谷川岳馬蹄形 白毛門から左回り日帰り

2019年11月03日(日) [日帰り]

• GPS: 11:49
• 距離: 25.8km
• 登り: 2,817m
• 下り: 2,821m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:51
• 休憩: 0:58
• 合計: 11:49

4:11 白毛門登山口駐車場
4:16 4:16 東黒沢
5:42 5:43 松ノ木沢の頭
6:16 6:17 白毛門
6:53 6:54 笠ヶ岳
7:38 7:49 朝日岳
8:02 8:02 ジャンクションピーク
8:54 8:55 清水峠白崩避難小屋
8:59 9:00 清水峠
9:41 9:43 七ツ小屋山
10:02 10:02 1544ｍ地点分岐
10:10 10:23 蓬ヒュッテ
10:25 10:26 蓬峠
11:01 11:06 武能岳
11:24 11:24 笹平
12:22 12:30 茂倉岳
12:44 12:44 一ノ倉岳
12:56 12:56 ノゾキ
13:28 13:32 富士浅間神社奥の院
13:41 13:41 谷川岳
13:51 13:51 谷川岳（トマノ耳）
13:58 14:04 谷川岳・肩の小屋
14:14 14:16 ザンゲ岩
14:50 14:50 ラクダのコル
14:53 14:53 ラクダの背(ラクダのコブ)
15:52 15:52 西黒尾根登山口
15:53 15:54 谷川岳山岳資料館
15:55 15:55 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
16:00 16:00 新道入口１
16:00 16:00 白毛門登山口駐車場
16:00 ゴール地点

天候

薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白毛門登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

急ぐと危険な箇所は多数あります。
台風19号の被害はありません。

その他周辺情報

湯檜曽〜水上間で道路工事片側交互通行。帰りは大渋滞でした。

写真

11/3 4:12

白毛門登山口駐車場からスタート。

11/3 5:40

空が白んできた。

11/3 5:41

宵闇から谷川東面が見えた。

11/3 5:42

松ノ木沢の頭到着。

11/3 5:42

白毛門を捉える。

11/3 5:53

明るくなってきた。武尊の山並みが浮き出ている。

11/3 5:53

ジジ岩、ババ岩。

11/3 5:59

谷川岳もお目覚め。

11/3 6:14

白毛門到着！

11/3 6:14

夜明け前に着いた。

11/3 6:15

雲が漂い、気高さを感じる。

11/3 6:18

笠ヶ岳へ向かう。

11/3 6:18

ここでご来光となった。

11/3 6:36

笠ヶ岳へ続く稜線。

11/3 6:53

笠ヶ岳到着。

11/3 6:53

11/3 6:53

白毛門を振り返る。

11/3 6:54

朝日岳へ向かう。

11/3 6:55

避難小屋。

11/3 7:11

朝日岳までは幾つものピークを越えなければならない。

11/3 7:39

この岩を越えると朝日岳。

11/3 7:43

朝日岳到着。

11/3 7:43

山頂は極寒。

11/3 7:49

笠ヶ岳方面を振り返る。

11/3 7:49

幾重にも連なる山並みの向こうに富士山が見えた。

11/3 7:52

ジャンクションピークへ向かう。

11/3 7:54

池塘群。

11/3 7:57

11/3 7:57

朝日ヶ原振り返り。

11/3 8:02

ジャンクションピーク。

11/3 8:03

雲海の向こうに巻機山、越後三山。

11/3 8:07

馬蹄形が取り囲む深い谷。

11/3 8:54

清水峠。

11/3 8:56

白崩避難小屋。

11/3 8:57

送電線監視所。

11/3 9:21

冬路の頭から七ツ小屋山。

11/3 9:21

大源太山。

11/3 9:40

七ツ小屋山。

11/3 9:40

ここから蓬峠までは大好きな稜線だ。

11/3 9:40

笹原の海が素晴らしい。

11/3 9:41

中腹の紅葉と湯沢の街並みが見える。

11/3 9:42

越後のマッターホルン。

11/3 9:45

ここらへんは快適そのもの。

11/3 10:09

蓬峠到着。ここで小休止。

11/3 10:23

武能岳へ。

11/3 10:33

対岸の越えてきた峰々。

11/3 10:33

正面に武能岳。

11/3 10:44

蓬峠を振り返る。遠くに大源太、巻機山塊。

11/3 10:52

このピークの先が武能岳。

11/3 11:01

武能岳到着。

11/3 11:01

今朝歩いてきた対岸がかなり遠くになった。

11/3 11:02

全面に茂倉岳。本日最大の難所が待ち構える。

11/3 11:07

苗場山もクッキリ。

11/3 11:19

いざ、茂倉岳へ。

11/3 11:20

利根川源流域を眼下に。

11/3 11:22

笹平。このあたりもたまらない景観。

11/3 11:25

振り返りで武骨な武能岳。

11/3 11:37

茂倉岳へ、385m登り返す。

11/3 11:54

幾つか小ピークがある。

11/3 11:54

足元に深い谷。

11/3 11:56

まだまだ先がある。

11/3 12:11

ようやく茂倉岳か。

11/3 12:11

茂倉新道。

11/3 12:23

そして、茂倉岳！

11/3 12:23

前方、一ノ倉岳、オキノ耳、トマノ耳。

11/3 12:23

武能岳、更に本日歩いてきた稜線。

11/3 12:30

オジカ沢ノ頭、万太郎山。

11/3 12:35

一ノ倉岳へ。

11/3 12:45

一ノ倉岳。

11/3 12:45

避難小屋。

11/3 12:47

オキノ耳へ。東西非対象景観。

11/3 12:47

湯檜曽川。

11/3 12:48

オキノ耳へ。

11/3 13:02

鎖場を越える。

11/3 13:05

ノゾキ。

11/3 13:06

一ノ倉沢！

11/3 13:16

オキノ耳までは歩きにくい岩場。

11/3 13:32

鳥居。

11/3 13:33

無事の下山を祈願する。

11/3 13:34

主脈。

11/3 13:40

本日最高峰、オキノ耳で記念写真。

11/3 13:52

そして、トマノ耳。

11/3 13:57

肩の小屋は大賑わい。

11/3 13:56

主脈見納め。

11/3 14:19

最後の難関、西黒尾根を下る。

11/3 14:19

谷川岳東面の岩稜帯を脇に見ながら。

11/3 14:22

急勾配を下る。

11/3 14:41

かなりの急傾斜。

11/3 14:50

巌剛新道分岐。

11/3 14:51

天神平ロープウェー駅。

11/3 14:53

ラクダの背。

11/3 15:22

紅葉の尾根を一気に下る。

11/3 15:52

西黒尾根登山口まで下った。

11/3 15:53

舗装路を歩いて駐車場に戻る。

11/3 15:58

谷川岳ベースプラザ。

11/3 16:07

白毛門登山口駐車場到着。これにて馬蹄形完結！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

感想

ricefieldspk

　週末木金と出張、飲み会が続きコンディンション不良のため、土曜日は先輩方との折角の山行をキャンセルさせてもらった。で11月3日。行先は谷川岳。満を持して、かねてからの宿願、谷川岳馬蹄形へ挑む。自分的には大イベントだったので、レポートはいつになく詳細に残す。

1．出発前
　事前リサーチは十二分に行った。コースタイムの0.7倍で13時間を超えるロングラン。これを目安とする。日没も早いこの時期、暗闇の西黒尾根を下るのは危険。早めの出発が肝要と決め込む。

1．白毛門登山口〜白毛門
　早めにスタートしたかったのだが、谷川岳PAでモタモタしてしまいややスタートが遅れた。暗闇にヘッドライト。白毛門へと足を踏み入れる。
　松ノ木沢の頭手前あたりで明るくなり、ここで白毛門を捉えた。山頂の手前あたりで、後ろから猛スピードで登ってくる登山者に追い越される。一見、トレラン風の格好でもない。少し話し込むと、馬蹄形左回りは7時間30分でクリアするという。今日は、午後から子供さんをかついで別な山に行く予定だと言い、朝日岳までピストンで帰るのだそうだ。何と言う元気。そんな彼にパワーをもらい、ほぼ想定時間で白毛門到着。

2．白毛門から朝日岳
　白毛門から笠ヶ岳の下りでご来光。どうやら天気は良さそうだ。快調にアップダウンをこなす。朝日岳の手前ピークあたりで、白毛門で追い抜かれた健脚さんとすれ違う。今日一日の幸運を願いつつ、お互いそれぞれの目的に向かい、先に進む。

3．朝日岳から蓬峠
　朝日岳で簡単な行動食を摂る。風は無いが水たまりは氷がはり、体感温度はマイナス。どんどん体が冷えるのでさっさと先を急ぐ。この区間、ジャンクションピークから清水峠に向かい北側斜面が切れている箇所があり要注意だ。清水峠から冬路の頭、七ツ小屋山への地味な登りがこたえる区間でもある。七つ小屋山からは笹原が気持ちの良い穏やかな稜線歩き。下り貴重の快適ハイクで蓬峠に到達する。

4．蓬峠から茂倉岳
　蓬ヒュッテで昼飯とした。ここまで想定通りのコースタイムできている。特に疲れも無い。問題はここから茂倉岳までの区間だ。気合を入れなおして、まずは武能岳へ向かう。武能岳は、休憩後の余力もあり程なく到達。ここからが本日のハイライト。まずは鞍部へと下り、一気に標高差380mを登り返す。暑ければ簡単にへばるところだが何とか持ちこたえた。そして茂倉岳登頂！これまで歩いてきた稜線の壮大な眺めに力をもらう。ここまで来ればあとは余勢だ。前方に見えるオキノ耳、トマノ耳を近くに感じる。

5. 　茂倉岳からトマノ耳
　茂倉岳から一ノ倉岳は距離が短い。一ノ倉岳からはかなりの勾配で標高を下げる。足元に岩が気になるようになるが、この岩がまた、滑りやすく要注意だ。ここまで来てつまらない怪我はしたくない。オキノ耳あたりまで来ると、登山者が増えて停滞が多くなる。この区間は想定より時間をかけてしまった。

6．トマノ耳から西黒尾根、そしてゴールへ
　トマノ耳まで来て、天神尾根をロープウェーを使って帰るか、西黒尾根を下るか、その時の体調と時間を見て決めることにしていた。まだへばっていない。足も上がる。気持ちも萎えていない。そして何より馬蹄形を足だけで完結したいという願望が抑えられない。肩の小屋でしばし自問の後、気持ちは固まった。西黒尾根を下る！

　西黒尾根の下りは2回目だ。前回は主脈縦走後で膝が崩壊していた。しかし今回はまだ余裕がある。急な岩場、鎖場、難所を乗り越え樹林帯へ。ここまで来れば、後は勢い。一気に駆け下った。そして舗装路へ出る。無事下山した！安堵感がたまらない。あとはビクトリーロードで白毛門登山口駐車場へ。馬蹄形完結！

　谷川岳馬蹄形。このコースを知った時からの憧れであった。昨年ハーフを成し遂げたがいっぱいいっぱいだった。でもその時、ますます馬蹄形への思いは強くなった。そして今回宿願達成。歩いてきた軌跡を振り返るとなんとも言えない達成感がある。それぞれのピークでそれぞれの素晴らしい景観があった。

　トレランの人から見れば全く鈍足だが今の自分の実力ではこれで精一杯。それでも、昨年ハーフを経験していたため、それが前半のペース配分に活かされたこと、気温が上がらず陽射しも弱かったため、余計な体力を消耗しなかったことなどが、なんとか達成出来たポイントになったと思う。

　また次なる目標に向かって、日々の山歩きを楽しんでいきたいと思います。

コメント

yamazaru094

こんばんは☆★
先日はお疲れ様でした！
朝日散歩してたヤツです😁
エスケープせずに馬蹄形行かれたんですね☆ さすがです✨
そして、雲海越しの巻機山の画像は美しすぎますね☆★ 羨ましい限りです！✨
この先も応援しています☆
また、どこぞの山でお会いしましょう！ 本当にお疲れ様でした😊

ricefieldspk

Re: こんばんは☆★
yamazaruさん、こんばんは！
コメントありがとうございます。
ヤマレコやってたんですね
それにしても健脚ぶりには恐れ入りました(@_@)
おかげさまでパワーをもらい、なんとか初の馬蹄形達成出来ました。
これからも子供さんと素晴らしい山旅の思い出を紡いでいってください。
またどこかでお会い出来ることを楽しみにしています！