日帰り五竜,鹿島槍,八峰キレット


- GPS
- 13:50
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,160m
- 下り
- 2,592m
コースタイム
アルプス平 07:55
小遠見山 08:20
五竜 12:20-12:30
キレット小屋14:50-15:15
鹿島槍南峰 16:55-17:10
冷池山荘 18:10-18:20
大谷原 21:20
天候 | 晴れ時々曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 自転車
大谷原 04:55 木崎駅到着 05:35 ☆JR 320円 木崎駅発 06:19 神城駅 06:44 ☆歩き 神城駅 06:45 五竜テレ 07:10 ☆ゴンドラ・リフト 1200円 五竜テレ 07:30 アルプス平 07:55 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鹿島ガーデン(管理釣り場)で熊を目撃 五竜から鹿島槍は落石注意 雨天時は、スリップ注意 赤岩尾根から高千穂平は落石と 足元がザレていて道幅が狭いので滑落に注意 |
写真
感想
日帰りで五竜岳に登りたいなぁと思っていました。
でも、登るなら日帰りピストンは物足りないし八峰キレットも歩きたい。
地図とにらめっこして色々試行錯誤した結果
今回のようなルートになりました。
●大谷原→木崎駅→五竜テレキャビン
前日に木崎駅で駐輪スペースを確認後、自転車ルートを
自動車で確認しながら、大谷原へ到着。自転車をセッティングして就寝。
翌日、自転車で出発するも途中、鹿島槍ガーデンで熊と遭遇する。
予定では山側の最短距離を走行する予定だったが熊の存在にビビって
田畑の真ん中を通る農道を選択。
でも320mの高低差を12km走る朝の空気を裂いて走るダウンヒルは最高!
ペダルに負荷をかける事もなくJR信濃木崎駅に到着。
そこから、JRで車窓の景色を楽しみ旅気分を満喫!
神城駅で下車し、リフト乗り場まで歩く。
平日なのでリフト待ちは、私一人。テレキャビンは早く、終点まであっという間。
そこからアルプス平までのリフトは夏用の速度なのか歩くのと変わらず低速。
でも、体力は温存できたので◎(^^)
●アルプス平→五竜岳
大谷原から、自転車、電車、リフトを乗り継いで着ましたが
ここから、やっと登山です。
それにしても、暑”い〜!!
後で聞いたんですが梅雨明けしたんですね。
遠見尾根は、まさに暑さとの戦いでした。
日焼け対策の、フェイスカバーも暑くて暑くて役立たず。
汗ダラダラで、塩分濃度の濃くなった汗が目に入ってしみる〜!
遠見尾根は景色はいいけどアップダウンがきつくて
脚に乳酸が溜まりまくりでした。
天気は前半は良好でしたが、途中からガスで視界不良。
唐松からの分岐から見たかった、立山〜剣岳は見られず・・・・・
でも、暑さからは逃れることが出来た。
本当は、山をバックに高山植物を沢山撮りたかったんですけどね。
ガスの中、五竜山荘を経て五竜岳に初登頂。
●五竜岳→キレット小屋
五竜からとりあえず、難所のキレット小屋を目指します。
ここから、危険な縦走路のコース全貌を見たかったのですが
相変わらずのガスの為、目の前に出てくる難所を一つ一つ、淡々と
クリアしていくだけの縦走になってしまいました。
それがチョット残念。今度は、晴天の五竜に登ってみたいです。
途中、小雨が降ってきて難所が滑りやすくさらに難所に!
やっとの思いで、キレット小屋に到着。
キレット小屋が見えた時は、やはりその立地の凄さに感動しました。
小屋では、カップヌードルで腹を満たし休憩。
その時、聴こえてきたラジオの放送で梅雨明けを知りました。
小屋の方に、今日下山する事を伝えると
脚の方は速そうだから大丈夫だけど、もしかしたら
夕立に遭遇するかもしれないから気をつけてと言葉を頂きました。
●キレット小屋→鹿島槍ヶ岳→赤岩尾根→大谷原
キレット小屋からは、400mほど登ります。
よじ登るって感じで、小屋で休んだとはいえ体への負担がキツイ。
途中で、少し寝たりして何とか鹿島槍ヶ岳に登頂!
ココから赤岩尾根の分岐までは、一度歩いたことのある所なので
少し、精神的にも楽になった。
天気も少し回復して、立山と剱岳も顔を出してくれたのが嬉しかった。
ガスが西側に溜まってくれたおかげで、尾根に立つと
ブロッケン現象が見られました。
冷池山荘で、スポーツドリンクを購入し
先日、電話でコース状況を教えてくださったお礼など伝え支配人さんと雑談。
今から一時間ほどは明るいし赤岩尾根ルートは迷う場所が
無いからとアドバイスをいただきました。
冷池山荘を後にして、赤岩分岐までは西日が暑い。
尾根道に入ると影に入り、暑さからは解放されたが一気に暗くなり
寂しい道になる。
今まで、なかなか姿を見せてくれなかった鹿島槍ヶ岳が
やっと、可愛い双耳峰の耳をみせてくれた。
最初は、ザレて細い通過に神経を使う道でしたが
次第に、しっかりした山道・林道になり安心して下山する事ができた。
大谷原に到着した後は、木崎駅で自転車を回収し家路に
ついたのですが眠くて途中、何度も仮眠して自宅に着いたのは2:30でした。
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
コメント
この記録に関連する登山ルート

良い周回ですね。
私もこの稜線は歩きたいのですが、単独だとピストンになりがちなんですよね。
参考にさせていただきます
☆MATSUさん
こんにちは!
7月16日から五竜テレキャビンが一時間早く営業に
なったのでそれを待って実行しました。
といっても、いつも3時ころに歩き出す私には
遅すぎるんですけどね。
登山口へ自転車をデポして車でスキー場に行き
スキー場を登る手段も考えたんですが
体力温存したかったのでリフト使っちゃいました。
日没後の下山って、日の出前と違って心折れそうになりますね!
信じられないようなことをよくやられてビックリですわ( ̄。 ̄;)
☆malmalさん
こんにちは。
一日で色々やりたいこと詰め込んだら
こんな登山になっちゃいました!
raichouさん、すごいです。
トライアスロンみたいです。
こういうルートを考えるのも楽しそうですね。
私にはできませんが
余談ですが、黒沢湿原〜鹿島槍スキー場〜簗場駅は
峠越えのルートですが、
湿原・スキー場から振り返って見る
鹿島槍の雄姿は迫力ありますよ〜
このルートは
かつて遠見尾根を下った際、靴をかたっぽ失くしそこなった伝説のルートです。
ところで
28日って夜に何かお祭りみたいなことやるんですか?
☆sakusakuさん
こんばんは。
自転車やら、電車乗り継いでなんて
計画していたら、めっちゃワクワクしましたよ。
計画段階から楽しめました。
鹿島槍スキー場ルートですが
自転車で、山越えしようかと当初は
考えたんですよ。
体力温存優先で、やめましたけど。
鹿島槍の景色は、最高なんでしょうね。
見てみたいです。
☆bさん
こんばんは。
そんな伝説があったとは!
あの尾根は、曲者ですね〜
アップダウンがきつかったですよ。
その日は、カーニバルの前夜祭で
地元バンドの演奏などがあるようです。
乗っかっちゃいましょう!
デルタさんも、喜びますよ〜
raichouさんも自転車を使うのですね
確かに自転車のルートがあまりハードだと、メインの登山に響きますね。実感しています
このルート、面白そうなのですがお気に入りに追加しようかと思ったのですが、raichouさんの様に速く無いし、下りで暗くなるのは恐いので止めました
☆Futaroさん
こんにちは。
いえいえ、このコース
そんなに速度出てないと思いますよ。
確かに暗くなったのですが
道も、赤岩尾根の核心部分は暗くなる前に通過できるし
自転車が使いやすかったのでいいと思いました。
是非、やってみてください(^^)
五竜岳、唐松岳、今シーズン中に行きたいと思っているのですが、チャリアクセスはびっくり!
っていうか、チャリでアルプスにアクセスできることに羨ましいです
拝見しながら、こちらもワクワクしました!
ありがとうございまいした
☆miouさん
おはようございます
お金さえあれば、タクシーで
簡単アクセスなんですけどね。
色々、考えるとこういったルートでアクセスできちゃうんです。
おかげで熊も見えましたしね!
上高地も、バスを待たなくても深夜に
自転車で河童橋まではアクセス出来ちゃったりします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する