九重連山 坊ガツルBC-大船山-白口岳-中岳-久住山 (九州の名峰は千変万化の楽しさ)

2019年11月03日(日) 〜 2019年11月04日(月)

• GPS: 14:45
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,776m
• 下り: 1,757m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:38

8:05 スタート地点
8:53 8:53 指山自然観察路分岐
9:26 9:26 雨ヶ池越
10:08 10:41 坊ガツル
10:46 10:46 坊がつる避難小屋
12:14 12:19 段原
12:20 12:21 大船山避難小屋
12:46 13:40 大船山
13:55 13:55 大船山避難小屋
14:43 坊がつる避難小屋

2日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:08

7:00 宿泊地
7:12 7:20 法華院温泉
7:45 7:46 鉾立峠
8:51 8:52 白口岳
9:07 9:08 稲星越
9:19 9:19 中岳分岐
9:42 9:57 九重山
10:38 10:39 久住山
11:00 11:01 久住分れ
11:27 11:28 北千里浜
11:33 11:33 諏蛾守越分岐
12:32 12:33 法華院温泉
12:47 13:25 坊ガツル
14:08 14:09 雨ヶ池越
14:34 14:34 指山自然観察路分岐
15:08 ゴール地点

天候

11/3: 曇り
11/4: 霧時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

福岡空港から長者ヶ原ビジターセンターまでは地元同行者の車で移動
長者ヶ原ビジターセンターの駐車場は無料

コース状況／危険箇所等

長者原-坊ガツル：
殆どが穏やかな勾配の非常に整備されたハイキング道。

坊ガツル-大船山：
尾根に上がるまで比較的急な登りが続く。ガレの石が非常に軽く動きやすい。

坊ガツル-白口岳：
白口岳の登りは滑りやすい粘土質の狭い急登が続く。下りに使うには不向きと思われる。

稲星山迂回路：
ほぼ平坦な道だが左右から枝の張り出しが多く長袖必須。

中岳：
山頂直下は岩場があり滑落注意。

久住山：
非常に幅広く整備された道。危険個所無し。

久住別れ-法華院温泉：
久住別れ直後は大きな岩がごろごろした下り。他法華院に向かう砂防ダム沿いの道も急だがどちらもペンキに従えば問題なし。

その他周辺情報

坊ガツルから10分たらずで法華院温泉があります。

写真

11/3 7:58

長者原ビジターセンターの駐車場からスタート。天気はあまりすぐれませんが雨の心配はなさそう？

11/3 8:07

長者原のすすき野原を抜けていきます。いきなり凄い景色。

11/3 8:10

坊ガツル方面の登山口に登山届があります。

11/3 8:18

ひたすら穏やかな登りが続きます。

11/3 9:19

雨が降ると池が出てくるという湿地帯は木道を歩きます。

11/3 9:38

展望台から坊ガツルが見えてきました。

11/3 9:46

紅葉は終わりかけですが結構鮮やかな木もあります。

11/3 9:51

こんな所に石畳が整備されてます。一部だけ。

11/3 9:53

突然視界が開けて絶景が現れます！正面が今日登る大船山方面ですかね。

11/3 9:57

辺り一面すすき野原ー！すごい！

11/3 9:58

こっちは三俣山ですね。ガレた谷は直登ルートの様ですがエグいですね…。

11/3 9:59

こっちが中岳の方面ですね。

11/3 10:42

坊ガツルキャンプ場に到着ー！無料です。なんと1500帳のテントスペース。というかいくらでもスペース拡張できそうです。

11/3 10:42

炊事練は美味しい水が豊富に使い放題。

11/3 10:40

とりあえずささっと寝床を設営してから大船山を目指します。

11/3 10:54

大船山への登りは尾根まで急登が続きます。

11/3 11:24

朽ちかけるも鮮やかな赤。

11/3 11:42

北大船と大船の間の稜線に出ると坊ガツルや対面が綺麗に見渡せます。

11/3 11:43

斜面には所々濃い赤が点々と。

11/3 12:17

目指す大船山。山頂は人が沢山いますね。

11/3 12:20

避難小屋を通過。

11/3 12:26

しばらく平坦な道が続いたあと山頂に一気に急登を上がります。

11/3 12:45

大船山山頂に到着ー！

11/3 13:19

カンパーイ！

11/3 13:01

今回の山めしはステーキ！

11/3 13:05

あとアヒージョっぽいものも。オリーブオイルはフランスパンをちぎって浸してしまえば残りません。ザックの脇にフランスパン差して登る姿は笑われたりしますが…。

11/3 13:30

有名な山頂の池の紅葉は終わりかけですがそれでもいい風景ですね。

11/3 13:19

山頂から登ってきたルート方面を見返すと斜面のオレンジが綺麗です。

11/3 13:35

山頂の池は淵まで降りられます。

11/3 13:48

さて、坊ガツルまでさっさと下ってしまいましょう。

11/3 14:04

下りはガレに注意です。石が非常に軽く動きやすいです。

11/3 14:42

戻ってきましたー。夕飯の前に…

11/3 15:13

法華院温泉に移動。山の中で温泉に入れる幸せさ。素晴らしい！

11/3 15:32

日本秘湯を守る会の提灯が。

11/3 17:20

山なのにビールが350円〜。そしてこの銘柄の取り揃え！素晴らしい山小屋です！

11/3 16:22

さっそく風呂上りにビールを頂いてつまみを食べながらごはんを作ります。

11/3 16:53

今回は炊き込みごはん！九州といえばかしわです。多分。

11/3 16:58

秋っぽくきのこのホイル蒸し。

11/3 18:03

あんまり土地や季節関係なくスパム。しょっぱいけど登山後にはこれくらい体が欲しているので丁度いいです。ビールも進むし。

11/4 4:17

夜中星空を撮りに出ましたがピン外してて残念な結果に…。肉眼でも大量の星が見えたのでよしとしましょう。三脚無駄だったじゃんとか言っちゃダメです。

11/4 7:03

二日目は中岳方面に登ります。ガスってるなあ…

11/4 7:43

鉾立峠に到着ー。ここから白口岳へ直登です。

11/4 8:07

白口岳への道は狭い粘土質の急な登り。正直ここは下りでは使いたくないですね。

11/4 7:52

所々に見えていた赤い木がこんな感じなんでしょうね。お見事。

11/4 8:15

なにやら突き出した岩が。

11/4 8:46

山頂付近は岩が出てきてハードな登りになります。

11/4 8:54

白口岳到着ー！真っ白けなのでさっさと次いきますか…

11/4 9:03

地図ではこの辺に中岳への直通破線ルートがあるのですが視界悪くて危険なので稲星岳の方から回っていきます。

11/4 9:04

おお、視界が開けてきた！あれが中岳でしょうかね。

11/4 9:05

こっちが稲星岳ですね。同行者が疲れてきてるので山頂は行かずにトラバースルートで巻いていきます。

11/4 9:08

しかしこの道かなり枝がうるさいです。シェル必須。

11/4 9:23

分岐点から中岳に一気に登っていきます。

11/4 9:38

山頂直下は落ちたら危ない岩場もあります。この梯子とかロープは使う方が危険だと思われました。

11/4 9:51

九州本土最高峰中岳到着カンパーイ！って寒！残念ながら真っ白で眺望もないのでさっさと撤収です。

11/4 10:01

天狗には向かわずに御池の方に下ります。登っても何も見えなさそうだしね！

11/4 10:09

と、御池の近くに来たところで少し霧があがりました。おーこれは見事。思ったよりずっと大きい池ですね。

11/4 10:11

登山道は池の淵を通っていきます。面白い！

11/4 10:27

久住山に向かう道は広くて穏やかです。人もたくさん。

11/4 10:38

疲れている同行者をデポして元気な二人で久住山をささっとピストン。やっぱり視界はありません…

11/4 10:54

と、下ってきたら霧が晴れてきました。ぐぬぬ…

11/4 11:00

あきらめて久住別れまで下ります。

11/4 11:05

久住別れからは折り返して北千里ヶ浜に下っていきます。

11/4 11:05

ここのルートはこれでもかとペンキがついていますね。絶対に道迷いさせないという強い意志を感じます。

11/4 11:26

ここは火山活動が活発な硫黄山の下なので道迷いで変な所行くとガスに巻かれる可能性があるからでしょうかね？

11/4 11:29

白い噴煙を吹き続ける硫黄山。風景が一変します。

11/4 11:33

そしてひたすら続く砂礫の平。こんな所にこんな浜が出来上がるのが不思議ですね。

11/4 11:45

坊ガツルが見えてきました。あと少し。

11/4 12:03

法華院温泉に到着ー！今頃になって超晴れてきました…。まあそんなもんですよね…。

11/4 12:43

三俣山。晴れてるとまたいいですねえ。

11/4 12:48

昨日登った大船山。いい構図なのでテント入れさせていただきましたが全く我々のものではありません！

11/4 13:38

テントを畳んで撤収です。この素晴らしい景色も見納め。名残惜しい…。

11/4 13:50

いい赤。

11/4 15:11

長者原に帰ってきました。いやー九重連山本当に素晴らしかった！遠征した甲斐がありました。

11/4 16:10

下山後は湯布院の温泉宿で疲れを癒しました。あー楽しかった！

撮影機器：

D600 ニコン

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

yfcyama

今回は遠征！
という訳で地元に戻った知人を頼って九州の名峰九重連山に坊ガツルテント泊で
行って参りました。
くじゅうの山々はそれぞれで個性がありルートも湿地帯ありガレ、ザレ、泥、岩
砂浜なんでもありで本当に植生や景色も変化に富んでて飽きない山でした。
なによりも坊ガツルのすすき野原の四方を山に囲まれた景色に圧倒されました。
紅葉や天候はあまり恵まれませんでしたがそれでも聞きしに勝る名峰で本当に楽しかったです。
法華院で温泉も入れるしビールも安い。
九州最高！