も少ないので、木道に寝っ転がるのもいいでしょう。 ここでもタテヤマリンドウやオノエラン、イワイチョウなどが咲いていました。 秣岳も展望は良いのですが、低い藪越しの展望となります。 秣岳の少し手前にも須川湖や周辺の湿原などの大展望が楽しめる見通しの良い場所が所々にあります。 秣岳からの下山路は、途中岩肌が露出したロープ付きの場所がありますので、注意が必要です。 かなりの急坂を下りますが、所々丸太階段が整備されていて下り易くなっています。 秣岳登山口から須川温泉までは2.7kmもあります。舗装道路歩きはうんざりします＾＾；。 天馬尾根コースは距離が長いので、これから暑くなる時期に登る場合は熱中症の危険が増します。 対策として、帽子被ることと十分な飲料水を持参することが必要です。 私も東栗駒山から栗駒山に登り返した時にかなりへたばりましたので、天馬尾根コースを下りるか迷いました。 登山後の温泉は、須川高原温泉と栗駒山荘がありますが、外来入浴の場合時間に要注意です。 ◎須川高原温泉 内湯 受付9:00〜16:00（終了17:00） 露天 受付5:00〜21:30（終了22:00） ◎栗駒山荘 受付9:00〜17:00（終了17:30） |
写真
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近くには新しく建てられたトイレがあります。昭和湖周辺にはベンチもあり、急登前に一息つきましょう。
私のザックに纏わり付いてきました。
・・・私の汗を吸おうとしているのか？。止めた方がいいですよ。
マルバシモツケの蜜を吸っています。これこそ蝶の行動です。
再び栗駒山に登り返すと、山頂には学生の団体登山でごった返していました。この団体さんがはけるのを待って、私も秣岳へ向かいました。
この団体さんがはけるのを待って、私も秣岳へ向かいました。
但し日差しが強く、じりじりと焼けるようです。
眺めはいいですが、下の方は少し薮に隠れてしまいます。秣岳の手前の登山道に、もう少し展望の良い場所がありました。
・・・げっ、須川温泉まで2.7kmもある。
須川温泉の駐車場付近で、雁首・・・ではなく燕首揃えて談合中。
タテヤマリンドウ
栗駒山の登山道全域で咲いていました。
ヒナザクラ
そろそろ終わっているのかと思っていましたが、再び見ることが出来ました。
モウセンゴケ
まだ咲いていませんけどね＾＾；。後のクルリンとなっているのは蕾かな？
オオバキスミレ？
葉が少し違うような気がします。
ハクサンボウフウ？
シラネニンジン？
・・・セリ科は苦手です。
感想
7月上旬から中旬は栗駒高原の花々が見頃になる時期です。
これに合わせてそろそろ栗駒山に登りたいと考えていました。
登るならまだ歩いたことがない秣岳を経由する天馬尾根コースと決めていました。
オプションとしてここ数年ご無沙汰の御室の水場で美味しいコーヒーでも飲もうか、という案も採用。
まあ、この案は栗駒高原でいつもの如く花の撮影に時間を取り過ぎたため実現には至らず。
持参したパーコレーターはそのまま嵩張る荷物となりました＾＾；。
登山道はどのコースも一面のタテヤマリンドウに覆われ、ヒナザクラも盛りは過ぎたものの綺麗な花もかなり残っていました。
オノエランは栗駒高原と天馬尾根コースで満開。今の時期を逃すと他の山では中々会えない花なのでついつい撮りまくりました。
花を撮影していると、この花は何ですか？という質問をよく受けます。
今回はヒナザクラとオノエランの花の名を尋ねてくる人が多かったですね。
聞き耳を立てていると、これはヒメコザクラだよ〜！と説明している方もおりました。・・・まあ、似てますが。
東栗駒山から栗駒山への登り返しはかなりきつかったです。汗を搾り取られました。
水を十分程用意していなければ産沼経由ですごすごと退散していた所です。
天狗平から10分程の展望岩頭はその名前の通りの展望で、しかも周辺はお花畑。
と言ってもイワウメは終わっていて、元気に咲いているのはオノエランのみでしたが。
名残ヶ原と天馬尾根コースの湿原では数は少ないですがサワランとトキソウを見ることができました。
盗掘などに遭わず、いつまでも咲き続けて欲しいものです。
最後の秣岳登山口から須川温泉の駐車場へ戻る舗装道路歩きはしんどかったですね＾＾；。
須川温泉に車を置いて、最初に舗装道路を歩いて秣岳登山口から登った方が良かったかも？
登山後栗駒山荘で温泉に入ろうかと思っていましたが、僅かに受付時間に間に合わずに入浴はできず。
後で調べたら須川高原温泉の露天風呂の方は夜遅くまで営業している事がわかりましたが、隣り合う2つの温泉で営業時間が違うことはないだろうと考えたため、そのまま帰宅してしまいました。
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mayfly さん
神室でお会いしてからもう2度目ですか！
花の時期なので逃せないですからね。
今回もいろいろな花を撮影できてよかったのではないでしょうか。
自分はなかなか次に行けずにいるのでがんばらねば。
今回もいろいろな花の写真でまた勉強させてもらいます。
コメントありがとうございます。
山に咲く花は駆け足で見頃が過ぎて行きますね＾＾；。
天候との絡みもあって、中々思うように登れません。
私の場合暑くなると登山は一旦休止になるので、
ここが踏ん張り所です！？（笑）。
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