熊渡から八経ケ岳へ
- GPS
- 10:42
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,610m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
5:51 金引橋
8:09 栃尾辻への分岐
9:05 高崎横手出合
10:18 明星ケ岳
10:40 八経ケ岳
11:12-39 弥山
12:38 狼平
13:10 高崎横手出合
14:12 栃尾辻への分岐
15:33 金引橋
16:01 熊渡
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ここ2週間ほどは天気が悪かったり、用事があったりで山には行けなかったので
今回はちょっとばかり、がっつりと歩いてみたいと思って
近々に行かれた山友のpopoiさんの記録を参考にさせていただいて
熊渡より八経ケ岳・弥山を目指すこととした。
結構、ロングなルートなので下山までには時間がかかることが予想されたので
早くからスタートしないといけないと思い、4時前には自宅を出て5時には熊渡に着いた。
が、早朝にもかかわらずそこには7−8台車が駐車してあり、ちょっと焦った。
しかしスペースを見つけて、何とか縦列駐車で車をとめることができた。
やはり、今日はオオヤマレンゲの季節なのか登山者が多いのだろう。
ごそごそと歩く準備をしてから5時20分より歩き始める。
今日は空が曇っていたが、多分、雨は大丈夫だろう。
金引橋を過ぎたあたりから杉林の登山道となり、日が射さない暗い道を独りで登り始める。
少しブランクがあるせいなのか、汗ばかりが出て、体も重く感じられなかなか前へ進まない。
休み休み歩くもまったく調子が出ない。
おまけに途中でルートを見失ってしまって(最後には登山ルートに戻れたが・・・)
わずかな踏み跡を頼りに山の斜面をトラバースしていたら
足元がぬかるんでいて滑って思わず手をついて、軽く転倒。
「まだまだ先は長いし、体は重いし今日はだめかな」って気持ちになってきた。
それでも、ようやく栃尾辻ルートとの分岐に着いた。
腕時計を見ると予定よりも随分と遅れている。
でも、疲れているのでとりあえず、ここで腰を降ろして休むことにした。
大好きなブナ林に囲まれながら、のんびりとしていると不思議に気持ちが楽になってきて
「とりあえず、行けるところまで楽しんで歩こう」って気持ちになってきた。
そこからは、標高が上がるにつれ涼しくなってきたのも手伝って
ブナ林に幻想的な景色の中を調子よく歩けた。
やがて、明星ケ岳を経て八経ケ岳へ。
初めての近畿最高峰は残念ながら雲に包まれて展望はなかった。
そこから弥山へと向かう途中には道沿いにオオヤマレンゲが咲いており、
たくさんの登山者がカメラを抱えて写真を撮っていた。
皆さんにならって私も一応、写真にはとってはみたが上手くは撮れない。
花の写真はあまり撮ったことがなくて苦手である。
倒木のある大台ケ原を思わせる風景を過ぎて、やがて弥山小屋へ。
ここのベンチで昼食を食べる。今日は簡単にカップ麺で済ます。
あまり、ゆっくりしている時間もないので昼食後はそそくさと下山を開始する。
狼平へ向かう途中は下りの木の階段が延々と続き、しかも、表面が雨で濡れていた。
「これは滑るな」と感じて、足裏を慎重に運んで降りた。
ようやく、狼平の小屋が見えた時にはほっとした。
そこは川も近くにあり立派な小屋もあり、いつかはゆっくりとここで泊まりたいものだ。
そこから先はどんどんと足に疲れがでてきて、足の裏に痛みも感じ始め
「いつ熊渡につくんだろうか?」って気持ちで時計やGPSを交互に眺めながら歩いた。
金引橋を過ぎたあたりで単独の男性が「弥山の手前あたりでも会いましたよね」って
気さくに声をかけてくださったので、
その方と山の話をしながら熊渡までご一緒させていただいた。
家に帰ってから、ヤマレコでの山行記録を眺めていて、わかったのだが
なんと、その方はヤマレコでの有名人annyonさんでした。
その節はありがとうございました。また、どこかも山でお目にかかりたいですね。
長距離周回お疲れ様でした。
私もそのコースで八経周回にしようかと迷ってました。
オオヤマレンゲは興味無いのですが、
有名なので撮影だけでもという思いと、
シーズンはものすごい人だという思いを天秤にかけて
結局はまたまた行者還周辺の気になる所を歩いてました。
奥駈道に出るまでは行者環岳や大普賢岳にはガスがかかっていました。
八経ヶ岳ならなおさらガスってたことでしょうね。
残念でしたね。
orisさんは八経ヶ岳はお初だったのですね。
また行者環TNから行かれると良いですね。
素敵な出合いがあったんですね。
下山時、いろいろと話が出来て楽しかったですね。
山行きがよく似た方面なので、またお会いするでしょう。
このコース、金引き尾根を上がって合流する1450m地点までは延々と登りが続きしんどいでしょう。
弥山川・双門の滝コースも多少スリルがありますが、しんどさはよく似ています。
暑い夏は、沢コースが良いですよ。
最初、単独では心配でしょうからお友達と一緒に行って下さい。テープを忠実に追って行けばいけます。
ただ、時間に余裕を持って行かれたらいいです。
こんばんは!
お疲れさんでした。
久しぶりの山行きだったようで、
体が重く感じたのは仕方ないですよね。
私と同じ初八経ヶ岳での展望悪し・・・
何度も訪れてますが、未だ最高の展望は楽しめてません。
私と同じ悪いサイクルにはまらなければ良いんですが・・・。
オオヤマレンゲは楽しめたようで、
また狼平小屋の雰囲気も掴みはったようで、
次回ココでの泊計画もヨロシク頼みます。
山頂での視界の楽しみは次回に、ということで。
熊渡までの長い林道歩きのなんともいえない辛さ・・・。
ほんま、気持ちわかります。
正直、結構ロングなルートで疲れましたでも、
達成感はありますね。また季節を変えて歩いてみたいです。
展望がなかったのは残念ですが、その分、日が射さなくて涼しかったので
疲労度はましだったので結果としてはよかったかもしれませんね。
そうですね。今度は、行者還トンネルの西口から登ってみたいです。
まだまだ、大峰は未踏の山が多くて楽しみがたくさん残っています。
その節はありがとうございました。お話し楽しかったです。
でも、その時にannyonさんだとわかっていれば、
もっといろいろとお話しできたでしょうし、感慨深かったでしょうね。
また、お目にかかれることを楽しみにしています。
こう言う出会いも「山」の魅力だし、「ヤマレコ」の魅力ですよね。
弥山川・双門の滝コースへのチャレンジはまだまだ、先になりそうです。
今回の山行はpopoiさんの記録を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
次は天気のいい日に伯母谷覗を狙っています。
八経ケ岳は下山時にannyonさんから伺ったのですが、
場所的になかなか「晴れ」の少ない場所らしいです。
お互いにそのうちにいい展望が望める日が来るでしょう。
近畿最高峰なのでその展望は楽しみですね。
狼平での泊まりは楽しそうですね。お盆を過ぎたらぜひ計画しましょう。
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