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Yamareco

記録ID: 2070815
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ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇・高岳:秋の九州遠征 3日目

2019年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
6.7km
登り
766m
下り
760m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:03
休憩
1:13
合計
5:16
8:59
101
10:40
10:40
7
10:47
11:49
15
12:04
12:07
33
12:40
12:48
3
12:51
12:51
84
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レンタカーにて移動。
仙酔峡駐車場:ロープウエイは休止(廃業?)ですが駐車場は使えます。
トイレは仮設のみ使用可能。
日曜日ですが空いてました。

21日帰京、熊本空港15:35発 JAL632便
コース状況/
危険箇所等
阿蘇山の登山規制はどうもはっきりしません。明確に表示されているのは「火口周辺警報(噴火警戒レベル2)発表中のため火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止」です。規制範囲の半径1kmの外ですが中岳の山頂は規制区域に含まれる様です。
高岳、仙酔尾根は立入禁止では有りません。
熊本県のページでは仙酔尾根ルートは「登山ルートの安全性が確保できないため、通行不可(登山ルートとしての通行を推奨しない)」となっています。

■高岳・仙酔尾根については立入禁止では無いが県として推奨はしない。
と言う事だと思います。(私の個人的解釈です)

実際にこの日の状況は、下草の刈り取りが行われていないため、登山口付近では草が覆い被さっているところが有りましたが、コース自体は浮き石や火山特有のザレ場も無く非常に歩き易い印象でした。もちろん地震によるコースの崩落も有りません。元々分かり易い地形ですがペンキマークも多数有りコースを間違う心配は有りません。風向きに因るのかも知れませんが火山の臭いは全くしませんでした。
『通称「たまご岩」と呼ばれる落下の恐れのある岩』との事ですが、わざと登ったり全力で蹴飛ばしたりしない限り自然に落下するとはとうてい思えませんでした。
■以上全て私の個人的感想です。

この日は10名ほどの登山者とすれ違いました。

高岳南の肩から月見小屋、高岳東峰を周回するコースは歩く人が少ないためか、下草やミヤマキリシマに積もった火山灰で歩くと真っ白になってしまいますが、コース自体に問題はありませんでした。小屋も水場も使用可。
その他周辺情報 当日に帰京は無理なので阿蘇に宿泊しました。
仙酔峡駐車場、登山者と思われる車は10台ほど駐まっていました。
2019年10月20日 08:55撮影 by  SC-04L, samsung
2
10/20 8:55
仙酔峡駐車場、登山者と思われる車は10台ほど駐まっていました。
九州3日目でやっと青空です。
仙酔尾根を登ります。火口1キロ以内立入禁止、とのことです。
2019年10月20日 08:56撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 8:56
九州3日目でやっと青空です。
仙酔尾根を登ります。火口1キロ以内立入禁止、とのことです。
トイレは閉鎖。仮設トイレがあります。
2019年10月20日 08:56撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 8:56
トイレは閉鎖。仮設トイレがあります。
火山ガスに注意。
2019年10月20日 09:01撮影 by  SC-04L, samsung
1
10/20 9:01
火山ガスに注意。
仙酔峡ロープウエイの廃墟を眺めながら進みます。
2019年10月20日 09:22撮影 by  SC-04L, samsung
1
10/20 9:22
仙酔峡ロープウエイの廃墟を眺めながら進みます。
浮き石も無く歩き易い道です。
2019年10月20日 09:22撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 9:22
浮き石も無く歩き易い道です。
「中間点」です。
標識はやたらと沢山有ります。
2019年10月20日 09:45撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 9:45
「中間点」です。
標識はやたらと沢山有ります。
標高を上げると噴煙が見えてきました。
風向きの影響か臭いは全くしません。
2019年10月20日 10:30撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:30
標高を上げると噴煙が見えてきました。
風向きの影響か臭いは全くしません。
これが「たまご石」。落下の危険?
2019年10月20日 10:35撮影 by  SC-04L, samsung
3
10/20 10:35
これが「たまご石」。落下の危険?
稜線に立ちました。
距離が短いので多少急ですが安全で快適な尾根道でした。
2019年10月20日 10:39撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:39
稜線に立ちました。
距離が短いので多少急ですが安全で快適な尾根道でした。
稜線を右に進むと高岳です。
2019年10月20日 10:40撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:40
稜線を右に進むと高岳です。
最高峰の高岳はすぐそこ。
2019年10月20日 10:42撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:42
最高峰の高岳はすぐそこ。
噴煙は少なめ。
2019年10月20日 10:42撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:42
噴煙は少なめ。
高岳山頂
2019年10月20日 10:49撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:49
高岳山頂
いかにも火山らしい景色が広がっています。
2019年10月20日 10:50撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:50
いかにも火山らしい景色が広がっています。
足下に月見小屋が見えます。
2019年10月20日 10:50撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:50
足下に月見小屋が見えます。
中岳はすぐそこ。
但し山頂直下に規制線が有り頂上は登れない様です。
2019年10月20日 10:52撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 10:52
中岳はすぐそこ。
但し山頂直下に規制線が有り頂上は登れない様です。
高岳は三等三角点。
2019年10月20日 11:41撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 11:41
高岳は三等三角点。
時間が有るので月見小屋に行ってみました。
風流な名前です、噴火が収まったらここに泊まってお月見なんかしてみたいですね。
中は普通でした。
2019年10月20日 12:05撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:05
時間が有るので月見小屋に行ってみました。
風流な名前です、噴火が収まったらここに泊まってお月見なんかしてみたいですね。
中は普通でした。
天狗の舞台。
これから登ります。
2019年10月20日 12:05撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:05
天狗の舞台。
これから登ります。
月見小屋の水場。
一応水は有りますが・・・・非常用です。
2019年10月20日 12:09撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:09
月見小屋の水場。
一応水は有りますが・・・・非常用です。
月見小屋を後に高岳東峰に向かいます。
2019年10月20日 12:09撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:09
月見小屋を後に高岳東峰に向かいます。
花は唯一これだけ。
2019年10月20日 12:19撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:19
花は唯一これだけ。
高岳の稜線に戻って来ました。
霧に隠れる鷲が峰、クライマーの領域ですね。
2019年10月20日 12:23撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:23
高岳の稜線に戻って来ました。
霧に隠れる鷲が峰、クライマーの領域ですね。
高岳東峰から高岳と足下の月見小屋。
2019年10月20日 12:25撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:25
高岳東峰から高岳と足下の月見小屋。
天狗の舞台。
上から見ると稜線から飛び出しているわけでは有りません。
2019年10月20日 12:25撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:25
天狗の舞台。
上から見ると稜線から飛び出しているわけでは有りません。
稜線から仙酔峡駐車場、ロープウエイ駅舎がよく見えます。
2019年10月20日 12:28撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:28
稜線から仙酔峡駐車場、ロープウエイ駅舎がよく見えます。
鷲が峰がカッコイイ!
2019年10月20日 12:29撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:29
鷲が峰がカッコイイ!
天狗の舞台。
稜線をそのまま歩くと天狗の舞台の上にでてしまい進めなくなります。手前に左に巻く道があり下を通過します。
2019年10月20日 12:34撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:34
天狗の舞台。
稜線をそのまま歩くと天狗の舞台の上にでてしまい進めなくなります。手前に左に巻く道があり下を通過します。
久住連山が初めて見えました。
2019年10月20日 12:47撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:47
久住連山が初めて見えました。
それでは下山しますか。
2019年10月20日 12:48撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 12:48
それでは下山しますか。
下山もあっという間。
全く滑らない岩の為、急傾斜でも安心して歩けました。
2019年10月20日 14:11撮影 by  SC-04L, samsung
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10/20 14:11
下山もあっという間。
全く滑らない岩の為、急傾斜でも安心して歩けました。
おまけ1
最終日、この日も曇り小雨。草千里は何も見えず。
2019年10月21日 11:01撮影 by  SC-04L, samsung
1
10/21 11:01
おまけ1
最終日、この日も曇り小雨。草千里は何も見えず。
おまけ2
霧に煙る草千里。
2019年10月21日 11:03撮影 by  SC-04L, samsung
1
10/21 11:03
おまけ2
霧に煙る草千里。
おまけ3
規制線ギリギリ火口まで1Kmの阿蘇山西。
こちらの施設・ロープウエイは再建が決まりました。
2019年10月21日 11:27撮影 by  SC-04L, samsung
10/21 11:27
おまけ3
規制線ギリギリ火口まで1Kmの阿蘇山西。
こちらの施設・ロープウエイは再建が決まりました。
おまけ4
修復中の熊本城。
2019年10月21日 09:36撮影 by  SC-04L, samsung
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10/21 9:36
おまけ4
修復中の熊本城。
熊本空港から帰路につきます。
2019年10月21日 14:42撮影 by  SC-04L, samsung
10/21 14:42
熊本空港から帰路につきます。
4日間の九州遠征を振り返りながら帰りました。
2019年10月21日 15:52撮影 by  SC-04L, samsung
10/21 15:52
4日間の九州遠征を振り返りながら帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック

感想

前日の祖母山の記録はこちらです→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2070715.html

九州遠征最後の山は阿蘇山です。
阿蘇山は盛んに活動していいる活火山で、現在は火口周辺警報(噴火警戒レベル2)で火口から半径約1km以内への立ち入りは禁止となっています。
ロープウエイや山頂に向かう有料道路も閉鎖のため、唯一の登山ルートは仙酔尾根から登る高岳のみとなります。(このコースも非推奨ルートです)

御嶽山の例も有り、登るかどうか迷ったのですが、途中の風向きなど条件が悪かったら戻ろうと思って「自己責任」で登る事にしました。
結果としてこの日は風向きも良く難なく登れましたが、余り気持ちの良いものではありませんでした。
ただ、今回の九州遠征4日間で唯一この日だけが晴れ間が出たため、山頂からは雄大な景色が眺められたのは大きな収穫でした。
(火山灰が心配でデジイチは持って行かず全てスマホの写真です)

天気に恵まれず雨ばかりの九州遠征となりましたが、温泉と旨いものは十分堪能出来たので、温泉旅行としては良かったと思います。

これで屋久島含め九州の百名山は完登。残りは伯耆大山と近畿の山、そして天城山です。
色々な意味で「難しい」山ばかり残ってしまいましたが、何とか頑張って後1年で完登したいと考えています。

初日久住山の記録はこちらです→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2070623.html

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訪問者数:1530人

コメント

これで九州の百名山完登
3日目は雨もあがり今回の遠征で九州の百名山も締めることが出来、良かったですね 。この日も標高差600m程なのでyamayaさんにとっては楽勝の山ですね。
今回の3つのレコを拝見させていただき、九州遠征の時(いつ行くの?)の参考にさせていただきます。合間に観光と温泉も入れればウチの奥さんも行ってくれるかな〜?

そして残すところ百名山完登も5〜6山ですね。
何時も入念に計画を立てるyamayaさんですから無理はしないでしょうが、無事百名山完登されることを願っております。

今回の九州遠征(3山)&温泉巡り、お疲れさまでした。
2019/10/24 18:45
Re: これで九州の百名山完登
九州3座めはやっと晴れました
天気予報でこの日だけが晴れる予報だったので、やはり視界が悪いと火山ガスの状態も分からずに危ないので、必然的にこの日は阿蘇山になりました。
阿蘇山は盛んに噴煙を上げているので、全てが灰を被って白っぽくなっていて、全体に殺伐とした印象でした、これが阿蘇山の個性なのでしょうが、やはりちょっと違和感がありますね
今回の九州遠征は効率的に百名山を登るのを最優先にコースを組んだ為、天気が悪かった事も重なって全体に印象の薄い山行になってしまいました。
opiroさんが向かうときはこんな駆け足の予定を組まずに、是非一つ一つの山とじっくり対峙して味わって頂きたいと思います。
百名山、あと5座。やっと終わりが見えてきましたが、容易ではありませんね

次回は初雪の便りも聞かれた北アルプスへ、11月初めにアルプス納めに行きたいと思っています。

お忙しいところ、全てのレコにコメント頂き本当に有り難うございました。
2019/10/24 22:31
プロフィール画像
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