甲斐駒ケ岳(水4L飲むも体重2k減ヘトヘト黒戸尾根)


- GPS
- 13:12
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
- 山行
- 12:38
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 13:12
5:18 尾白溪谷駐車場 18:20
6:53 笹ノ平分岐 17:07
8:19 刃渡り 16:12
8:41 刀利天狗 15:50
9:30 五合目小屋跡 15:13
10:29 七丈小屋 14:31
11:28 八合目御来迎場 13:55
12:47 駒ヶ岳山頂 13:03
約7時間30分 約5時間20分
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは尾白川渓谷駐車場、七丈小屋に有りました。 登山道は整備されていて、迷いやすいところは、 ありませんでした。(要所要所に案内表示あり) これからは、暑さ対策でしょうか。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
大変だった。疲れた。遠かった。暑かった。そして、ちょっと怖かった。登りも大変。下りも大変。頂上まで行けるだろうか、何回も思った。
実は、今週から輪番操業となり、17日休日、21日出勤となり、すいていそうな17日が一番いいかな。前回登れなかった瑞垣山にとも思ったが、調べてみると、自宅から甲斐駒の登山口までの距離がほぼ同じと分かり、相当無謀かなと思ったが、挑戦することに。
いつもより1時間早く、2時半自宅出発。5時過ぎ尾白川溪谷駐車場着。天気予報は、晴れ。暑くなるとの予報だったので、水はどのくらいにしようか。七丈小屋に水場があるとのこと。結局2Lに。長丁場なので食料もいつもより多めに。ザックはなるべく軽くしたかったが仕方がない。
暑くなる前に高度を稼げばと思いながら、登山開始。しかし、甘かった。歩き始めて10分もすると、玉の汗。笹ノ平に到着した頃には、全身水浴びをしたような状態になった。
八丁登りと言われる長い急登を喘ぎながら登っていく。ずーと樹林帯を歩く。少し開けたところが、刃渡りだった。そんなに危険な感じはしない。ロープ、鎖、梯子が現れ、登り切ると刀利天狗に着いた。もうバテバテ。地図で標高を調べると2,049m。お〜、半分以上登ったのか。ちょっと元気がでる。相変わらず、風も無く蒸し暑い。
登山道が下りになってしばらく行くと、五合目小屋跡に着く。帰りはここを登るのか。すぐに、梯子、鎖が連続的に現れる。垂直の梯子も。高所恐怖症気味なので、上も下も見ないで、真直ぐ岩壁を見て登る。
5時間強かかって七丈第一小屋に到着。ここまで水は1.5L弱消費。ガブガブ水を飲む。1L補給。梯子、鎖が続き、さらに急登が続く。5〜10分登るごとに小休止。なんでここに鎖が無いんだ。そんなところも有りました。でも、前進していればそのうちに頂上に着くだろう。言い聞かせて登る。
頂上には1組のご夫婦だけ。私が着くとすぐ下山されたので、頂上は貸しきり状態。残念ながら雲が出てきて、周囲の山々は雲の隙間からちょっとだけ。日が暮れる前に登山口に戻るには、13時頃には下山開始しないと。
登っている時、下山は大丈夫だろうかと心配だった所は、意外と問題なく降りることができた。七丈第一小屋で再び水1L補給。五合目小屋跡の登りもなんとかクリア。刀利天狗に着く。コースタイムを確認すると、あと約2時間半。何とか明るいうちに戻れるか。頑張ろう。ところが、高度が下がるにしたがって、気温上昇。また、玉の汗。膝も痛くなってきた。暗くなってきた。誰もいない山中を一人で歩く。時計ばかりが気になる。とその時、背後に何か気配が。振り向くとWストックで、隼のごとく追い抜いていく人あり。山小屋の人なのだろうか。すごい。
最後は、水が足りなくなり、チビチビ飲みながらで、喉カラカラ。やっとの思いで駐車場に戻る。相変わらず余裕のない登山だった。花を愛でるでもなく、景色をゆっくり楽しむでもなく。でも、一応登ったんだから、良しとしよう。
帰りは、皆さんお勧めの“べるが尾白の湯”に入浴。体重計に乗ると、なんと前日より2kも減っている。水は4L以上飲んだな。さすが黒戸尾根。帰りの車の中でもお茶、栄養ドリンク、スポーツドリンクいっぱい飲む。安全運転で自宅に午後10時半着。1.5Lのビールを飲み就寝。翌朝、計ると800g減に。この調子じゃすぐ元に戻るかな。
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